サンダーバードを楽しむ




サンダーバードという有名なSF人形劇があります。

トレーシー5兄弟と仲間たちが世界中、いや宇宙でさえ活躍するという
国際救助隊の物語です。

イギリスの作品を吹き替えて日本の子供たちを夢中にさせたのは
もうずいぶんと前のことですが
最近またテレビで放映されているようですね。
懐かしいです。

トレーシー島で指揮をとるボスは彼らの父親、
ジェフ・トレーシー、56歳。
頼りになります。
大富豪です。
自分で島買って持ってます。
もと宇宙飛行士です。

トレーシー兄弟はそれぞれのサンダーバードに乗って出動。
(あるいは宇宙空間に駐在)
みんな魅力たっぷりです。
それぞれ個性的で。

兄弟は現場で困ったことがあると
父親であるジェフに連絡をとり
指示を仰ぎます。

長男スコットは26歳
次男ジョンは25歳
三男バージルは24歳
四男ゴードンは22歳
そして末っ子のアランが21歳。

「オヤジに相談せずに自分で判断せい!」
という年齢だったりもするんですけれども。
状況によってはそうもいかず。

やっぱりオヤジさんは頼れる存在なんでしょうね。

無線で父親に呼びかけるシーンでは
緊迫感がただよってます。
あれ、不思議ですね。
人形だからずっと同じ表情なんですけどね。
なんだかものすごくシリアスな顔に見えたりするんですよね、
困ってる場面だと。


でもね。

どうしても笑っちゃうんですよ私は、
その兄弟が父親に連絡するシーンで。


だってぇ・・・














「どうしよう、パパぁ」

って言うんだよぉ(笑)








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他にいい日本語訳はないのかな、って思って
いろいろと考えてみたんですけど。
いや、そもそも英語で何て言ってるのかしりませんけど。

どうもどれもピンと来ないんですよね。

「どうしましょう、とうさん」
じゃねぇ。
墓場に住んでる妖怪界のプリンス、「ゲゲゲの○太郎」くんみたいだしね。

「オヤジ」っていう感じのお父さんじゃないし。

当時(昭和41年)「パパ」っていう言い方は大人チックでカッコよかったのかなぁ。




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