エルガ・ソリステアII




ザビガの死期に駆けつけたその人は、ザビガにはまさかの人物。外見こそ初めて
見る人なんだけど、その内に秘める力はアミガの血を通して感じる事ができる。
アミガの血…?

そう。駆けつけた影の正体は、約2年(約ね)前にザビガが最初に手をかけた
ザビガの最愛の人エルガ。<統率のアミガ>ことエルガ・ソリステア。2年前の
あの時、崖の上でエルガは確かにザビガに刺され、そのまま崖から転落、大海へ
消えていったはずだった…んだけど、海流に乗って絶叫海峡まで流された後に
地元の船に救われた、というわけで。お約束な展開ではある (^_^;

崖から落下し、死を覚悟した瞬間に覚醒したエルガの中のアミガの力。その時
ザビガの行動の理由も察する。だから助かって以後は、それまで苦手だった運動を
始める。それまでは身体を使うのが苦手な学者肌だったんだけど、そのままでは
ラミガが来た際に抵抗できぬまま吸収されてしまうだろう、と感じたゆえの彼なりの
決意なわけで。…彼…?

そう(さっきからこんなんばっかだな (^o^; )。エルガ、実は男なんです。
絵を描くに当たっては女性キャラとしか思ってませんが(笑)。だからザビガの
初恋の人であり、エルガもザビガの事を好きだったんで、この2人は相思相愛だった
わけでさ。

男として生まれたのが「統率」の最大の理由。統率の名前通り、ラミガの居ない
とき、もしくはラミガがアミガ達の力を吸収しようとする際に64人のアミガ達を
まとめるのが彼の役割なわけ。みんなの力をまとめてラミガに送る、言ってみれば
じょうごみたいなもんスよ (^^;

その彼もまたラミガの危険性を知る。ゆえに自らも戦えるようにと身体を鍛え、
その行為はやがて<統率のアミガ>のフルパワーを引き出す事になっていくわけ。
エルガ19歳にして「統率」は完全覚醒。しかもその力を自らが制御でき、まさに
ラミガと戦う準備は出来た、というわけで。だが、その研ぎすまされた感覚が
ザビガの危機を察知。そして彼もまた吾伽式を目指したというわけですわ。

…というわけで、息も絶え絶えなザビガの前に現れたエルガ。死の直前に最愛の人の
顔を見れたザビガは幸せだったのかなぁ…ってのは後で本人に聞ける状況になるんでね。
野望を阻止されたラミガと、迎えうつアミガ・アミガ’・エルガとその仲間達。
この復活エルガことエルガIIの姿は今月のカレンダーを、それぞれ通常時は
バストアップ、覚醒した姿は全身キャラの絵の方をそれぞれ参考にしたって下さい (^^ゞ
髪型が微妙に違う気もするけど容赦ッ (^-^; しかも覚醒後の姿って、まるっきり
某神伝2の主帝… (^^;;; 髪型も髪の色も。はうう(滝汗

最終決戦の模様は略させて頂いて。…って、どういう風に決着させるかまだ考えて
ないのよね (^^; ドラゴンボールのベジータ戦みたいに完璧に叩き伏せるか映画版
セラムンRみたいに最後はラミガも良い奴にさせるか。何にしてもこの戦いの
20年後である「超世紀編」では味方になるんだけど、とりあえずこの決戦の引きを
どうするかだよねぇ (^^; ラストシーンはまさしく劇場版セラムンR。最終決戦の
場所が移行して空中庭園になってて、それが地上に落下するからみんなで阻止
しようって内容だからね。ここでBGMがムーンリベンジになったら文句無し(笑

さて。一段落ついて、ザビガの蘇生が開始されます。でも聖職者であるアミガでも
彼女の復活は無理。肉体的に寿命が目の前だったから、ラミガに出会って若干死期が
早まったとはいえ、生き返ってもすぐ死ぬような状況だからね。それにアミガ達は
それをしようとは思う事もなく、むしろザビガを弔おうとしてたり。蘇生をするのは
他ならぬザビガに殺された59人の(先に60人って書いたけどエルガが生きてるんで
−1人)魂だけのアミガ達。魂が高密度で集まる事で新しい肉体を作り上げる、
というもの。魂ってそんな物理的なものかいなって突っ込みはとりあえず置いとき
ますぞぇ☆59人分もあれば流石に肉体の再構成もかない、ザビガは新しい肉体で
目を覚ますわけです。その姿が今月のカレンダーのザビガIIの姿。でも今まで
59人アミガの魂(アストラルアミガと呼称)ってどこに居たんだか。まさかザビガに
殺されたから恨んで憑いてたとか…ひぃ〜 <(T^T)> …って夏の怪談かい!(笑

後日談。生き返ったザビガとエルガは、もうアミガの血に邪魔される事なく今度こそ
本当の相思相愛になれたようで。その後結婚したって話ですぞぇ〜☆