たかみか通信 令和2年 2020年 1〜3月    2020/2/16発行



 節分も立春も過ぎてしまいましたが、ご挨拶がまだの方、あけましておめでとうございます。

 たかみかは、なんと今年で二十年目を迎えます。
 昨年は味噌作り教室、発酵ジュース教室、長寿乳酸菌飲料ミキ教室などを開催。私たちの体と心を支えてくれる微生物に感謝し、台所が各家庭の薬局となることを願ってやみません。

 食と整体、これまでに積み重ねてきたことを、これまで以上に皆様に貢献できるよう努めてまいります。本年もどうぞよろしくお願い致します。

 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

※玄米酵素の新聞「はい!元氣らいふ」が3ヶ月に一回の発行になるらしいので、たかみか通信もタイミングをあわせることにしました。


北半球の塩を使おう!

 みなさんの塩のイメージとはどんなですか?
 まずは「減塩しなきゃ」「取り過ぎちゃいけない」なんて頭によぎるのではないでしょうか?

 私も食を学び始める25年位前まで、そう思っていました。
 そして、その頃は、普段からとっても疲れやすく、筋トレしても、筋肉がつくことはなく、疲るばかり…。頻繁に風邪もひいて…。元氣もなく、やる氣もでず‥。朝もまったく起きれず…。便秘に生理痛…。

 それって実は塩不足だったんです。

 46億年前に地球が誕生し、36億年くらい前に生命が誕生しました。生命が誕生した場所は、海。単細胞生物は、海水に溶け込んでいる栄養分を直接からだの中に取り入れ、いらなくなった老廃物を海に戻していました。

 その後、多細胞生物が発生、脊椎動物が発生、約4億年くらい前に海から陸へ上がっていきました。

 ヒトの塩分濃度は0.9%。生理食塩水と言われる濃度です。そして、海から陸へ上がった約4億年前の海の塩分濃度は約0.9%なのです。今の海の塩分濃度は平均3.5%。約4倍です。

 おもしろいと思いませんか? 海で生きていた時は海水から栄養を摂り、海から離れたら、私たちは体の中に海水を満たして生きてきたのです。
 つまり、基本的に塩がないと生きていけない、ということです。

 なので、減塩するのはとっても危険。良質な塩をしっかり適量、摂る必要があります。摂り過ぎると必ず喉が渇いて水が飲みたくなります。
 腎臓疾患がなければ、摂りたいだけ摂ることで適量となります。

 ただし、品質重視。塩にはこだわりましょう。また、食品添加物はナトリウム化合物が多いので、当然これは減らしたい。また、動物性食品もナトリウムが多いので取り過ぎ注意です。

 たかみかでは、生のお塩をお勧めしています。もともと海水から直接栄養をとっていたのですから、やっぱり生のお塩がいいに決まっています。
 ただ、湿気の多い日本では、自然乾燥でお塩は作れず、ほとんどが釜炊きとなります。

 そこで、たかみかでは、中国福建省の秦の始皇帝にも献上していた生のお塩「天日海塩よろこび」をお勧めしています。

 他にも生のお塩としてオーストラリアのものもありますが、残念ながら、これはいけません。もちろん買って試してみましたよ。しかし、不味すぎました。25年近く、自然食をやってきた私は、感性が鋭くなっていて、体に必要なものは美味しい、そうでないのものは不味いと感じてしまうのです。

 なぜ、とても良さそうに見えるオーストラリアの生のお塩がこんなにも不味いのだろう…。考えました。
 結論として、北半球と南半球とでは、エネルギーが全く違うから。

 台風の渦の向きが違うのでもわかると思います。食の基本「身土不二」これに反しているのです。そもそも、口にするものは近くのものでなければいけないのです。食材は国産に限ります。

 日本のなかでも、できるだけ、住んでいるところに近い方がいい。しかし、塩は前述通り日本で生の塩はないのでちょっと範囲を広げてアジアのがいいのではないだろうか。

 塩について、私が感じているのと同じ意見の人はいないのだろうか…。調べました。すると、ありました。

「久司道夫のマクロビオティック入門編」P.99 抜粋
 そして、最も陽が強いのが塩です。塩の場合、北半球ならば地球のどこのものでも大丈夫です。ただし、南半球のものは避けて下さい。これは北半球と南半球では赤道のところで海流が違っているからで、塩の結晶のあり方が違ってくるのです。ですから、北半球に住んでいる人ならば北半球の塩を使いましょう。もちろん、南半球に住んでいる人ならばその逆で、南半球の塩を使うようにします。(抜粋おわり)




「天日塩よろこび」: http://www.telmax.sakura.ne.jp/silt.html ←こちらで購入できます。
たかみかでは、1.7kgを1,000円でお分けしています。

 それ以外に、販売はしていませんが、下記の塩も使っています。一部を紹介。
 「カンホアの塩 焼塩」:天日海塩「カンホアの塩」石窯で三日間焼成。
 「イノチの塩」:株式会社イノチ。野生植物に海藻を加えて高温で焼成。



DVD 『あまくない砂糖の話』


 砂糖を取り過ぎるとどうなるのか、ドキュメンタリー映画です。
 砂糖を摂っているつもりがなくても、実は加工食品に使われていて間接的にたくさん摂っている場合もあり、体にも心にも影響してきます。
 現代は便利になり、amazonレンタルなどで手軽に観れますので是非ご覧ください。


★次回の食と健康講座は3月25日(水)10:00〜 中止になりました



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★カラダのための自然食レシピサイト『ケアごはん』 http://caregohan.jp/

★玄米酵素(FBRA)学術研究紹介サイト『ふぶらぼ』 http://fbra.jp/

★玄米酵素公式ホームページ https://www.genmaikoso.co.jp/

★玄米酵素オンラインショップ https://shop.genmaikoso.co.jp/

★生体活性水ガイアの水135(有)ビビアン http://www.viviann.co.jp/ (紹介者「大賀水香宝」)


以上

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