2006年6月28日
京都府長岡京市柳谷
コマダラウスバカゲロウの幼虫
梅雨の最中だとはいえ、私の休日はほとんど雨が降っているか曇っているか。こうなったらじめじめし
たところを見て回ろうと、この頃は苔むしたようなところばかり見に行っています。しかしそれもまた
面白いもので、今まで見たこともなかったような生き物に出会います。地衣類や苔類に被われた道ばた
の崖で、またコマダラウスバカゲロウの幼虫を見付けました。今度はだいぶ大きなもので、もう成虫に
なるのかも知れません。大あごは相変わらず思いっきり開いています。もっと地衣類で体を覆っている
のかと思いましたが、小さいときと同じように頭部あたりに付けているだけでした。しかし体色は、小
さいときの白色とは違って、周囲にまぎれ込めるような色をしています。このあたりに棲む幼虫は、横
着者が多いようです。