■倉田紗南【こどものおもちゃ(TV) 】(1999年1月)

 最も手がかかったのがこいつ。足掛け3年かかりました。

 なんせ小学生でしょ?高校生やセイバーと同じ大きさではなかろう、ということでリカサイズを選択した訳ですが、当時まだVOLKSの「エクセレントミニ」は存在せず、無謀にもSAJを無理やり大改造、胴体までばらばらにした上リカサイズにまで縮小しました。まずここまでで3ヶ月。

 ほんでまたポリパテで頭を製作。とりあえずまぁまぁかな、というところまできたのが97年末。ここからが長かった(^^)。


 

 前作ひとみよりもさらに細いピンバイスで穴をあけてドールヘアーを植毛したのですが、満足できる(頭が十分にかくれる)量を植えると、おさげとしてまとめるには髪が多すぎてしまうのです。これにはまいりました。どうみても左右に爆発した髪形になっちゃう(^^)。

 ちょっと目の大きさが気に入らなくなったこともあって4月ごろもいっかい頭部を製作、同様の方法で再挑戦しましたが同じパターンで惨敗。首のない可動リカサイズボディはその後半年以上放置されることになります。

 いつまでも首なし死体をほっておくわけにもいかず、年末に3つめの頭部を製作、今度はゼメダインのエポキシパテ(「馬パテ」です)で髪を作り、やっと今の形に落ち着きました。難産難産。

 写真の服はタカラ製のリカ用のもの。髪を分けているように見えるのは製作中にこの部分の髪の毛を一本折ってしまったため。修復がめんどうだったんです・・・。




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