2005年10月30日 京都府長岡京市金ヶ原
アオイトトンボ

畑の横の狭い道を歩いていると草むらでサラサラ音がしたので見てみると、イトトンボが
飛び出してきました。すぐ近くの草に留まったのですが、普通のイトトンボのように翅を
閉じません。帰ってから調べてみると、アオイトトンボ科とヤマイトトンボ科のものは翅
を開いて留まるようです。
このあたりでは、もうすぐ側まで民家が迫ってきています。このすぐ近くの場所は、田ん
ぼや畑が広がってとても良い環境だったのですが、一度に住宅地となって驚いたことがあ
ります。この頃では、身近なところでこのような生き物を観察する場所が、ほとんど無く
なってしまいました。そのうえ、心ない人たちのために農家の人たちの警戒心が強くなっ
て、田んぼや畑の側を歩くことさえ禁じている場所があります。ますます自然に触れる場
所を失っているありさまです。