名前の由来
| 私の名前はTakabumiといいます。 ちょっと変わった名前だと思います。 字は「剛」に「史」と書きます。 この名前の由来についてちょっと書いてみたいと思います。 命名したのはウチの母方の祖父です。 祖父は寺の住職をしていました。 今はもう引退しておりますが。 その祖父によれば、「タカブミ」という名前の意味は、「文武両道」だそうです。 「史」が文、「剛」が武を表わすという事ですね。 この、「剛」という字と「史」という字、どこからとってきたのでしょう。 「史」は、祖父の尊敬する、外務省参事官をやっていた伊藤述史という人の名からとったそうです。 ちなみに、「史」という字は世界全体を表わす意味があるそうで、そういう意味でも祖父の好きな字なのだそうです。 この字は、私の弟の名前にも使われています。 「剛」は、米内光政が長男につけた、剛政（タカマサ）という名前からとったそうです。 この名前が「剛」という字を「タカ」と読んでいるので、私の名前も「『タカ』ブミ」と読むのだそうです。 以上、つらつらと祖父に聞いた話を書いてきましたが、ウチの祖父は結構コロコロと言う事が変わる人ですので、どこまで本当の話かはよく分かりません。 結構、後からとってつけたんじゃないかという理由もあるような気がしますし。 とはいえ、祖父なりに考えてつけてくれた名前なのは間違いないようです。 実は、子供時代私は自分の名前が嫌でしょうがありませんでした。 なにしろ、読み方が難しいので読んでもらえない、それに呼びにくい。 そのせいで、名前をいつまでたっても覚えてもらえない。 それに、どうにもカッコワルイ。 いっそ、改名でもしようかと思ったこともありました。 しかし、なんだかんだ言っても祖父が祖父なりに一生懸命考えてつけてくれた名前です。 今は、大切にしようと思っています。 自分に子供ができたとしたら（作らない気もしますが）、私も私なりに考えて名前をつけてやりたいなあ、と思います。 |