■岩倉玲音(2) 【sereal experiments lain (TV) 】
(2000年3月)



 前回の玲音と同じ原型から作った二体目。いろいろあってlainでもレインでもなく、同じ岩倉玲音として作りました。

 変更点は、鼻と口の位置と形状を微調整した事、耳をディテールアップした事、あごのラインを修正した事、全体により色白にしたこと、くらいです。目のあたりのディティールも少し増えてますが、見たかんじではアクリラでオレンジの墨入れをした事のほうが顕著な相違点になってます。当初は口の周りももうすこし派手にシャドウ吹き・墨入れしてたんですけど、なんか恐怖映画みたいになってきたので肌色を重ねておとなしくしてしまいました。

もう概ね出来あがった頭からの加工だったので、さほど時間はかかってません。頭部だけで4日、ボディに1週間。

 前のの関節のポリパーツ部分は思いっきり塗装が剥げちゃったんで、下地にメタルプライマとか瞬着とか色々試してみたのですがいまいち決定打は無く、結局この撮影中にもどんどん剥がれ落ちて行く状態、どなたかよい解決法を教えてくださいまし。その点SAJはフルABS樹脂なので色剥げの心配

 

が無い事は今にして思うと結構アドバンテージですねぇ。もっともこれからSAJを素材に何か作る事は多分無いとは思いますが・・。

 あと、小さな事ですけど首が付け根のところと頭部パーツの中で二重関節になってて、頭部全体を前後にスイングできるようになっています。実は頭部にピンバイスで軸受けの穴をあけるとき角度を間違いまして(^^)。何度かあけなおしてるうちに前後に10度ほど動かせるようになっちゃったというだけ。でも首の前後位置を修正できるというのは案外重宝します玲音の場合。厚い服着たらお下げがつっかえちゃうので、完全固定だと辛い事があるのです。あぁ怪我の功名(^^)。

※ このドールは小中千昭さんに進呈しました。現在小中氏のHP、dollhouseコンテンツ内に、氏によって撮影された画像が掲載されています(^^)。






戻る