たかみか通信 2010年7月   2010/6/25発行
(水晶の月27日 kin78 白い宇宙の鏡)

 毎朝の楽しみ「ゲゲゲの女房」。わが家の一日は「♪ありがとう〜って伝えたくて〜♪」ではじまります。これがなんとも幸せな気分になるのです。いつも一緒に口ずさんでいるのですが、次に続く歌詞「まぶしい朝に…」を、ある日、私は間違って「貧しい朝に…」と歌ってしまいました。二人で爆笑。確かに貧乏生活の話なんですけどね。


あなたも魔法使いになれる『ホ・オポノポノ』


 もう読まれた方もいらっしゃることでしょう。ハワイの伝統的な問題解決メソッドです。

 一人の心理学者がハワイの「触法精神障害者収容病棟」に勤務したところ、4年後、すべての収容者が退院。病院は閉鎖されました。心理学者、イハレアカラ・ヒューレン博士は、収容者に対して、診察も、カウンセリングも、治療行為も一切行わず、ただ、自分を癒しただけ。具体的には「ただ『I'm sorry』と『I love you』を何度も何度もいい続けただけ」といいます。

 目の前に現われる問題は「すべて」、「私の<記憶>が創り出したもの」とオポノポノは考えます。私の中の<記憶>が「クリーニング」されない限り、私の中から消えない限り、「その現実を、目の前から消すことはできない」。

 ここでいう<記憶>とは、自分が生まれてから体験してきたすべての記憶はもちろん、地球創生から現在に至るまでに存在した全生物が体験した、とてつもなく膨大な<記憶>を指します。この全人類、全てのものに共通している<記憶>は、私たち「潜在意識」に貯蓄されているものなので、普段認識することはできません。しかし、その「潜在意識」の中の<記憶>は、ものすごい影響力とスピードで、毎瞬毎瞬、私たちが認識している意識「顕在意識」をコントロールしているのだそうです。

 ホ・オポノポノは、その私たちの共通の<記憶>を<クリーニング>します。目の前に現れた"現実"には一切、手も口も出さないで。ただ、「<記憶>を消す」。


クリーニングのための4つの言葉。
「ごめんなさい(I'm sorry)」
「許してください(Please forgive me)」
「愛しています(I love you)」
「ありがとう(Thank you)」

 私たちがこれらの"言霊"を使うと、その<記憶>もろとも包み込んでしまう光が届く。
 世界で起こるすべてのことを「自分の問題」としてクリーニングし続ける博士。

 詳しくは小冊子を是非お読み下さい。たかみかでも準備しました。定価400円を、350円で提供しています。郵送も+80円で承ります。

 私も5月になってから、実践しています。そのお蔭かどうかわかりませんが、とってもいいことがありました。訳あって縁遠くなっていた親戚と、何十年ぶりにご縁が復活!ずっとずっと胸の奥に引っかかっていたものがとれて、とても晴れやかな気分です。もうそれはそれは、うれしくてうれしくて…。すべてに感謝です。

 ホ・オポノポノのCDもすごくいいと、たかみかに来られる方に教えて頂き、最近、毎日聞いています。体の中がクリーニングされていく感じがします。



「薬をやめると病気は治る」安保徹著


 前号の血圧特集いかがだったでしょうか。いつも以上にたくさんの反響を頂き、ありがとうございました。新潟大学大学院医学部教授の安保徹先生は、高血圧に限らず、色んな薬の問題を指摘され、やめるよう勧めています。著書からの一説をご紹介しましょう。

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 また、利尿剤(高血圧の治療薬)によって引き起こされた交感神経緊張状態は顆粒球をふやし、顆粒球が放出した活性酸素は腎臓を直撃します。高血圧の治療から人工透析になっている人は少なくありません。

 私の母はこれまで12種類もの薬を飲んでいましたが、私が「薬をやめなさい」といい続けてどんどん薬を病めていった結果、倦怠感などが消え、体調はすこぶるよくなりました。
しかし、緑内障の点眼薬(利尿剤)だけは、どうしてもやめられませんでした。点眼薬をやめたら、失明するのでははいかと不安だったからです。

 私が「その点眼薬が失明させるんだよ」と説得したところ、ようやく母も納得してくれ、目薬もやめることができました。すると、それまであった目のかすみが完全になくなり、テレビ画面が鮮明に見えるようになったのです。すっかり目の調子がよくなって、母は驚いていました。母の目も点眼薬で水分を搾り取られて循環障害を起こし、見る機能が低下していたのです。
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 先日、ホームヘルパー2級取得のために、特別養護老人ホームに実習に行ってきました。私がお世話になったところでは、多くのおじいちゃんおばあちゃんが椅子に座ったまま何時間もただボ〜ッと、口を半開きにして、過ごしていらっしゃいました。その横では、職員さんが、利用者さんの薬をたくさん開封し、一人ずつ一袋にまとめにしていらっしゃいました。

 一人だけ大きな声で「帰りたい!」とか、わがままなことを叫んでいる利用者さんがいらっしゃいました。聞くところによると、この方はご家族が薬を嫌われるからで、他の認知症の利用者さんは精神安定剤みたいな薬を処方されているそうです。他の利用者さんに迷惑がかからないようにするためにしょうがないそうです。なるほど、ただボ〜と何時間もできるのはそういうことだったのです。

 私は絶対にそうはならないぞ!と決意した瞬間でした。その為に、"今"をどう生きるかが大切になってくる訳ですよね。



わがままな幼児になる理由とは…

 私が学んでいるタオ療法(気の経絡指圧)の遠藤喨及先生は、著書の中で、虚実とは「欲求と行動」であるとその説明の例として、幼児のことを次のように書いています。


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 たとえば、幼児がわがままだとすれば、愛情過多で甘やかしすぎのためだと思っている人が多い。そこで、子どもが我慢を覚えるように、厳しくしつけなくてはならないなどと、考えるわけだ。

 しかし、こうした考えは、愚かな大人が憶測した結果に過ぎない。幼児は際限のない本能的欲求を持った存在ではない。幼児は意識が未発達なだけで、仏性を根源とする、意識以前の理性を持っている。

 だから、幼児を一個の人格として認め、心からの敬意と愛情を与えれば、本来持っている仏性に根ざす理性が豊かに芽生えてくる。幼児に必要なのは、そうした自己の本来性に対する、関心と敬意が払われることである。また自己の人格が認められ、理解されることによって、愛情を実感することである。

 したがって、幼児がわがままになるとすれば、それは愛情過多のためなのではなく、真の愛情が与えられていないためである。自己の本性に対して関心が払われない幼児は、人格的に向上することができない。このため、大人の関心を自己に向けさせようとして、わがままな行動を起こすのである。幼児のわがままな行動は、自己の人格向上に対する欲求の表れである。

 ここでも虚(真の愛情への欲求不満)が実(わがままな行動)をつくっている。しかし大人は、概してそれに気づくことがない。それで表面に現れた実としての行動ばかり、矯正しようとする。その結果、幼児を力で屈伏させてしまう。これでは子どもの心は育たない。
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 いかがでしょうか? 誰しもが思い当たる節があるんではないでしょうか。深いですね。



今回の『はい!元氣らいふ』読みどころ

 一面の「元氣者トーク」は『家栽の人』で有名な漫画家、魚戸おさむさんです。
 「今回の一押しレシピ」はかぼちゃ豆腐 私も早速作ってみました!うん!おいしい〜。材料の葛粉は、からだを温める食品なので、冷え性のある人は、日頃から片栗粉のかわりに葛粉を常用されるといいですよ。現在の片栗粉はジャガイモのでんぷんからできています。ジャガイモは根菜だけど、ナス科の野菜なので、からだを冷やす陰性食品なんです。
 葛粉はしっかり火を通すことで、おいしくなりますので、固まりかけたら、白っぽさがなくなるまでしっかり混ぜましょう。

 ハイ・ゲンキ最前線では、歯科医の竹前健彦先生。先生もハイ・ゲンキを愛食されて2年。風邪やインフルエンザと無縁になったそうです。歯科専門学校では、サプリメント学の授業も行っていて、「世の中に溢れているのは、食品添加物の塊のようなものばかり。やはり歯科衛生士には、良質なサプリメントを患者さんに紹介できる知識を持たせたい。」と。
 愛食者便りでは、玄米酵素と出会って、1ヶ月過ぎた頃、目の疲れ、眩しさが解消。精神安定剤や入眠剤もいらなくなった方のお話や、23キロ減量した方のお話などが載っています。


編集後記

 ちょうどこの原稿を書いているとき、サッカーW杯、日本第3戦のさなか(デンマーク戦)。早朝にかかわらず、日本がシュートを決めるたびに窓の外からも歓声が聞こえています。技術や能力は、日頃の積み重ねによって高めていくしかありませんが、「勝つぞ!」というメンバーの気持ちが一体になったことで、実力が発揮でき、決勝トーナメント進出を勝ち取ったんでしょうね。私も、日頃から気持ち、志などを大切にしたいです。


以上


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