ある日の会話。 「ねー。一郎君って何座?」 「羅針盤座」(本読みながら) 「やだー。そんな冗談言って。そんな星座ないでしょ?」 「あ、気に入らなかった?じゃ六分儀座。なんならポンプ座でもいいよ?」(本読みながら) 「何それ…」 「もしかして知らないの?よくその程度の常識しかなくてこの大学入れたね。あっそうかそうか、文学部だから国語と英語ができりゃオッケーってか?」(本読みながら) 「…一郎君…もしかしてあたしのこと嫌いなの…?」 「まーだ「もしかして」なんて言ってんのかよ。あーヤダヤダいるんだよなーこういう女」(本読みながら) 「い、一郎君…?」 そんなカップルの話。(続き) ある日の会話。 「一郎君、私達ってホント気が合うと思わない?」 「そうかよ俺は合わねえよ」(真剣な表情で) 「え…」 「百歩譲ってテメエが気が合ってると思ったとしても、そりゃあこっちが合わせてやってんだよ。そんな事もわかんねーで何もかも知り尽くしたよーな口きいてんじゃねーよ」 「い…一郎君?」(涙目) 「田中…横で聞いててちょっと友達やめようかと思ったぞ…」 「あ、ごめんごめん。聞いてたー?ちょっとこのアマがあんまり身のほど知らずな発言しやがるからさー」(笑顔) 「お前はヤクザか」 一郎君の誕生日。 「一郎君、これ…誕生日プレゼント…私にもわざわざくれたからお返しにって思って…」 「へえ、そんな気を遣わなくてもいいのに…」(牛乳1リットルのお返しってことは「なっ○ゃん」1リットルとかありえるんだろうか…まあどうでもいいが…) 「何言ってるのよー。私達つきあってるんだから当たり前でしょ?」 「てゆうか俺、おまえとつきあってるつもり全然ないし、こんなことしてもらう程の事何一つした覚えなんてないのに…なんか悪いなあ。嬉しいって気持ちより申し訳ない気持ちで一杯だよ…というわけでこれは受け取れないな」(にっこり) 「い、一郎君…?」(涙目) ある日の会話。 「なんか、こんな風に二人で過ごしているの不思議だわ…」 「なんで?」 「だってー…私小学校の時はイジメられっ子だったから」 「あーわかるわかる。なんか存在自体がムカつくもん。大体、「いじめられてる」とか自分で言ってる時点で被害者意識丸出しだしね。そういう奴に限ってどうして自分がそういう立場か考えもしないし周囲の空気を読んでみようとかそんな気さらさら無さそうだしね」(笑顔) 「一郎君…私のこと嫌い…?」(涙目) 「うん」(にっこり) 最近、やっとこの女との腐れ縁が切れそうな気がしてきた。(でも本当に自分でもガラが悪くなってきたと思う)(ついでに言うと人望もどんどんなくなってきたし、周りの女の子は加速度的に俺から離れている気がする) しかし、次で終わりにしろって言ったにも関わらず、作者は終わらす気配すらない(むしろ楽しんでるくさい)。一体、俺はいつまでこんな生活を続ければいいのか。ああ、嫌だ嫌だ。 というわけで、作者、次でいいかげん終わりにするように。いいか。絶対だからな。 |