ギルダル・ドアーテ・ムーンナル シーズ・ラ・オルスギーナ エンバー・ソーン ガーヴス バナル・アウ・クロオ ゴーラ・オーム |
ワースが他のRPGと違った魅力として魅せてくれる要素の1つに、この「操兵」と いう存在があります。概念で言うと聖刻世界の云々と色々あるんですが、平たく 言っちゃえば巨大ロボットだと思って頂いて結構です (^^; 操兵は「従兵機(じゅうへいき)」・「狩猟機(しゅりょうき)」・「呪操兵 (じゅそうへい)」の3種に大別できます。小説やゲームシステムによっては 「重操兵」や「武操兵」、果ては「人馬操兵」・「神操兵」なんてのもいるけど、 とりあえず先に書いた3種が操兵の基本大別だと思って下さい (^^ゞ 従兵機はMSで言うとズゴックとかABで言うとドラムロみたいなやつ。首がなくて 顔が胴体に直接張り付いてるんですね (^^; 安価で生産できる代わりに性能もそこそこ。 でも操兵そのものが貴重な存在なんで、操兵に乗るという事だけでも名誉な事なんだと 認識して下さいな。狩猟機はダンバインとかの様な、アニメ的に主役機っぽい機体。 いわゆる人間型で、性能も主役級(笑)。すずめの属するラ・シクル騎士団に例えると 隊長であるすずめは狩猟機、隊長付従士のミーナは従兵機。戦場においてもリーダー格の 機体なわけです、狩猟機ってのは。もちろん高価なんで、すずめがラ・シクル戦記 1回目のプレイで操兵を「転んで」破壊したなんてのは国レベルの損害なんですわ (^_^; ちなみに操兵ってのは一般人にはとても買えません (^^; 値段が法外なのと個人 レベルの売買が許されていないというのがあるんですね。 呪操兵は既製のロボット的な概念に捕らわれない外見を持つ機体で、一般に練法師が 各々の術を行使しやすいような外見になっています。腕が数本あるとか魔力を増幅 させるのに「仮面」が複数ある…等。 で、絵の方は全部主役級の狩猟機を描かせて頂きました (^^ゞ もともとメカ系が苦手な うえに事実上始めて描く操兵なんで、上半身だけとはいえ色々とヘロヘロな部分が あったりしますが、どうかご容赦願います (^^; まずは左下の漆黒の機体、ギルダル・ドアーテ・ムーンナル。オージことカイザーンの 愛機で、アハーン大陸西方で最強と呼ばれるムーン・ドアーテを越える性能を持って います (^-^)v その漆黒の機体は、光を受けて時折金色に輝くとか。西方 ダカイト・ラズマ帝国の機体なんだけど、操兵を生産している「西方工呪会(せいほう こうじゅかい)」の機体とは明らかに性能差があるので2000年以上前に作られた 「古操兵」ではないかと推測されます。 ちなみに仲間内では小説「聖刻1092」に出てくる「八の聖刻」の「黒の操兵」の 1つじゃないかと推測してるんですが… (^-^; ギルダルは別な小説「剣の聖刻年代記」の 6巻だか7巻だかで表紙を飾ってますんで、ぜひ本屋でご覧あれ (^-^)/ 通常、操手槽(コクピット)は何らかの隙間があるんだけど、このギルダルは完全密閉が 可能。しかも室内を快適にしてくれる調節機能付き (^^; 次は左上、銀色の(灰色ですが (^^; )機体で、東方編にてパーティのリーダーである レイが搭乗したシーズ・ラ・オルスギーナ。先に亜人の項で書いた「封じの神器」の 1つで、「物(ぶつ)」の属性。通常でも並の操兵よりは強力な機体なんだけど、 その能力を解放すると事象に干渉するような事まで出来るようになる「秘技の操兵」 です (^^ゞ レイが前に乗っていた雷禅王(らいぜんおう)を触媒として出現したんで 他の操兵と違って、シーズの外見というのはある程度自由に変更できるんじゃない かなぁ、と思います (^^; オフィシャルにはない東方編オリジナルの操兵なんで、今回のデザインは雷禅王を ベースにあれこれ手を加えてみました (^^ゞ …って、雷禅王も元々はオリジナル なんだけど (^^; 次は中央左の赤い機体。すずめが駆る旗操兵エンバー・ソーンです (^-^)/儀礼的 要素が強く、ラ・シクル王国をはじめとする各国において騎士団員用の操兵として 用いられています (^^) 機体能力的には標準的ながら、その分安定した運動性能を 持つんで操手への負担が軽い、いわゆるザク&ジムな機体です (^^; じゃあその 安定した運動性能で転んで大破させたすずめって…(笑 すずめはこの後も何機か(敵のも自分のも込みで)潰しながら戦火をくぐり、最終的に エンバー・ソーンのプロトタイプであるディバー・ソーンに搭乗します (^^; ディバー・ソーンは能力に高いところがあったり低いところがあったりとムラが 多くて開発中止になった機体なんですが、どうやらすずめにはそういった暴れ馬っぽい 機体の方が相性が良いようで(笑 そして下段、茶色の機体はワース西方編で、後にアハーン全土の勇者となるゼナムが 搭乗する古操兵、ガーヴス。これも古操兵という事で機体年齢は4000歳近く 経っています。ちなみにこの機齢は、現在発見されている機体では最古のもの。 西方のモニイダス先史文明を守護するために作られた「四操兵」の1体で、他の機体 エルグス、マイグス、ソルゴナと共に街の四方、東西南北を守っていました。 ちなみにガーヴスはそのうち西面を守護。 本来は非常に強力な機体なんですが、発見された当時はその能力のほとんどが失われて いると言うターンエーな状態 (^^; ゼナム達が冒険を続けるうちに専用の剣(魔力を 吸収するゾーン・マギシーナ)や、「仮面」から無くなっていた65個目の聖刻石 「新・聖刻(ラ・ワース)」を手に入れる等して、最終的に4000年前の性能に 戻っていました (^^ゞ ちなみにその「秘操兵」モードになると、その性能に匹敵 するのは「秘技の操兵」のシーズかフルパワーのギルダルぐらいではないかと (^^; まぁギルダルが「八の聖刻」だったらそりゃ話が変わってくるけどね (^^; ちなみに西方の動乱が終結してからは、ガーヴスはゼナムと共に中原を渡りアハーン 各地を歩く事に。手薄になったモニイダスにはガーヴスの複製機が代役として守護操兵に なったそうです(性能は普通の狩猟機だけど (^^; )。あと、その4000年前の ガーヴスの活躍については小説「剣の聖刻年代記」の新シリーズにて書かれてますんで 是非読んでみて下さいな (^-^)/ 次は右上、ダンバインみたいな機体は東方製の操兵、バナル・アウ・クロオ。 アハーン東方の北部、吾伽式(あかしき:アミガの生まれ故郷)の守護操兵として 作られたんですが、長らくその行方が解らなくなっていた機体です。守護操兵な だけに、その性能は東方製操兵で一・二を争う程ではないかと思うです (^^) 「秘技の操兵」なシーズは除く (^^; 東方編のキャンペーン自体、東方南部の街から吾伽式を目指すという旅だったんで、 バナルの出番は本当に最後の最後だけだったんですが、とりあえず吾伽式の街が 危機に陥った際にはちゃんと出現してました (^^; 最後は中央右の黄色の(本当は金色だと思って下さい (;_;)/ )機体。西方各国で 配備されており、その性能も西方工呪会製の操兵では最強に入るゴーラ・オーム。 エンバー・ソーン同様いわゆる量産機なんですが、性能は前述の通り量産機では 最強クラスで、西方編でも実際最終決戦近くまで頑張ってくれた機体です☆ エンバー・ソーンがザクならゴーラ・オームはさしずめゲルググといったところ でしょうかね (^-^)o 西方編で搭乗していたのはゼナムのパーティ仲間であるボンという戦士。最終決戦 でこそエルグスだかマイグスだかに乗り換えてたような気もするけどガーヴス等 強力な操兵と一緒の旅路で、最終決戦直前までずっと持ったというそのポテンシャルの 高さは特筆すべき所でしょう (^^) で、西方動乱の後、モニイダスの騎士団長となったボンは四操兵ではなく ゴーラ・オームを再び愛機に選びます。ただしちょっとばかりの改造をするんだけど (^^; 全身を黒く塗られ、右手に専用の従兵機を連結させる事が出来る様に (^_^; でもって 名前は Gigantic Guradian Gora-ohm 、略してGGG… (^o^; 卓みぃはほとんどのキャンペーンで操兵乗りを体験してなかったんですが すずめ (ラ・シクル戦記)で始めて搭乗する事が出来ました (^o^)/ 壊したけど(笑 |