2006年9月17日 京都市西京区大原野南春日町
オナガササキリ
 
もう空が曇り始めて怪しい天気になってきたので戻ろうとしていると、アカメガシワの葉
の上に、やたらと産卵管が長いバッタがいるのを見付けました。ササキリに似ていますが、
ひとまわり大きいオナガササキリです。この長い産卵管をどのように利用しているのでし
ょう。というより体が小さいので、大型のキリギリスなどと比べると長く感じるのかも知
れません。同じように深い場所に産卵したいでしょうから。ついでですが、このアカメガ
シワの葉は潜葉虫なるものに葉の表皮の下を食い荒らされていました。中に何やら幼虫が
いるのが外から見えます。幼虫が葉に潜るものには、ハエ、ガ、ハチなどいるようですが、
ここにいたものがどんな種類かまでは分かりませんでした。