2006年6月28日 京都市西京区大原野小塩町
マムシ
 
石垣の隙間でマムシがとぐろを巻いていました。側で三脚を立てようとストロボを焚こう
と、全く動じる様子もありません。だいたいこちらから手を出さない限り、向こうから攻
撃してくることはありません。ただ逃げ足が遅いせいか、棒で突いたりして脅かすと、逃
げずに口を開けて威嚇することがあります。その時はしっぽの先を振り回すので、落ち葉
でもあればパタパタと音を立てます。毒はタンパク質を溶かす強力な消化酵素。細胞組織
を消化していくので、激痛や腫れ、内臓の出血なども起こるそうで、死ぬことは少ないと
は言ってもひどい目に遭うことは確かです。ハブよりも毒は強力らしいので、目の届かな
い所に手を入れたり手をついたりするときはご用心を。