たかみか通信 令和3年(2021年)1~3月    2021/3/7発行


 今年もコロナ禍のままですが、テレビの報道に振り回されず、自分で考えて、行動していきたいものです。
 桜に心和む気持ちを大切にしたいですね。



「カンガルーケア」と「完全母乳」で赤ちゃんが危ない(久保田史郎)


 久保田史郎先生は、産業医として40余年、約2万人の赤ちゃんを取り上げてきたベテラン産婦人科医です。
 出産管理は「栄養」と「体温」を重視されています。

 現在の日本では、出生数はどんどん減っているのに、発達障害児は増えています。
 アメリカでは、なんと高校生男子の5人に1人が発達障害だそうです。

 発達障害の原因については、遺伝的な要因、周産期の異常、ワクチン原因説、生まれた後の病気や環境によるものといった説が提起されています。

 中には「発達障害の研究が進んでそれまで病気とされなかったケースも新たに障害と分類されるようになったから増えたように見えるのだ」という指摘もありますが、実際に子どもたちに接している幼稚園の園長先生や学校のベテラン教師たちが「増えている」と感じているので、増加は間違いないでしょう。

 久保田先生は、現在の周産期医療、産院でも出産と新生児管理のあり方に問題があるのではないかと警告をならしています。
 たとえば、多い産院では5人に1人くらいの割合でみられる新生児の「重症黄疸」が、久保田先生の病院では約500人に1人なのです。

 世界にも例がない福岡市の実態調査ですが、発達障害の発生率は「生まれた病院」によって5倍の差があり、久保田産婦人科で生まれた子には発達障害が少ないと関係医師の間で話題になったそうです。

 久保田先生は、赤ちゃんのリスクをもっとも高めているのは、行きすぎた「完全母乳育児」と「カンガルーケア(早期母子接触)」だと推測しています。
 新生児初期の低体温と低血糖が障害児発生と密接は関係あるのではないかと。

 久保田産婦人科では、出産後、赤ちゃんを「保育器」に入れ、必ず糖水を与えています。
 昔のお産は、大量のお湯を沸かして、赤ちゃんを洗うだけでなく、産室の温度と湿度をあげることによって、胎児のとき38度だった赤ちゃんの体温が一気に下がらないように工夫されていました。

 しかし、今では産湯は廃れて、赤ちゃんの体温管理が十分にできていないので、久保田産婦人科では保育器を活用しているのです。

 また、「行きすぎた完全母乳」のため、赤ちゃんの体重が減っても、母乳が出るまで、人工乳や糖水も与えなかったりします。
 しかし、赤ちゃんの脳は胎児のときから急速に発達し、3歳くらいまでにほぼ発達が完了します。

 へその緒を切られた赤ちゃんの脳の発達には栄養(ブドウ糖)が必要。無症状性低血糖から神経発達障害を起こす危険性があるというのです。

 久保田産婦人科の方法が100%理想かどうか、私にはわかりませんが、間違いなく発達障害の予防になっているようです。

 以前に、産後すぐにへその緒を切り離さず、自然に枯れるのを待ってから切るという自然出産の本を読んだことがあります。もしかすると、そうすれば、お母さんの母乳が出るまで赤ちゃんも低血糖にならずに待てることができるのかもしれません。

 いずれにしても、出産直後の「体温管理」と「栄養管理」は、赤ちゃんにとってとても重要なので、全国の産科医の先生に、しっかりと取り組んで頂き、発達障害児の減少を望んでいます。



口呼吸から鼻呼吸に「就寝時の口テープ」と「あいうべ体操」

 子どもの頃から、いつもポカンと口が開いていました。私の身体が弱かった原因の一つに口呼吸があったのです。

 20年近く前に、西成克成医師の著書「アレルギー体質は“口呼吸”が原因だった」を読んでから、できるだけ口を閉じ、鼻呼吸にするよう努力してきました。

 これがなかなか難しいのですが、当時からずっと続けているのが、寝ているときに、口にテープを貼って寝ることです。寝ているときに口が開いていると、口の中が渇き、喉を傷めて、風邪を引きやすくなります。

 風邪くらいならまだいいのですが、免疫力が低下して重篤な疾患にもなりかねません。
 寝ているときはもちろん、常に鼻呼吸をすることはとても重要なのです。

 毎日、口にテープを貼って閉じて寝ることで、体調を崩す確率がグンと低下したのは間違いありません。

 これまでもたくさんの方にお伝えしてきて、とても喜ばれてきました。
 今では専用の口テープが手軽に買えるようになりましたね。
 私はずっとこちらを使っています。


 一度、口テープをご紹介したら「ガムテープを貼ってもいいですか?」と聞かれたことがありますが、絶対にやめて下さいね。窒息します。
 慣れるまで、口の両脇の隙間からスピスピ呼吸が漏れてもいいのです。根気よく続けましょう。

 先日、玄米酵素のオンラインセミナーで社外講師を務めて下さった福岡のみらいクリニック院長、今井一彰医師も、この就寝時の「口閉じテープ」勧めていらっしゃいます。

 そしてもうひとつ、口呼吸から鼻呼吸に改善するために今井先生が勧めているのが、「あいうべ体操」です。
 簡単な口の体操で、地道に続けることで、舌力がついて自然と口を閉じることができるようになります。
 アレルギーや便秘の改善例も話されていました。

<あいうべ体操のやり方>下記を1セットとし食後に10セット、一日30セットが目安。

(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「べー」と舌を突き出して下に伸ばす





アンドルー・ワイル「癒す心、治る力」


 もう25年以上前に発行された本ですが、私のバイブル的な本の1冊です。
 久しぶりに読み返しました。

 アンドルー・ワイルさんは、ハーバード大学医学校を卒業した医学博士。
 世界各国の伝統医学の実践的研究から、人間に本来備わっている自然治癒力を引き出す統合医療を提唱されています。

 現在はアリゾナ大学医学部教授かな。
 龍村仁監督の映画「ガイアシンフォニー地球交響曲第七番」にもご出演されています。


<5つの知恵>

■からだは健康になりたがっている。(←私はこの言葉が大好きです♪みかほ)
■治癒は自然の力である。
■からだはひとつの全体であり、すべての部分はひとつにつながっている。
■こころとからだは分離できない。
■治療家の信念が患者の治癒力に大きく影響する。


<治癒が起こりやすい食生活>

■カロリー摂取量をへらすこと。
食卓から高脂肪食品をへらす。また、定期的に断食または半断食、少食を心がける。

■飽和脂肪酸を思い切ってへらすこと。
動物性食品とその加工品、ヤシ油やココナッツ油をふくむ食品・マーガリン・植物性ショートニング・一部水素化(硬化)油脂を使った食品には手を出さない。

■料理に多不飽和植物油(コーン油・サフラワー油など)を使わないこと。できれば良質のオリーブ油だけを使う。

■トランス脂肪酸を使った食品に注意し、それを使わないこと。
マーガリン・植物油ショートニング・一部水素化(硬化)油脂、市販の液体植物油など。

■オメガ3脂肪酸の摂取をふやすこと。オメガ3の多い魚(青魚など)や亜麻仁油。
■タンパク質はすべて控え目にとること。

■獣肉や鶏肉のタンパク質をやめ、魚肉や大豆のタンパク質をとること。

■もっと野菜と果物を食べること。
■もっと全粒穀物と全粒穀物製品を食べること。


<治癒力を高めるくすり>

■ニンニク・ショウガをたくさん食べる。

■カフェイン飲料を飲みたい人は、その全部または一部を緑茶にかえる。カフェイン飲料の中では緑茶がいちばんからだにいい。

■体力や活力が弱まっている人は冬虫夏草を。免疫力が落ちて、いろんな症状がでている人はマイタケを使ってみる。(どちらも玄米酵素ハイ・ゲンキ グルカンに使われています)


<運動は、ただひとこと、歩け!>

 人間は歩くようにできている。からだが直立二足歩行で移動するようにできている。
 歩行は複雑な行動であり、歩行のためには感覚経験と運動経験との高度な機能的統合が要求される。

 歩行は筋骨格系のみならず、脳の訓練にもなる。凹凸のある重力場の表面上で姿勢を変え、移動しながら楽々と無意識のうちにバランスをたもつために、脳は膨大な情報処理を必要とする。

 歩くとき、四肢は交差運動をする。このタイプの運動が脳に発生させる電気的活動は中枢神経全体調和的な影響をあたえ、他の運動からは得られない歩行運動特有の利点。



それでもあなたはコロナワクチンを打ちますか?

 仙台市にある「ごとう整形外科」のサイトに「それでもあなたはコロナワクチンを打ちますか?」というコラムが何件も掲載されています。




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★カラダのための自然食レシピサイト『ケアごはん』 http://caregohan.jp/

★玄米酵素(FBRA)学術研究紹介サイト『ふぶらぼ』 http://fbra.jp/

★玄米酵素公式ホームページ https://www.genmaikoso.co.jp/

★玄米酵素オンラインショップ https://shop.genmaikoso.co.jp/

★生体活性水ガイアの水135(有)ビビアン http://www.viviann.co.jp/ (紹介者「大賀水香宝」)


以上

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