たかみか通信 2007年秋号(6〜9月)   2007/9/10発行

 猛暑というより酷暑という言葉が似合うほどの暑い夏もようやく終わり、過ごしやすくなってきましたね。我が家は古い団地の一階なので、比較的涼しく、寒いのが苦手な私にはクーラーがなくても例年平気なのですが、さすがに今年は参りました。時間が空くとお昼寝をしたり、近くのスーパーで涼んだり、たかさんは、昼は頭に濡れタオルを巻いて、夜は氷枕で過ごしていました。
 暑がりたかさんには、かわいそうかな?と思って「クーラーつける?」と聞いてみましたが、「もう慣れたから、いらない。」と言われてしまいました。「クーラーつけるとまた外気温が上がっちゃうし」とも。日頃から温暖化にならない生活をみんなで心がけたいものです。


おいしくなる理由

 毎月1回、たかさんと共通の友人2人が来てくれて、4人で食事兼軽い宴会が恒例となっています。簡単な手料理や冬はお鍋などをするのですが、私がどうしても準備する時間が取れないときは、みんなで近所のスーパーに行って好きなお惣菜を買ってくることもあるというとても気軽な集まりです。材料費も割勘にして、お互いに気も使わす、負担もかからないようにしています。
 今回は、新しい友人1人増えて5人。私が夏休み中ということもあって、簡単な手料理をさせてもらいました。いつもより菜食メニューばかりとなり、みなさんの反応はどうかな?とちょっと心配だったのですが、どれも好評でホッとしました。
 なかでも、急遽追加して作ったピリ辛コンニャクは、恥ずかしいほど超簡単なのに、「なんでこんなにおいしいの?」と言って頂き、恐縮ながらとてもうれしいです。そこで、なぜおいしいのか? 我が家では当たり前になっていることを改めて上げてみることにしました。

@素材:生芋こんにゃく(安全な食べものネットワーク、オルターで購入したもので、昔ながらの凝固剤不使用の手作り、生芋100%です。市販品の多くは、こんにゃくの精粉から作られています。)
A調味料:油はオーサワの胡麻油(コールドプレス(圧搾搾り)によるもの)、醤油は茜醤油(丸大豆、丸小麦、自然塩を使用し、木樽で1年以上も熟成させた天然醸造醤油)。
Bフライパンは昔ながらの鉄のフライパン(ステンレスやアルミでもテフロン加工でもない)。
Cフライパンや鍋は(食器も)、洗剤を使わない。(不思議と味が違ってきます)
D料理に使う水はすべて自然回帰水。とてもおいしい水です。昔は田舎では、湧き水や井戸水に野菜や果物をつけたり、洗ったりしていたと思うのですが、それと同じように、回帰水は昔の水なので、この水に食材をつけるだけでおいしくなります。

 作り方は、アク抜きしたこんにゃくを一口大に手でちぎり、熱したフライパンに胡麻油をしき、先程のこんにゃくを炒め、火が通ったら、醤油を回しかけ、最後に七味を少々ふって出来上がりです。
 他のメニューも一部ご紹介。カノウユミコ著「菜菜ごはん」から、「トマトと厚揚げのみそ炒め」「キャベツの豆腐ソースグラタン」です。 特にこのグラタンは乳製品を使っていないのですが、とても好評でした!



自然回帰水がクロワッサンで紹介

 雑誌クロワッサンの8/25号の「『賢く選ぶ上手に使う』美と健康に効く、今話題の逸品!」というコーナーに自然回帰水が大きく1ページに渡り紹介されました。
 我が家の台所には、この水が作れる生水器が設置されて、もう4年になりました。わたしは「幸せを運ぶ水」と呼んでいるのですが、使い続けてみて、本当に自然回帰水には感謝したい最高のお水だと思っています。
 使ったことのない方には想像を遥かに超えたランクの高いお水なので、説明しづらいのですが、一言でいうと、デトックス(解毒)効果が身体にも家にも期待できるところでしょう。家の解毒?そう、洗剤を使わず、回帰水だけで拭き掃除していくことで、部屋の中の空気がなんだかクリーンになり、運気も変わってくる感じです。



ちょ〜激痛の尿管結石

 こうい仕事をしていながら、ちょっと情けないお話ですが、先日たかさんが尿管結石になりました。

 その日、私が夜8時頃に家に戻ると、たかさんが左腹部から腰にかけての激痛で布団にうずくまっているではありまえせんか!すぐに急患を受け付けているところを探し、車で連れて行きました。後部座席でうめき声を出しているたかさんを乗せて、丁度、激しい夕立のような豪雨の中、ずぶ濡れになったまま運転する私は、痛みの原因がわからないので、内心、救急車にすればよかったかなぁと思いながらも、まるでドラマのワンシーンのような状況で、急患診療所に駆け込んだのです。

 ちょっと年配の女医さんは、触診と尿検査で血尿を確認し、すぐに尿管結石と診断してくださいました。そして、「お水あんまり飲んでなかったでしょう?」と鋭い指摘をされました。そうなんです。人には「水が大切だ!」と偉そうに言いながらも、あの猛暑で大汗をかいているのに、本人の飲んでいる量は少なくて、私が「お水飲んどいた方がいいよ」と言っても聞き流されていたんです。

 しかし、その後の対応はさすがです。翌日、泌尿器科のある総合病院でみてもらい、CTで尿管が通常の10倍以上に膨れているのがわかったのですが、石は確認できず、痛み止め(座薬)を使いながら、できるだけ普通の生活をするように言われました。それからというもの、食欲もないので、玄米酵素と果物少々という酵素断食に入りました。

 そして、1日2回の半身浴。回帰水をペットボトルに入れてお風呂に持ち込み、回帰水を飲みながらの半身浴です。半身浴中は、ゴボゴボと尿管あたりが動くのがわかるらしく、手ごたえを感じたようです。そして、痛み始めて丁度3日後の夜、半身浴の後にトイレに行ったらたくさんの排尿と共に、直径2ミリ程度の黒っぽいイガイガした石が出てきました。それから徐々に痛みも緩和して、今ではすっかり何事もなかったかのようです。

 おもしろかったことは、信じにくい話かもしれませんが、石が出る直前の半身浴から上がったときに身体を拭いたタオルのことです。酵素断食+半身浴でかなりのデトックス効果があったようで、白かったそのタオルが、身体を拭いた部分だけ薄茶色に汚れてしまったことです。本当ですよ。おもしろいでしょ??

 今までいつも元氣だったたかさんは、「病気の方の気持ちがわかって、とてもいい経験をした」と言っています。自分の食生活を見直すいい機会にもなったことでしょう。自分に起きるできごとは、すべて意味があることですからね。ありがたいことです。


以上


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