八潮市のまちづくり推進について訪問し伺う。
平成14年12月17日の埼玉新聞に、八潮市がボランティア活動を総合的に担当する「ボランティアセンター」を今年度中に生涯学習まちづくり推進課に設けると言う記事が掲載されていました。行政として市民需要に応えるには限界があると思っていましたので、早々に八潮市役所を訪問しボランティアセンターを設ける事についてお話を聞きに行きました。
八潮市は総合計画の中で「ボランティアの協働によるまちづくり」を目標に掲げていましたが、ボランティア団体の活動については行政との関わりが薄く市民とボランティア団体との距離が遠かったと言う事でした。その距離をセンターを設ける事により、より身近にし、ボランティア団体がより活動しやすい環境を作ろうと言う事でした。担当者にお話を聞くと「具体的な問題については、今後、検討してゆく事で、新聞報道がやや先行している」と言う事でしだが、今後の「行政と市民」の関係と言う点では、先を見据えた政策であると感じました。市民活動を信頼し共に歩むと言う点では、三郷市としても見習わなければと感じました。
3月議会でNPOについて質問をしましたが、市長の答弁は「同じ方向を向いた団体とは協力したゆきたいが、NPOについては考えていない」と答弁していました。市民活動については懐疑的であると言う印象を持ちました。多様な市民活動を支えるのは、懐の深い政策態度が必要と思いますが、三郷市ではそのようには考えていないようです。
八潮市の今後を見守りたいと思います。
コミュニティーセンター 八潮市八條665