2005年9月18日 京都府亀岡市曽我部町
ヒガンバナ その二
ヒガンバナは、花はきれいなのですが種がなりません。もねっぱら球根で増えるようです。
遺伝子が乗っかっている染色体が、本来二対のところ三対ある三倍体であるために起こる
異常です。どうして日本のヒガンバナがそうなったのかは分かりませんが、原産国の中国
では種ができるようです。三倍体を人工的に引き起こすことで作られたのが「種なしブド
ウ」です。ずっと以前学生だった頃、三倍体の魚を作るともっと大きくなるのではと予想
して研究が進められていましたが、その後どうなったのでしょう。今から考えると、種な
しブドウを見て思うのですが、あまり大きさとは関係ないような気がします。