たかみか通信 2017年 5・6月   2017/5/9発行


「あなたの体は9割が細菌」アランナ・コリン著


 世間が、これほどまで、殺菌、殺菌と言い始めたのはいつ頃からだろうか? 人類がホモ・サピエンスとして誕生した20万年の歴史からすると、ほんの一瞬ではないだろうか。それまで、私たちは菌たちと仲良く共生してきたというのに……。

 人体は、共存共栄しながら、私たちの体を維持している生物種の集合体。サイズや重量では、ヒトの細胞は大きいですが、数で比べると、ヒトの細胞の数より、共生する微生物の細胞数の方が遥かに多いようです。

 「あなたの体のうち、ヒトの部分は10%しかない。あなたが”自分の体”と呼んでいる容器を構成している細胞1個につき、そこに乗っかているヒッチハイカーの細胞は9個ある。あなたという存在には、血と肉と筋肉と骨、脳と皮膚だけでなく、細菌と菌類が含まれている。あなたの体はあなたのものである以上に、微生物のものでもあるのだ。微生物は腸管内だけで100兆個存在し、海のサンゴ礁のように生態系をつくっている。」

 私たちの体内に棲息している微生物を総称して、マイクロバイオ―タと呼びます。また、マイクロバイオ―タのDNAを総称して、マイクロバイオームと呼びます。
 ヒトの遺伝子はわずか2万1000個ですが、マイクロバイオームは440万個の遺伝子を持ちます。私たちの体は、ヒトの遺伝子2万1000個と微生物の遺伝子440万個が協力して動かしているのです。

 21世紀病といわれる、肥満もアレルギーも多発性硬化症も過敏性腸症候群もクローン病や潰瘍性大腸炎もうつも、実は微生物の問題だったのです。2500年前、医学の父ヒポクラテスはすでに「すべての病気は腸からはじまる」と考えていました。

 私たちの体で一生懸命働いてくれている微生物たちに敬意をはらい、彼らが喜ぶ生活をしてあげることで、私たちは元氣になっていけるんですね。
さて、何をしたらいい? 何をしたらいけない?


ガイアの水135シャワー浄水器の体験談

 使いはじめた、若干アトピーのある女性からメール頂きました!

シャワーヘッドすごく良いです!
取り替えたその日からお風呂上がりの肌がゴワゴワにならず、急いで保湿しなくても大丈夫でびっくりしました。浴槽もシャワーでお湯をはっています。
春は、お肌の状態が悪くなるので、出来るだけ悪化しないようにしたいです(>_<)

 敏感な方はすぐわかりますよね〜♪(by みかほ)



身近な食物による手当法

 20年近く前、マクロビオティックを習い始めた頃、体質改善中だったので、色々な症状があり、その度に、薬を使わず、お手当を活用しました。ここ何年も調子が悪くなることがないので、とんと、お手当をする機会もなく過ごしておりました。しかし、先日、たぶんインフルエンザと思われるような症状にみまわれ、久しぶりにお手当の威力を再確認することが出来たので、ご紹介します。

 ひとつは、昔は何かと世話になった「梅醤番茶」。今回はやっぱり陰性体質の私にはこれだ!と番茶がなかったので、梅醤白湯、となってしまいましたが、一気に0.5度熱が下がり、楽になりました。

 もうひとつは、「第一大根湯」。こちらは陽性体質のたかさんにピッタリ。高熱の中、体が痛くて痛くて、特に腰回りが辛くて布団にも座れない状態。第一大根湯を飲んで、たっぷり排便があり、痛みが取れ、すっきり楽になりました。恐るべしお手当の力。

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梅醤番茶(活力増進に)

@種を取った梅干し1個を湯飲み茶わんに入れ、ほぐす。
A純正醤油大さじ1を加えてよくねる。
B生姜おろし汁を2滴入れ、熱い番茶を注ぐ。


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第一大根湯(解熱・利尿に)

@マグカップにさかずき3杯の大根おろしに、生姜おろしをその1割加える。
A純正醤油をさかずき1杯半〜2杯加える。
B熱い番茶を400cc(約2合)注ぐ。



以上

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