甚五郎
カブキ一刀涼談の中に甚五郎という、からくり人形のキャラが出てきます。
彼はジパング一の宮大工という設定ですが、彼のモデルはおそらく左甚五郎
でしょう。
左甚五郎といえば、日光東照宮の眠り猫を彫ったとか、彼が彫った竜が空を
飛んでいったとか、とにかく素性のよく分からない伝説の名工ですが、
左という彼の苗字は飛騨りという意味らしいのです。
飛騨には飛騨の匠と呼ばれる凄腕の職人達がいて、左甚五郎もそこの出身
ということになれば、ゲームに出てくる甚五郎も飛騨つまり火多出身と
いうことになります。
であれば、彼を作ったのは恐らく飛騨の匠つまり火多の匠で、そんな
高度な技術を持つ彼らは、恐らく火の一族と何らかの関係がある人達だろう
と思ったのです。
つまり、火多と火の一族のつながりは卍丸だけじゃないかも、と言いたかった
わけです。そして、不人気の甚五郎に愛の手を・・・とか(笑)