草花を栽培するハウスと内部
トマトの水耕栽培とコチョウランのハウス
パン焼き工房の外観と明るいお店
  障害者にも働く喜びを
 2月20日群馬県太田市の農業を取り入れた障害者の働く施設を個人的に視察してきました。農業施設は、2ヶ所にあり1ヶ所は草花の生産施設、もう一方はトマトの水耕栽培施設と洋蘭のコチョウランの施設でした。草花はこの時期ではパンジ-が少し残っているだけでハウスはあいていました。主に太田市の公共施設に植えられる苗を生産していると言う事でした。もう1ヶ所はトマトが栽培されていました。出来もよくたくさんの実をつけていました。その隣にコチョウランの施設があり見事にさいていました。
又市役所のお隣に、パン焼き工房「スワン」と言うお店を視察しました。ヤマト運輸の会長の小倉昌夫氏が進めているパン焼き工房の太田店と言う事でした。健常者(腎臓透析をしているとの事)と障害者19名でお店を運営しているとの事でした。市職員も関係していると言う事でしたが、地元青年会議所の協力を得て株式会社組織と言う事でした。ちょうど昼時と言う事で多くの市民の方が買いにこられていました。運営についてはまだと言う事でしたが消費者に直接届ける事が出来る、そしてお金を稼ぐと言うすばらしい事業と思いました。
「恵んでもらう福祉から自らお金を稼ぐ福祉へ」これからの福祉の1つのあり方ではないでしょうか。