たかみか通信 2009年1〜4月  2009/04/04発行
(10惑星の月1日 kin151青い銀河の猿)

一年で一番日本らしい?お花見の風景があちこちでみられる季節ですね。
この瞬間を楽しみましょう。


苦手をなくす…

 鍼灸専門学校(夜間)をようやく卒業、鍼師・灸師の国家資格も取得しました。3年間、長かったような短かったような…。東洋医学を学びたくて入学したものの、実際の科目の7〜8割は西洋的な科目ばかりでちょっと残念。現代は西洋医学中心の社会で、これが共通語みたいなものですから、一通りは知っていないと話しにならないということなんでしょうね。
 3年間学校で学んだことが試験範囲となり、最後に国家試験を受けるのですが、ほぼ全てが暗記科目。実は私、子どもの頃から暗記するのが大の苦手で、暗記科目を避けに避け、大学まで物理と数学で行った人なのです。なので、最初は膨大な暗記すべき量にクラクラしちゃいました。^_^;

 そこで、勉強の仕方から勉強です。勉強法や暗記法の本を何冊か読み、成績のよいクラスメートに勉強の仕方を聞いてまわりました。それで、色々試し、自分にあったのを採用していったのです。
 いやぁ〜、やるきになれば、結構なんでもできるものですね。最後には、覚えることが苦にならなくなり、「さて、これはどうやって覚えよう!」なんてちょっと楽しみながらやれました。これで、またひとつ苦手なものが減りました。

 人生を楽しく過ごす為には、苦手なものを減らすことも大切な要素だと思います。子どもの頃の私は、あれはイヤ、これはイヤと、イヤなこと、嫌いなこと、苦手なことがとても多かった。文章を書くこと、人前で話すこと、英語、運動…。でも、それはできないと思い込んで、まったく努力していなかっただけだったり、人からの評価を気にし過ぎていただけのような気がします。

 大人になって、初めてスキーをしたとき、身体を動かすのってこんなに楽しいんだぁと気づいてから、ちょっとずつ色んなことに挑戦してみました。一番苦手なスポーツは球技。なんてったって、高校の全員参加の球技大会のバレーボールでは、相手チームから狙われて、顔にボールが当たり、眼鏡が吹っ飛んだという悪夢のような体験がトラウマになっています。
 しかし、大学生の時、テニス部の友人に、初めてテニスを教えてもらい「センス悪くないよ」と言われてから、「え? もしかして、やればちょっとはできるようになるのかな?」と明るい兆しが見えたのでした。

 たとえお世辞でも、人は褒められて育つというのは本当なのですね。豚もおだてりゃ木に登るって言うし。その後、社会人になってから、テニススクールに通ったことがあります。球技に対する苦手意識を払拭する為に! とてもとても"テニスができる"と言えるレベルには程遠いのですが、ヘタなりに楽しいと思えるようになり、目的達成です。

 英語も一生使わずに過ごすつもりでいましたが、そうは問屋が卸しませんでした。仕事でなぜか海外がらみの担当をすることになり、悪戦苦闘。こちらも話せるレベルではありませんが、もっと勉強したいと思えるレベルになれましたし、海外旅行で片言の英語を使うのが楽しくなりましたね。
 人前でお話しするのも、今じゃ決して嫌いじゃないし、文章を書くのも、上手ではありませんが、今はこうして書かせて頂いています。

 苦手なことがなくなると、人生楽しいことばかり。それだけで日々しあわせな気分で過ごせます。



"感謝"とは…

 何かを頂いたり、何かしてもらったら、「ありがとう!」と言うのですよと、子どもの頃、誰もが親から教えられます。実は、こういう感謝は「利得の感謝」というそうです。自分に利益があるときの感謝。
 そこから、もう一歩進んだ"本当の感謝"とは、何ももらわなくても、何の利益もなくても、ただそこにあなたが存在していることに感謝、自分がこの世に存在していることに感謝、ただただ今、そのままに感謝することなんだそうです。う〜ん深い!

 普段から私たちは無意識に、まわりの"氣"の影響を受けたり、逆に与えたりしています。同じ部屋や職場に、直接影響はなくても、怒っている人がいるだけで、こちらもいやな気分になったり、明るく元気な人がいると、それだけで自分も楽しい気分になったり…、よくありますよね。

 私が今学んでいる、タオ療法(気の経絡指圧)では、そういった日常的な"氣"についてワークをやります。2人1組になって、Aさんが「利得の感謝」をイメージしている時、隣にいるBさんは、どんな気分かを感じます。
 また、Aさんがただただ存在に感謝すると、Bさんは? …私は衝撃を受けました。前者でも決して悪いことではないはずなのに、前者と後者では、Bさん役をすると全然気分が違うのです。

 前者では、どっか胸が苦しいような窮屈な感じがあるのですが、後者になると、心が解放されたような、とても居心地よく、すっごくしあわせな気分になれるのです。びっくりです!
 条件付の感謝ではなく、ただただ、お互いの存在、今の状況…すべてをそのままに受け入れ、感謝できるようになりたいと思いました。それが、人をしあわせにすることなのだと体感できた瞬間でした。
 かなり古いですが、石原裕次郎さんの「そばにい〜てく〜れる〜〜だけでいい〜♪」という歌を思い出しました。深いいい歌だったんですねぇ。



"食"ってすごい!

 先日、玄米酵素の研修会に参加して来ました。玄米酵素の集まりに参加していつも思うことは、ご年配の方々が元氣なこと。60代70代80代の方々もたくさんいらしているのですが、若々しくって元氣ハツラツ、ピッカピカなんです!さすがだ〜。その多くの方が、昔はたくさんの病気を持っていたと言います。すばらしい! やっぱり"食"ってすごい!


ランドマークタワー70Fで朝食…

 今回の玄米酵素の研修は、横浜みなとみらいにあるパンパシフィック横浜ベイホテル東急が会場で、宿泊はなんとランドマークタワー内のロイヤルパークホテル! 私たちは59Fのお部屋に宿泊。朝食は70Fで洋食バイキング。コックさんが目の前でお好みのオムレツを作ってくれたりするかなり高級なビッフェです。
 ちょうど窓際の席となり、山下公園や横浜スタジアムなど、抜群の眺めを一望しながらとてもおいしく頂きました。

 もちろん前夜は、パンパシフィックでのコース料理。食改善を推進する玄米酵素ですから、さすがに肉はなく(普通、魚料理→肉料理と続くところが、魚料理→魚料理と続きます)、量もほどほどですが、とてもおいしいし、ビールやワインは好きなだけ飲めるしで大満足です。
 これで研修費15,000円は超お得でしょ! 次いつになるかわかりませんが、ヘルスリーダーに登録されている方とその家族は参加できるので、是非みんなで参加しましょう〜!

 ちなみに、たかさんは、朝食バイキングで、ソーセージやベーコンなどをたんまり食べすぎ、その日の午前中はお腹を下していました。


以上


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