平成15年5月2日和光市にある荒川右岸流域下水道施設を訪問見学してきました。流域下水道施設は三郷市にも中川下水処理場がありの両施設のバッキ漕の上部デッキが完成しデッキ場に覆土し整備する計画が具体化する事になりました。
荒川右岸処理場は和光市と埼玉県が共同で本格的な運動公園を建設しよとしています。一方、中川処理センターは埼玉県の事業としてただ芝生広場と植栽をすると言う事で止まる計画です。
中川処理センターは昭和50年に366人の地権者から62fの農地を買収して58年から稼働している施設です。買収時、埼玉県は地権者に対し「完成の暁には、運動公園として整備し地域に皆さんに利用してもらう」という説明があり地権者の協力を戴いたと言う経緯があります。しかし、今回、埼玉県の整備計画案に対して、ただ何も言わず了解したと言う事を中川処理センターの職員の方から伺いました。三郷市は全くの健忘症の無策にはあきれました。
整備計画によると、芝生広場と周辺に植樹をすると言う事であくまでも下水処理場としての環境改善のための整備と言う事で、運動公園と言う考えの整備ではないと言う事です。
和光市を訪問し整備計画をお聞きすると、市の基本計画の中に右岸処理場の上部での利用整備を考えていたと言う事でした。そして、今回の県の整備計画に対して共同で取り組もうと言う事です。上部デッキには、硬式、軟式の野球場、サッカー場大小1面づつ、それにテニスコート、関連施設と本格的な施設を整備すると言う事でした。
三郷市の対応は、土地を提供した農家に対する約束を反故する事ではないかと思います。引き続き整備計画を言い続けて行きたいと思います。
荒川右岸処理場 完成したデッキ 和光市役所