たかみか通信 2009年7月   2009/06/28発行
(13宇宙の月2日 kin236黄色い月の戦士)

 久しぶりの帰省。熊本空港についた瞬間から、人の少なさになんだかホッとしてしまいました。都会では、周りに人が多いだけで、気付かないうちにストレスになっているんですね。
 今回はレンタカーで、大賀母の実家となる阿蘇の小国に1泊。緑の山々に囲まれた中を車で走るだけで、私たちは大自然を満喫し癒されました。
 途中、自然回帰水のボトルの採水地にもなっている白川水源に立ち寄り、コンコンと湧き出る美しい水を頂きました。とても美味しい水でしたが、正直、回帰処理した方がもっと美味しいというのも実感しました。
 夜は宿泊した叔父の家のすぐそばの公園で、蛍の大群に感動!こんなにも力強く、こんなにもたくさんの蛍の光に出会ったのは私は初めてで、幻想的な世界に酔いしれてしまいました。人も自然の一部、普段からもっと自然の中で暮さないとけないんでしょうね。


突然両腕をなくしたら…

 もうひとつ立ち寄ったのが「風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館」。
 大野勝彦さんは45歳で農業用の機械に両腕を巻き込まれ、肘から先少しを残して切断されました。それをきっかけに、いろんな気付きがあり、すべてに感謝を抱けるようになったそうです。
 本当の強さとやさしさを持ち合わせた方です。失ったものは大きかったけれど、それ以上に得たものの方が大きかったようです。ついつい涙がこぼれてしまうステキな詩と絵を、機会があればご覧下さい。
http://www2.infobears.ne.jp/oonokatuhiko/


"難病克服"のお便りを頂きました…30代男性Nさん

 私は2年前の4月に潰瘍性大腸炎になりました。聞き慣れない病名かも知れませんが、日本には10万人以上の患者が居て、難病指定されている病気です。私の場合は、お腹の調子が悪くなり粘血便が出るようになり、消化器科のある病院に行ったら病気が判明しました。
 痛みは無いのですが、耐えられない下痢が時間を選ばずに襲ってきます。ですので、常にトイレが何処かチェックしながら行動しないと大変な事になります。(実際に何回か大変な事になりました。(泣))

 そして、この病気は難病指定されているだけあって治りにくいらしいのです。医者には「この病気は治らないから、ずっと薬を飲んで一生病気と付き合っていくしかないよ。」と言われました。  また「10年以上経つと大腸癌ができる可能性がかなり高くなるよ。」とも言われました。その時の絶望感は過去味わった事がない程ひどいものでした。

 薬を飲み始めて一時期症状が治まったものの、その後1年のうちに2回の悪化を繰り返しました。この調子では、そのうち大腸を摘出する事になるんだろうなぁ、と思ったものでした。ですが、いつまでも悲観的でいてもしょうがないので、何か良くなる方法があるのではないか、と思い調べていくと、どうやら東洋的な方法で治療しているケースがある事が分かりました。ある人は食事と体操で良くなり、またある人は漢方で良くなったともありました。

 そこで、家の近所に良さそうなところはないか、探していると「たかみか」さんのホームページにたどり着きました。もう見た瞬間に「ここだ!」と確信しました。この飾り気のないWebサイト。人の目を引こうなんていう気持ちは一切感じられません。読み進めるうちに、ただただ誠実さが伝わってきました。

 「たかみか」さんに初めて行った日の事は今でも覚えています。それは2008年の4月でした。その頃は病気で落ち込み、更に職場が変わって、毎日ストレスを貯めていました。恐らく私は暗い顔して扉を叩いたのでしょう。部屋に通されて病気の事を告白したら、みかさんが「あ、その病気は軽い軽い。きっとすぐに良くなるよ。」とおっしゃるじゃありませんか!その時にどれだけ気持ちが楽になった事でしょう。重りが取れて、心がすーっと晴れやかになるのを感じました。

 私はそれから2週に1度訪れて、施術をしてもらい、食事の事を教わったりしました。妻と一緒に来ていたのですが、「たかみか」さんに到着するまではケンカしていたのに、施術が終わり帰宅する時は何故か仲直りしていました。そう、体だけでなく心もケアしてもらっていたのです。私にとっては体よりも心を目当てに通っていたのかもしれません。

 それから医者に内緒で薬を止めてハイ・ゲンキを1日に12包食べるようになりました。2008年7月の事だったと思います。薬を止めても調子の良い状態が続きました。病院での血液検査の結果も非常に良いらしく、医者も驚いてました。ただ2009年3月に激務とストレスにより一時体調が悪くなりました。(あまりのストレスにチョコレートを食べ過ぎたのが良くなかったのかも)しかし、その時も薬には頼らず、食事管理とハイ・ゲンキで良くなりました。心と体のケアさえできれば、何とかなる事を実感しました。

 そして、今は念願のロンドンでの学生生活を送っています。残念ながら「たかみか」さんには通えませんが、楽しく暮らしております。当面の課題は「ホストマザーのフライドポテト攻撃からどうやって身を守るか」です。
 今まで本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。


<みかのコメント>
 私もNさんが初めていらした日のことは、鮮明に覚えています。病院で「治らない」と言われたことに、すっかり気落ちした様子で、私の「大丈夫よ!」の一言で、さ〜っと顔色が明るくなったのでした。
 もし、病院で「治らない」と言われても、単に「病院では治せない」だけと言い換えて受け止めましょう。どんな病気でも、治すのは自分自身。病院がすべてではありません。
 そもそも、病気は「生き方を見直しなさい」という天からのありがたいメッセージ。食事、運動、考え方の癖など、生活習慣を見直せば、ほとんどの病気は改善されます。
"病気治しは癖直し"

(Nさんのロンドン生活のブログはこちら… http://shirokuma2nd.blog46.fc2.com/


以上


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