アリガ・ニールフィン
ライガ・メイプルフォード
マミガ・エスクーン
ガルガ・タートナック
アルガ・ディスバレン
オズガ・オルトラ



ラミガ。彼女の細胞を受け継いで生まれたキャラとしてこれまでにアミガ・アミガ’・
ザビガ・エルガ・ラルガと描いてきたんだけど、彼女(含彼1人)達の他にも
ラミガ細胞を受け継いだキャラは他に59人いるわけでして。その全ての娘達が、
ラミガの野望を防がんとするザビガの手によって命を奪われる事になるんだけど、
ここに挙げる6人のアミガは特にそれぞれの大きな戦いをくぐり抜けてきた者達。
各々が世界のあちこちで英雄的なパーティに参加し、自身も武術や術法の修得・習熟に
力を入れ戦ってきたという強者ぞろい。しかし力が秀でていたのは逆にザビガに
居場所を察知されやすくなる結果となるわけで…。

一番左の黄色い(どうも黄土色っぽく仕上がっちゃいましたが (^_^; )のが
<知恵>のアミガこと、アリガ・ニールフィン。軽めの鎧を着込んではいるものの、
彼女が得意とするのはもっぱら術法。練法(れんぽう)と呼ばれる8つの属性で
(陽・金・火・木・月・風・水・土)大別される聖刻世界独特の術法を、何と
全門修得した超級覇王な才女。通常の練法師は1つの門、強力な(NPCでしか
出ないような)練法師でも2つか3つの門しか扱えないのを考えると(ゲームバランス
とかこの際抜きにしても)彼女の潜在能力の高さを計り知る事が出来るんでは
ないかと (^^; あまり得意とはしてないものの、木棍を使用する「來迅棍
(らいじんこん)」、通称「紅桜棍(こうおうこん)」の武繰使いとしての腕も
なかなかのもの。仲間達と共に、異星の侵略生物である「V」と呼ばれる怪物群を
討伐していたが、ここでザビガに発見、殺害される。

左から2番目、青いのが<駿足>のアミガ、ライガ・メイプルフォード。<駿足>の
名に恥じぬ駿足の持ち主で、スピードだけで言えば蹴り技使いのアミガ以上では
ないかと。本来貴族の娘として生まれた彼女だが過去に身代金目的で誘拐された
経験があり、それを機に護身術として武繰と術法を体得。「猛捷棍(もうしょうこん)」
は回旋棍(トンファーのような武器)を用いたスピード重視の武繰であり、彼女は
これを習熟。術法も己の身体を触媒とする「體來法(ていらいほう)」を学ぶ。
練法師匠合(練法師の偉い人(笑))であるゼグ・フォングリードルと色々関わった
せいでパーティごと命を狙われる事となるが、辛くもこれを退ける。しかしその後、
ザビガに急襲されて殺害される。

3番目、ピンク色なのは<禁忌>のアミガこと、マミガ・エスクーン。「魔」に通じる
属性を生まれ持っており、実際(一時的ではあるが)パーティの仲間としてミーティアが
居た(目的はマミガの監視)ほど。通常の人間にここまで「魔」の属性が付する
ことは無く、彼女の血筋で過去に魔族と深く干渉した者がいると思われる。彼女が
体得した「戮玄槍(りくげんそう)」は槍を用いた武繰。だが彼女の真の力は「魔」の
属性を持つが故に体得できた禁じられた術法「言霊呪(ごんりょうじゅ)」と
「妖魔導法(ようまどうほう)」にとどめを刺す。上記2つの術法とも一般には
使われる事の無い、まさしく「禁呪」だからである。言霊呪は言葉と文字で安定化
されているとは言え中身はありとあらゆる呪いの集大成であり、同時に術者自身への
反動も大きい。また、妖魔導法も干渉不可能な異世界から「妖魔」と呼ばれる存在を
召還、その命さえも自在に操るほど強力な術ゆえ一般に広められる事はなかった、
というわけである。それら2つの禁呪を軽々と操れる彼女。ラミガ細胞の力もさる事
ながら彼女の一族の「魔」の属性も無視できないようである。…あ、いつからか文体が
だである調に (^^; パーティ仲間と共に、鏡のように変身する能力を持つ魔王
(複数居る)フィフティスとの戦いの後、ザビガに殺害。

4番目、赤いのは<魅了>のアミガ、ガルガ・タートナック。性格がわりあい高飛車で
自分の身体にも自信があってか、肌を露出したがる傾向がある。しかし不幸にもパーティ
の仲間は全員「兄貴族」という身体を鍛えたがるメサイ屋な香りたっぷりの脳味噌筋肉達
なんで、彼女のナイスなバディはあんまり意味がなかったりします(笑)修得武繰の
「飃雷刀術」はアハーン大陸東方で最も有名な武繰であり、突きが可能な軽量の武器
(短刀等)を用いるもの。修得術法は「魅霊術(みりょうじゅつ)」で、術者の魅力を
高めてあらゆる存在を支配できるようになる術。しかしこれも周囲の人達が人達なんで
効果が発現してるんだかしてないんだか(笑)悪の帝国の大ボス、マシーン大元帥
(ヤバすぎ (^^; )を倒した後にザビガと遭遇。兄貴達の理不尽極まり無い援護に
ザビガは苦戦するもどうにかガルガを殺害する。

5番目。緑色は<西風>のアミガことアルガ・ディスバレン。後にアハーン大陸全土の
英雄となる男、ゼナム・リスターのパーティに参加。ラミガの野望の危険性と自分の
中に流れる血の宿命、そしてそれを防ごうとするザビガの存在を知りつつも、あえて
血の流れに従いザビガと対立、対決する。ある意味で「悪のアミガ」と言えるかも。
術法「武導符法(ぶどうふほう)」は肉体的戦闘をサポートする呪符を使用。これに
加え「赤流武繰(しゃくりゅうぶくり)」は刀を用い、打撃を与えるより素早い動きで
急所を狙うのを身上としており、その術と武繰の性質ゆえザビガも防戦一方と
なるのだが、中途半端な肉体の強度で覚醒しようとしたアルガは、己の内からの
エネルギーに耐えきれず自滅する事に。

6番目(一番右ね)の茶色いのは<幼>のアミガ、オズガ・オルトラ。いわゆるシーフ。
女性としても非常に小柄で、むしろ幼人族(南方語でフーボック。別な地方では
ハーフリングとかグラスランナーともいう)に近い身長をしている。その体格ゆえ
シーフとなったのも必然だろう。武繰は幼人族のみが体得できるものであり、通常
人間では覚えられないのだがその体格で補えた「奔霆流弓術(ほんていりゅう
きゅうじゅつ)」を使用。幼人族の(この場合はオズガの)特性を活かし、素早い
動きで相手に動きを読まれないよう翻弄しながら駆け回り、死角から鋭い一撃を
放つ、というもの。体得術法は「千里眼」。物理的な距離だけでなく時空を超えた
事象までを感知する事ができるもので、高位に至れば、見えている事象に干渉する事
さえ可能になる。…が、そのレベルに至る前にザビガに殺害される。

…てなとこです (^^ゞ 歴史の影に消えていったアミガ達。絵の方では下段の服
着てる方が冒険初期〜前半の姿で、上段の服着てない方が(笑)冒険後期〜ザビガ遭遇
までの頃の姿(髪型か (^^; )であります☆