「楽なんが、好きなんよ」
「うぇっへっへ。オイラ、楽なんが一番好きなんよ」
なんてな「ユンルイ」ことを「ユンルイ」表情で言っちゃうわけだ。

最近、好きなマンガの主人公なんだけども。
やる気のカケラもなさそうな言葉。
でも、この言葉が、私は好きだったりするわけです。

マンガの名前はわざわざ書きません。有名だし。
この主人公、敵とも戦うし、強くなる為に修行もします。
でもねぇ、いつでも「うぇへっへ」なんつって「ユンルイ」こと言ってるんです。
それって、強いんだと思います。強いからできるんだと思います。

最終目標、「楽をすること」。
好きな音楽聴いて、好きなだけボーっとして、好きなだけ寝て。
そんな、楽な生活する為に戦うんです。

多分、こんな書き方じゃ伝わらないんだろうなあ。この魅力。
ある戦い、主人公は敵を倒します。
でも、せっかく倒したのに救おうとしちゃうんです。
「だって、オイラは楽なんが好きだからな。楽じゃねえアイツをほっとけねえ」
そう言って、命張っちゃうんです。復讐とか、恨みとか、そんなものに捕われてる、敵を救う為に。
また、ある試練、すっごく辛いのに諦めようとしないんです。
「なんかよ、ここで諦めたら一生楽でいられなくなるような気がするんよ」
本当に楽でいるためには頑張らなきゃいけない、そんなことをこの主人公はごく自然に実践してるんです。

そんなわけで、私も最近「ユンルク」なってきた気がします。
それが、強くある事だと思うから。

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