■駆逐艦「桜」
2000年11月

 およそ1年ぶりに完成したWLキット。長かったな〜(^^)。
 松級(丁型)駆逐艦は戦時急造型なんで船体の小ささと、工程簡易化のために直線で構成された構造物が特徴。なんとなく今の護衛艦みたいな感じもあって、なんか日本海軍の船っていうイメージからちょっと外れてる。そこが面白いんですけどね。

 キットはフジミ脱退のためタミヤがリニューアルしたものなので、ほとんど問題なし。ディテールもバッチリです。ですんで改修は手すりの追加とかブリッジの窓あけとかごく一部にとどめてます。塗装は・・・・あやややちょっちウェザリングやり過ぎですねこりゃ。


 

 画像は太陽光線下で撮影したもので、ちょっとコントラストを強めにしてみました。なんとなくそれらしくとれたんで満足してます。特にこの上のアップのやつ。煙突の影なんかいい感じだと思いません?(<自画自賛(^^))

 あ〜そう云えば作ってて気付いた事が一つ。私、松級の駆逐艦って艦尾部は現代の軍艦の様に上から見ると直線にすぱっと切れた形してるのだとばっかりおもってました。旧フジミの松/桜はそんな風に造形されてたもんですから。でもこの桜の艦尾はちゃんとアールがついてる・・・・。調べてみると艦尾がまっすぐなのは松級(丁型)よりさらに構造の簡素化が進んだ橘級(改丁型)だったのです。フジミのリサーチミスをそのままずっといままで信じてました・・・。

1/700 駆逐艦「桜」
発売元:タミヤ



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