ホームズ作品のテキスト
シャーロック・ホームズの事件簿は、日本でもさまざまな訳本として紹介されていますが、とりあえず読んでいるいくつかの全集を紹介します。本当は原文で読めればいいのでしょうが、わたしはとても英語の苦手な人なので・・・(^^;このHPの中にも、あちらこちらに英語の間違いがあるかも知れませんが、笑って許して下さい。
創元推理文庫
書 名 | 収録事件名 | 翻訳者 | 発刊年 |
シャーロック・ホームズの冒険 | ボヘミアの醜聞 | 阿部知二 | 1960 |
赤髪連盟 |
花婿の正体 |
ボスコム渓谷の惨劇 |
五個のオレンジの種 |
唇のねじれた男 |
青い紅玉 |
まだらの紐 |
技師の親指 |
独身の貴族 |
緑柱石宝冠事件 |
ぶなの木立ち |
回想のシャーロック・ホームズ | 銀星号事件 | 阿部知二 | 1960 |
黄色い顔 |
株式仲買店員 |
グロリア・スコット号 |
マスグレーヴ家の儀式書 |
ライゲットの謎 |
まがった男 |
入院患者 |
ギリシャ語通訳 |
海軍条約事件 |
最後の事件 |
シャーロック・ホームズの生還 | 空家事件 | 阿部知二 | 1960 |
ノーウッドの建築業者 |
踊る人形 |
あやしい自転車乗り |
プライオリ・スクール |
ブラック・ピーター |
恐喝王ミルヴァートン |
六つのナポレオン胸像 |
三人の学生 |
金ぶちの鼻眼鏡 |
スリー・クォーター失踪事件 |
僧房荘園 |
第二の血痕 |
シャーロック・ホームズの最後のあいさつ | 藤荘 | 阿部知二 | 1960 |
ボール箱 |
赤輪党 |
ブルース・パーティントン設計書 |
瀕死の探偵 |
フランシス・カーファクス姫の失踪 |
悪魔の足 |
最後のあいさつ |
シャーロック・ホームズの事件簿 | 高名な依頼人 | 深町眞理子 | 1991 |
白面の兵士 |
マザリンの宝石 |
三破風館 |
サセックスの吸血鬼 |
ガリデブが三人 |
ソア橋の怪事件 |
這う男 |
ライオンのたてがみ |
覆面の下宿人 |
ショスコム・オールド・プレース |
引退した絵の具屋 |
緋色の研究 | 緋色の研究 | 阿部知二 | 1960 |
四人の署名 | 四人の署名 | 阿部知二 | 1960 |
バスカヴィル家の犬 | バスカヴィル家の犬 | 阿部知二 | 1960 |
恐怖の谷 | 恐怖の谷 | 阿部知二 | 1960 |
新潮文庫
書 名 | 収録事件名 | 翻訳者 | 発刊年 |
シャーロック・ホームズの冒険 | ボヘミアの醜聞 | 延原 謙 | 1953 |
赤髪組合 |
花婿失踪事件 |
ボスコム谷の惨劇 |
オレンジの種五つ |
唇のねじれた男 |
青いガーネット |
まだらの紐 |
花嫁失踪事件 |
ぶな屋敷 |
シャーロック・ホームズの帰還 | 空家の冒険 | 延原 謙 | 1953 |
踊る人形 |
美しき自転車乗り |
プライオリ学校 |
黒ピーター |
犯人は二人 |
六つのナポレオン |
金縁の鼻眼鏡 |
アベ農園 |
第二の汚点 |
シャーロック・ホームズの想い出 | 白銀号事件 | 延原 謙 | 1953 |
黄いろい顔 |
株式仲買店員 |
グロリア・スコット号 |
マスグレーヴ家の儀式 |
背の曲った男 |
入院患者 |
ギリシャ語通訳 |
海軍条約文書事件 |
最後の事件 |
シャーロック・ホームズの事件簿 | 高名の依頼人 | 延原 謙 | 1953 |
白面の兵士 |
マザリンの宝石 |
三破風館 |
吸血鬼 |
三人ガリデブ |
ソア橋 |
這う人 |
獅子の鬣 |
覆面の下宿人 |
緋色の研究 | 緋色の研究 | 延原 謙 | 1953 |
四つの署名 | 四つの署名 | 延原 謙 | 1953 |
バスカヴィル家の犬 | バスカヴィル家の犬 | 延原 謙 | 1954 |
恐怖の谷 | 恐怖の谷 | 延原 謙 | 1953 |
シャーロック・ホームズの最後の挨拶 | ウィステリア荘 | 延原 謙 | 1955 |
ボール箱 |
赤い輪 |
ブルース・パティントン設計書 |
瀕死の探偵 |
フランシス・カーファクス姫の失踪 |
悪魔の足 |
最後の挨拶 |
シャーロック・ホームズの叡智 | 技師の拇指 | 延原 謙 | 1955 |
緑玉の宝冠 |
ライゲートの大地主 |
ノーウッドの建築師 |
三人の学生 |
スリー・コータの失踪 |
ショスコム荘 |
隠居絵具師 |
単行本の原題及び発行年
- 緋色の研究 "A Study in Scarlet" 1888
- 四人の署名 "The Sing of Four" 1890 (最初の原題は"The Sing of the Four")
- シャーロック・ホームズの冒険 "The Adventures of Sherlock Holmes" 1892
- 回想のシャーロック・ホームズ "The Memoirs of Sherlock Holmes" 1894
- バスカヴィル家の犬 "The Hound of the Baskervilles" 1902
- シャーロック・ホームズの生還 "The Return of Sherlock Holmes" 1905
- 恐怖の谷 "The Valley of Fear" 1915
- シャーロック・ホームズの最後のあいさつ "His Last Bow" 1917
- シャーロック・ホームズの事件簿 "The Case-Book of Sherlock Holmes" 1927
一覧表に関しての諸注意
- 「創元推理文庫」と「新潮文庫」の関係書の一覧を載せました。
- 「創元推理文庫」は、わたしのお気に入りであるとともに、原作の構成を守っており、事件名等もこのHPの他の部分でも活用させてもらっています。
- 「新潮文庫」は、「創元推理文庫」に先立って発行され、草分け的な全集なのですが、収録作品の数の都合から原作の構成を崩すとともに、新たな「シャーロック・ホームズの叡智」という作品集を作るなど、他の全集と違う構成になっているので、ここに載せました。
- 両文庫の訳の違いなどを比べてみるのも面白いのですが、とても大変な作業になるので、お暇な方はどうぞ。
- 各本の発刊年は、手持ちのものではなく、初版のものを載せました。
参考文献
- 阿部知二・深町眞理子訳 創元推理文庫 シャーロック・ホームズ全集
- 延原 謙訳 新潮文庫 コナン・ドイルの作品