アクセル・ローズ
獣矢
ガロム
ヒロポン
ダグラス・ローズ



今回描いたのはワースブレイド東方編、つまりアミガの旅路に同行した亜人達です (^^ゞ
もともと東方編のパーティは通常の冒険者パーティより人数が多くて、最大時には
昨年の1月に描いたアミガ&へりしあと今年の2月に描いたレイ・ラッシュ・オージ
(カイザーン)の5人、でもって今回のアクセル・獣矢・ガロム・ヒロポンの4人、
更に次月に描いてる時雨・戊里・ニチルと総勢12人近い大所帯になってまして (^^;
通常パーティというと4〜6人ぐらいのイメージがあるだけに改めて多いと認識
します (^^; 実際ワースのプレイングでもプレイヤー1人あたり自分のキャラ+
NPC1人を扱うような状況になってたし (^_^;

で、そんなパーティのメンバーってのに色々な種族がいるわけでして (^^ゞ
アミガ・レイ・ラッシュ・オージは人間なんだけど、それ以外のメンバーは全員
亜人という東方編らしい構成になってます (^^; ワースの東方編ではルール上で
色々な種族が選べるようになってたんですね (^^) 先に描いたへりしあは猫人族。
5月のカレンダーの3人はそっちで別に書くとしまして、今作で書いた面々の事を
紹介していきます (^^)/

左から、龍人(龍亜人)のアクセルことアクセル・ローズ。龍亜人というのは本来
リザードマンみたいな外見で、直立したワニみたいな感じなんですね (^^; もちろん
アクセルも通常はそんな外見なんですが、今回絵に起こしたのは、彼の中に眠っていた
「龍人」の力を引き出した姿です (^^ゞ

龍人ってのは既に絶滅して久しい種族だったんですが(ワースでは「龍」という存在
自体が一般のRPG以上に幻の存在なんですね)「龍」の力そのものはごく一部の
龍亜人の集落で受け継がれていまして。それがアクセルの生まれ育ったアハーン大陸
東方・南部樹海の集落なんですが。龍人と龍亜人の違いは能力的に差があったり火炎を
吐けたり吐けなかったり様々なんですが、とりあえず外見的な違いは、龍亜人にはない
角や羽根が龍人になると生えてくるというのがあります。ちなみに龍亜人な格好の
通常のアクセルは6月のカレンダーにて (^^ゞ

さて、そのアクセルなんだけど、彼こそがアミガの子供の頃からの憧れであり、同時に
(一方的ながら)初恋の相手であったわけです (^^) 子供の頃のアクセルが暮らす
集落の近くで全滅した人間達のパーティ。その中助けられた1人の赤ん坊が後に
アミガとなるわけで、言うなればワース版エメドラ (^^; アミガは16歳になるまで
人間と出会う事なく育ったので、その時までずっと自分も龍亜人だと信じていた
わけです (^^; もちろんみんなに鱗や尻尾があるのに、どうして自分には無いのか等の
疑問はあったんですが (^^; 集落で疫病が流行し、人間の里へ逃げてきたアクセル&
アミガなんだけど彼らはそこで現在のパーティ仲間と遭遇。かくしてワース東方編の
冒険が幕を開けた、という流れです (^^ゞ

旅を続けるうちに人間と接し、人間の文化を徐々に受け入れていくアミガ。特に当初は
嫌悪の対象だったオージことカイザーンが段々気になる存在となり最終的には彼と
結婚するわけなんですが、別にアクセルへの想いがなくなったというわけでも
なくって (^^; アクセルへの想いは家族のように育ったんで兄妹愛のようなものだ、
と割り切ったわけですハイ (^_^; で、現在のアミガは夫カイザーン&兄アクセルと
一緒に南部樹海に帰って暮らしてる、というわけです (^^;

次。緑の肌の獣矢(じゅうや)。外見的には尻尾と角のあるブ○ンカなんですけど、
彼の本名もそのまま○ランカです(笑)アハーン大陸南方に住む獣亜人。特に出身
であるガラシュの森では父ブランキの後を継いだ獣亜人の勇者として名高いわけなん
ですけど、その森が襲撃され、家族を失い、更に許嫁であるメラパラをさらわれて
獣矢はメラパラを追って東方へ向かう事になります。でもその途中で「珍しい動物」
として捕まってしまう哀れな獣矢 (^^; サーカスのような旅一座の下でしばらく
過ごすんですが、後に脱出。ここでアミガやレイ等後の仲間達と出会いまして、
南部樹海脱出時にアミガやアクセルを襲撃した輩とメラパラを連れ去った一味に
共通点を感じた獣矢はそのままパーティに同行します (^^)

遠くさかのぼると、実は東方パーティのほとんどのメンバーは先祖にダイという1人の
人間が居まして、その血を濃く受け継いでいるのが獣矢とアミガなんです (^^)
ダイの血が持つ役目は、アハーン東方に伝わる「封じの神器」という特殊な聖刻器
(マジックアイテムのような物です)に関係してまして、女性は神器の力を解放する
役目、男性は神器を使いこなす役目を持っているわけです。で、獣矢はそんな男性陣の
中でも特殊な能力を持っており、神器に接触する事でその能力を自分の中に取り込む
事が出来まして (^^; 武器の形をとっている事が多い神器を触りまくった彼は、
最終的には戦闘マシーンのようになっていました(笑

ちなみに旅路の後、獣矢はメラパラを一応救出。でもその時の手段があまりにも効率
悪かったので彼女には嫌われてしまい(笑)ガラシュの森に帰って結婚するのは
ず〜っと先になるのでした (^_^;

次は犬じゃなくて(笑)人狼族のガロム。もともとはへりしあと同じ孤児院で暮らして
いたんですが、後に災害だか襲撃だかで村ごと全滅。アミガ一座が偶然立ち寄って
彼らを連れて行かなければどうなってた事やら。人狼族は非戦闘系の種族で、肉体が
脆弱な分不思議な能力を持っており魔力のこもった歌を歌う事で様々な事象を
引き起こす事ができます。これは人狼族が先祖に九尾獣(クーオーロー)という
「龍」に匹敵する強大な能力をもつ絶対生物の血を引いているから。

ちなみにワースのルール上では龍や九尾獣ってのは不死身な存在だったりします (^^;
ガロムは幼い頃からへりしあと共に過ごしてきたんですが、パーティに加わってからは
獣矢と仲が良くなりまして (^^) 獣矢の後をてくてくとついてくような感じでした (^^)
でも、ラッシュとへりしあがパーティを一時的に離れた際にはガロムも一緒に居なく
なったんですが(そうなると今度は獣矢が寂しくなって泣くんだわ(笑))。

冒険が終わってみると獣矢はメラパラを追って南方に帰るわ、へりしあはラッシュと
結婚して都市に引っ越すわで一人になってしまったガロムなんですが、アミガ達と
激しい戦いの中を頑張ってきた彼の所行を見ていた九尾獣が彼を誉めたたえ、彼を
特殊な任務に就かせます (^^) それはアハーン中原〜東方に住む、全長数キロにも及ぶ
超巨大な空飛ぶクジラ、老翁鯨(ろうおうげい)の監視役。老翁鯨は本来おとなしい
生物なんですがごく希に人里近くまで飛行してくるのがいまして (^_^; ただ飛んでる
だけで人間をパニックにしかねない存在なんで、そういうのが出ないようにクジラ達を
監視する役職としてガロムが選ばれたわけです (^^;

ちなみにまゆき様が住み、ザビガの娘達や幼い頃のすずめが過ごした中原の「霧の谷」は
数百年ほど地中で寝ている老翁鯨の中でも特に巨大なクジラの背中に出来ている町
だったりします (^^;;;

次。ビ○ルダーに手足とタケコプターみたいなのがついてアーリマンの出来損ない
みたいな奴、ヒロポン。アハーンにおける「負」の絶対生命体、負魔王
(マイイール・ザサ)が創り出した丸族(まるぞく)と呼ばれる人工生命体で、
一応の基本的外見は、名前が指すとおり丸。手足もなくってまさしく「丸」。
1メートル近い眼球が浮遊していると思って下さい (;_;)/

生物に寄生したり生物の死体を吸収したりして成長していきます。ちなみに絵では
人間の死体から手と足だけ有効活用させて頂いて、残りは多分吸収済ではないかと (;_;)/
こう書くと恐ろしいイメージがあるんですが盆栽等にヤドリギのようにくっつける事も
できます。インテリアに是非!(笑

季節によってキノコが生えてきたり爆裂して胞子を飛ばしたり (^^; 最終的には
超進化して無機物までをも取り込んでたり(種族名:丸II)してた等もはや「ノリが
良けりゃ何でもOK」なキャラとなってしまいました (^o^;

でもそんなヒロポンも吸収できなかった(しなかっただけかも (^^; )物が数点
ありまして。棒の先に人の手が付いている鍬とか視界の影に常駐する紐とかポール星人
みたいな外見してる「眉毛ボン」とか、概念破りの丸族に対抗するには概念破りの
キャラを持ち出すしかなかったようで (^^; 実際文章化しても何の事かわかんないっしょ
常駐する紐なんて言われても (^_^;

最後は一応龍亜人なんだけど、これも負魔王に少し手を加えられている戦闘生物として
誕生したダグラス・ローズ。戦いが終わって南部樹海に帰ったアミガ達。そんな
樹海にポツンと置かれていた卵が1つ。これを拾ってきたアクセルの前で卵は孵化。
こうして生まれた龍亜人こそダグラスだったりします (^^ゞ

拾い主のアクセルが義父となって、アミガの娘達共々彼を育てていく事になるんですが
成長するに従って通常の龍亜人と違う特徴を見せ始めるダグラス。もともと戦闘系の
龍亜人を戦闘生物として改造・誕生させたらどうなるか、というのが負魔王の狙いで
龍人の力を引くアクセルの下、彼は成長して行きます。でも負魔王が見たいのはその
戦闘能力だけらしく性格等には手を加えなかったようで、本来のほほんとしてる
アクセルの性格に影響されてダグラスものほほんと育ちます(笑

そして十数年。どうも違う生物になってしまったようなダグラス… (^^;