現在飼育中のカブト・クワガタの紹介です。
 あまり珍しい種類ではないと思いますが、メジャーな種類を飼っているあたりは世間に流されやすいなと…
2000年の夏から飼育を始めたのですが、なにせ最初に飼い出したのがオオクワではなくて、「パラワンヒラタ」で次が「マレー・コーカサス」(いずれも成虫)…で後はご覧のように増えていった次第です。
 最初は近所の子供達をクワ・カブ採りに連れて行く程度だったのですが、ネット検索をして色々とホームページを閲覧していると、様々な外産の虫達が売買されているじゃありませんか!
 で、最初は、それ程興味があったわけではなかったのですが、小学生の頃に読んだ「学研の秘密シリーズ」の中に出てくるコーカサスやヘラクレスといった、外産甲虫達の実物を一度手にとって見たいという、ささやか(?)な願望から、いつのまにか現状となった次第です。
 
というわけで、下欄にて紹介していきたいと思います。

飼育(履歴)・ブリード中の虫達2004/11月現在
※各画像は随時追加予定です!  
種   類 コ メ ン ト 割り出し
予定・他
ア ン タ エ ウ ス
アンタエウス(インド・WBK・ラバ産 WILD) Wildもの78oペアからの累代。
殆ど80overで羽化しそうです。
♂86.5ミリからのF2幼虫をブリード中。
アンタエウス(インド・MIRIK産 F1) Shopから頂いた小型のペア。
2002/10羽化のもの。
F2幼虫をブリード中。
アンタエウス(ブータン・ダンプー産F2幼虫4頭) 怪物君血統だそうです。
♂80oと82oガ羽化
ブリード中。
アンタエウス(ネパール・ダーディング産・F1) 羽化♂78oと83o、♀48o
アンタエウス(ネパール・ボカラ産・F2) 83o♂78o♂
アンタエウス(タイ・ドイサケット産) 来年の春にF1の最大個体をブリード予定。 F2幼虫9匹+7匹
アンタエウス(マレー・キャメロンハイランド産F1) 77o♂と49o♀の仔。累代はF2で、80overは3匹出ています。最小で75oとまずまずのサイズが揃いました。
アンタエウス(マレー産F2&F3各5頭)
(ドルクスマンA及びB血統)
ドルクスマンさんところの極太血統!
羽化した時が楽しみな幼虫達です。
現在、♂76oを筆頭にA・B血統とも羽化。
幼虫23匹
アンタエウス(ミャンマー・ラシオ産F1) 最近とあるところより頂いたもの。♂75o♀47o。初令〜2令幼虫26匹回収。 ♂最大80o
♀最大54o
アンタエウス(ミャンマー・カチン産F2) 昆虫フィールドやHP超クワガタ的生活で有名な斎藤二人さんから、里子で頂いたもの。
♂は羽化不全、♀50o

ド ル ク ス ・ 他
シェンクリング・オオクワガタ(六亀産ブリードもの) とある方より頂いたもの。♂82oペア及び初令〜2令幼虫。
♂6匹
♂最大87oのブリード。現在F3幼虫ブリード中。
キ ク ロ マ ト ス
メタリフェル・ホソアカクワガタ(ペレン島産Wild) 現在、新成虫のブリード中
メタリフェル・ホソアカクワガタ(sangiresis)
(タンナ島産F1幼虫 5匹)
メタリフェルの中でも光沢が強く、色彩変化が美しい亜種。
生息地がマラリアの巣窟の為、採取が難しく、入荷の少ない珍品。羽化が楽しみな種類です。
ブリード予定。
メタリフェル・ホソアカクワガタ(ssp.otanii)
(モロタイ島産F1幼虫 6匹)
こちらも珍種というか、今まで入荷のなかったメタリフェル。
羽化した時が楽しみです。
幼虫36匹
モンタネルス・ホソアカ(ボルネオ産F1) 小型♂2及び♀1が羽化。 中止
チュウ・ホソアカ(ボルネオ産F1) 小型のペア。モンタネルスに似るが、こちらの方がより大型&カラフル。
他のキクロより数が少なく珍品。
中止
アラガール・ホソアカ(パラワン島産F2・幼虫) パラワン島特産種で、これの大歯型は、とてもかっこいい! 但しF2以降の累代は難しいらしいですが…  数ペア有り
ギラファ・ホソアカ(ボルネオ産F1・小ペア) ブリード用に購入、安心の累代個体、野外品は…なので。 中止
ズベールホソアカ(カタンドゥアネス産F1) カタンドゥアネス産のズベール。光沢があって結構美麗。 中止
インペラトール・ホソアカ(ワメナ産WILD) 新たにブリード用として購入したもの。78oペア ♂2匹
♀3匹
別系統のペアでブリード中
エラフス・ホソアカ(スマトラ産WILD) ブリード用として購入。78oペアで大顎がグリーンの個体。 中止
ミニスゼッチ・ホソアカ(台湾産CB) 里子にて頂きもの。2ペア羽化 中止
ルニフェル・ホソアカ(スマトラ産CBペア) 里子にて頂きもの。天狗ホソアカの和名どおり突き出た頭盾が特徴。 中止
マルガリータ・ホソアカ(ニューギニア産F3ペア)  これも頭でっかちのキクロ。プルケとは内歯の位置が違う。サイズも若干大きめ。 中止
クプレオニテンス・ホソアカ(スマトラ産WILDペア) 中型のキクロで、様々なカラーがありバリエーションが楽しめるキクロ。
但し、ブリードはキクロ中最難関!?
中止
デハーン・ホソアカ
(ボルネオ・バリクパパン産F1ペア)
 こちらも中・小型のキクロでやや珍品。 中止
イクジミウス(フィニッシ)ホソアカ
(パプアニューギニア・アセキ産WILD)
というわけで、羽化してみるとイクジミウスでした。ただ、パプア産のものは、フィニッシという亜種になり、イリアン産のものとは趣を事にします。
カウピ・ホソアカクワガタ(イリアンジャ産産41oWild)  タランドゥスが大量に入荷してきた為、結果的にこちらの方が高価になってしまった感があります。
 オオズホソアカの中では、基部近くの内歯が大きいのが特徴で、区別がつきやすい。
F2成虫羽化中。
バインライヒ・ホソアカ
(パプアニューギニア・アセキ産F1ペア)
 クワ友の方と交換で頂いた、バインライヒ。内歯の形が特徴的です。 F2成虫・羽化中。
スペキオスス・ホソアカ
(ソロモン諸島産・F1幼虫)
 オオズホソアカ系では一番大きくなる種類のようです。breedでは結構産むようですので、これから面白いホソアカではないかと思います。 ♂3匹羽化
タランドゥス・ホソアカクワガタ
(ボルネオ・東カリマンタン産64oWILD
)
 長いこと入荷が待ち望まれていたキクロマトス。今回新産地が見つかった為、結構入荷してきました。
 ただ現地の状況では今後も安定して入荷するかどうかは不明なようです。
F2幼虫ブリード中。
ビコロール・ホソアカ
(タイ産F1ペア)
 クワ友から頂いたもの。小さいながら綺麗です。ちょこちょことよく動くので見ていて飽きないかも… 中止
ミ ヤ マ ク ワ ガ タ
ユーロ・ミヤマ(スイス産・WILD65oペア+F1♀2匹)  昨年度の羽化個体が♀ばかりでしたので、漸くというか何とかWILDが間に合ったので、今回3♀でブリード中です。 中止
フ タ マ タ ・ ク ワ ガ タ
マンディブラリス・フタマタクワガタ(スマトラ島産Wild) ♂2匹羽化♂1幼虫。♀成虫6匹
羽化後リノケロスとマンディブの交雑個体であることが判明。
中止
マンディブラリス・フタマタクワガタ
(ボルネオ産Wildペア)
 2004年でも中々入荷の少ないボルネオ産のマンディブラリス。ここの産地の方が巨大化するようですが、セアカフタマタやリノケロスとの混入がない事も理由の一つ。 幼虫11匹
フォルスター・フタマタクワガタ
(ミャンマー・サガイン産Wild70+ペア)
2002/10現在で、日本発入荷のフタマタクワガタ。インド産もいるのだが、ミャンマー産のほうが内歯の形状が複雑で、湾曲も強い。前から欲しかった種類です。 F2幼虫
17匹
ク ル ビ デ ン ス
森田ゴールド・オオクワガタ 美形オオクワガタとして有名な森田氏の飼育個体。幼虫19匹回収
♂幼虫最大32g
漸く羽化。
オオクワガタ(山梨産) 来年のペアリング用に購入。 中止
中国ホーペ・オオクワガタ(広西壮族自治区Wild) 初令幼虫8匹回収。再セット
♂幼虫最大30g
幼虫12匹
森田ホーペ・オオクワガタ(江西省産) 美形のホーペイとして有名な森田氏の飼育個体。70oペア初令幼虫3匹回収。再セット 中止
中国ホーペ・オオクワガタ(湖南省商梓県産Wild) 60oのペア。来年ペアリング予定。 F1幼虫20匹
中国ホーペ・オオクワガタ(湖南省産F2幼虫) ♂小型3匹羽化。♀40〜46o
中国ホーペ・オオクワガタ(セナ王)
(福建省・武夷山産F2・68oペア)
有名なShop「セナ」さんところのブリード個体。直接購入のカード付き。 幼虫7匹
インド・クルビデンス(インド・WBK産・F1)  小型の♀が2匹羽化。別系統の♀成虫3匹を追加購入。
♂全て羽化・最大76o
F2個体羽化中。
ノ コ ギ リ ク ワ ガ タ
ギラファ・ノコギリクワガタ(フローレス島産wild) 初令幼虫を20匹を飼育中
(マットにて)
中止
ギラファ・ノコギリクワガタ(ダイスケイ)
(ネグロス島産F1・94oペア)
ダイスケ・ギラファといわれるネグロス島のもので、フローレス島産についで大きくなる亜種。ツヤがあり、大總は細長く、他の亜種と容易に区別がつく。ギラファノコの中で最珍品。 ♀は全て羽化。
♂1羽化
コルポラアル・ノコギリ(ブル島産F1・ペア幼虫) 珍品のノコギリとして有名。羽化したものは、全身黒のタイプ(♂) F2幼虫23匹
ラフェルト・ノコギリクワガタ
(New Hebrides産 F2初令幼虫4頭)
珍品ノコ! 標本も高価で、80o以上になる。
別系統の♂75oを追加。ブリード用。
現在のギネスは81o
♀3匹羽化
♂別系統でブリード中
幼虫8匹回収
ハスタート・ノコギリクワガタ
(マライタ島産 F4幼虫)

ノコギリでは最も太くなる種類で、♂もかなり凶暴なようです。ペアリングが難しい種かも知れません。
現在のギネスは73.5o
幼虫10匹
ドルサリス・ノコギリクワガタ
(Negros島産 F1幼虫5頭)
これも珍品のノコ。色彩も綺麗で、特にNegros島産の物は珍品らしい。 中止
ウォーレス・ノコギリクワガタ(ハルマヘラ産WF1) 2002年にやっと入荷したもの。
♂55oのペア

別に3匹の2令幼虫追加。
ブリード中。幼虫17匹卵2個回収
フルストルファー・ノコギリクワガタ(WF1)
(フローレス島産亜種)
Shopからの頂きもの。
ラフェルトと同じく前翅が透けていて美麗なノコギリです。
中止
ディンティフェル・ノコギリクワガタ(WF1)
(ネパール産)
全身真っ黒で、一見するとドルクスのようにも見えるが、顎の形状や符節の様子はノコギリの特徴を備えている。 中止
色 物 ・ ク ワ ガ タ
ニジイロ・クワガタ(クイーンズランド産F2) 成虫は2ペア飼育中。 ブリード中
パプア・キンイロクワガタ
(イリアン産幼虫3頭+5頭)
パプキン♂5頭、
♀パープルレッドとブルー
ローゼンベルグ・オウゴンオニクワガタ
(ジャワ島産・WILD)
♂は死亡していたため標本として購入。♀は追いがけなしなので産卵するかどうかは? 中止
オ オ ヒ ラ タ ク ワ ガ タ
スマトラヒラタ(アチェ産F1) 95oの♂2匹 ♀49o×1 ブリード中。
スマトラヒラタ(リアウ産WILD) 77oペア。内歯下がりの産地で、再度ギネス狙いです。 ブリード中。
ダイオウヒラタ(東ジャワ産Wild) ♂1匹、♀4匹
アルキデスヒラタ(産地不明Wild) 60o〜80oのペア。標本用に購入
:3令幼虫♂4匹♀7匹
中止
パラワンヒラタ(パラワン島・F1) 99o♂ 幼虫4匹
&ブリード中。
テイオウヒラタ(カタンドゥアネス産F2・幼虫2匹) 最近、良く見かけるようになったヒラタの一種。結構大きくなるようです。 中止
テイオウヒラタ(カタンドゥアネス産F191oペア) 里子に頂いたもの、再度ブリード中 中止
カイオウヒラタ(マリンドック島産WILD83oペア) オオヒラタの中では最高峰。スマトラや他の産地と比較しても、極太で魅力のある種類です。 幼虫2匹
タウルス・ヒラタ(スマトラ産F1) 実はフォルケプスということで購入し羽化したもので、所謂クシゲヒラタと呼ばれる種類です。大顎の内側にオレンジ色の微毛が密集していて結構綺麗です。 56〜60o羽化
ツ ヤ ク ワ ガ タ
インターメディア・オニツヤクワガタ(F1) オニツヤクワガタの仲間でも、かなり大型になる種類で100oを超える。3令になってから、羽化までが相当長い時間を要する。
ブルマイスター・ツヤクワガタ
(インド・ニルギリ産WILD91ミリペア)
 ツヤクワの仲間でも最大種。かつ大總も立派でブリードでも大きくなるようです。 幼虫確認
カ ブ ト
ヘラクレス・ヘラクレス(グアダループ産F2幼虫) 累代幼虫を飼育中。
衣装ケースにて多頭飼育。
幼虫20匹を飼育中。
全て3令
ヘラクレス・レイディ(セントルシア島産WILDペア)  54oの小ペア、超珍品のヘラクレス。セントルシア島なので他産地のものと混同することはなく、出所も確かなもの。
 次世代で大型化を狙いたい種類です。今後の入荷は難しいようです。

2令〜3令幼虫20匹。
1♂蛹
ヘラクレス・ブリュッゼニ(Venezuela・KM88・F2/2令・5頭)  これも希少なヘラクレスの亜種で、殆ど入荷していません。レイディ幼虫とのトレードで入手しました(クワスタさんの仲介によるもの)。 2令幼虫5頭。♂100〜120グラム
マルス・ゾウカブトムシ(コロンビア産F1成虫) 118oのトリオ。今期ブリード予定。 幼虫320匹を飼育中
全て3令
ヘラクレス・リッキー(コロンビア産F1幼虫) 去年、Wildペアから産卵させたもので、現在3令幼虫が7匹。衣装ケースにてまとめ飼い。 現在ブリード中。卵21個回収
ヤヌスゾウカブト(コロンビア産F1幼虫) 3令幼虫が3匹。現在100〜140g 羽化
サターン・オオカブト(ボリビア産F1ペア) 有名なヘラクレス系のカブト。WILDは少なく、100o位の個体だとかなり高価。92ミリペアにてブリード中。 現在プリード中。
卵86個回収、幼虫は手元に37匹います。
ヒルス・シロカブト(メキシコ産F1ペア) シロカブトの仲間では最も大きくなり、サターンに続いて希少種だそうです。ブリードでは長角が出やすいそうです ブリード断
念。
ネプチューン・オオカブト
(コロンビア産F2幼虫)
累代成功しています。現在F2幼虫の飼育中。 現在3令幼虫
ギデオン・ヒメカブト(フローレンス島産F3ペア)
×4ペア
B隊のあんどりゅう氏に譲っていただいたギデオン最大亜種。
羽化までが早く、日本産と同じような蛹室を作るようです。
3令、4ペア。
オオゴカクサイカブト(Dipelicus cantori)
(ジャワ島産WILDペア)
 ディペリクス属の珍カブト。魅力的な小型カブトですが、ブリードは難しいようです。
 シューシューと音を出すので結構楽しめます。
中止
タルパ・ミツノカブト
(プエルトリコ産F2幼虫×5匹)
 クワ友に頂いた珍カブト。小さいカブトムシですが、中々魅力的な種類が多く、飼育スペースも少しで済むので飼い易いかも知れません… 幼虫5匹
ミツノクギヌキ・カブト(F1幼虫)  小さいカブトですが、動きや形はそれなりに面白くかわいいです。 幼虫2匹
プチョスシェマストリィセチエプス(F1幼虫ペア)  これもエチオピアの珍カブト。小型種ですが、羽化が楽しみなカブトです。 幼虫ペア
ギガス・サイカブト
(マダガスカル島産WILDペア
 サイカブト属で最大種。大型♂はこぶし大になるようです。
 標本としても見栄えがして良いと思います。
ブリード中
ハ ナ ム グ リ ・ コ ガ ネ ム シ
オーベルチュール・オオツノハナムグリ
(タンザニア産・F3ペア)
オレンジ、さざ波紋の一般的なタイプですが、綺麗なのでブリードしてみました。2匹しかいなかったのですが無事に♂♀羽化しました。 breed中
ミドリツヤ・ダイコクコガネ(Oxysternon conspicillatum)
(エチオピア産・WILDペア)
 厳密には糞虫になるダイコクコガネの仲間ですが、カブトのような角と雌雄ともグリーンに輝く美しい種類で、ブリードに問題さえなければ人気が出そうです。 中止