大田原の祭り
2007年6月25日 更新
与一祭り
与一まつりは、毎年8月に2日間かけて行われる
「与一の里・大田原」の市民総参加による祭りです。
大田原の夏を彩る代表的なイベント。
昼は時代絵巻から飛び出たような武者行列、
子供みこしなど歩行者天国でにぎわい、
夕方には老若男女、一体となった熱気あふれる与一踊りが行われ、
まちの熱気がもえあがります。
武者行列は、甲冑姿の那須与一公をはじめとする勇壮な武将、
女官など約300人のパレード(セントアンドリュースからの交換留学生も参加)で、
まるで歴史絵巻を見ているよう。
出陣式では福原餅つき唄が披露され、
つきあげられた餅が与一公に献上されます。
「よさこい」を踊るチームが参加するようになり、祭りもいっそう華やいできました。
まだまだ「よさこい」が盛んな地域からの招待チームが多いのですが、
地元大田原のチームで盛り上がる祭りにしていきたいですね!!
カキ氷担当の三代目です。
毎年、金灯篭の前(イベント会場)でカキ氷をやっています。
手カキのカキ氷はなかなか食べられないですよ。
手作りならではのやわらかい氷の食感をお楽しみください!
(氷なんだか汗なんだかわからないけど、びしょぬれのパパ!)
福原餅つき唄にあわせて、餅をつく
那須与一公に餅が献上される
300人を超える市内小学生の子供武者
武者行列
源平合戦の中、屋島の戦いで「扇の的当て」と言う華麗なる絵巻を繰り広げた郷土、大田原の生んだ英雄「那須与一(なすのよいち)」公の偉業を後世に伝えるため、鎧・兜を身に付けた武者軍団が、お祭広場を行進します。
屋台まつり(さくら祭)
毎年4月には「屋台まつり」があります。
俵寿司のある上町の屋台は、大田原市の有形文化財に指定されています。
上町屋台の歴史は古く、寛永時代にさかのぼります。
日光東照宮の修復工事に召集された宮大工たちが、
奥州街道を通って、故郷へかえる途中に大田原の商人に依頼されて造ったものと伝えられています。
見事な総すかし彫りの屋台は、歴史の重厚さと作者の腕前のよさを伝えます。
とても重量もあるので、上町の屋台を引くのは大変なことですが、
毎年、男のひとたちはこの屋台に乗り、笛や太鼓をかき鳴らして町中を練り歩くことを楽しんでいます。
『コリャー』15年写真コンクール最優秀作品。(豊田 理さん作品)
左端に三代目がいます。この日は雨天で、みんなびしょぬれ。
上町の屋台は重たいので、引くのに、ものすごく力が入ります。
新生! 上町の屋台。
2007年、上町の屋台は100年に一度という大改修工事をしました。精巧な彫刻が施され、さらに重厚な感じになりました。
「ぶっつけ」
屋台同士が出会うと、笛や太鼓を激しく鳴らします。
実際にぶつかり合っているのではありませんが、屋台祭りで最も華やかな瞬間です。
最終日のクライマックスには、市内の屋台が全部集合してぶっつけに参加します。
大田原神社例大祭
平成16年度は、100周年記念で屋台が出ました。
毎年、お神輿を担いで、市内を練り歩きます。.