フォト・ギャラリー
かみきりむしの季節
マヤサンコブヤハズカミキリ
上翅が融合して一枚になった飛べないカミキリムシです。ひたすら歩いて移動するしかありません。新成虫は夏に現れて越冬します。写真の個体は6月の撮影なので、前の年に羽化脱出して生き延びてきたものと思われます。この頃見る個体はかなり高齢になるわけで、様々な災難によって触角や脚が欠けていることが多いようです。広葉樹の材に来ているのを時々見掛ける他はなかなか見つけにくいのですが、写真の個体はたまたま葉の上で休憩していたので目に付きました。枯葉にしがみついているのを見ることがあるので、それも一つの目印になるようです。