宮崎アニメ的天外

 

「千と千尋の神隠し」と「もののけ姫」は日本の伝説や神話、歴史に素材を

採っている点で天外魔境と似ている作品なので、宮崎駿監督の解釈による

日本観で天外の世界をなぞらえてみると面白いんじゃないか、と。

 

「千と千尋の神隠し」で舞台となる神様達のお風呂屋さんで働く男性従業員の

大半が蛙で、女性従業員はナメクジです。そして神様達の疲れを癒すために

働いています。八百万(やおよろず)の神様達は様ざまな姿をしています。

風呂屋の主人はなぜか西洋の魔女のようで双子の姉妹と違って性格が

良くありません。

 

これらを踏まえて天外キャラ的に書くと、自来也や綱手がヨミ様のもと

根の一族の皆さんの疲れを癒すために働いてる世界みたいに思えるのです。

 

次に「もののけ姫」ですが、こちらは時代的に天外魔境と同じ室町中期を

舞台にしているようです。

 

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