Amelia Earhart
此処は鉄観音という者が日々を書き綴るページです。
2/2(火) C77収穫物レビュー
| 2/2(火) | C77収穫物レビュー | |
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■もう一ヶ月も経ってしまったわけですが、去年のコミケ77での収穫物にて語ってみたいと思います。 ------------------------------------------------------------------ ![]() ■「電脳コイルファンブックvol.1/vol.2」(U.G.Eコネクション) 一年前に発売されたvol.1と合わせて紹介。 自分がここ数年視聴したTVアニメとしてはピカ一の出来と思っている「電脳コイル」のファン本。寄稿イラストとしてウエダハジメ、安永航一郎、うたたねひろゆき他多数。 特に作画監督として作画面でのクオリティを支えた井上俊之さんのロングインタビュー(半座談会)が読み応えあります。vol.1は26ページ、vol.2は39ページというボリューム。井上俊之さんがどんなに神業アニメーターかというのは巷に流れているMADでも観てみるとすぐ分かりますので。 これを読むと本当にギリギリの身を削って創られた作品なんだなと思います。 本田氏降板からの流れや、磯監督の非凡さと風変わりさはどんな本よりも語られているんじゃないでしょうか。作画監督にも以降のストーリーを明かしていないとか凄い話だ。だから猫目みたいな後半重要になるキャラでも設定絵が存在していないとかもう(汗)。 作品の内容だけにとどまらす、当世の若手アニメーター環境から動画サイトへの受け止め方とか、話題も多岐に渡っており本当に流通に載らない同人ならではの内容かと(ダラダラしてるのもある意味同人っぽい;)。 ![]() ■「混沌(カオス)のグルメ」(テンタイ→カンソク) 「ラストの二枚・・・あれが効いたな」 「焦るんじゃない、俺は腹が減っているだけなんだ」 「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」 「持ち帰り!そういうのもあるのか」 …などの名言を始めとして、日常のさりげない飯喰いに異様に情熱を傾ける男、井之頭五郎を描写した「孤独のグルメ」(泉昌之/谷口ジロー)の創作パロ本です。結構有名なニュースサイトに採り上げられているので既知の人もいるかもしれませんが、ただのパロディ創作というだけではなく、ゴローの訪れる街角がとにかくカオスである。 例えば ・神奈川県川崎市高津のメンマラーメンとぬか漬け (サンレッドの世界に五郎が!) ・神奈川県横浜市関内のハニートースト (カラオケ・パセラの世界に五郎が 独りカラオケでも難易度高いのにあの一斤トーストを!!) ・鳴海市喫茶「翠屋」のシュークリームセット (なのはの世界に五郎が) ・神奈川県横浜市中区千代崎町のAVコーナー (エロDVDをいつもの調子で選ぶ五郎 でもセットの叩き売り買ってしまうのは負け組みだよ五郎) ・神奈川県三浦市カフェアルファの八年柿とブレンドコーヒー (ヨコハマ買い出し紀行の世界に五郎が) ・ネオ・ヴェネツィアのじゃがバター (ARIA世界に五郎が) …というまさしく混沌(カオス)。ここ3年くらいで発売された冊子の総集編の様ですね。執拗なまでに細部を描き込んでる谷口ジローさんの作画には及ばず描写が淡白な所はあれども、いずれもらしくまとまっていて面白いです。欲を言えばちと作中の名台詞を呟き過ぎ(引用しすぎ)な気も。このカオス世界ならではのゴロー独自の呟きも聞きたかったかな。 とにかくネタ勝ちの一冊。 ![]() ■「花も 嵐も。」(PINSIZE.inc) Mitaonsyaさんのオリジナル本。 私自身としてはせらむん同人や初代ときメモ同人の頃からなので十数年来のファンである方ですが、出される本のネタが一時期ラグナロクを始めとするオンラインゲー中心となっていて、パロ本の悲しい故か何となく面白そうだけど全て面白さが分かっているとも言い難い…というとても切ない時期がありました。 こればかりはもう描き手側のモチベーションが向かないのなら仕方の無い事。本が出てるだけ御の字かしらんとは思っていたのですが、以前程のボリュームは無くとも最近続けてオリジナル創作が出されていて嬉しい限りなのです。 今回はどうかというと…今回もこれがまた、いい! 「カタチ」にこだわる嵐山さんと、独特のペースにほだされて行く花園君の物語。 この方独特の「数ページ漫画」→「インターミッション」→「数ページ漫画」→「インターミッション」という独特な構成がリズムを呼んで心地良いのです。ああ、でも40Pの本なんだからそこそこのボリュームなのかも。 これからもこんなペースで出続けてくれたら嬉しいのですが。
■「リベールとガガーブの歩き方」(島草島) 島草あろうさんとこの英雄伝説総集編本。ネタとしては英雄伝説V〜Xのガガーブトリロジーの部分と英雄伝説Yの空の軌跡、空の軌跡が多目という感じです。 最近買う様になったので初期のワンピース直系な絵柄については、びっくらこきました(汗)。いずれも達者な絵との相乗効果激しいキレたギャグ中心の本となってます。しかしギルバートとかシード少佐とかナイアルさん&ドロシーとかマイナー好きにも程があるッ! レン本は完成しない様で…残念。 ![]() ■唐沢俊一検証読本(西理研) 去年の夏コミで手に入れたvol.1と、今回手に入れたvol.2と合わせて紹介。こんな所で紹介せずとも既に有名な本であるし、 そもそも唐沢俊一検証blog見ればいいじゃないの、という意見はもっともです。 とはいえ、白と黒でまとまった本の体裁が気に入ったのと相当な改稿と追加がされてるらしいので購入。vol.1については盗作方面、vol.2についてはガセネタ周りの批評が中心。よくもまぁ、一冊丸々出来てしまうほどの数量にまずは驚いてしまいます。 ただ、vol.1の盗用編については相当面白かったものの、vol.2のガセビア編については中盤で飽きてしまいました。2冊目の困った所は、事実誤認と思われる記事内容が次々と出てくる為に「もういいだろ、放置しておいたらどうか」と逆に思ってしまうところか(汗)。 vol.1ならば盗用元との検証、以降の相手との展開などバリエーションがあったのに対し、vol.2は単純に「間違いの指摘のみ」の単純な繰り返しに飽きただけかもしれませんが。 次回の賢仕様本vol.3は「オタク編」、いかに唐沢俊一氏がその代表格と見られつつもオタクに対して偏見をさらけ出していたのかを追求するとの事です。 (番外編)
■「社マル byしんほむら」 コナミのオンラインクイズゲーム「クイズマジックアカデミー(QMA)」の社会マルチセレクト問題集です。 「……なに?このガチャンコだけで止めてる本」。と普通の人は思うかもしれません。 でもこの本は凄い。何が凄いってとにかく出している人が凄い。 この「しんほむら」さんは去る1月に行われた賢竜杯では準優勝、賢押杯(QMAプレイヤーによって開催されるリアルクイズ大会)では優勝、今作の強さのバロメーターとなる魔力ポイントでも全国1位を何度も取っているなど、名実共に今作のトッププレイヤーの方なわけです。ここまでの人がこういう本を出したってのは初めてではないでしょうか。 コミケ1日目の11時くらいに売り場ブース行ったらまだ製本中だったとか(取り置きしてもらって後で回収)、表紙はマジックで直書きとかある意味オイオイとツッコミ入れたい所ではありましたが、直書きについては「サインをゲットぉぉぉぉ!!」したものと思った方が得策かもしれない(笑)。あのペースなら50部も出てないんじゃないかなぁ、30部以下かも。 収録内容は大体1200問弱ぐらいでしょうか。解説の入っているのは簡単なものから詳細なものまで含めると大体三分の一と言った所です。使い手ではないので総ては分からないのが実際の所ですが、とにかくちゃんと問題と向き合って回収しないと正解の拾えないマルチセレクトの難問についても調べ上げられており、とてもノウハウが感じられる本だと思います。 ------------------------------------------------------------------ と、いう所で以上。 まだ読んでない本はあるんですけどね。 |
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