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かみきりむしの季節
スネケブカヒロコバネカミキリ
日本のカミキリムシの中で、最も奇妙な形態をしています。太股は力こぶの様に膨れて、脛には名前の通り黄色い毛がぎっしりと生えています。ネムノキが幼虫の食樹で、成虫は7月中旬頃現れて花に集まります。、アカメガシワ、ノリウツギ、リョウブ、カラスザンショウと移り変わるその時期の花を頼りに8月中旬まで活動しています。個体数は非常に多く、一本の木の花に何十と群がっている光景をよく目にします。しかし活動範囲は狭いようで、群がっている花のすぐ側に古いネムノキがある場合が多いようです。雄と雌では色に違いがあって、前胸が黄色い方が雌です。また雄の方が圧倒的に数が多いようです。