11月30日、吉川市の開発の状況について、特に開発指導要綱の内容について伺って来ました。人口減少が続く三郷市に対し、吉川市は、人口増が続いています。特に吉川団地の北側のきよみの地区の区画整理地には、次々と住宅が建設され、吉川を代表する町並み景観を作っています。又、三郷団地の北側の駅南区画整理地にも住宅が建設され、日々町並みを作っています。しかも、建設される住宅の敷地、建坪等、三郷しより大きく、価格の点でも三郷市を凌ぐ住宅が建設されているのです。なぜ、その様な事に成るのか、又、施策にどの様な違いがあるのか視察をしました。
お話の中で、街作りは道路が基本であると言う方針を明確に持っている事が強く印象に残りました。吉川市では、市内全域に渡り、住宅地に置いても6b道路を基本とする街作りを考えています。すでに多くの市道を指定し、更に拡大しようとしています。その上、既存市街化区域の宅地の最低面積を130u、新しく区画整理を実施した3ヶ所は150uと言う事です。開発手法に置いても、業者が開発し道路を認定する場合については5b道路を義務づけています。三郷市では4bです。
将来の町の姿を想定し、いま出来る事は多少無理困難が伴う事をあえて実施する事が、10年20年50年先に誇れる町を作る事が出来るのではと感じました。
課長さんがこんな話をしていました。「駅から2qも離れているにも関わらず人気のある住宅地は県内でもない」と、きよみの団地の事を話していました。快適な環境、魅力的な環境がそにあるからではと思いました。そんな街を今から作って行かなければと思いました。