たかみか通信 2009年9月  2009/08/22発行
(磁気の月28日 kin31青い倍音の猿)

まだ夏も終わらないうちから、新型インフルエンザが徐々に拡大しています。そこで、私のインフルエンザ対策をご紹介しましょう。
@免疫力アップ…自然回帰水、玄米酵素、ビュアシナジー、ヒーリングハニーの摂取。
A解毒…汗をかく、便秘しない。液体ゼオライトの摂取やコーヒーエネマ。自然回帰水や玄米酵素も。
B食べ過ぎない…体調を崩すのはほとんど決まって、食べすぎの後。暴飲暴食は、免疫力を落としてしまいますので要注意。特に免疫力がガタ落ちする白砂糖は摂らない。
C十分な睡眠…早寝早起き、できるだけ夜10時〜夜中2時に熟睡する。遅くても11時には寝る。
D外出から戻ったら、丁寧にうがいと手洗い。どちらも消毒薬入りは使いません!


フランスでオーガニック給食!

 ゴッホが「ひまわり」を描いたフランス南部のアルジャック村。ここで、学校給食と高齢者への宅配給食をオーガニックにしたドキュメンタリー映画「未来の食卓」を観てきました。 オーガニックと聞くと、まず、高くて庶民には手が出せないもの、と思われるでしょうか。 でも、つい五、六十年前まで、普通に庶民が食べていたものは、すべてオーガニックだったと思うんですよね。
  本来、オーガニックというのは、特別でもなんでもなく、普通の、自然そのもののはずです。 それが、高度経済成長のおり、儲けるために、農薬や化学肥料を使い、商品としての作物を作る農業に変ってしまいました。しかも農家の人は自分が食べる分は農薬を使わない畑を別に持っているとききます。20年ぐらい前に、初めてその事実を知ったショックは、今でも忘れられません。

 今やたくさんの人がガンや難病になる時代になってしまいました。しかも若くして。 病気を治すためには、もちろんのこと、病気にならないようにするために、安全な食事を摂ることは、必要不可欠です。 少々高価であっても、病気になるリスクが抑えられる、私たちが住む地球そのものも健康になり、それは私たちに還ってきます。 長い目でみたら、決して高いものではないはずです。
 映画の中でも、お母さん同士がこんな会話をしていました。
「自宅でもオーガニックにしている?」「全部は無理だけど、できる範囲でね。そしたら、以前は、冷蔵庫にものがいっぱい詰まっていて、結局食べきれずに捨てていたのもあったけど、今はガラガラ。本当に必要なものだけしか入らなくなったわ。」

 そうなんです。この不景気のおり、安いものへばかり目が行きがちですが、安いものって、結局のところ、ちょっと無駄にしているところもないでしょうか。わが家の冷蔵庫も、大地の宅配で毎週金曜日に食材が届くと、冷蔵庫、特に野菜室、が一杯になり、木曜日にはガラガラになるというサイクルです。冷凍室は、たまに肉や魚が1〜2個あるぐらいで、ほぼ常に空に近い。冷蔵室も常にあるのは味噌や梅干などの保存食ですね。
 量より質です。本当の食べ物は、少しの量で体が満足します。お腹が一杯なのに、まだなんか食べたくなる人、とても多いと思います。それはバランス悪い食事をしている証拠です。きっと本当に必要なビタミンやミネラルが不足しています。食生活を見直して、将来の健康不安から脱却しましょう!


キズや火傷に"うるおい治療"!

 「うるおい治療」ご存知でしょうか? 専門的には「湿潤治療」。病院にほとんど縁がなく、子どももいないので、世間でどれくらい浸透しているのかわかりませんが、ケガをしても消毒しない、乾燥させない、これが「うるおい治療」です。テレビで紹介していたので、見られた方もいらっしゃると思います。
 これまで、傷口は消毒して乾燥させるのが常識になっていました。しかし、あのしみる消毒は、細菌よりも、傷ついた人体の細胞を破壊していたのです。まるで、抗がん剤みたいですね。先月号に引き続き、皮膚の常在菌などの本質がわかっていれば、すぐに、「うるおい治療」が最適な治療法だとわかるはずです。

<うるおい治療の基本>
@水道水で傷口の汚れを洗い落とす
A水分を拭き取る
Bラップにワセリンをぬり
Cキズに当てテープで止める
Dその上から包帯を巻く
E1日1〜3回キズの周囲を洗って→Aへ

 これで、キズの痛みもなくなり、信じられないほど早く治ってしまうし、消毒しないのにキズが化膿することが少ないのそうです。
 キズを消毒するというのは、キズに熱湯をかけて消毒するようなもの。まな板などのモノには熱湯消毒でも大丈夫ですが、人体の皮膚はモノではありません。そもそも消毒薬は、「タンパク質を破壊する薬」。当然人体の皮膚もタンパク質でできているので、破壊され、キズが治るのが遅くなります。皮膚は常在菌で守られているので、水で洗い流すだけで、消毒は必要ありません。
 なんと!現在、病院での「医療行為としての消毒」にしても、その大部分は不必要で、本当に必要なのは次の三つだけだそうです。

@関節注射をする前の皮膚消毒
Aカテーテル類を入れる前の皮膚消毒
B血液培養用の血液を採取する前の皮膚消毒。

 これだけですって。手術のキズの消毒も不要なら、カテーテル刺入部の消毒も不要、注射をする前の皮膚のアルコール消毒すら必要ないそうです。本来、消毒薬は人体に使うべきものではなく、その使用は厳しく制限されるべきもののようです。
 私もたま〜に、台所で、ちょっとした火傷や包丁で切り傷をつくることもありますので、次回試したいと思っています。今までも、消毒なんかしたことはないのですが、キズは乾燥させた方がいいと思っていましたので、今後は乾かさないようにします。ちなみに、ジョンソン・エンド・ジョンソンから「キズパワーパッド」という商品が出ているそうです。これは、「ハイドロコロイド」という治療材料で、病院でキズの治療に使っているものと同じ成分で、うるおい治療ができます。ただし、一般の絆創膏より高価らしいので、顔とかじゃなければ、ワセリンと食品ラップできっと十分ですね。是非お試しください!

参考:「キズ・ヤケドは消毒してはいけない(夏井睦)」



以上


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