寺ちゃんから一言いわせてください! |
(1) 釣果は2の次、まずは安全第一! |
(これからお話することは私の実体験です) |
それは、平成3年の11月でした。 私は友人3人とそれまで何回も釣行したことのある新潟のある堤防へ夜釣りを楽しみに出かけました。 心ウキウキ状態でポイントへ到着し海面に背を向け仕掛けを準備しているところへ友人が先にキャスティングしました。 私は遅れてなるものかと急いで仕掛けを作り海面に向かってキャスティング・・・・・と、足を踏み出したところ地面がありません。私はそのまま海へ落ちてしまいました。 冬の海、しかも周りは真っ暗。大声で「助けてくれー」と叫びました。 友人がすぐに気づいてくれタモ網を差し出してくれ、しばらくそれに捕まっていたら、たまたま通りがかった人がライフジャケットを持っていてそれにロープを結んで投げてくれました。 その後、別の友人が近くの釣具屋さんに行きその釣具屋さんが船を出してくれ私を助け出してくれました。 20〜30分位の出来事でしたが私には1時間にも2時間にも感じられました。 私は堤防、しかも今までに何回も行ったことのある堤防だからと甘く見てライフジャケットを持っていきませんでした。 それから何年かは海が怖くて釣りはもちろんの事、海水浴さえも行けませんでした。 しかし最近やっとまた釣りへ行けるようになりました。 もちろんライフジャケットとロープは必ず持っていきます。 釣りは楽しいもの、それが油断すると一転して最悪なものになってしまいます。 このページを見て、「馬鹿な奴だな、俺は絶対に大丈夫だよ」と思っているあなた、あなたが一番危ないです。 誰も好き好んで海に落ちる人はいないでしょうが、ちょっとした気の緩みで大勢の人に迷惑を掛けてしまいます。お互い安全には十分に注意をして楽しい釣行をしましょう。 |
(2) 自分で出したゴミは絶対に持ち帰りましょう。 |
私は、もちろん釣りも好きですが、海を見たり、潮のにおいが大好きです。 仕事など日常の生活で嫌なことがあっても海を見たり、海の空気を吸っているだけで忘れてしまいます。 しかし、先日、釣りに行ったとき、何か変なにおいがプ〜ンと・・・。 ゴミがいっぱい捨てられていました。 捨てていった人たちも、大好きな釣りに、海に来ているはずなのに・・・・・。 自分の家の前にゴミが捨てられていたらどういう気持ちになるでしょう。 自分で出したゴミは絶対に持ち帰りましょう。 |
(3) 無用な殺生はしないようにしましょう。 |
よく釣り場に行くとボラの死骸やフグの死骸が捨ててあります。 たしかに釣れた時はコンチクショー!と思いますが、ちょっと待ってください。あの魚たちも生きているのです。 好きか嫌いかは人間たちが勝手に決めたこと。魚たちはいい迷惑です。 |
「一寸の虫にも五分の魂」 |
無用な殺生ははしないようにしましょう。そして、死んでしまった魚は供養のためにおいしくいただきましょう。 |
偉そうなことを長々と書いてしまいましたがこれは私自身にも言っていることです。 楽しく釣りをして元気に帰宅しましょう! |
(ごめんちゃい! ぜんぜん一言じゃありませんでした) |