今年も半分が過ぎました。夏越大祓い。今年は神社に行けず、茅の輪くぐりもせず、和菓子「水無月」も頂かなかったけれど、半年間、無事に過ごせたことに、心から感謝したいと思います。
一汁一菜でよい という提案（土井善晴）.
大好きな料理研究家の土井先生がこの本を出されて６年になろうとしています。しかし、「一汁一菜」は、少しは広まったのだろうか。言葉は聞いたことがあるが…、というくらいだろうか。
和食は、主食のご飯の他に、主菜のおかずと副菜２品と汁物の「一汁三菜」が基本と、私たちは考えます。しかし、日本にはそもそも主菜と副菜を区別する習慣はありませんでした。
すべてが、ご飯のおかずでした。それまで日本にあった純粋な主菜は、焼き魚と冷奴あるいは湯豆腐ぐらい。今、副菜的な扱いになっている切り干し大根には油揚げが入っているし、味噌汁には、豆腐と味噌が入っている。
副菜と言っても、主菜の食材である油揚げや少量の肉が入っている。肉じゃがは、主菜となりそうだが、これも野菜たっぷりで、副菜の要素が入っている。本来、日本のおかずは、常に主菜を兼ねた副菜であり、副菜の要素を兼ねた主菜だったのです。
ところがハンバーグを主菜にしたとき、副菜の切り干し大根や味噌汁にも、油揚げや少量の肉を入れる。結果、常にたんぱく質や脂質が摂取過多になる。
また、現代人は忙しいが、食事は「一汁三菜」にしなければと思っている。なので、お惣菜を買ってきたり、加工食品を頻繁に利用するようになる。
そこで、土井先生の提案は、毎日の食事は「一汁一菜」、「ご飯、具だくさんの味噌汁、漬物」にしましょうというもの。これなら忙しくても作りやすいでしょう、と。
ご飯と味噌汁のすごいところは、毎日食べても飽きないこと。（もし飽きる、と思う人は、食材の品質を見直してみましょう。特に昔ながらの良質な味噌は、好みによる違いはあっても基本飽きないはずです。）
人工的なものは、食べてすぐ美味しいと感じる味付けなので、またすぐに違う味のものが食べたくなります。
一方、味噌は微生物が作り出したもので、合成の美味しさとは別物。 また、手作りの料理は毎日同じように作っても機械じゃないので微妙に違ってくる。そして、季節によって具材が違うので、また違う味になる。
そんな食事でいいの？と思うかもしれませんが、それでいい！とキッパリ土井先生は言われます。私たちはずっと、こうした食事をしてきたのだから、と。
肉や脂身やマグロのトロは、一口食べるなり反射的においしい！と感じるが、それは舌先と直結した脳が喜んでいるだけ。
脳が喜ぶおいしさと、身体全体が喜ぶおいしさは別。
切り干し大根などは「普通においしい」でいい。情熱的なおいしさと、普遍的なおいしさは区別すべき。人間の「食べる」は、表層的なおいしさだけを求めているのではない。
無意識の身体はそれをすでに知っており、穏やかな心地よさとして、ゆっくりと脳へメッセージとして伝えていく。
一汁一菜のような身体が求めるお料理は、作り手の都合でおいしくならないこともある。おいしい・おいしくないも、そのとき次第でよい。必要以上に味を気にして、喜んだり悲しんだりしなくてもいい。
イチロー選手など世界で活躍する一流のスポーツ選手は、ヒットを打っても打たなくても、一喜一憂することはない。日常は常に冷静でいることが望ましい。だから、次の打席で繰り返しヒットが打てる。
正しい姿勢になるには筋肉トレが必要と思っていませんか？.
子どもの頃から猫背の私も、身体を支える筋肉がないから猫背が改善されないんだと思っていました。確かに、筋肉が全く要らないわけではありません。
しかし、それ以上に大切なものがあります。
整体の仕事をはじめて、10年以上たったあるとき、ある姿勢の講座に参加しました。
そこの講師は、
「筋肉じゃないんだよ！机が安定して立っているのに筋肉がついているか？カメラ等の三脚に筋肉が必要か？ 脚の長さや向きのバランスが整っているから安定して立っているんだろう！」
と力説されていて、私もハッとさせられました。
筋トレをする前にまず、姿勢を整えましょう。腰、膝、肩など身体のどこかに痛みがある人は必ず歪んでいます。身体が歪んだまま、身体を動かしても、さらに体は歪んでいきます。
上下左右前後斜めに体のバランスが整うと、それを支える筋肉はほんの少しですむのです。
スポーツをさせる方、スポーツのほとんどが偏った動きなので、それによって身体が歪んでいきます。まずは姿勢を整えましょう。さらにパフォーマンスが上がり、怪我もしにくい身体になります。
ReMOVE！stretch（リムーヴストレッチ）の体操は、ゆっくりとした簡単な動きで姿勢を整えていきます。
ReMOVE！stretchのすごいところは、この体操を毎日15〜20分続けることで、勝手に姿勢が整ってくるところです。
姿勢が歪んでいることを気にしている方は、頑張って背筋を伸ばさなきゃ、とか、靴のかかとの内側ばかりすり減っている人は、外側に重心をもっていかなきゃ、とか考えて動こうとしていませんか？
ReMOVE！stretchの体操を続けていくと、そんな努力はムダだとわかります。そんなこと考えなくても、勝手に、自動的に、そうなっていくのですから。
私たちの身体は、健康になりたがっています。環境を整えてあげると、自然治癒力が働いて、勝手に、整い、元氣になっていくのです。それは水も食も同じです。
興味を持たれた方は是非、ご連絡の上、体験会へご参加ください。
https://remove-stretch.net
以上
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★カラダのための自然食レシピサイト『ケアごはん』 http://caregohan.jp/
★玄米酵素（FBRA）学術研究紹介サイト『ふぶらぼ』 http://fbra.jp/
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