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1.胡蝶蘭(ファレノプシス)

お花屋さんにいくと,立派なものは1万円くらいで売られている.水だけやっていれば3ヶ月近く咲き続けるが, たいてい花が散ったらそのまま捨てられているのではないだろうか.我が家では,売れ残って花が散ってしまい, 500〜1000円で売られている葉っぱだけの胡蝶蘭を買ってきて育てている.店で売られている物は根がボロボロなので, 最初に腐った根を全部,切り落とし,水苔を詰めた鉢に植え替えて水や肥料は控えめで育てる. 冬は13℃以下になるといけない(できれば16℃以上)ということなので,暖房のかかる部屋で, サーモスタット付きの電気ファンヒーターをそばに設置してある.


上の写真がそれであるが,右側の黒い箱がコントローラで,温度調節用のダイヤルがついている. 上にのびる細い線が温度センサーで,温度が設定値以下になると,内部のリレーがONになり, 左側の赤いファンヒーターに電気が流れる.ファンヒーターは600Wで価格は¥2980だったと思う. 温室用のファンのないヒーターもあるが高いので,安い物を流用している.

2001年4月末の時点では,花の咲いたのが4鉢あり,あと1鉢ではつぼみが大きくなってきている. 前の年は咲いたのが2鉢だけだったと思うので,少し進歩したように思える.

2.デンドロビウム

これはもらいものだが,2株寄せ植えしてあったが,一方は枯らしてしまった.もう一方も, 主株は枯れてしまったが,根元からわき芽が出てきて,いまは2本伸びている. 胡蝶蘭の横に置いてあって,胡蝶蘭と同じ程度に水をやっていたら,コンポストが水苔ではなくコルクなので, ちょっと水不足になってしまっていたようだ.最近,水を多めにやるようにしたら,わき芽がたくさん出てきた.

3.セントポーリア(saintpaulia)

花屋さんでは一鉢300〜500円で売られているが,葉挿しで簡単に増やせる. ここでも,もともとは5種類ほどしかないはずなのだが,下の写真だけでも13鉢あり,これ以外にも左上の窓際に数鉢, かいわれ状態のものがいる.ただ水加減が少し難しく,やりすぎると根腐れし,少ないと葉が硬くなって成長しなくなってしまう. 季節にもよるらしく,真夏や冬は育ちにくいようなので,春頃に葉を整理して水に挿し,根が出たところで土に植えて, 夏前にある程度,しっかりした状態にしておかないといけないようである.


これらの中で,いまいちばん幅をきかせているのが,これである.


花が大柄で,色もよく,たくさんの花を咲かせるのはいいのだが,花茎が異様に長く,花が八重で大きく重いこともあって, 咲き始めてしばらくすると,花がでろ〜んと横に広がってしまうという難点がある.

2001年5月末の時点では,上のものを含めて4鉢ほど咲いている.青いのは上のものだけで,他はピンクおよび白とピンクの混ざった色である.

4.松葉菊(まつばぎく)

道端に生えているのをよく見かける.我が家の松葉菊は¥100で買ったものだが,勝手にどんどん増えていってしまう. 水が足りないと干からびるのだが,毎日,水をやっていると,すぐにむくむくと育ってくる. 花は朝に開き,夜になると閉じて,何日間か咲いているようだ.

2001年も,6月になって花がつき始めた.

5.折鶴蘭(おりづるらん)

「蘭」という名前が付いているが,ユリ科らしい.一般には観葉植物として扱われることが多いようだが, ちゃんと花ことばもあるので,ここでは花として分類しておいた.ちなみに,その花ことばは「祝賀」.

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