たかみか通信 2006/10〜11月   2006/10/14発行

 今年の夏は、生まれ育った長崎に9年ぶりに帰省しました。福岡からの日帰りだったのでとても短い時間でしたが、やっぱり私にとって長崎は最高です。電車で長崎駅に着くと、頭の中では、さだまさしさんの「驛舎」という曲が流れ、涙が出そうになります。長崎出身の人は、不思議と"長崎人"としての熱い思いを胸にしているんですよね〜。

 今回おもしろかったのが、長崎でベストセラーとなっている本を見つけたこと。「長崎に来ちゃった!」という長崎出身の男性と結婚して、長崎に住むようになった関東出身の女性が、長崎では当たり前のことにびっくりしたことを漫画で楽しく書かれています。私はもう、立ち読みしながら(ごめんなさい!)、肩を震わせて笑っちゃいました。長崎出身の方は是非ご一読下さいませ。長崎に興味がある方もどうぞ。


電子レンジ

 電子レンジは今やどの家庭でも必ずある電化製品の1つとなりましたが、健康について学び始めた 10年ほど前から、うちでは使わなくなりました。(オーブン機能はたまに使うので、廃棄はせずに置いてあります。)何がどういけないのか、まわりの方々にうまくお伝えできずにいたのですが、インタネットをみていたら、いい表現がありましたので、ここに紹介しておきます。

 「温まる原理は、商品の水分子の振動による摩擦熱で、一秒間に2億4千5百万回振動します。これほど激しい水分子の動きに耐える有機細胞は存在せず(細菌も死滅)、異質なものに変化してしまいます。故に電子レンジで加熱した食品は、分子の損傷(破壊)がひどく、これを食べると活性酸素が増えることになるため、健康を気にするなら決して食べないことが賢明ですね。便利なものには何かの落とし穴があります。(健康一口メモ:本郷接骨院院長 本郷勉)」

 食養に携わっている方々は、電子レンジを使っていたら、本当の健康にはなりにくいと皆口を揃えていわれます。既にご病気をお持ちの方や、健康を気にされる方は避けられた方がいいでしょう。
 私は、電子レンジの代わりに、ちっちゃな蒸し器を1つ用意することをお勧めしています。そりゃあ、電子レンジだと数分で出来たことが、蒸し器だと十数分かかってしまいますが、たかが10分そこらの為に命を削る必要もないでしょうし、なんたって蒸し器の方が断然おいしく、身体が喜びますからね。他にも電磁波の危険性もありますし、慣れると、電子レンジを使わない生活はとても楽しいですよ。


誕生日の定例事項

 ここ数年、自分のお誕生日にやっていることがあります。それは、自分から実家の親に電話すること。そして「〜年前、産んでくれてありがとう!」と感謝の気持ちを伝えます。
 何年か前にそういった気持ちを文章に書いて、両親を目の前にして、泣きながら読んで伝えたのですが、その後は、改まって言う機会もないので、年に一度の丁度いい機会かなと思っています。そうすると、その日一日がとても気持ちよく過ごせるんです。何がうれしいかって、そんなことを言えるようになったこと、そんな自分になれたことがやっぱりうれしいんです。

 実は私、子供の頃は、親にありがとうなんて言ったことなかったし、結婚する前も「今まで育ててくれてありがとうございました」なんて、言わずに出てきちゃたんです。当時は、そんな気恥ずかしいことは言えない!という思いと、親子だから言わなくったってわかるはずと考えていました。

 でも、ここ数年、夫婦間をはじめとする人間関係について学んでいくと、親しいからこそ、ちゃんと口にして伝えた方が、なにかとうまくいくことがわかり実践しています。
このところ、家庭内はとても穏やかで平和です。以前は、自分の思いやこだわりからどうしても相手にこうあってほしいと思ってしまっていたのですが、現状に感謝して、そんな思いをどっかにやってしまったら、トラブルもストレスもなくなっていくもんなんですね。「自我を捨てる」という言葉の意味がちょっとだけわかったような気がします。まだまだのところも多いですが、いい方向に向かっていることだけは間違いないようです。


以上


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