2001年 11月24日     FishingでDancing!
今回のターゲットはアイナメ! 実は寺ちゃんはアイナメを目的に釣行したことが今までありません。
黒鯛狙いで釣れちゃったことは今までに何度かありましたが主の目的で釣行したのは今回が初めてです。
さぁ〜どうするか、今まで本格的に狙ったことがないのでどこに行ったらいいかさっぱりわかりません。
そこで情報収集・・・。
前回に釣りに誘われたiwachanにメールで聞いたり、よしかわさんにTELで聞いたりして今回の釣行地を
那珂湊に決定しました。
目的地に向かっている途中、大洗で餌の青イソメとイワイソメを購入してちょっと大洗の中堤防あたりを下見してから那珂湊に到着しました。
早速仕掛けを作り餌のイワイソメをつけますが、いや〜、イワイソメって太くて、硬くて、たくましく立派ですね〜!まるで寺ちゃんみたい・・・・・コホン、失礼!
さぁ〜、餌をつける瞬間がやってきました。前回の日記にも書きましたが、イソメ類はちょっと苦手です。
「スゥ〜、ハァ〜」精神を集中させます。
「セイ、セイ、セイヤ〜!」と気合を入れ手をイワイソメに近づけました。
イワイソメまで手が30ミリ、20ミリ、10ミリ・・・やっぱ軍手しよ〜っと!
無事に餌付けの儀式を終え、キャスティングをしてちょっと一服。
いや〜、今日は風もないし夜空も満天の星、あ〜、あの目の前にある星はオリオン座だな〜。
じゃあ、あれが土星かな? なんて思っているときに竿先がククンとお辞儀しました。
おっ、きたきた、竿を手に持ち思いっきりしゃくります。
ひぃ〜っと!(ちょっと大袈裟)だけどたしかに手ごたえがあります。
あがってきたのは25cm位のセイゴでした。
本命はアイナメですが外道でも初物です。うれし〜! なんか今日はいいことがある予感。
そんなこんなで立て続けに3匹のセイゴをゲットしました。
第二章
立て続けにセイゴをゲットした寺ちゃんは気分を良くし、「よ〜し、今日は一晩中寝ないでやってみるか」
と思いながら釣りを続けてました。
とそのときに1台の車が寺ちゃんの車の隣にバックで入れようとしています。
運転手がドアーを開けたときにすごい音量で、♪ブンチャカ、ブンチャカ、ドンドコ、ドンドコ♪と訳のわからない洋楽をかけていました。
寺ちゃんは心の中で「わけーし」(若い衆)かな? こっちに来なければいいな〜。と思っていました。
でもそーゆー時に限って隣はがら空き、案の定奴らは隣に来ました。
でかい声で仲間同士話をしています。
「*;/?$#”!|¥@?」←(話し声) ん!こいつら日本人じゃねーぞ!
まぁいいや!気にしないで釣りを続けよう、と思っていた矢先、1人の男が車のドア−を開けに行きました。
とその瞬間 ♪ブンチャカ、ブンチャカ、ドンドコ、ドンドコ、ブンチャカ、ブンチャカ、ドンドコ、ドンドコ♪
うわ〜、なんだこの音は〜! 早く止めろよ! と思っているそのとき1人の男が私のところに寄ってきました。
その時1人の男が私に「スイマセ〜ン!火、貸してくださ〜い!」とタバコを口にくわえ言ってきました。
気のいい寺ちゃんは(本当は怖かった)タバコに火をつけてやると、サンキューと1本タバコをくれました。
(結構いい奴じゃん!)
その男が私に「私、ブ〇〇ル人で〜す!」言い残し自分の釣り座へ「ホゥ〜、フィ〜!」と奇声を発し、ダンスを踊りながら戻っていきました。
さすがサンバの国、ノリは最高です。
その後も後ろでは♪ブンチャカ、ブンチャカ、ドンドコ、ドンドコ♪ 隣ではホゥ〜、フィ〜!、後ろブンチャカ
隣、ホゥ〜!さながらその周りだけはクラブ状態。
だぁ〜、うるせー!踊るか釣るかどっちかにしろー!
と心の中では思いましたが、なんせこっちは1人、むこうは5〜6人の団体様、なにかあって海にでも放り込まれたらかなわんと黙ってました。(本当に怖かった)
しかし、それからと言うものアタリはなくなり投げれば仕掛けはこんがらがっちゃうし神経は集中できません。
もういいや、今日はもう止めー、と思い1杯飲んで寝ちゃいました。(PM11:30頃)
第三章
朝5:30頃目を覚まし、さぁ〜、どうするかな〜と考えましたがどうしても昨夜の場所が忘れられずもう一度行ってみました。するともう奴らはいません。
よっしゃー、ここでもう一度リベンジだぁ〜、と竿を出しました。
こんどこそ狙いはアイナメ! 2本の竿を投げておき、あと1本の竿にブラクリをつけて底を探りました。
が、アタリは全然なし。しばらくやっていると昨夜ブ〇〇ルの人がやっていた所へ1人のおじさんが来ました。
ちょっとそのおじさんと話をするとボラを釣りに来たとのこと。これからのボラはすごく美味い!と言ってました。
するとそのおじさん、いきなりギャング(って言うのかな〜。3本イカリのやつ)を投げてはシャクリ捲くの繰り返しをはじめました。後ろに人が居ようが居まいがお構いなし、ブンブン投げます。気が付くとそのおじさんから向こうは全員それです。もしかしてここはギャングの縄張りだったのかな〜?と思いましたが寺ちゃんも構わず釣りを続けていました。
いろいろな人が入れ替わり立ち代りどんどん来ます。
寺ちゃんが竿を出しているのなんかお構いなし、どんどん近くで投げています。
何人の人にお祭りさせられたことか・・・・・。でも謝ったのはホンの1人か2人。
中には黙って糸をほぐして行こうとしたとき、まだ完全にほぐれていなかったので、「まだ絡んでるよ!」
と私が言ったら、ムスッ!とした顔で糸をほぐし立ち去るときに、ペッ!と唾を吐いていきました。
私は、゛カチン゛ときましたが折角の楽しい釣りに来ていて(しかもよそ者だし)トラブルを起こしてもしょうがないと思い黙ってました。でも心の中では「確かに地元の人たちの間で暗黙の了解のうちにここから先は〇〇のポイント、ここからこっちは〇〇のポイントと決まってるんだろうが、釣りに来ているのはジモティだけじゃないんだから解りやすいように線でも引いとけー!」と思ってましたけどね!
話は変わりますがここでしょ!
よしかわさん!
結局、夕方っていうより、もう夜?の6時まで粘りましたが朝から釣れたのはハゼ1匹とメゴチ1匹だけでした。(意地でも場所を移動したくなかった)
最後に浮き釣りをしたのですが思いっきりなげたら浮きだけが外れて飛んで行っちゃったので納竿としました。
海釣りをはじめて15年余り、その間何年かブランクはありましたが、下手ながらも茨城をはじめ千葉、神奈川、新潟と色々な所へ釣行しましたが、こんなに心身ともに疲れた釣行ははじめてです。
でもこれに懲りずにこれからも釣りに行きまくるぞー!(なんか愚痴っぽい日記になっちゃってごめんなさい!)
本日の釣果 セイゴ 3匹
ハゼ 1匹
メゴチ 1匹

     


寺ちゃんの釣り日記