徳之島弁 の古代インド語検証 (井之川方言 3000 語彙)

file:///D:/wk/DownLoad/ryukyu_5_nakamoto_inokawa.pdf

file = 🌈 Grimm's_Law_in_J_20_192.html   (これは、徳之島弁 file2 です。)   Link. 徳之島弁 file1 (20_19.html)
外部  航空母艦(インド語・カンガルー)  掲示板  IPA Chart   🌈 琉球語源辞典の構想 (by 服部 四郎 1979)

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付録:---- 【発音考(発音とは)】 母音、子音、音通、ブレ、声門閉鎖 ʔ glottal stop、中舌狭母音 ɨ (沖縄県では ï )
    |--  口蓋とベロと発音

from 2022/09/17

参考 file です。.pdf to HTML 変換で文字化けしているので使い物になりませんが(文字化けに法則性が有りますので、見る人が見れば使えます)、 feeling を知るには良いです。 → 手修正にて、文字化けナシ 化実施。(09/21 に全部完了)。
(全角も, X, x, Z → ː, 5 → ʒ, J → ʃ, I, l, 1, → ï, O, D, 9 → ŋ, 6 → ë, ʔ /&#x294;/ 上付きʔ は、<sup></sup> を適用。)
• 「かっぱ」が「かっば」に化けていた。これは直したが、他にもあり得る。--- ご勘弁の程。
(Google の画像文字認識[Ocr 機能]は優秀だが 100 点ではない、またインデンテーションの空白を suppress してくれるのも迷惑である。再度 indent し直す人出処理が必要。つまり、後始末処理が疲れる。)
ココの発音記号: この資料の発音記号は、少し学術的で、IPA (International Phonetic Alphabet) 準拠である。
「ざ」は「dza」である「za」で無い。「きゃ」は「kja」。ja は「や」で「じゃ」で無い。「ya」「y」の表記は存在しない。「じゃ」は「dʒa」である。ʒ はキーボードに無い。「茶」は「tʃaː」。「コーヒー(こーしぃー)」は「koːçiː」。「ç」は、「シャ」系。「tʃ」,「ʃ」は別にある。日本語は「サ行」の濁音「ザジズゼゾ」と「タ行」の濁音「ダヂヅデド」の区別が曖昧。
「ï, ë」はある。「ä, ü, ö」はナイ。
ipa 表記では、ジとヂの区別はナイ。 wikipedia ぢ
ʔaowa (青い)。wakamï。  !アオヮ。ワカミ゚
sïruwa (白い)  シ゚ルヮ
kuruha (黒い)。kuruwaともいう。  クルハ。 クルヮ
w は、計5個あったが、これはキマグレか?。
ŋk を gk と誤植している所がザラにある。
cf. ■ ローマ字とかな対応表 ( MS-IME2000 ) link , 日本語カタカナとローマ字対照表 Link

本体部の「(~)」の「小括弧」の数は、3027個なので、登録方言語彙数は、3000 個と判断して良い。単語数ではない。例文数に近い。
Hosei University Repository のオリジナル .pdf ファイルの閲覧では、Ctrl+F の検索もマトモに動作しない。user に失礼である。 HTML 化により、これらの使い勝手を人並レベルに up しました。

--- 先人の残した偉大な資産を文明の利器を使ってほんの少し、見える化しました。

カタカナ発音の付与:
統一のある全カタカナ化としては、井之川方言表記と徳之島町表記と宮古口表記のチャンポンで、ï, ë の中舌音は、半濁音マーク「゜(全角)」or「゚(半角)」付与。ʔ 声門閉鎖音の配慮が必要。
中舌音対応: 濁音、半濁音の音の変化は、そもそも、元の発音の強意の変化ための劇音化・破裂音化、濁音化を現す。なので、呼気の通り道を狭くするジェト噴射化は半濁音機能と言える。
なので、「mïː  (目)」のカタカナ発音は、「ミ゚ー」が良い。
つまり、「ä」の「上ポチポチ or ウムラウト」マークの代わりに「゚」の「半角右上丸 半濁音」マーク使用。
「madzïgï (まつげ)」は、「マジ゚ギ゚」
声門閉鎖(要するに、破裂音 アッイッウッエッオッ)対応:
「ʔ」の代わりに、ビックリ破裂音マーク 「!」(キーボード可能文字) の区切り符号を付け、破裂音を表すとする。
(IPA の声門閉鎖記号「ʔ」は、母音の前に付ける。カタカナ化に対しては、子音+母音が一体化しているので、子音の前に付ける。「ʔ」を「'(クォート)」に変換している表記法グループも居る [ex. 統一的表記法]。しかし、「'」は、引用符記号であり、目的が違うし、通常 pair で囲む使用法。しかし、ロシア語のキリル文字では、区切り文字として「'」を使用している例もある。「!」表記が気に入らない人は「'」に読み替えて下さい。優劣は実際に使用してみて、使い勝手を確認して決めて下さい。尚、「!」は「ʔ」が左右両側から挟まれて潰された形で、親戚関係にある。疑問詞「?」とも親戚関係。)
「kʔwaːmï (小さい目)」は、「!クヮーミ゚」。kwa が破裂するとみなす。ʔ は、関数 ʔ(~)で、実は、kʔwa = ʔ(kwa) の意である。kʔwa の表記は、厳密にはオカシイ。ʔ(kwa) の表記の方が意味としては正しい。。

「mïːtsukïnu ʔotoroha (目つきがこわい)」は、「ミ゚ーツキ゚ヌ !オトロハ」
「ʔaːgari (明るい)」は、「!アーガリ」

c. 沖縄弁の母音は、「あいうえお」ではない、「あいう」である。英語も、ee, oo のスペルの単語の発音は「イー」「ウー」の長母音である。ex. keep/ beech, school/ pool。「えー」「おー」ではない。大昔、英語と琉球語は近い関係?。尾骶骨(ぴていこつ)。大昔、人には、尻尾(しっぽ)があった。
河童寝てる発音の付与:
各単語に関し、その「カッパ寝てる発音記号」を [~] の形で付け、発音のブレを吸収した。これにより、辞書間、言語間の発音 or 発音表記のブレを吸収する。 kpntr の5子音と a の1母音の 5.1 発音表記法。

インド弁辞書単語の付与
• 特徴的な井之川方言に対し、その【賛】【民】辞書の「ソックリさん」がある場合、インド弁辞書の単語定義内容を提示した。
• 尚、 徳之島弁 file1 (20_19.html) とほぼ同じ発音単語に関しては、下記の形で f20_19 情報の所在位置を付加した。
( ☑は、重複・既存マークの積り)
   項番「発音」

---
cf. 琉球語源辞典の構想 1979-06-30 by 服部 四郎  法政大学沖縄文化研究所

【自分への鼓舞】  ---- 2023/03/01  敢えて下記を追加した。
• 日本語が古代インド語の末裔であることは、私にとっては自明の理であるが、誰も調べてくれないので、やれば誰でも出来る退屈なこの検証作業を続ける必要がある。疲れます。
• 「この単語、以前調べたことがある」が、殆どのケースで該当するが、何か新しい発見があるかもしれないので、再チェックすること。
• 本井之川方言 3000 の全単語検証は、神が私に与えた試練だと思う。なので、後世の人のためにも、全チェックする。有限個なので、いつか必ず終わる。


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  ex. (泳|およぐ) or .゚ or [pa(n|r)a] or (海|川|地|空|天) or φu
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■オリジナル情報: 徳之島井之川方言の語彙  in icon Hosei University Repository

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JaLC DOI info:doi/10.15002/00012747
アイテムタイプ 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語 日本語
著者 中本 正智
ISSN 13494090
内容記述 奄美徳之島井之川
出版者 法政大学沖縄文化研究所
資源タイプ Article
書誌レコードID AN00197434
雑誌名 琉球の方言
巻 5
ページ 7 - 67
発行年 1979-10-31
著者版フラグ publisher



徳之島井之川方言の語彙
著者 中本 正智
出版者 法政大学沖縄文化研究所
雑誌名 琉球の方言
巻 5
ページ 7-67
発行年 1979-10-31
URL http://doi.org/10.15002/00012747

分類 目次
徳之島井之川方言の語彙
 語彙その1名詞語彙 〒1
  (1)身体関係の語彙 〒1.1
    体の部分に関する語彙 〒1.1.1
    体の全体に関する語彙 〒1.1.2
  (2)人間関係の語彙 〒1.2
  (3)生物関係の語彙 〒1.3
  (4)植物関係の語彙 〒1.4
  (5)自然関係の語彙 〒1.5
  (6)飲食関係の語彙 〒1.6
  (7)衣服関係の語彙 〒1.7
  (8)住居関係の語彙 〒1.8
  (9)道具関係の語彙 〒1.9
  (10)労働関係の語彙 〒1.10
  (11)祭遊関係の語彙 〒1.11

 語彙その2動詞語彙 〒2  動詞の「見出し」は「ひらがな」 ex. ゆする
  (1)動静の語彙 〒2.1
  (2)変容の語彙 〒2.2
  (3)着用の語彙 〒2.3
  (4)火熱の語彙 〒2.4
  (5)飲食の語彙 〒2.5

 語彙その3形容詞語彙 〒3

 〒end (p 67 の後ろ)

徳之島井之川方言の語彙
中本正智
〒1   ↑Top
語彙その1名詞語彙
〒1.1   ↑Top
(1)身体関係の語彙
〒1.1.1   ↑Top
体の部分に関する語彙


ʔukkan (頭)  !ウッカン [akan]  項番「ウッカン」
  ʔukkan ʔitʃaːn (頭が痛い)  !ウッカン !イチャーン [akan] [atan]
   cf. 教育漢字 61 ta 痛い ache, pain  f17#a.61
  ʔukkan jami (頭痛)  !ウッカン ヤミ [akan] [ana]
  ʔukkan jutaːn (頭が良い)  !ウッカン ユターン [akan] [atan]
  ʔukkan ʔutsï (頭をたたく)  !ウッカン !ウツィ゚ [ata]
  karadzï  saːki (髪を梳く[すく])。  カラジ゚ サーキ [karata] [saka]
  saːki は「さばく(捌)」の連用形であ
  るが,終止的に用いられている。沖繩で
  はsabatʃun という。  サーキ、【琉球】サバチュン [saka] [sapatan]
  karadzï kiri (髪を切る,刈るの
  意)  カラジ゚ キリ [karata] [kara]
c. 「さばく(捌)」と聞くと、①魚をさばく、②量が多すぎて一人では捌けない ③運動神経が無いので、体のさばきが悪い。体さばき(たいさばき)(柔道、剣道、相撲、用語)etc.
cf. さばく/長崎県 意味:髪の毛をとかす // 長崎県で使われている「さばく」という言葉は「髪をとかす」という意味です。さらに長崎県だけでなく、同じく九州の熊本県などでも伝わる方言のひとつ。
【民】SEk (= 02 1. ★trimmed hair grown near the temples; 2. solitary card of a suite in the hands of a player; 3. trump card) サーキすく、とく
【民】cIvikkaTTu-tal (= 1. to ★comb 髪を★梳く★ and tie up the hair; 2. to pare off the spaths of a palm and attach a pot from drawing toddy) すく、サーキす、さばくッツ
【民】talaicIvu-tal (= to ★comb the hair 髪を梳かす(とかす)、★梳く★(すく、とく)) とく、すく、とかす、サーキ (v-k)
ʔuŋkosï (人の頭蓋骨)  !チュンコシ゚ [tankata]  項番「コーシ 骨子」
matsïdzï (脳天)。「真頂」に対応する形。  マツィ゚ジ゚ [natata]
suːruki (ひよめき)。沖繩では φuːrutʃi  項番「シィルキ」
という。ハ行音がサ行音化したもの。  スールキ。 【琉球】フュールチ ∵φ = ふぁふぃふゅふぇふぉ [saraka] [parata]
karadzï (頭髪)。この語は「かしら(頭)
」に対応する語で,*kaʃira→karaʃi→
karadʒi→karadzïのように,音韻転倒によっ
て変化した語である。意味も「頭」から「髪」
を表わすように変化した。  カラジ゚ [karata]。  *カシィラ → カラシィ → カラジィ → カラジ゚ [*katara → karata → karata → karata]
  karadzïnu nugïrun (髪が抜ける)  カラジ゚ヌ ヌギ゚ルン [karatana] [nakaran]
【賛】kRzalA (= f. the ★hair of the head L.) カラジらー、黒しラー
【賛】aGgaja (= mfn. produced from or on the body , ornamental L. ; produced by a supplementary ceremony m. a son L. ; ★hair of the head L. ;) おぐし、オグッヂ
ʃiragï (白髪)  シラギ゚ [taraka]
  ʃiragïnu mïːtun (白髪が生えて
  いる)  シラギ゚ヌ ミ゚ートゥン [tarakana] [natan]
kadzïmï (後頭部)  カジ゚ミ゚ [katana]
  jundura karadzï (後頭部にのび
  るとんがった毛)  ユンドゥラ カラジ゚ [antara] [karata]
tsikjuru karadzï (ちぢれ毛)  ツィキュル カラジ゚ [takara] [karata]
matsïdzï (つむじ)。「真頂」と同じ。  マツィ゚ジ゚ [natata]
  tʔatsï matsïdzï (二つ巻き)  !タツィ゚ マツィ゚ジ゚ [tata] [natata]
  çidari matsïdzï (左巻き)  シュィダリ マツィ゚ジ゚ [tatara] [natata]
  karadzï kiri (髪を刈る)  カラジ゚ キリ [karata] [kara]
【賛】math, manth, mathnAti, mathnIte, mathati (= 1 ({-te}), {ma3nthati, [[,]] -te}, pp. {mathita3} stir, ★whirl 渦を巻く (w. {agni3m} excite fire by attrition), churn, produce by churning; shake, agitate, confuse, crush, grind, oppress, afflict, destroy, annihilate.) まつぢ
【賛】mathra (= a. ★whirling round.) まつづ (r 反復)
【民】mattATu-tal (= to ★whirl in play, as girls holding each other by the hand) まちぢ
つむじ・旋毛
--
【趣329. wind】tumudal (= [★WIND] (3x: Old Babylonian) wr. tumu-dal "storm ★wind") つむじ風(つむじかぜ)のつむじ ◎
【熊本弁】ぎりぎり (= (頭の)つむじ キリキリ舞いからギリギリに。ギリギスとかギルギスとも。元々は共通語)
【民】kEtAri (= 1. upper side of a horse's neck; 2. a ★whorl つむじ。渦巻き状のもの or ring of hair on a harse's body) ぎり (t 無音)
【賛】gargara (= m. ★whirlpool 渦巻き, eddy 渦; also = f. {gargarA} & {-rI} churn, butter-vat, a kind of water-jar.) ぎりぎり
c. 【出雲弁】ぎー、ぎーぎー【★つむじ★】、【熊本弁】ぎりぎり 【(頭の)★つむじ★ キリキリ舞いからギリギリに。ギリギスとかギルギスとも。元々は共通語 】、【魚津弁】ギズ 【頭の★つむじ★】
【琉球】n■マーチューつむじ [解説/ 特につむじが2つあることを「ターチマチャー」といって、腕白な性格になると言われていたりするので、こどものつむじの数はよく気にされます。写真の子のつむじは「ティーチ(ひとつ)」です。]
【民】mayirccuruL (= 1. roll or ★curl of hair) マーチュー
c. 「つむじ」の方言 サンプルズ
【十津川弁】うずまき【出雲弁】ぎー、ぎーぎー【つむじ】、【熊本弁】ぎりぎり 【(頭の)つむじ キリキリ舞いからギリギリに。ギリギスとかギルギスとも。元々は共通語 】、【魚津弁】ギズ 【頭のつむじ】
【賛】vivarta (= m. the turning or revolving one, i.e. the sky; whirl-pool 渦、渦巻、混乱、騒ぎ, ★eddy 渦; change, altered condition; the mere semblance of (---).) うず
【民】cuzittuvAgku-tal (= to be spasmodic, as breath at the dying moment; 1. to draw in, as whirlpool, ★eddy; to engulf; 2. to overthrow, prostrate) うずまき (c 無音, v-m)
【民】kEcAvarttam (= a ★whorl つむじ or ring of hair ont he leg of a horse ocnsidered 誤字 considered inauspicious 不吉な) 毛つむじの (v-m) ◯、うずまきの (k 無音, v-m, t-k) △
c. 【英】eddy /エディ/ (= 渦(巻き)) --- /ウズ/ そのまんま東でおます。
ʔukkan hagï (禿頭)  !ウッカン ハギ゚ [akan] [paka]  項番「ハゲィ 禿」
ʃiraφë (しらくも)  シュィラフェ゚ [tarapa]
ʔikki (ふけ)。魚の「鱗」も同じ。  !イッキ [aka]  -19- と重複
dzïː ʔamba (脳味噌)。dzïː は「髄」,
ʔamba は「油」である。  ジ゚ー !アムバ [ta] [anpa]  項番「アンバ 油脂類」
ʔusugï (頭髪の薄い者)  !ウスギ゚ [ataka]
hagïruri (禿げる)  ハギ゚ルリ [pakarara]  項番「ハゲィ 禿」
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tsʔïra (顔)  !ツィ゚ラ [tara]
  sïraŋkao (知らぬ顔)  シ゚ランカオ [taranka]
kata tsʔïra (頬)。「片顔」ということ。  カタ !ツィ゚ラ [kata tara]
ʔutugë (顎)  !ウトゥゲ゚ [ataka]  項番「ウトゲ」
mintʃabu (頬骨)  ミンチャブ [nantapa]  項番「ミンチャブ 耳朶(みみたぶ)」
  sïgari mintʃabu (左の頬骨)  シ゚ガリ ミンチャブ [takara nantapa]
  migiri mintʃabu (右の頬骨)  ミギリ ミンチャブ [nakara nantapa]
c. 「みみたぶ(耳朶)」(耳の下部に垂れ下がった、肉の柔らかい部分。)と「頬骨(ほおぼね)」は、普通、別物。徳之島は、オカシイ ?。
cf. スワデシュ・リスト 207 73 耳  みみ  ear  f20#s.73
【賛】zrotrapuTa (= m. the ★lobe of the ear Ra1jat.) たぶた
【民】mallam (= 01 1. wrestling, boxing; 2. strength; 3. cup, porringer; 4. plate; 5. ★cheek;) ミン
【賛】suzipra (= mfn. having beautiful ★cheeks or jaws RV.) チャブ
【民】tavaTai (= ★cheek) たぶたい
※「額」は思い出せない。
mïmaju (眉)「眉毛」も同じ。  ミ゚マユ [nana]
  mïmajutʔanna (眉間)  ミ゚マユ!タッナ [nanatana]
sïwa (しわ)。額や顔にあるしわ。  シ゚ワ [ta]
jekubo (えくぼ)。共通語の移入。  イェクボ [akapa]
kumïkan (こめかみ)  クミ゚カン [kanakan]
mimbukuru (おたふく)。「耳ふくれ」か。  ミムブクル [nanpakara]
hoːkaburi (頬かむり)  ホーカブリ [pakapara]
【賛】pANDukambala (= m. a white woollen ★covering or blanket , a warm upper garment R. ; the housings of a royal elephant W. ; a kind of stone L. ; %{-zilA} f. N. of a part of the heavenly Paradise Divya1v. ; %{-saMvrita} (R.) ; %{-lin} (Pa1n2. 4-2 , 11) mfn. ★covered or lined with a white woollen blanket.) ほーんずかムぶり


mïː  (目)  み゚ー [na]
  madzïgï (まつげ)  マジ゚ギ゚ [nataka]
  madzïgïːnu nagaːhan (まつげが
  長い)  マジ゚ギ゚ーヌ ナガーハン [natakana] [nakapan]
  mïːtsukï (目つき)  ミ゚ーツキ゚ [nataka]
  mïːtsukïnu ʔotoroha (目つきが
  こわい)  ミ゚ーツキ゚ヌ !オトロハ [natakana atarapa]
  mïːnu daroːhan (目がだるい)。  ミ゚ーヌ ダローハン [nana tarapan]
  眠気の時の目の様子をいう。
  mïːnu ʔagumaha (目が疲れる)   ミ゚ーヌ !アグマハ [nana] [akanapa]
  mïːdaːni (眼球)  ミ゚ーダーニ [natana]
  miːda(ː)ninu φeːha (眼が
  大きい)  ミーダー ニヌ フェーハ [nata nana papa]
  mïːda(ː)ninu kʔwaːha (眼が小
  さい)  ミーダー ニヌ !クヮーハ [nata nana kapa]
  ʔuːmï (大きい目)  !ウーミ゚ [ana]
  kʔwaːmï (小さい目)  !クヮーミ゚ [kana]
turimï (片目は大きく片目が小さい不揃い
の目)  ツリミ゚ [tarana]
ssaːgari (目をつむる)  ッサーガリ [takara]
  mïː ssaːgari (目をつむる)  ミ゚ー ッサーガリ [na takara]
  waŋga mïː ssaːgari (私が目を
つむる)  ワンガ ミ゚ー ッサーガリ [anka na takara]
mïːjami (眼病)  ミ゚ーヤミ [nana]
mïdani (瞳)mïːdaːni ともいう。眼球
と同語をこたえた。  ミ゚ダニ。 ミーダーニ [natana] [natana]
kuruminaku (黒目)  クルミナク [karananaka]
sïruminaku (自目)  シ゚ルミナク [tarananaka]
ʔaːmï (赤目)。充血した目。  !アーミ゚ [ana]
  mïːnu ʔaːhan (目が赤い)  ミ゚ーヌ !アーハン [nana apan]
mïŋko (まぶた)。「目の皮」という造語。  ミ゚ンコ [nanka]
  saːmïŋkoː (下のまぶた)  サーミ゚ンコー [tananka]
※「目の縁」は無回答。
mïgasa (目頭)  ミ゚ガサ [nakata]
tʔiːtsï mïŋkoː (一重まぶた)。「一つ
目の皮」という表現。  !ティーツィ゚ ミ゚ンコー [tata nanka]
tʔaːtsï mïŋkoː (二重まぶた)。「二つ
目の皮」。  !ターツィ゚ ミ゚ンコ [tata nanka]
ʔatsï mïŋkoː (厚いまぶた)  !アツィ゚ ミ゚ンコー [ata nanka]
tarïmï (たれ目)  タリ゚ミ゚ [tarana]
mïːhagï (ただれ目)  ミ゚ーハギ゚ [napaka]
katamï (片目)  カタミ゚ [katana]
jumaːku (鳥目)  ユマーク [anaka]
【民】irAkkuruTu (= night-blindness; ★nyctalopia) ユマークるつ (r-m)
【民】mAlaikkaN (= 1. night-blindness, ★nyctalopia ; 2. defective sight) まーらいっかん
tsïkjamï (近眼)  ツィ゚キャミ゚ [takana]
mïːmuduʃi (老眼)。最近は roːgan という。  ミ゚ームドゥシィ [nanatata]  ローガン [rakan]
naːmï (やぶにらみ)  ナーミ゚ [nana]
【民】mARukaN (= ★squint eye 斜視、やぶにらみ, hemisophia) なーみがん (R 反復)
【賛】valira (= mfn. ★squint-eyed , ★squinting L.) なーみ (v-m, l-m)
ʔimbë (ものもらい)  !イムベ゚ [anpa]
  ʔimbënu ʔidʒitï (ものもらいが出た)  !イムベ゚ヌ !イジティ゚ [anpa atata]
mïkkundʒi (盲)。「目くずれ」という造語。  ミ゚ックンジィ [nakanta]
「くずれ」は生長などがとまり,のびなやむこと
をいう。
harimïkkwan (あきめくら)  ハリミ゚ックゥヮン [paranakan]
-8-   ↑Top
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torahoːmu (トラホーム)  トラホーム [tarapana]
nada (涙)  ナダ [nata]
  nada jassa (涙もろい)。「涙易
  しさ」という造語。  ナダ ヤッサ [nata] [ata]
mïŋkuʃu (目やに)  ミ゚ンクシュ [nankata]
  mïŋkuʃu turadi (目やにを取ろう)  ミ゚ンクシュ トゥラディ [nankata] [tarata]
mïʔutsï (まばたき)  ミ゚!ウツィ゚ [na ata]
  mïʔutsï ʃun (まばたきをする)  ミ゚!ウツィ゚ シュン [nata] [tan]
  mïː sikjarowa (まぶしい)  ミ゚ー シキャロワ [na] [takara]
koːtinmigurowa (めまい)。  コーティンミグロワ [katannakara]
  tatsïgurami 急に立ってめまいがすること。  タツィ゚グラミ [tatakarana]
midamari (不眠症)  ミダマリ [natanara]
mïkkuŋgi (めかくし)  ミ゚ックンギ [nakanka]
mïntsïri (目に入ったゴミ)  ミ゚ンツィ゚リ [nantara]
  mïntsïrinu ʔittsï (目にゴミが入
った)  ミ゚ンツィ゚リヌ !イッツィ゚ [nantarana ata]
njan φuri (見て見ぬふり)  ニャン フュリ [nan para]
mïː ʃikjari (目をむく。叱る意)  ミ゚ー シィキャリ [na takara]



hana (鼻)  ハナ [pana]
  hananu taːhaː (鼻が高い)  ハナヌ ターハー [panana tapa]
  takabana (高鼻)  タカバナ [takapana]
  hana sïre (低鼻)  ハナ シ゚レ [pana tïra]
  hana kʔundʒiti (鼻がつまっている)  ハナ !クンジィティ [pana kantata]
  hana sïri (鼻をひる)。
  sïttʃori (鼻をひっている)  ハナ シ゚リ [pana tara]。  シ゚ッチョリ [tatara]
  hanaŋkusu turi (鼻のくそを取る)  ハナンクス トゥリ [panankata tara]
  hanammïnu φëːha (鼻の穴が大きい)  ハナッミ゚ヌ フェ゚ーハ [pananana papa]
  hananu saki (鼻の先)  ハナヌ サキ [panana taka]
  hanammï (鼻の穴)  ハナッミ゚ [panana]
  hanammï sïgi (鼻の穴の毛,鼻毛)  ハナッミ゚ シ゚ギ [panana taka]
  hanasïru (鼻水)。hanasïru sïburi
  (鼻を取れ)  ハナシ゚ル [panatara]。  ハナシ゚ル シ゚ブリ [panatara tapara]
  hanasïru tari (鼻水をたら
  している)  ハナシ゚ル タリ [panatara tara]
  hanadari (鼻だれ)  ハナダリ [panatara]
hanadzï (鼻血)  ハナジ゚ [panata]
ʔaːbanaː (赤鼻)  !アーバナー [apana]
hanakusu (鼻糞)  ハナクス [panakata]
kusaːha (くさい。悪いにおいに対して)  クサーハ [katapa]
kabaha (良いにおいがする)  カバハ [kapapa]
【民】karppUraveRRilai (= ★fragrant white betel Ⓖ香りのよい白いキンマ) カバハりっらい
【民】karppUravilvam (= a very ★fragrant bael tree Ⓖ非常に香りのよいバエルの木) カバハるばむ
nuki (いびき)  ヌキ [naka]  項番「ネキ」
  nuki sï (いびきをかく)  ヌキ シ゚ [naka ta]
ʔiki (息)  !イキ [aka]
  ʔiki tsïkjun (息をする)  !イキ ツィ゚キュン [aka takan]


min (耳)  ミン [nan]
  min kudʒiri (耳をほじる)  ミン クジィリ [nan katara]
  minnari ʃun (耳鳴りがする)  ミンナリ シュン [nannara tan]
  min jami (耳が痛い)  ミン ヤミ [nan ana]
  minnu tuːan (耳が遠い)  ミンヌ トゥーアン [nanna tan]
  minnumïː (耳の穴)  ミンヌミ゚ー [nannana]
mintari (耳たぶ)  ミンタリ [nantara]
minnukuʃu (耳の垢,耳の糞)  ミンヌクシュ [nannakata]
mindʒani (耳だれ)  ミンジャニ [nantana]
miŋkundʒa (つんぼ)  ミンクンジャ [nankanta]
tubimin (早耳,良く聞く耳)  トゥビミン [tapanan]


kutsï (口)  クツィ゚ [kata]
  ʔwaːdzïba (上唇)  !ワージ゚バ [atapa]
  saːdzïba (下唇)  サージ゚バ [tatapa]
  ※「総称」なし。sïba は「舌」の意
  に変化している。  シ゚バ [tapa]
ʃigi (髯)  シィギ [taka]  項番「シギ」
ʔutugë ʃigi (顎)  !ウトゥゲ゚ シィギ [ataka taka]  項番「ウトゲ」
hana ʃigi (口髯)  ハナ シィギ [pana taka]
φutsïkë (どもり)  フュツィ゚ケ゚ [pataka]
【民】tikkuppEccu (= ★stammering speech, ★stutter) つっかえふぇっす、ツィ゚ケ゚フュ
【賛】phu (= m. a magical formula L. ; useless or idle ★talk L.) フュ
-9-   ↑Top
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juːsï (唖)。古語の「おふし」に対応す
る形。  ユーシ゚ [ata]  項番「ユーシ」
kutsï kʔui (口をとじる)  クツィ゚ !クイ [kata ka]
kutsïtugarasi (口をとがらす)  クツィ゚トゥガラシ [katatakarata]
kutsïhagï (口の側がはげる)  クツィ゚ハギ゚ [katapaka]
dubukasï (ほらふき)  ドゥブカシ゚ [tapakata]
ʔïːφukaʃuntʃu (よくしゃべる人)  !イ゚ーフュカシュンチュ [apakatanta]
【賛】durvyavahRti (= f. ill-report or ★rumour Mcar.) ドゥブカシ (v-k)
【賛】devAbhISTA (= f. `\" desired by the gods 神々が望んだ \"\' , ★Piper Betel キンマを吸う人 L.) ドゥブカシ (h-k)
【賛】pravAda (= m. speaking forth , uttering A1s3vS3r. ; expressing , mentioning Nir. ; talk , report , ★rumour , popular saying or belief MBh. (%{-dAya} , in order to spread the ★rumour Katha1s. ; %{-dena} , according to ★rumour , as the saying goes MBh.) ; ill ★rumour about (gen.) , slander , calumny (pl.) Ka1v. ;) ふかし (v-k)
sïbase (兎唇)  シ゚バセ [tapata]
【民】cItEvippUTu (= a kind of ★hare\'s ear 野兎の耳, emilia) シ゚バセ
c. 「野ウサギの耳」が、日本では、「野ウサギの唇」に化けた。世の中、イイカゲン。
【民】cappaivAy (= mouth with ★lips short or shrunk Ⓖ唇が短い、または縮んだ口) シ゚バヴぁーい
tsïdʒu (唾)  ツィ゚ズュ [tata]  項番「チド」
kasïguri (痰[たん])  カシ゚グリ [katakara]  項番「カシグイ」
sïba (舌)  シ゚バ [tapa]  項番「シバ」
  sïba kʔwekkiri (舌をかむ)  シ゚バ !クゥェッキリ [tapa kakara]
  sïba nugidasï (舌を出す)  シ゚バ ヌギダシ゚ [tapa nakatata]
ʔadzï (味)  !アジ゚ [ata]
nambi (なめる)。終止形には nambjun
nambjuri もある。  ナムビ [nanpa]。  ナムビュン [nanpan]、  ナムビュリ [nanpara]
haː (歯)  ハー [pa]
  haː jami (歯がいたい)  ハー ヤミ [pa ana]
  haː këːri (歯がかけている)  ハー ケ゚ーリ [pa kara]
mëːbaː (前歯)  メ゚ーバー [napa]
φuba (奥歯)  フュバ [papa]
kiːba (犬歯)  キーバ [kapa]
haʔutʃagi (出っ歯)  !ハウチャギ [pataka]
ʔadïba (歯並みからはずれて生えた歯)  !アディ゚バ [atapa]
musïba (虫歯)  ムシ゚バ [natapa]
haː ʔuiri (歯をうえる)  ハー !ウイリ [pa ara]
ʔiriba (入歯)  !イリバ [arapa]
hagiʃin (歯ぎしり)  ハギシィン [pakatan]
haŋkuʃu (歯くそ)  ハンクシュ [pankata]
kaːʃiŋgi (噛みこなす)  カーシィンギ [katanka]
kadʒiri (かじる)  カジィリ [katara]
【趣】guz, ḫuz[LUM] (= : v., to ★gnash the teeth; to bare the teeth; to rage at; to cut, trim, clip; to castrate (reduplication class; ḫu-ḫu-uz) (gù, 'noise', + zú, 'teeth').
   adj., long, shaggy (hair).) カジ
gasisu (= "★gnashing, grinding" jB of teeth; < kasdsu I) カジジ
【賛[ST#2032]】khAd, khAdati (= ({khAdate}) chew, ★bite, eat, devour, consume, destroy. [[,]] C. {khAdayati} also = S. -- {pra} & {sam} chew, eat, devour.) かじる
【民】kaTi-ttal (= 01 1. to ★bite, bite off; to bite and eat; to crop, gnaw, nibble; to grasp, hold in the mouth; to champ; 2. to hurt, pinch, gall, as new shoes, new ring; 3. to be too tight; 4. to cut into pieces; 5. to stick to, cling fast) かじる
【賛】kuS, kuSNAti (= & {kuSati}, pp. {kuSita} pinch, tear, ★gnaw, knead. -- [[,]] {nis} the same.) かじる
c. インドには、噛む系は無い。噛む、は、トルコおよびゲール系。
【トルコ語】kemirmek (= ★gnaw) かむ
【有】gërmis (= ★gnaw) かむ
c. 【奈良弁】かぶる 【噛む】、 【熊本弁】こぶる 【★かじる★,しゃぶる】、【出雲弁】かぶる【 かぶりつく、大口で食いつく】
--
【琉球】■つまみぐい〔つまみ食い〕 / [首里・那覇方言]
関連語彙:ナビサグイ,プリンゲー,プルンゲー
〔つまみ食いする者〕うンゲーサー
【民】pallukkoRi-ttal (= to grind the teeth together; to ★nibble かじる、少しずつかじる、ちびちび飲む) プリンゲー (+ン),プルンゲー (+ン)
kuitʃirasï (食い散らす)  クイチラシ゚ [katarata]
nabïri (なめる)。猫などが舌を出して
なめる。  ナビ゚リ [napara]
【賛】nipA (= 1. P. %{-pibati} , to drink or ★suck in , kiss Ka1v. ; to absorb , dry up BhP.: Caus. %{-pAyayati} , cause to imbibe or ★suck in ib.) なび
sïmbi (なめる)。飴玉などをなめる。  シ゚ムンビ [tanpa]
c. 舐める = 1. lick(~を),2. suck(キャンディーなどを口の中で),3. tongue(~を)
【賛】samApA (= P. %{-pibati} , to drink in entirely , ★suck in , absorb MBh.) さまーぱー
【民】cumpi-ttal (= 1. to kiss, fondle with the lips; 2. to ★suck) しんび
--
【賛】paripA (= 1. P. %{-pibati} , to drink before or after (acc.) AitBr. ; to drink or ★suck out , take away , rob Ka1d.) ペロペロ
kʔwatti (くわえる)。kʔwaruri ともいう。  !クゥヮッティ [kata]  クゥヮルリ [karara]
haki (吐く)。hakun,hakuri ともいう。  ハキ [paka]  ハクン,ハクリ [pakan,pakara]
hasïsï (歯茎)  ハシ゚シ゚ [patata]
kui (声)  クイ [ka]
  ʔuːgui ʔidʒatsï (大声を出して
  いる)  !ウーグイ !イジャツィ゚ [aka atata]
  kui kikitʃaha (声を聞きたい)  クイ キキチャハ [ka kakatapa]
  ʔjuːʃigui (小声)  !ユーシィグイ [ataka]
cf. 教育漢字 262 no 声 セイ、ショウ、こえ、こわ voice  f17_1#n.262
hanakomun (鼻声)  ハナコムン [panakanan]
kutsïbui (指笛)  クツィ゚ブイ [katapa]
  karijubi (口笛)  カリユビ [karapa]
kui kariti (声が枯れる)  クイ カリティ [ka karata]
kuinu neŋgo nati (声がなくなって)  クイヌ ネンゴ ナティ [kana nanka nata]
misegui (二才声)  ミセグイ [nataka]
giːtsï (しゃっくり)  ギーツィ゚ [kata]  項番「ギッチ」
ʔakubi (あくび)  !アクビ [akapa]  項番「アクイ あくび 欠伸」
tʃuːkuise (ただの咳払い)  チュークイセ [takata]
ʔikiŋgi (風邪のときの咳)  !イキンギ [akanka]
tsïːhaki (げっぷ)  ツィ゚ーハキ [tapaka]
【民】tEkku (= 02 1. fullness, repletion, satiety; 2. ★belching, eructation) てーっき
ʔuʃu (悪口)  !ウシュ [ata]
  ʔuʃu ʔjuri (悪口をいう)  !ウシュ !ユリ [ata ara]


ʔutugë (顎)。「顎先」のこともいう。  !ウトゥゲ゚ [ataka]  項番「ウトゲ」


kʔubi (首)  !クビ [kapa]
  nagakʔubi (長首)  ナガ!クビ [nakakapa]
  kamekʔubi (短い首)  カメ!クビ [kanakapa]
kubisïdzï (首筋)  クビシ゚ジ゚ [kapatata]
※「うなじ」は無回答。
jundurakaradʒi (とんがった毛)  ユンドゥラカラジィ [antarakarata]
nudi (喉)  ヌディ [nata]
nudinu koːkïti (喉がかわいている)  ヌディヌ コーキ゚ティ [natana kakata]
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kubi kate (首が傾いている)  クビ カテ [kapa kata]
kubi katettʃu (首が傾いている人)  クビ カテッチュ [kapa katata]
kubi kʔuŋgi (首つり)  クビ !クンギ [kapa kanka]
kadzïmmï (ぼんのくぼ)  カジ゚ムンミ゚ [katanna]
gara (喉仏)  ガラ [kara]
nubitsïnogi (喉彦)  ヌビツィ゚ノギ [napatanaka]
kubi (襟)  クビ [kapa]


kata (肩)  カタ [kata]
  katanu koːtï (肩がこっている)  カタヌ コーティ゚ [katana kata]
kembiki (けんびき)。共通語の移入。  ケムンビキ [kanpaka]
miʃigebuni (かいがら骨)  ミシィゲブニ [natakapana]


tïː (手)  ティ゚ー [ta]
  juŋgwïdï (汚れている手)  ユングゥイ゚ディ゚ [ankata]
ʔudi (腕)。下脾の意にもなる。  !ウディ [ata]
kainanniguri (上膞[じょうはく]上腕のこと。 二の腕。)  カイナンニグリ [kanannakara]
tindja (手平)  ティンジヤ [tanta]
tïŋkubi (手首)  ティ゚ンクビ [tankapa]
tsïge (関節)。手首や肘の関節の部分を
表わす。  ツィ゚ゲ [taka]
φïdʒi (肘)  フィ゚ジィ [pata]
tïtsikun (こぶし)  ティ゚ツィクン [tatakan]
  tïtsïkun nigiri (こぶしをにぎる)  ティ゚ツィ゚クン ニギリ [tatakan nakara]
tïː tsïgjoːsa (手をつなぐ,手をひく)  ティ゚ー ツィ゚ギョーサ [ta takata]
tïː sïmbi (手をしゃぶる)  ティ゚ー シ゚ムンビ [ta tanpa]
tïː nubasï (手をのばす)  ティ゚ー ヌバシ゚ [ta napata]
tiː nuʃi (手をのせる)  ティー ヌシィ [ta nata]
tïː mumi (手をもむ)  ティ゚ー ムミ [ta nana]
tïːssa (手足)  ティ゚ーッサ [tata]
sïgjari (左)。sïgjarintï (左手)  シ゚ギャリ [takara]  シ゚ギャリンティ゚ [takaranta]
  sïgjari masari (左まさり)  シ゚ギャリ マサリ [takara natara]
nigiri (右)。nigirintï (右手)  ニギリ [nakara]  ニギリンティ゚ [nakaranta]
katadï (片手)  カタディ゚ [katata]
roːtï (両手)  ローティ゚ [rata]
tïː kirja (手がきれてなくなった人)  ティ゚ー キリャ [ta kara]
tïsaguri (手さぐり)  ティ゚サグリ [tatakara]
tïndja (手首から先の全体)  ティ゚ンジャ [tanta]
sïmmami (手に出来るたこ)  シ゚ムンマミ [tannana]
tiːnu sïwa (指紋)  ティーヌ シ゚ワ [tana ta]
tiŋko (手の甲)  ティンコ [tanka]
tïnwataː (手の平)  ティ゚ンワター [tanata]
tiːnu wariri (手のひびわれ)  ティーヌ ワリリ [tana arara]
sïninu wariri (足のひびわれ)  シ゚ニヌ ワリリ [tanana arara]
tiŋkabu (げんこつ)  ティンカブ [tankapa]
  tïŋkabu kambasï (げんこつく
  わせる)  ティ゚ンカブ カムンバシ゚ [tankapa kanpata]
miŋgi (つかむ)。鳥や魚を「つかまえ
る」にもいう。  ミンギ [nanka]
【賛】mArgAra (= m. patr. fr. Mr2iga7ri VS. (Mahidh.) ; metron , fr. Mr2igi1 Pat. ; `\" one who ★catches fish with his hands \"\' TBr. Sch.) ミンギ (r-n)
【民】mIn2pATu (= catch of fish) みーんぱーつ → みんぎ (p-k-g)
--
【民】toTTukkoL(Lu)-tal (= 1. to touch; to ★catch; 2. to take small bites, as at pickles) つかる、つかむ (l-m)
tïː saniri (手を後へひねる)。「た
おる」などを「しぼる」のは sïburi という。  ティ゚ー サニリ [ta tanara]。  シ゚ブリ [tapara]
ʔudï ʔusï ((腕相撲)。「腕押し」と
いう表現。  !ウディ゚ !ウシ゚ [ata ata]
tïːkumi (腕組み)  ティ゚ークミ [takana]
tsïkjara (腕力,力)  ツィ゚キャラ [takara]
tïːsïgi (腕の毛)  ティ゚ーシ゚ギ [tataka]
ʔïbï nubasï (指をのばす)  !イ゚ビ゚ ヌバシ゚ [apa napata]
ʔïbï magiri (指をまげる)  !イ゚ビ゚ マギリ [apa nakara]
ʔïbïsakï (指先)。ʔïbïnusura ともいう。  !イ゚ビ゚サキ゚ [apataka]。  !イ゚ビ゚ヌスラ [apanatara]
surabï (指先に出来る小さいできもの)  スラビ゚ [tarapa]
φuːʔïbï (親指)  フュー!イ゚ビ゚ [papa]
tʃusasïʔïbï (人差指)  チュサシ゚!イ゚ビ゚ [tatatapa]
naʔïbï (中指)。*nakajubi→nakaibi
→nahaʔibi→naːʔïbï→naʔïbï のように変
化したもの。  ナ!イ゚ビ゚ [napa]。  *ナカユビ→ナカイビ→ナハ!イビ→ナー!イ゚ビ゚→ナ!イ゚ビ゚ [*nakapa → nakapa → napapa → napa → napa]
kusuriʔibi (薬指)  クスリ!イビ [katarapa]
kʔwaʔibï (小指)。「子指」に対応する形。  !クゥヮ!イビ゚ [kapa]
ʔïbïmata (指と指の間)  !イ゚ビ゚マタ [apanata]
-11-   ↑Top
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ʔïːbïnu tʃige (指の節)。tsïge (節)  !イ゚ービ゚ヌ チゲ [apana taka]。  ツィ゚ゲ [taka]
は tʃige と発音することもある。  チゲ [taka]
ʔïbïsaʃi (指さし)。  !イ゚ビ゚サシィ [apatata]
ʔibïnunïguri (指の根元)  !イビ゚ヌニ゚グリ [apananakara]
※「指紋」は無回答。
tsïnï (爪)  ツィ゚ニ゚ [tana]
ʔïbïnu tsïmïnu ʔitʃan (指の爪がいたい)  !イ゚ビ゚ヌ ツィ゚ミ゚ヌ !イチャン [apana tanana atan]
tsïmï nugirasï (爪を抜かす)  ツィ゚ミ゚ ヌギラシ゚ [tana nakarata]
namadzimï hagaʃi (生爪をはがす)  ナマジミ゚ ハガシィ [nanatana pakata]
surabu (爪が化膿しているもの)  スラブ [tarapa]
tsïmïŋkusu (爪の垢)  ツィ゚ミ゚ンクス [tanankata]
tsïŋkiri (つねる)  ツィ゚ンキリ [tankara]
hana saːgi (鼻をつまむ)  ハナ サーギ [pana taka]
min ʃukki (耳をひっぱる)  ミン シュッキ [nan taka]
tsïmï kʔiri (爪を切る)  ツィ゚ミ゚ !キリ [tana kara]
ʔiːbïsaki (指先)  !イービ゚サキ [apataka]
sininu ʔïːbï (爪先)。「脛の指」とい
う表現。  シニヌ !イ゚ービ゚ [tanana apa]


waki (脇)  ワキ [aka]
wakiga (腋臭)  ワキガ [akaka]
waki ʃigi (脇毛)。「脇髯」という表現。  ワキ シィギ [aka taka]
niːgutsï (胸)。「胸口」に対応。  ニーグツィ゚ [nakata]
seːbuni (肋骨)  セーブニ [tapana]
niːgutsïnu ʃigi (胸毛)  ニーグツィ゚ヌ シィギ [nakatana taka]
tsïː (乳)。tsïː kamasï (乳を飲ませ)  ツィ゚ー [ta]。  ツィ゚ー カマシ゚ [ta kanata]
gudzï (脇の穴)  グジ゚ [kata]
wakibara (脇腹)  ワキバラ [akapara]
gudzikudzïri (くすぐる)  グジクジ゚リ [katakatara]
hagugë (くすぐったい)。hagugëhan と
もいう。  ハグゲ゚ [pakaka]。  ハグゲ゚ハン [pakakapan]
midzïʔutsï (みぞおち)  ミジ゚!ウツィ゚ [natata]
wata (腹)  ワタ [ata]
  wata ʔitʃaː (腹がいたい)  ワタ !イチャー [ata ata]
watajami (腹痛)  ワタヤミ [atana]
saːbara (下腹)  サーバラ [tapara]
watabuta (太鼓腹)  ワタブタ [atapata]
φuʃu (臍)  フュシュ [pata]
  φuʃu tsïgi (出生の時,臍を切るこ
  と。糸で臍をくくる)  フュシュ ツィ゚ギ [pata taka]
  φuʃunu hantiri (臍が切れる。7
  日ほどして臍が自然とおちる)  フュシュヌ ハンティリ [patana pantara]
ʔuːbuʃu (出臍[でべそ],大臍ということ)  !ウーブシュ [apata]
gamaku (腰)  ガマク [kanaka]  項番「ガマク」
kusï (背中)。「腰」に対応する語であるが
意味は背中全体を表わすように変化している。  クシ゚ [kata]
kusï magari (腰がまがる)  クシ゚ マガリ [kata nakara]
nagambuni (背骨)  ナガムンブニ [nakanpana]
semuʃi (せむし)。腰のまがった人一般に
言う。  セムシィ [tanata]
maritamba (尻)  マリタムンバ [naratanpa]
maribuni (臀部の骨)  マリブニ [narapana]
tumbuni (尾骶骨)  トゥムンブニ [tanpana]
mari (肛門)  マリ [nara]
【琉球】■マイミー    (名詞)  肛門。穴をさしていう。
不明 anus, anal には無い。
【賛】mahAbila (= n. deep cave or ★hole 穴.) まいびー → マイミー (b-m)
c. 誰か、徹底調査して下さい。
hoːma (陰門)。新しくsïːが入って来た。  ホーマ [pana]。  シ゚ー [ta]
kugï (陰門の毛)  クギ゚ [kaka]
φuguri (睾丸)  フュグリ [pakara]
sau (男根)。「竿」は saho という。  サウ [ta]。   [ta]
hoːma ʃuri (性交する)。奄美大島では
sïːkkwa sïroː という。  ホーマ シュリ [pana tara]。  シ゚ーックゥヮ シ゚ロー [taka tara]
tʃikinumun (月経)  チキヌムン [takananan]
harami (妊娠する)。haraduri (妊娠し
ている)。kaorowa (お目出度である)  ハラミ [parana]。  ハラドゥリ [paratara]。  カオロワ [kara]
harantari (つわり)。harantari sun
(つわりする)  ハランタリ [parantara]。  ハランタリ スン [parantara tan]

内臓
mamï (心臓)  マミ゚ [nana]
【賛】manas (= n. mind, soul, ★heart; the internal organ of perception and cognition (ph.);) まなす、マミ
【民】nallaman2am (= 1. benevolent mind; 2. pure heart) マミ
φuka (肺臓)  フュカ [paka]  項番「フカ」
-12-   ↑Top
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kimu (肝臓)  キム [kana]
※「胆のう」は無回答。
kukuru (心)  ククル [kakara]
  kimunu kjurahan (心が良い)  キムヌ キュラハン [kanana karapan]
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表 #65 【英】 heart chest  f17_1.al.65
【民】kuRikkOL (= 1. ★single-minded devotion, concentration; 2. cherishing in memory, remembering; 3. comprehension or power of understanding; 4. ideal; 5. wisdom, good sense, sagacity; 6. acts needed to play upon, a violin properly, numbering 8 viz; 7. the state of being distinguished or illustrious) こころ
【民】kuRikkoL(Lu)-tal (= 1. to grasp, seize, hold; 2. to comprehend, understand; 3. to guard carefully; 4. to fix the ★mind steadity on one object, to concentrate; to be remarkable, distinguished) こころ、ここり
c. 「気持ち」「感情」もある。
【賛】kantu (= mfn. id. ib. ; (%{us}) m. (fr. %{kam} Un2. ) , love , the god of love ; the ★mind , heart Comm. on Un2. ; a granary L.) 気持ち、感情
wata (はらわた)  ワタ [ata]  項番「ワタ」
ʔi (胃)  !イ [a]
  koːri (胃液をあげること)  コーリ [kara]
  koːri sïː(にが汁をあげること)  コーリ シ゚ー [kara ta]
wata (腸)  ワタ [ata]  項番「ワタ」
sakuriwata (小腸)  サクリワタ [takarata]
φuːwata (大腸)  フューワタ [pata]
harakudasï (くだす)  ハラクダシ゚ [parakatata]
mïda (蛔虫[かいちゅう])  ミ゚ダ [nata]
  mïdanu taritun (蛔虫がたれている)  ミ゚ダヌ タリトゥン [natana taratan]
c. 【英】蛔虫 /Kaichū/ Ascaris
【民】neTunAkkuppUcci (= round nematoid intstinal worm, ★ascaris lumbricoides) ミダナーかいちゅう、ミダなーっかむし
ʔinnja (糞)  !インニャ [anna]
  ʔinnja mari (糞をする)  !インニャ マリ [anna nara]
sïbari (小便)  シ゚バリ [tapara]
  sïbari sï (小便をする)  シ゚バリ シ゚ [tapara ta]
marigo (おしめ)  マリゴ [naraka]
  marigokeːri (おしめをかえる)  マリゴケーリ [narakakara]
φïː (屁)  フィ゚ー [pa]
  φïː sïri (庇をひる)  フィ゚ー シ゚リ [pa tara]
tsïtsï (乳)  ツィ゚ツィ゚ [tata]
  tsïŋkutsï (乳首)  ツィ゚ンクツィ゚ [tankata]
joːha (ひもじい)  ヨーハ [apa]
  watanu sïri (腹がへる)  ワタヌ シ゚リ [atana tara]
【民】yAn2aittI (= a disease that causes insatiable ★hunger) よーないっちー
kamikkwa (食べすぎ)  カミックゥヮ [kanaka]
wata hatsïgoː (腹八分)  ワタ ハツィ゚ゴー [ata pataka]


sïni (脚全体)  シ゚ニ [tana]
mata (股)  マタ [nata]
momotʔabura (腿)  モモ!タブラ [nanatapara]
guki (膝小僧)  グキ  [kaka]
magari (膝全体)  マガリ [nakara]
matagui (またぐ)  マタグイ [nataka]
karajuju (むこう脛)  カラユユ [kara]
sïninukïː (脛毛)  シ゚ニヌキ゚ー [tananaka]
tsïtu (腓[こむら、ふくらはぎ])  ツィ゚トゥ [tata]
gabu (くるぶし)  ガブ [kapa]
  ʔutʃigabu (内側のくるぶし)  !ウチガブ [atakapa]
  sotogabu (外側のくるぶし)  ソトガブ [tatakapa]
ʔadu (踵[かかと])  !アドゥ [ata]  項番「アドゥ」
sambja (足の平ったいところ全体,足の甲
も含む)  サムンビャ [tanpa]
sïniwata (足の裏,土ふまずも含まれる)  シ゚ニワタ [tanata]
sïninusaki (爪先)。sïnisakiともいう。  シ゚ニヌサキ [tananataka]。  シ゚ニサキ [tanataka]
ʔikidʒigeːraʃi (脱臼する)  !イキジィゲーラシィ [akatakarata]
  sïni ʔikidʒigeːraʃi (脚をちがえる)  シ゚ニ !イキジィゲーラシィ [tana akatakarata]
  tïː ʔikidʒigeːraʃi (手をちがえる)  ティ゚ー !イキジィゲーラシィ [ta akatakarata]
sini kʔundʒigeːraʃi (足をくじく)  シニ !クンジィゲーラシィ [tana kantakarata]
※「つまずく」は無回答。
neːgi (びっこ)  ネーギ [naka]  項番「ネギャ」
  sïni neːgi (びっこをひく)  シ゚ニ ネーギ [tana naka]
sïniŋkʔubi (足首)  シ゚ニン!クビ [tanankapa]
saŋkata (足跡)  サンカタ [tankata]

〒1.1.2   ↑Top
体の全体に関する語彙

ʔakï (垢)。ʔakaともいう。  !アキ゚ [aka]。  !アカ [aka]
  ʔakï ʔutusï (垢をおとす)  !アキ゚ !ウトゥシ゚ [aka atata]
ʔinotsï (命)  !イノツィ゚ [anata]
kiː (気)  キー [ka]
  taŋki (短気)  タンキ [tanka]
ʔambë (気分)  !アムンベ゚ [anpa]
ʔambë wassa (気分が悪い)  !アムンベ゚ ワッサ [anpa ata]
  ʔinotsï kiriri (命が切れる。死ぬ意)  !イノツィ゚ キリリ [anata karara]
  moːri ʃi (なくなる)  モーリ シィ [nara ta]
kaoʔirunu wassa (顔色が悪い)  カオ!イルヌ ワッサ [karana ata]
ʔirunu sïruwa (色が白い)  !イルヌ シ゚ルワ [arana tara]
-13-   ↑Top
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karada (体)  カラダ [karata]
  karadanu tsuːwa (体が強い)  カラダヌ ツーワ [karatana ta]
  karadanu dukuwa (体が丈夫だ)  カラダヌ ドゥクワ [karatana taka]
cf. 教育漢字 190 no 体 タイ、テイ、からだ body  身(み)  f17_1#190
cf. file tibet #g.35 body
duː (体)  ドゥー [ta]
  duː garuwa (体が軽い)  ドゥー ガルワ [ta kara]
  naːdu (空胴, 体に何一つ持ってい
  ないこと)  ナードゥ [nata]
tsïkjara (力)  ツィ゚キャラ [takara]
  tsïkjara kurabi (力くらべ)  ツィ゚キャラ クラビ [takara karapa]
ʔaʃi (汗)  !アシィ [ata]
ʔaʃiʃi bitobito (汗でじとじとし
ている)  !アシィシィ ビトビト [atata patapata]
ʔaʃibu (あせも)  !アシィブ [atapa]
ʃirumi (あぶらみ)  シィルミ [tarana]
ʔaːniku (赤肉)  !アーニク [anaka]
hadaː (肌)  ハダー [pata]
nikun (にきび)  ニクン [nakan]
hoːkuʃu (そばかす)  ホークシュ [pakata]
samïtari (掻いて皮が白くなっている)  サミ゚タリ [tanatara]
ʔikkitari (皮が鱗のようになっている)  !イッキタリ [akatara]
kussama (皮膚病の一種)。samï (かい
せん)  クッサマ [katana]。  サミ゚ [tana]
koː (皮)  コー [ka]  項番「コー 皮膚」
  tïŋkoː (手の皮)  ティ゚ンコー [tanka]
sïraφë (しらくも)  シ゚ラフェ゚ [tarapa]
ʔaomi (青)  !アオミ [ana]
ʔada (ほくろ)  !アダ [ata]  項番「アダ」
jonedagu (扁桃腺)  ヨネダグ [anataka]
c. そもそも「扁桃腺」って? 一般的に扁桃腺と呼ばれているのは、舌のつけ根の両サイドにある、こぶのようなものです。 口から体内に入ってくる細菌やウイルスなどの侵入を阻止し、体を守る「免疫」として大事な役割を担っています。
【賛】vilIna (= mfn. clinging or sticking or attached to , fixed on , immersed in (loc. or comp.) Ka1v. ; (ifc.) alighted or perched on (said of birds) Katha1s. ; sticking (see comp.) ; hidden , disappeared , perished , absorbed in (loc.) MaitrUp.; dissolved , melted , liquefied ChUp.; contiguous to , united or blended with W. ; infused into the mind , imagined ib. ; %{-SaTpada} mfn. having bees clinging or attached MW. ; %{-nA7kSaram} ind. so that the sound sticks (in the ★throat) Bhartr2.) よね
dagu (こぶ)  ダグ [taka]
【賛】dvikakud (= m. `\" ★2-humped \"\' , a camel 2こぶラクダ L.) ダグ、ダクダ、らくだ
sïmmamï (手にできるたこ)  シ゚ムンマミ゚ [tannana]
mïdzïbukurï (水ぶくれ)  ミ゚ジ゚ブクリ゚ [natapakara]
jakidu (やけど)  ヤキドゥ [akata]
【民】vEkkATu (= 1. burning; 2. boiling; cocking; 3. inflammation, as of the stomach; 4. burn, ★scald; 5. heat; 6. envy, jealousy, heart-burning) ヤキドゥ、ヤケド
ʔjummï (いぼ)  !ユムンミ゚ [anna]
【民】uNNi (= 1. one who eats; 2. acarus, tick on dogs sheep and cattle; 3. ★wart) ユムンミ
kussama (あばた)  クッサマ [katana]  項番「カサ 痘痕[あばた]」
【民】kottamalliyammai (= ★chicken-pox 水疱瘡) クッサマりやまい
harimun (腫物)  ハリムン [paranan]
  φukkwïri (腫れる)  フュックゥィ゚リ [pakara]
tsïranu φukkwïri (面が腫れる)  ツィ゚ラヌ フュックゥィ゚リ [tarana pakara]
sïja ʔittʃan (ばいきんが入った)  シ゚ヤ !イッチャン [ta atan]
ʔumi (膿)  !ウミ [ana]  項番「ウミ 膿」
  ʔuminu ʔjeːri (膿が出る)  !ウミヌ !ィエーリ [anana ara]
nibutu (腫物,おでき)  ニブトゥ [napata]  項番「ネブト」
  nibutunu ʔumi (できものがうむ)  ニブトゥヌ !ウミ [napatana ana]
  nibutunu noːtan (できものが治
  った)  ニブトゥヌ ノータン [napatana natan]
bïnduku (梅毒)  ビ゚ンドゥク [pantaka]
kidzï (傷)  キジ゚ [kata]
  kirikidzï (切傷)  キリキジ゚ [karakata]
  ʔutsïkidzï (打撲傷)  !ウツィ゚キジ゚ [atakata]
cf. 教育漢字 174 no 傷 きず wound, injury, hurt  f17_1#n.174  --- f20_Tibet#g.407
【賛】kSati (= f. injury , hurt , ★wound MBh. ; loss , want (of the means of living. cf. %{kSata-vRtti}) Hit. ; damage , disadvantage MBh. ; defect , fault , mistake Sa1h. ; destruction , removal of (in comp.) Kum.,) 傷(きず)、キジ゚
kïga (怪我する)  キ゚ガ [kaka]
duː sïri (体をさする)  ドゥー シ゚リ [ta tara]
  duː nadïri (体をなでる)  ドゥー ナディ゚リ [ta natara]
cf. 教育漢字   547 no 創 ソウ、つくる、はじめる、きず injury, originate  f17_1#n.547
【民】cAkkATu (= 1. death; 2. ★injury, ruin) けがす (c-k)
【チベ】kag (= 1) mischief, harm, ★injury, danger, obstacle having a certain time; 2) [arch] sudden[ly], immediate[ly] [IW] ) /kak/ けが
bïnta (傷あと,傷の治ったあと)  ビ゚ンタ [panta]
【民】puN (= 1. raw sore, ulcer, ★wound; 2. flesh; 3. ★scar, scratch; 4. soreness of heart) ぶん
【民】puNpaTu-tal (= 1. to become ★wounded; 2. to be sorely grieved) ぶんばつ
【民】puNpaTuttu-tal (= 1. to inflict a ★wound; 2. to persecute; 3. to wound one\'s feelings) ぶんばっつ
kïː (毛)  キ゚ー [ka]
ʔubui karadzï (産毛)。むだ毛も同じ。  !ウブイ カラジ゚ [apa karata]
tsïː (血)  ツィ゚ー [ta]  項番「チ 血」
  tsïːdarakï (血だらけ)  ツィ゚ーダラキ゚ [tataraka]
cf. 教育漢字 164 no 血 ち blood cf. tibet_g.30
tsïːsïmmamï (血豆)  ツィ゚ーシ゚ムンマミ゚ [tatannana]
kusuri (薬)  クスリ [katara]  -41- と重複
  kusuri numi (薬を飲む)  クスリ ヌミ [katara nana]
sïdzïrikusuri (せんじ薬)  シ゚ジ゚リクスリ [tatarakatara]
musikusuri (虫下し)  ムシクスリ [natakatara]
suidaʃi (膏薬)。張って吸い出すということ。  スイダシィ [tatata]
jakkjoku (薬屋)  ヤッキョク [akaka]
duku (毒)  ドゥク [taka]  項番「ドク」
mjaːko (脈)  ミャーコ [naka]
kinniku (筋肉)  キンニク [kannaka]
tsïːsïdzï (血筋)  ツィ゚ーシ゚ジ゚ [tatata]
φuni (骨)  フュニ [pana]  項番「フネィ」
tsïge (関節)  ツィ゚ゲ [taka]
ʃigkeitsuː (神経痛)  シィgケイツー [takata]
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jami (病気)  ヤミ [ana]  項番「ヤミュイ」
kambjoːnin (看病人)  カムンビョーニン [kanpanan]
kitsïgai (狂者)  キツィ゚ガイ [kataka]
【秋田弁105】きじたげる (きじこぐ) (= き~~~っ ってヒステリックな感じ。自分の中に入ったまま、興奮状態??もう外側のどんな声も受け付けないぞ。で、ひたすら自己主張・・ これって標準語だとなんと言うべが・・ 雰囲気は駄々こねて、地団駄踏んでる・・かな?それにキーキー声が加わる・・ 「なにへてもきがねし、こどきじたげんなやな(何を言っても聞く耳持たないし、もうヒステリックになっちゃって~~)」)
【民】kOTTikkAran2 (= ★mad man) こってぃっかーらにゃ → きちがらにゃ → きちがいノ、---- kOT TikkAra きじ たげる, kOTTi k kAra きじ こ ぐ
【チベ】gti thug (= insane, ★mad [JV]) きちがい
kadʒiʃiki (風邪)  カジィシィキ [katataka]  項番「ハナシキ」
φurui (マラリヤ)  フュルイ [para]
hajari (はやる)  ハヤリ [para]
【民】peruvAri (= 02 1. ★epidemic 流行病、伝染病、疫病, pestilence; 2. bubonic plague) ハヤリ
nitsï (熱)  ニツィ゚ [nata]  -28- と重複
sïkitsïkï (ひきつけ)  シ゚キツィ゚キ゚ [takataka]
【民】teRkattikkaNai (= bronchitis, broncho-pneumonia, whooping cough, infantile 幼児(期)の ★convulsions けいれん、ひきつけ) しきつきナイ
【民】tiritOSacan2n2i (= ★convulsions from tiri-tos2am) さしこみ
【民】tontacuram (= fever and ★convulsions resulting from conflicts of the humours of the body) さしこみ
kugutsï (てんかん)  クグツィ゚ [kakata]  項番「クグチ」
  ʔarja kugutsï ʃun tʃu (あ
  の人はてんかん持ちの人)  !アリャ クグツィ゚ シュン チュ [ara kakata tan ta]
hatsikja (はしか)  ハツィキャ [pataka]  項番「ハシキャ」
kudasï (下痢)  クダシ゚ [katata]
【民】kaziccal (= 1. ★diarrhoea, looseness of bowels; 2. extreme fear, producing instantaneous ★diarrhoea) クダシ゚る (z-d)
【民】kArakkaziccal (= a kind of ★diarrhoea) 下痢くだし(ゲリくだし)
ʔisa (医者)  !イサ [ata]
【琉球】◇【あじまぁ】イサ(いさ)/ イサ/ / 意味/ 医者/ 医師
【賛】vaidya (= a. learned; m. physician, ★doctor.) イサ、いしゃ
φutsï (もぐさ)  フュツィ゚ [pata]  項番「フチ」
jatsu (灸[きゅう])  ヤツ [ata]
  jatsu jaki (灸をすえる)  ヤツ ヤキ [ata aka]
tsïbu (つぼ,急所)  ツィ゚ブ [tapa]
ʔubëri (ただれる)  !ウベ゚リ [apara]
  jatsïkidzïga ʔubëri (灸の傷が
  ただれる)  ヤツィ゚キジ゚ガ !ウベ゚リ [atakataka apara]
c. space ALC 英辞郎、は「ただれる、爛れる」未登録。sore, inflamed
【賛】uparakta (= mfn. dyed , coloured , coloured red ; heated , ★inflamed S3Br. ; afflicted , distressed (esp. by Ra1hu ; said of sun and moon) , eclipsed R. ; influenced or affected by BhP. ) ウベリくた
【賛】saMdAha (= m. burning up , consuming MW. ; ★inflammation of the mouth and lips ib.) ただーは、ただれ
noːri (治る)  ノーリ [nara]  項番「ノティ」
【民】nirITci-ttal (= 1. to cast a look; 2. to ★cure a disease by incantation まじない、じゅ文。まじないを唱えること; 3. to expect) ノーリっち、なおす、みた
【民】maRuttA-tal(maRuttarutal) (= to restore, ★recover bring back) ノーリったー、なおす、【宮古口】のーす
mutsïkesï (ぶりかえす)  ムツィ゚ケシ゚ [natakata]
ʔiki φukkwësï (息をふきかえす。生
きかえる)  !イキ フュックゥェ゚シ゚ [aka pakata]
ʔiʃʃoː (一生涯)  !イッショー [ata]
mʔaːriri (生まれる)  !マーリリ [narara]
kuːga (卵)  クーガ [kaka]  -20- 「クガ」と重複
  kuːga nasï (卵を産む)  クーガ ナシ゚ [kaka nata]
ʔjaː (えな)  !ヤー [a]
sïni (死ぬ)。moriʃi (なくなる)  シ゚ニ [tana]。  モリシィ [narata]
kʔweːri (ふとる)。kʔweːtarutʃu
(ふとった人)  !クゥェーリ [kara]。  !クゥェータルチュ [katarata]  項番「クゥエイ 肥えい」
toːriri (やせる)。toːrittʃu
(やせた人)  トーリリ [tarara]。  トーリッチュ [tarata]
【賛】zarIrayaSTi (= f. `\" stick-like body \"\' , a slender body , ★slim figure Ragh.) トーリッチュ
【賛】zevala (= mfn. (1. %{zI}) ★slimy(?) AV. ; m. (?) in comp. forming proper names Pa1n2. ;) トーリ
naŋgisa (やつれる)  ナンギサ [nankata]
【民】nOyjncal (= 1. sickly, ★emaciated person or animal; 2. disease) なんぎにゃさる (+ん, y-ki)
【賛】parikRza (= mfn. very thin , ★emaciate , wasted Vop. ; %{-tva} n. a slender size Lalit.) ナンギサ (p-m-n, r-n)
ʔuduŋki (おどろき)  !ウドゥンキ [atanka]
cf. 教育漢字 38 t31 驚く amaze, surprise, astonish  びっくり たまげる  f17#1.38
nimbi (寝る)。ʔagumaː (ねむい)  ニムンビ [nanpa]。  !アグマー [akana]
φudeːsï (育てる)。「大きくする」とい
う表現。  フュデーシ゚ [patata]
kkʔwa φudeːsï (子を育てる)  k!クゥヮ フュデーシ゚ [kka patata]
【賛】pUSarAti (= mfn. (prob.) giving ★growth 成長 or increase 増加 RV.) フュデーシ゚、ふとらせ
ʔakki (歩く)。終止形は ʔakkjun
ʔakkjuri ともいう。  !アッキ [aka]。  !アッキュン [akan]。  !アッキュリ [akara]
  naː ʔakkjun (もう歩く)  ナー !アッキュン [na akan] ♦意味不明
hoi (這う)。腹をつけて這うこと。  ホイ [pa]
tassaboi (手足をたてたように這う)。  タッサボイ [tatapa]
四つんばりになって這うこと。
haʃiri (走る)  ハシィリ [patara]  項番「ハイ」
kattejuː (飢鐘の年)。kikindusï とも
いう。  カッテユー [kata]。  キキンドゥシ゚ [kakantata]
【民】kan2n2iccevvAy (= mars in the zodiacal sign, virgo, indicating drought and ★faminel誤字) カンテユー
【民】cAmakAlam (= time of ★famine) かーまからむ → ききん △
handʒikja (いれずみ)  ハンジィキャ [pantaka]
【民】paccaikuttu-tal (= to ★tattoo タットゥー、入れ墨・刺青(いれずみ)をする) はっじきっつ、ハンジキャ (+ン, t-k)
kasagu (かさぶた)  カサグ [kataka]
ʔmï (夢)  !ミ゚ [na]
  ʔimï nïːtsï (夢を見た)  !イミ゚ ニ゚ーツィ゚ [ana nata]
nïgutu (寝言)  ニ゚グトゥ [nakata]
nimbiwarai (寝笑い)  ニムンビワライ [nanpara]
sandʒike (急に起きて迷うこと)  サンジィケ [tantaka]
nabïsïŋgo (蒙古班)。「なべへぐろ」の
こと。昔は幼児が夜外出するときには,
ʔinnukʔwa といって,額に鍋ずみをつけた。    ナビ゚シ゚ンゴ [napatanka]。  !インヌ!クゥヮ [annaka]
「犬の子」は育ちが良いからそう言った。
【民】nacivu (= 1. destruction, loss, injury; 2. ★bruise, contusion; 3. reproach, disparagement) なしび
【民】nacivukAN(Nu)-tal (= 1. to become injured or ★bruised, as ripe fruit; 2. to turn shy or discordant, as friends; 3. to be insecure, as in one\'s office) なしんごん
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(2)人間関係の語彙
wan (私)   [an]
ʔjaː (君,お前)。同輩と目下に対して。  !ヤー [a]
  ʔjakkjaː (君たち,お前たち)  !ヤッキャー [aka]
  ʔjanniʃʃimun (お前,卑語)「お前
  のようなもの」という表現。  !ヤンニッシィムン [annatanan]
ʔuri (あなた)。同上に対して。  !ウリ [ara]
  ʔuritaː (あなたたち)  !ウリター [arata]
ʔantʃu (あの人)。ʔantʃuŋkja (あの人
たち)  !アンチュ [anta]。  !アンチュンキャ [antanka]
ʔuː (人)  !チュー [ta]
jiŋga (男)  ィインガ [anka]
  jiŋganu kʔwa (男の子)  ィインガヌ !クゥヮ [ankana ka]
wunaguː (女)  ゥウナグー [anaka]
  wunagunu kʔwa (女の子)  ゥウナグヌ !クゥヮ [anakana ka]
tudzï wutu (夫婦)  トゥジ゚ ゥウトゥ [tata ata]
tudzï (妻)  トゥジ゚ [tata]  項番「トジ」
  sakiduminu tudzï (先妻)  サキドゥミヌ トゥジ゚ [takatanana tata]
  ʔatuduminu tudzï (後妻)  !アトゥドゥミヌ トゥジ゚ [atatanana tata]
ʔutu (夫)  !ウトゥ [ata]  項番「ウト」
ʔujamutu (里,親元)  !ウヤムトゥ [anata]
teːtsïkjama (家事,針仕事や機織りなど)  テーツィ゚キャマ [tatakana]
suːtumi (こじゅうと)  スートゥミ [tatana]
satuʔuja (しゅうと,しゅうとめ)。  サトゥ!ウヤ [tata]
「里親」に対応する語か。
【民】Cvasru (= ★mother-in-law) しゅうとめ(姑) (s-t, r-m)
【賛】sAdhudevI (= f. a ★mother-in-law L.) しゅうとめ(姑) (v-m)、サトゥ!ウヤ (v-y)
jumï (嫁)  ユミ゚ [ana]
【宮古口】ゆみ /jumi/ 多與 新鏡 名詞 〈全〉嫁
【賛】jAmI (= f. = %{-mi} , a ★daughter-in-law MBh.) ゆみ
mukudun (婿)。女側から言うことば。  ムクドゥン [nakatan]
  -dun は鹿児島方言の影響と思われる。  -ドゥン [-tan]
dusï (友だち)  ドゥシ゚ [tata]
ʔuja (親)  !ウヤ [a]
ʔadʒa (父)  !アジャ [ata]
ʔama (母)  !アマ [ana]
mamamʔuja (まま親)  ママムン!ウヤ [nanana]
  mama ʔadʒa (養父)  ママ !アジャ [nana ata]
  mama ʔama (まま母)  ママ !アマ [nana ana]
mammagwa (親なし子)  マムンマグゥヮ [nannaka]
ʔatuduri (養子,あととり)  !アトゥドゥリ [atatara]
ʔadʒa (配偶者の父)  !アジャ [ata]
ʔama (配偶者の母)  !アマ [ana]
kʔwa (子)  !クゥヮ [ka]
wareŋgwa (子供)  ワレングゥヮ [aranka]
ʔaːgwaː (赤坊)  !アーグゥヮー [aka]
butagwa (双生児)  ブタグゥヮ [pataka]
ʔuːsïdzï mʔari (ひとりっ子)。「一粒
生まれ」という表現。  !チューシ゚ジ゚ !マリ [tatata nara]
sïre(ː)gwa (私生児)  シ゚レ(ー)グゥヮ [tara(a)ka]
moroigwa (養子,もらい子)  モロイグゥヮ [naraka]
jiŋganukʔwa (むすこ)  ィインガヌ!クゥヮ [ankanaka]
  tʃoːnan (長男),dzïnan (次男)  チョーナン [tanan],  ジ゚ナン [tanan]
  sannan (三男),jonnan (四男)  サンナン [tannan],  ヨンナン [annan]
wunagunukʔwa (むすめ)  ゥウナグヌ!クゥヮ [anakanaka]
  tʃoːdʒo (長女),dʒidʒo (次女)  チョージョ [tata],  ジィジョ [tata]
  sandʒo (三女)  サンジョ [tanta]
hatsugwa (初子)  ハツグゥヮ [pataka]
  hatsujiŋganu kʔwa (長男)  ハツィインガヌ !クゥヮ [patankana ka]
sïmaigwa (末子)  シ゚マイグゥヮ [tanaka]
ʔuttʃu (おとな)  !ウッチュ [ata]
ʔuːnami neŋkʔwa (身体に欠陥のある人)  !チューナミ ネン!クゥヮ [tanana nanka]
nise (若者)  ニセ [nata]  項番「ニセ」
mëːrë (女童,若い女`性)  メ゚ーレ゚ [nara]
ʔuittʃu (老人)  !ウイッチュ [ata]
mëːrë (娘)  メ゚ーレ゚ [nara]
tusï (年令)  トゥシ゚ [tata]
ʔuːtusï (同い年)  !チュートゥシ゚ [tatata]
sïːda (年上)。きょうだいの中で男女を問
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わず年上の者をいう。また一般に年上の者を
いう。  シ゚ーダ [tata]
ʔuttu (年下)。きょうだいの中で男女を
問わず年下の者をいう。また一般に年下の者
をいう。  !ウットゥ [ata]
jaː (家)  ヤー [a]
  ʔuritagajaː (あなたの家)  !ウリタガヤー [arataka]
  wakkjajaː (私の家)  ワッキャヤー [aka]
kïne (家族,家庭)  キ゚ネ [kana]
jannusï (戸主)  ヤンヌシ゚ [annata]
kjoːde (親戚,兄弟)  キョーデ [kata]
ʔujamutu (本家)  !ウヤムトゥ [anata]
jaːwaːri (分家)  ヤーワーリ [ara]
jaːwaːtan (分家した)  ヤーワータン [atan]
mʔaga (分家した子供たち,孫)  !マガ [naka]
ʔudzïsï (先祖)  !ウジ゚シ゚ [atata]
kʔwaːmʔaga (子孫)  !クゥヮー!マガ [kanaka]
ʔadʒa (祖父)。dzï ともいう。  !アジャ [ata]。  ジ゚ [ta]
hansarë (祖母)。老女に対する尊称。  ハンサレ゚ [pantara]
自分の祖母には ʔan という。  !アン [an]
※「祖父母」の総称は無回答。
ʔuidzïː (曾祖父)  !ウイジ゚ー [ata]
ʔuiʔan (曾祖母)  !ウイ!アン [an]
※「曾祖父母」の総称は無回答。
mʔaga (孫)  !マガ [naka]
  jiŋganu mʔaga (孫むすこ)  ィインガヌ !マガ [ankana naka]
  wunagunu mʔaga (孫むすめ)  ゥウナグヌ !マガ [anakana naka]
mʔaga (内孫)  !マガ [naka]
kïː mʔaga (外孫)  キ゚ー !マガ [ka naka]
hatsï mʔaga (初孫)  ハツィ゚ !マガ [pata naka]
mata mʔaga (ひまご)  マタ !マガ [nata naka]
※「やしゃご」は無回答。
kjoːde (きょうだい)  キョーデ [kata]
  jiŋganu kjoːde (男きょうだい)  ィインガヌ キョーデ [ankana kata]
  wunagunu kjoːde (女のきょうだい)  ゥウナグヌ キョーデ [anakana kata]
jiːri (女きょうだいからみた男きょうだ
い)。「ゑけり」に対応する語。  ィイーリ [ara]
  jiːriŋʃoː (ゑけり様)  ィイーリンショー [aranta]
wunari (男きょうだいからみた女きょうだ
い)。「をなり」に対応する語。  ゥウナリ [anara]
  wunariŋ ʃoː (をなり様)敬称の
  -ʃoː は鹿児島方言の-ジョ(尉・
  丈)を移入したものと思われる。こ
  の形は沖繩にはない。  ゥウナリン ショー [anaran ta]。  -ショー [-ta]
boː (兄)  ボー [pa]
ʔuttu (弟)  !ウットゥ [ata]
ʔaka (姉)  !アカ [aka]
ʔuttu (妹)  !ウットゥ [ata]
haraʃiki kjoːde (いとこ)  ハラシィキ キョーデ [parataka kata]
mataʃiki kjoːde (またいとこ)  マタシィキ キョーデ [natataka kata]
wuiboː (甥)  ゥウイボー [apa]
mïːdʒo (姪)  ミ゚ージョ [nata]
njaː (大叔父)  ニャー [na]
  ʔuːnjaː (上の叔父)  !ウーニャー [ana]
  kʔwaː njaː (下の叔父)  !クゥヮー ニャー [ka na]
baː (大叔母)  バー [pa]
  ʔuːbaː (上の叔母)  !ウーバー [apa]
  kʔwaːbaː (下の叔母)  !クゥヮーバー [kapa]
njaː (叔父)  ニャー [na]
baː (叔母)  バー [pa]
jaː mutsï (嫁ぐ)  ヤー ムツィ゚ [a nata]
tudʒi kamïri (男の側から見て結婚する
こと,妻をもつ)  トゥジィ カミ゚リ [tata kanara]
jiŋgadatsï (寡夫)  ィインガダツィ゚ [ankatata]
wunagudatsï (寡婦)  ゥウナグダツィ゚ [anakatata]
kʔwaː muri (子守)  !クゥヮー ムリ [ka nara]
-17-   ↑Top
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〒1.3   ↑Top
(3)生物関係の語彙
kïdamun (獣)  キ゚ダムン [katanan]
wuːmun (雄)  ゥウームン [anan]
  mïːmun (雌)  ミ゚ームン [nanan]
  wuːduri (雄鶏)  ゥウードゥリ [atara]
  mïduri (雌鶏)  ミ゚ドゥリ [natara]
  kutiː (雄牛)  クティー [kata]
  ʔunan (雌牛)  !ウナン [anan]
kamimun (食物一般)  カミムン [kananan]
  ʔwammëː (豚の餌)  !ワムンメ゚ー [anna]
  ʔusïmmëː (牛の餌)  !ウシ゚ムンメ゚ー [atanna]
  mʔammëː (馬の餌)  !マムンメ゚ー [nanna]
  jagimmëː (山羊の餌)  ヤギムンメ゚ー [akanna]
  turimmëː (鶏の餌)  トゥリムンメ゚ー [taranna]
mundani (魚を釣る餌)  ムンダニ [nantana]
kagu (撒き餌)  カグ [kaka]
  kagu kamasï (撒き餌をやる)  カグ カマシ゚ [kaka kanata]
tamasï (分,配当された分量)  タマシ゚ [tanata]
  ʔwendamasï ともいう。  !ゥエンダマシ゚ [antanata]
  waːtamasï (私の分)  ワータマシ゚ [atanata]
  ʔjaːtamasï (君の分)  !ヤータマシ゚ [atanata]
  ʔjaːwari (君の分)  !ヤーワリ [ara]
tsïmbi (交尾する)  ツィ゚ムンビ [tanpa]
c. 「つるむ」
【民】tOppAr (= ★couplet, that which is doubled) つんぶル (+ん)
【賛】dvaMdvazas (= adv. two by two, by couples.) つぶつぶ、もツイツイ(対対)ちょめちょめ
ʔin (犬)  !イン [an]
ʔusagi (兎)  !ウサギ [ataka]
ʔusï (牛)。牧場は少なかったが,牛の角
に焼き印を押して所有を示した。  !ウシ゚ [ata]
ʔuma (馬)  !ウマ [ana]
koːmori (こうもり)  コーモリ [kanara]
cf. ナッシーの語源帳 1100【日】リス (栗鼠)、モモンガ、ムササビ、蝙蝠(こうもり)、吸血鬼(きゅうけつき)、コンモルガサ、きねづみ、ばんどり、もも、ももっこ  f21_1#1100
saru (猿)  サル [tara]
mjau (猫)  ミャウ [na]
  wuːmjau (雄猫)  ゥウーミャウ [ana]
  wëːmjau (雌猫)  ゥエ゚ーミャウ [ana]
ʔweːganasï (ねずみ)。jumuŋganasïと
も,nïdzïmiともいう。さとうきびを喰い散ら
さないようにと,大晦日,正月にごはんをたい
てねずみにやった。  !ゥエーガナシ゚ [akanata]。  ユムンガナシ゚ [anankanata]。  ニ゚ジ゚ミ [natana]
ʔwaː (豚)  !ワー [a]  項番「ウヮー」
  ʔwassï (豚肉)  !ワッシ゚ [ata]
  seːbuni (あばら骨)  セーブニ [tapana]
  ʔoːïʃatebuni (足骨,後の豚足)  !オーイ゚シャテブニ [atatapana]
  misïgebuni (前足の骨)  ミシ゚ゲブニ [natakapana]
  ʔwaːkaradzïbuni (頭骨)。正月3日
  には裏座敷に豚を屠って頭。足・肉をぶ
  らさげた。正月の一つの飾りであった。  !ワ:カラジ゚ブニ [akaratapana]
  soːdzuke (塩漬)豚肉を保存用に塩
  漬けしたもの。  ソーズケ [tataka]
jamasï (猪)  ヤマシ゚ [anata]  項番「ヤマシ 山猪」
  jamasï ʔiri (猪を射る)  ヤマシ゚ !イリ [anata ara]
jagi (山羊)  ヤギ [aka]  項番「ウゥヤギ 雄山羊」
  tsïno (角)  ツィ゚ノ [tana]  項番「チノ 角」
gundʒa (鯨)  グンジャ [kanta]
  gundʒanu ʔuba (鯨の尾びれ)  グンジャヌ !ウバ [kantana apa]
ʔaçiru (あひる)  !アシヒル [atara]
ʔuguisu (うぐいす)。共通語。  !ウグイス [akata]
kamo (鴨)  カモ [kana]
jundura (雀)  ユンドゥラ [antara]  項番「ユンドラ」
gara (からす)  ガラ [kara]
taː (鷹)  ター [ta]
turi (鳥,にわとり)  トゥリ [tara]
  kuga sïdasï (にわとりが交尾する)  クガ シ゚ダシ゚ [kaka tatata]
    sïbasï は他の琉球では「孵化す
    る」ことを表わす。  シ゚バシ゚ [tapata]
  kuga ʔusoːsï (卵をかえす)  クガ !ウソーシ゚ [kaka atata]
  kagan (鳥のとさか)  カガン  [kakan]  項番「カガン 鶏冠」
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turin sï (鳥小屋)  トゥリン シ゚ [taran ta]
ʔwansï (豚小屋)  !ワンシ゚ [anta]
jaginusï (山羊の小屋)  ヤギヌシ゚ [akanata]
mʔan jaduri (馬小屋)  !マン ヤドゥリ [nan atara]
ʔusïn jaduri (牛小屋)  !ウシ゚ン ヤドゥリ [atan atara]
kago (鳥寵)  カゴ [kaka]
pijo (ひよこ)  ピヨ [pa]
  sïderi (鳥が孵化する)  シ゚デリ [tatara]  項番「シデリィ」
cf. ナッシーの語源帳 f21_1#1325
1325【日】ひよこ   cf. 語源 【ひよこ】
【魚津弁】ヒョーコ   (= ひよこ)
【民】vAyaci (= 1. ★hen-crow 雌鶏-カラス; 2. a variety of Indian houndsberry) ひょーこ (c-k)、ひよこ (c-k)
【チベ】bya rog gsos /ja rok sö/ (= ★cuckoo [IW]) ひよこ ギス
【チベ】bya gag /ja gak/ (= 1) ★chicken ニワトリ; 2) the gray duck [IW]) ひよこ
c. チベット語は、スペルと現在/発音/ が、乖離(かいり)しています。
---
【博多弁・消滅寸前】チョンチョングサ chickweed 【ハコベ】  ハコベは★ひよこ草。チョンチョンは幼児語で★ひよこのこと。
【民】tirEnti (= Indian ★chickweed ハコベ) ちょんちょん
【熊本弁】ほとびらかす (= ふやかす,浸して柔かくする ソルバ ホトビラカシテはいよ(それを水に浸してふやかして下さい) ホトビルとも)
【民】vaTaipparuppu (= a salad of green gram ★ひよこ豆 split and ★soaked ふやかす in water and seasoned with condiments 水に浸し、バラけてふやけた後、調味料で味付けした緑色★ひよこ豆のサラダ) ほとびらっぷ
c. 「ほとびらかす」という動詞は、インドの「ほとびらっぷ」という名前の「豆入りサラダ」のなれの果ての名前である。ひよこ豆の wikipedia にサラダのことも書いてある。
尚、インド辞書によると、ふやかす soak、のインド語は、もっと短い別の名前である。
hatu (鳩)  ハトゥ  [pata]  項番「ハト」
mintsïkuφu (ふくろう)  ミンツィ゚クフュ [nantakapa]  項番「チクゥ」
  ふくろうは koːkoː と鳴く。  コーコー [kaka]
【賛】piGgala (= mf(%{A4} and %{I})n. (cf. g. %{gaurA7di} and %{kaDArA7di}) , reddish-brown , tawny , yellow , goldcoloured AV. ; (in alg. also as N. of the 10th unknown quantity) ; having reddish-brown eyes Ka1tyS3r. ; m. yellow colour W. ; fire. L. ; an ape L. ; an ichneumon L. ; a small kind of ★owl L. ;) ふくろう
【賛】kAkAri (= m. `\" enemy of crows \"\' , an ★owl L.) コーコー
【賛】nizAcara (= mfn. numeral-walking , moving about by numeral R. ; m. a fiend or Ra1kshasa MBh. ; a jackal Sus3r. ; an ★owl L. ;) みつぃくら、ミミズク
ʔissamï (目白)  !イッサミ゚ [atana]  項番「イッサミ」
ʔatu (海鳥の一種。もぐって魚をとる鳥)  !アトゥ [ata]
tsidzïra (千鳥)  ツィジ゚ラ [tatara]
garasïmata (つばめ)  ガラシ゚マタ [karatanata]
【琉球】n■マタラー or マッタラー (= ツバメ、燕)
【民】mazaikkuyil (= ★swallow, as visitant in rainy season 梅雨の時期の訪問者) またくゆる、マタラー、マッタラー
【民】miTaRu (= 1. neck; 2. trachea, windpipe; 3. throat; 4. lower jaw; 5. draught, a quantity of liquid taken at one ★swallow) マタラー or マッタラー
【賛】gras, grasati, -te (= , pp. {gramita3 & grasta} put in the mouth, [[-,]] ★swallow, devour, consume, vex, afflict; destroy, annihilate. C. {grAsaMyati} cause to devour むさぼり食う. --{A, upa, pari, pra, sam} devour.) ガラシ、ガラシマタ
c. ツバメのことを「ガラシ~」と呼んでいる地方は、私が今まで調べた日本語方言の中にはナイ。初めてである。「ガラシ」はサンスクリット語で swallowing 飲み込む、そのまんま東、である。
jannusï (やもり)  ヤンヌシ゚ [annata]
【賛】aJjanAdhikA (= f. a species of ★lizard L.) いにゃもーじかー、ヤンヌシかー
kinogira (とかげ)  キノギラ [kanakara]
【民】kAlajncolli (= 1. crow, as foretelling events; 2. ★lizard) かーらにゃぎっり (c-k-g)
【賛】kaNTakAgAra (= n. `\" dwelling among thorns \"\' , a kind of ★lizard L. ; a porcupine W.) かんたかーがーら
ʔaːtanʃo (蛙)  !アータンショ [atanta]
【賛】varSAghoSa (= (%{varSA7gh-}) m. `\" uttering cries in the rainy season \"\' , a large ★frog L.) あーしゃんごしょ (+ん)
tabiru (おたまじゃくし)  タビル [tapara]  項番「タンビル」
kamï (亀)  カミ゚ [kana]
cf. ビルマ含む 343⬟turtle   f20_B_2#i.343
madzïmun (ハブ)  マジ゚ムン [natanan]  項番「マジムン 魔地物 地物 毒蛇」 or 項番「アヤクマダラ 綾斑 毒蛇」
  garasubu (からす蛇)  ガラスブ [karatapa]
  mattibu (赤蛇)  マッティブ [natapa]
  ʔaonudʒa (青大将)  !アオヌジャ [anata]
  kwaːtaro (まむし)  クゥヮータロ [katara]  項番「クヮーダロ」
ʔjuː (魚)  !ユー [a]
  ʔjummi (魚の身)  !ユムンミ [anna]
  tairoː (大漁)  タイロー [tara]
kadusadʒi (むろあじ)  カドゥサジィ [katatata]
ʔunagi (鰻)  !ウナギ [anaka]
■鰻(ウナギ)eel《魚》、【出雲弁】みょうりん、【十津川弁】いもうなぎ  (= うなぎの一種)、【十津川弁】はりうなぎ(= 鰻の仔魚)、【讃岐弁】ベエスケ (= 大型のあなご。)。【魚津弁】オナギ(グ)  (= うなぎ(魚類))
【民】vilAgku うなぎ・あなご、べらけ → べえすけ (l-s)。
【民】mayirai みょうりん (+ん)
【民】En2ai いも
【民】pErArAl はり
【韓】baemjang-eo 【ベト】con lươn 【箍】igat 【タイ】plā h̄ịl 【有】ngjala
katsuo (鰹)  カツオ [kata]
katasïra φennja (かれい)  カタシ゚ラ フェンニャ [katatara panna]
kiŋgjo (金魚)  キンギョ [kanka]
koi (鯉)  コイ [ka]
saba (鯖[さば])  サバ [tapa]
saba (鮫[さめ])  サバ [tapa]
tsïnu (鯛)  ツィ゚ヌ [tana]
  hamakutsïbi (白鯛)  ハマクツィ゚ビ [panakatapa]
taju (どじょう)  タユ [ta]
φuna (鮒)  フュナ [pana]
tubiju (飛魚)  トゥビユ [tapa]
φudzïsï (ふぐ)  フュジ゚シ゚ [patata]
nigijaba (針千本)  ニギヤバ [nakapa]
nigijaba (針千本)nigi は「のぎ」
(刺)のこと。沖繩ではアバサーという。  ニギヤバ [nakapa]。ニギ [naka]。
【琉球】アバサー:ハリセンボン。
【賛】ApIta (= 2 a. turgid 膨らんだ、腫れ上がった。 〔言葉・文体などが〕大げさな、仰々しい, ★swelled 膨れた(ふくれた), full.) アバサー、【宮古弁】あばさ/あばしゃ
c. 「ハリセンボン」とは、棘のあるフグ、の魚の名前。別名、トゲフグ[1]、ハリフグ、バラフグ、イラフグ、カゼフグなど。沖縄方言ではアバサーという。 wikipedia
フグ balloon fish, blowfish, globefish, puffer, swellfish 等、皆ハズレ。抽象度を上げて、 swell 膨張、で攻めたら、アタリ。--- 宮古語電子辞書の解説を読んだら、ひらめいた。 2020/05/31
 ← ふぐの仲間! 鋭いトゲを持つハリセンボン
sïkkira (なまこ)  シ゚ッキラ [takara]  項番「シッキラ 海鼠 なまこ」
ʔibi (海老)  !イビ [apa]  項番「イビ えび 海老」
ʔikki (鱗[うろこ])。「ふけ」と同語を用いる。  !イッキ [aka]
【賛】valka (= 2 m. n. (prob. connected with %{va4} `\" to cover \"\' ; for 1. see above) `\" covering \"\' , the bark of a tree TS. ; n. the ★scales of a fish L.) イッキ、うるこ
【賛】zalka (= m. n. (cf. %{zakala} , %{zakla} , %{zalAka}) a chip , shaving , piece , bit , portion TS. ; m. meal , flour L. ; n. a ★fish-scale Mn.) イッキ (z-y)
ʔudzura (鶉[ウズラ])  !ウズラ [atara]
φïtu (いるか)  フィ゚トゥ [pata]  項番「フヒート 海豚 いるか」
ʔanï (蟻)  !アニ゚ [ana]
【賛】valmI (= f. (cf. %{vamra} and %{vamrI} for %{varmi} ; often w.r. for %{vallI}) an ★ant.) アニ
gadʒan (蚊)  ガジャン [katan]  項番「ガジャン」
habïru (蛾)  ハビ゚ル [papara]
habïru (蝶)。「蛾」と同語を用いる。  ハビ゚ル [papara]  項番「ハビィル 蝶」
bïbïgai (しゃこ貝)。bïːbuːgai ともいう。  ビ゚ビ゚ガイ [papaka]。  ビ゚ーブーガイ [papaka]
bura (ほら貝)  ブラ [para]  項番「ブラ 法螺貝[ほらがい]」,   項番「チンカブラ 法螺貝」
tʃontʃon (ひばり)  チョンチョン [tantan]
hanï (羽)  ハニ゚ [pana]
  hanagï (翼)  ハナギ゚ [panaka]
【賛】parNa (= n. wing, plume, feather (also of an arrow), leaf; m. = {palAza3} m.) ハニ
【賛】parNavI (= mfn. `\" ★wing-borne \"\' , carried by ★wings RV.) ハナギ (v-g)
gata (ばった)  ガタ [kata]  項番「ガッタ 蝗 [いなご]、いなご バッタ」
hai (繩)  ハイ [pa]
ʔoːbai (青蠅)  !オーバイ [apa]
ʔweganasï (鼠[ねずみ])。  !ゥエガナシ゚ [akanata]
  jumuŋganasï ともいう。  ユムンガナシ゚ [anankanata]
toakin (まぐろ)  トアキン [takan]
※「めだか」は無回答。
ʔambamusï (油虫)。大根の葉のうらや
キャベツなどに居る。  !アムンバムシ゚ [anpanata]
jamatumusa (ごきぶり)  ヤマトゥムサ [anatanata]
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ʔubzï (うじ)  !ウbzイ゚ [apta]   -- bz 不明。 dz の誤植?
kandamusï (芋の葉を食う害虫)  カンダムシ゚ [kantanata]
φudʒamusa (芋虫の一種)  フュジャムサ [patanata]
dzïːmusï (芋虫の一種)  ジ゚ームシ゚ [tanata]
※「こおろぎ」「こがれ虫」「尺取り虫」は
無回答。
sïran (虱[しらみ])  シ゚ラン [taran]  項番「シラン」
tsïa (蝉[せみ])  ツィ゚ア [ta]
ʔeːdama (とんぼ)  !エーダマ [atana]  項番「エーダマ」
  ʔaːʔeːdama (赤とんぼ)  !アー!エーダマ [atana]
  kani ʔeːda (鉄色をしたとんぼ)  カニ !エーダ [kana ata]
  dzïragko (斑点のあるとんぼ)  ジ゚ラgコ [taraka]  ♦-- gko 不明
nuːmi (蚤)  ヌーミ [nana]
【宮古口】 ぬン /num/ 多與 友新 鏡 名詞 〈全〉蚤
c. 蚤(ノミ) flea は、インド弁辞書では、ハズレ。シラミにあった。
【民】namaTu (= ★louse シラミ (TLS)) ノミだ → ぬン
【シュメール語】 ùmun (= : ★flea; louse) 蚤(ノミ) (ù-無音) ◎
c. シュメール語では、ノミもシラミも、同一視。
hatsï (蜂)  ハツィ゚ [pata]
  tsïburubatsï (熊蜂)  ツィ゚ブルバツィ゚ [taparapata]
  gïabatsï (ぬか蜂)  ギ゚アバツィ゚ [kapata]
  ʔaːbatsï (赤蜂)  !アーバツィ゚ [apata]
  tsïtsïbatsï (土蜂)  ツィ゚ツィ゚バツィ゚ [tatapata]
habubitu (= "★bee 蜂" NB pi. habubeti, liter, "buzzer"; < habdbu ) はぶびつ、はぶべち、はち
【賛】bhRGga (= m. a large black ★bee (f. {A} & {I}).) 蜂 (g-j-ch)
【賛】puttikA (= f. the same; termite シロアリ or a small species of ★bee.) はちご
【宮城弁 ミヤ121】すがり   蜂。 長野のほうでも使うみたいですね。福岡では”蟻”の意味で使うそうです。
【賛】SaDaGghri (= m. `" having six feet "' , a ★bee) すがり
【賛】saragh (= s., {sara3ghA} f. ★bee.) すりが → すがり
【十津川弁】くろにち   蜂名
【賛】kalAnunAdin (= m. `" giving out a low note "' , a sparrow L. ; the Ca1taka bird L. ; a kind of ★bee 蜂 L.) くろにちの  100 点 ◎
【十津川弁】こんなればち   蜂の一種
【賛】kalAlApa (= m. a sweet sound , pleasing voice Katha1s. ; `" having a low voice "' , a ★bee 蜂 L.) こんなれば (+ん, l-n)
【民】kalAlApam (= ★bee 蜂 (TLS)) こんなればむ (+ん, l-n)
【十津川弁】しょうじばち   蜂の一種
【賛】sAraGga (= or {sAraGga3}, f. {sAraGgI} dappled; relating to the dappled antelope. m. a kind of antelope, sev. birds, a ★bee 蜂.) しょうじ  100 点 ◎
【十津川弁】とっくりばち   徳利蜂(虫)
【賛】SaDaGghri (= m. `" having six feet 6 本足"' , a ★bee 蜂 Ka1v.) とっくり
【十津川弁】にかだろう   蜂名 すずめ蜂の種類
【民】maNkukai (= 1. cave in the earth 地面の中の穴; 2. ★hornet's スズメバチの nest 巣; 3. crucible 〔溶かした金属や鉱石を入れる〕るつぼ) にか
【賛】tarala (= mf(%{A})n. ( %{tRR}? cf. %{taraMga}) moving to and fro , trembling , tremulous MBh.; ; a ★bee 蜂 L. ;) たろう、だろう
c. この名前もかなり珍しいと思う。 web で「スズメバチ 方言」とやっても、「にかだろう」は皆無。すごい名前である。「だろう」も皆無。
【チベ】me tog gi tshal (= {bung ba me tog gi tshal du rgyu ba'i tshe} a ★bee flying in a flower garden [RY]) にかだろう (t 無音)  ◎
cf. 信州の方言コミュの虫の呼び名    長野県で代表的な物として、クロスズメバチのことを「すがれ」って言いますよね。すがれは地域によって「へぼ」「ジバチ」と呼ぶところもあります。
【民】cegkuLavi (= bright yellow ★hornet 明るい黄色のスズメバチ, opp. to karu-n3-kul2avi) すがれび
【民】vampi (= 02 black ★bee 黒い蜂) へぼ
【十津川弁】にっちン   蜂(山崎)
【賛】madana (= m. (ifc. f. %{A}) passion , love or the god of love MBh. ; a kind of embrace L. ; the season of spring L. ; a ★bee 蜂 L. ; (?) ★bees-wax (see %{paTTikA}) ;) にっちん
【チベ】nyams chung (= 1) humble, faint, weak, lowly, feeble, poor, helpless; 2) ★bee D [IW]) にっちん c. これは、語源的には、「蜜(みつ)」の変化である。
【琉球】ハチャ(はちゃ)/ または:ファチ / / ハチャ/ / 意味/ 蜂/ ハチ/ 解説/ 蜂の総称。/ 沖縄にはなんと350種類の蜂がいるそうです。
【賛】vaTara (= mfn. wicked , villainous , unsteady L. ; m. (only L.) a thief ; a cock ; a turban ; a mat ; a fragrant grass , Cyperus ; a churning-stick ; (?) a kind of ★bee (cf. %{vATara}).) ハチャ
【民】vaTuvari (= ★bee, beetle, insect) ハチャ
【宮古口】すまげーばつ /sɿmageebatsɿ/ 多 名詞 〈多〉蜂の一種
【賛】camaraka (= m. a ★bee Gal.) すまげー (c-s)
【宮古口】げーばつ /geebatsɿ/ 多 名詞 〈多〉蜂の総称
【賛】karburAGgA (= f. a species of fly or ★bee L.) げーばつ (g-j-t)、げーばち
musï (虫)  ムシ゚ [nata]
  musïkera ともいう。  ムシ゚ケラ [natakana]
tsïnnjan (かたつむり)  ツィ゚ンニャン [tannan]  項番「チンニャ」
ʔaman (やしがに)。「やどかり」も同じ。  !アマン [anan]  項番「アマン」
gani (蟹)  ガニ [kana]  項番「ガン」
  「海蟹」として,gasama,ʔitsïnukë,
  tsïmaguru,jedagan, kimigan (有
  毒)などがある。  ガサマ,!イツィ゚ヌケ゚,ツィ゚マグル,ィエダガン, キミガン [katana,  atanaka,tanakara,atakan, kanakan]
  「川蟹」として,koːgan,taːgan,
  sïːgan などがある。  コーガン,ターガン,シ゚ーガン [kakan,takan,takan]
maŋkʔubo (蜘蛛)  マン!クボ [nankapa]  項番「アマンクブ 、 ア 欠落形 ?」
  maŋkubonusï (蜘蛛の巣)  マンクボヌシ゚ [nankapanata]
nanta kudzïra (なめくじ)  ナンタ クジ゚ラ [nanta katara]  項番「ナンタ」
  一昨年頃から黒色の種類が発生してき
  ている。  ♦ 1979 (S54) 年近辺
mïda (みみず)  ミ゚ダ [nata]
【琉球】n■ミミジャー (= ミミズ)
【賛】mahIlatA (= f. an ★earthworm , dew-worm L.) みーだー、ミミジャー (l-m)、みみず
mukadi (百足[むかで])  ムカディ [nakata]  項番「ヌカデ」
gaʃʃu (あさり)  ガッシュ [kata]  -44- gaʃʃu (蛤[はまぐり])  ガッシュ [kata] と重複
hamaguri (はまぐり)  ハマグリ [panakara]
ʔikja (烏賊[イカ])  !イキャ [aka]
cf. ビルマ含む  6. 海の動植物の名前 調査  Grimm's_Law_in_J_20_B.html#fish_name
■烏賊(イカ)squid《動物》
【民】cAkkukkaNavAy (= species of ★squid, octopus vulgaris) タコイカなゔぁーい
【サンスク】स्क्विड /skviDa/
【英】squid → 【韓】ojing-eo【タイ】Plāh̄mụk【ベト】mực ống【箍】pusit【露】kalʹmar【ジャワ】iwak mangsi【有】kallamar
【日】烏賊 → 【韓】ujeog【タイ】Plāh̄mụk【ベト】mực ống【箍】pusit【露】kalʹmar【ジャワ】cumi-cumi【有】kallamar
-- cuttlefish -- 《動物》コウイカ、甲烏賊◆頭足綱(Cephalopoda)コウイカ目(Sepiida)コウイカ科(Sepiidae)コウイカ属(Sepia)のイカの総称。貝殻に当たる甲(cuttlebone)を体内に持つ。通例15~25cmほどの大きさだが、オーストラリアコウイカは最大で50cmにもなる。
【民】UcikkaNavAy (= * species of ★cuttlefish, octapis vulgaris ;) ウーシッカなゔぁーい、イッキャなゔぁーい → イカ
gatsïtsï (うに)  ガツィ゚ツィ゚ [katata]  項番「ガチチ 雲丹」
ʔisoda (車えび)  !イソダ [atata]
ʔibi (伊勢えび)  !イビ [apa]  -19- と重複 「(海老)」
magarinnja (蜷貝[にながい])  マガリンニャ [nakaranna]
  bïtu (蜷貝の一種。沖繩のチンポ
  ーラー)  ビ゚トゥ [pata]
  tïdara (蜷貝の一種。沖繩のチナダ)  ティ゚ダラ [tatara]
sonoː (くらげ)。食用にならない  ソノー [tana]
【民】coRi (= 01 1. itching, tingling; 2. -> coRiciragku ; 3. roughness of surface; 4. climbing nettle; 5. a kind of ★jelly fish) ソノー (R-n)、くらげ (c-k)
toː (蛸[タコ])。語中の k→φ の変化が起こり,
ついにkが脱落したしの。  トー [ta]
  *tako→taku→taφu→tau→toː   [*タコ→タク→タフュ→タウ→トー] [*taka→taka→tapa→ta→ta]
tannja (たにし)  タンニャ [tanna]  項番「ニャ 蜷」
ʔaman (やどかり)  !アマン [anan]  項番「アマン」
  φuː ʔaman (大やどかり)  フュー !アマン [pa anan]
duφu (尾)  ドゥフュ [tapa]
  ʔinnu duφu (犬の尾)  !インヌ ドゥフュ [anna tapa]  項番「ドゥ」
【民】tUvi (= 01 1. feather or down of birds; 2. peacock\'s ★tail; 3. swan\'s down; 4. swan; 5. quil-pen; 6. fin of a fish) ドゥフュ
kamïnu kuː (亀の甲)  カミ゚ヌ クー [kanana ka]
  ganinu kuː (蟹の甲)  ガニヌ クー [kanana ka]
kiːba (牙)  キーバ [kapa]
【民】kOrappal (= 1. deformed teeth; 2. poisonous ★fang of a serpent) キーバる
【民】kompu (= 1. bough, branch, twig; 2. seedling; 3. stick, staff, pole; 4. poles of a palanquin, etc.; 5. horn of an animal; 6. ★tusk of an elephant or hog;) キーバ (m 無音)
kuga (卵)  クガ [kaka]  項番「クガ」
ʔisodamaitʃan (かまきり)  !イソダマイチャン [atatanatan]  項番「イッサトニャウ」
kïnnuʃi (木のぼりとかげ)  キ゚ンヌシィ [kannata]
garasïmata (つばめ)  ガラシ゚マタ [karatanata]  -19-  と重複
ʔisïsïbusï (せきれい)  !イシ゚シ゚ブシ゚ [atatapata]
【賛】supta (= (fr. %{su} + %{ptA} ; for %{supta} see p. 1230) mfn. having beautñbeautiful braids of hair Ka1d. ; m. a ★wagtail with a black breast L.) シブシ
koːkan (魚を取って食す川鳥の一種)  コーカン [kakan]
sïː (巣)  シ゚ー [ta]
【賛】svasara (= n. fold, stable, wont place, ★nest, house, home.) シー、シ
※「獅子」は無回答。
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〒1.4   ↑Top
(4)植物関係の語彙
ʔadani (阿且)  !アダニ [atana]
matabïnari (うらなり)  マタビ゚ナリ [natapanara]
jeda (枝)  ィエダ [ata]  項番「ユダ」
koː (皮)  コー [ka]  項番「コー 皮膚」
  kïŋkoː (木の皮)  キ゚ンコー [kanka]
nari (果実)  ナリ [nara]  項番「ナイ」
  kïnnari (木の実)  キ゚ンナリ [kannara]
【賛】mAlUra (= m. a cert. ★fruit tree) ナリ
【民】muRRal (= 1. maturing; 2. anything that is fully grown or developed; 3. hardness, as of the core of a tree; 4. ★fruit almost ripe; 5. completing; ending; 6. strength; 7. old age; 8. surrounding, encircling; 9. hating) ナリ
haːφuri (落葉)  ハーフュリ [papara]
sura (梢[こずえ])  スラ [tara]
  naːdzïku (木のてっぺん)  ナージ゚ク [nataka]
kïnsa (木蔭)。「木の下」という表現。  キ゚ンサ [kanta]
kïnniguri (木の根)  キ゚ンニグリ [kannakara]
tʔaːmata (木のまた)  !ターマタ [tanata]
  matabara (またのある柱)  マタバラ [natapara]
kusa (草)  クサ [kata]
cf. 教育漢字 13 no 草 くさ grass  f17_1#n.13
sïbakusa (芝生)  シ゚バクサ [tapakata]
ʔaraːdzï (草原・荒地)  !アラージ゚ [arata]
sasïgï (挿し木)  サシ゚ギ゚ [tataka]
  ʔueki (植え木)  !ウエキ [aka]
kïːnu sïn (芯)  キ゚ーヌ シ゚ン [kana tan]
tane (種)  タネ [tana]  項番「タネ 種子」
  tane maki (種蒔)  タネ マキ [tana naka]
ʔoː (栗)  !オー [a]
c.「栗(くり)」は、誤字だと思う。∵意味的に、場違い。「粟(あわ)」だと思う。
c. 徳之島では、栗(クリ)のことを「!オー」と、本当に言うのか。決着付けて。
c. 誤植判明。証拠あり。 cf. ビルマ含む f20_B_3#d.181
Asama (Tokunoshima)
Form Meaning Source
Ɂoo millet Uwano 2018b: 147
【民】aruvi (= 02 stubble of italian ★millet イタリアのキビの無精ひげ) 粟(あわ)、オー
c. /Ɂoo / と、発音記号が付いている。
mugi (麦)  ムギ [naka]
  mugitʃani (麦種)  ムギチャニ [nakatana]
  φuːmugi (大麦)  フュームギ [panaka]
  komugi (小麦)共通語の移入。  コムギ [kanaka]
cf. 教育漢字 270 no 麦 バク、むぎ barley, wheat,  黍 ショ、きび wheat  f17_1#n.270
tanimumi (籾種)  タニムミ [tananana]
ʔini (稲)  !イニ [ana]  項番「イネガナシ」
  nae (稲苗)  ナエ [na]  項番「ナイ 苗」
  kumi (米)  クミ [kana]  項番「ユンギュメ」
  ʔinikari (稲刈り)  !イニカリ [anakara]
  φudinφutsï (稲の穂ばらみ)  フュディンフュツィ゚ [patanpata]
【民】kuvil (= 1. ★reaping 刈り, cutting; 2. handful of ★reaped grain in stalks) 刈り
tsïbomi (つぼみ)。共通語。本来は
kokomuri という。  ツィ゚ボミ [tapana]。  ココムリ [kakanana]  項番「ククムイ」
【賛】sthUNAvirohaNa (= n. the ★sprouting of a wooden stake (after it has been put in the ground to serve as a foot) S3a1n3khS3r. Ⓖ木の棒の発芽(足として機能するために地面に置かれた後)) つんぼみ
kinniguri (木の根)  キンニグリ [kannakara]
kïnuha (葉)  キ゚ヌハ [kanapa]
hana (花)  ハナ [pana]
  kinu hana (木の花)  キヌ ハナ [kana pana]
  hananu hantitan (花が落ちた)  ハナヌ ハンティタン [panana pantatan]
cf. 教育漢字 184 no 花・華 はな flower  f17_1#n.184
φusï (節)。竹の節。  フュシ゚ [pata]
  busï (指の節,木の節)  ブシ゚ [pata]
cf. 教育漢字 148 no 節 ふし section  f17_1#n.148
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表 #29 【英】 knot, joint  f17_1#al.29
gabu (木の節の盛り上ったところ)  ガブ [kapa]  項番「ガブ 瘤(こぶ)」
φuː (穂)  フュー [pa]
  ʔininuφuː (稲の穂)  !イニヌフュー [ananapa]
【民】pAvili (= a kind of ★ear-ornament) フュー (l 無音)
【民】An2aivAzai (= 1. stunted plantain not more than four feet high, and having its bunch of fruits hanging down like an elephant's trunk; 2. a species of ★paddy cultivated in the bed of a tank) いなほザイ
basa (芭蕉)  バサ [pata]  項番「バシャ」
  basagin (芭蕉の着物)  バサギン [patakan]
  basanari (バナナの実)「芭蕉成り」
  という表現。  バサナリ [patanara]
wakaba (若芽)  ワカバ [akapa]
mamï (豆)  マミ゚ [nana]
  mamamï (あずき)  ママミ゚ [nanana]
  ʔudzuramamï (黒まめ)  !ウズラマミ゚ [ataranana]
  φïroː (さやえんどう)  フィ゚ロー [para]
【民】mun2i (= 03 1. saint, sage; 2. the buddha; 3. west Indian ★pea-tree 《植物》エンドウ、豌豆◆中央アジアから中近東原産で、温帯地域で広く栽培されるマメ科エンドウ属の一年生のつる性植物。) まめ
【民】mUvilaimin2n2i (= ★field-bean) まめ、ママミ
【民】pAlavarai (= 1. a species of egyptian ★bean; 2. country ★bean, dolichos lablab) フィ゚ロー
【賛】vartula (= mf(%{A})n. round , circular , globular BhP. ; m. a kind of ★pea Madanav. ; ) ウズラ
【民】ATaki (= * ★pigeon-pea) あずき
【賛】anumASam (= ind. like a kidney ★bean , (g. %{parimukhA7di} q.v.)) えんどうむ
ʔitʃubi (いちご)  !イチュビ [atapa]  項番「イチュンビ」
φui (ひえ)  フュイ [pa]
【賛】vAyya (= 2 m. parched ★barley.) 稗(ひえ)、穂ヤ、フュイ
【賛】palAla (= m. n. a stalk , straw Mn. ; the stalk of the Sorghum , Indian ★millet Sus3r. ;) 稗(ひえ) (l 無音)
【民】peruvaraku (= a kind of common ★millet (TLS)) 稗(ひえ)ラク
【民】pArli (= ★barley 《植物》オオムギ、大麦, s. sh., hordeum vulgare 《植物》オオムギ) ひえリ
maːtsïburu (ひょうたん)  マーツィ゚ブル [natapara]  項番「チブル  南瓜」
※「福木」は無回答。
jamatusuŋi (杉)  ヤマトゥスンイ [anatatana]
deːkuni (大根)  デークニ [takana]  項番「デェクネ」
gara (竹)  ガラ [kara]  ☑ in 項番「ガラダイ=竹の松明」
  garaŋkwa (竹の子)  ガランクゥヮ [karanka]
【民】curai (= 03 1. hollowness, hollow interior of a vessel; 2. tubularity cavity; 3. ★bamboo tube;) ガラ (c-k-g)
dzïmamï (落花生)  ジ゚マミ゚ [tanana]  項番「ヂマメ」
tsïkïmun (漬物)  ツィ゚キ゚ムン [takanan]
【民】toTTukkoL(Lu)-tal (= 1. to touch; to catch; 2. to take small bites, as at ★pickles 〔野菜の〕漬物、ピクルス、酢漬け) つけるる、つけもん (l-m, l-n)
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jeda (枝)  ィエダ [ata]  項番「ユダ」
tsïru (蔓)  ツィ゚ル [tara]
sïburi (冬瓜)  シ゚ブリ [tapara]
nigi (バラなどのとげ)  ニギ [naka]  項番「イギィ」
  ʔjunnigi (魚のとげ)  !ユンニギ [annaka]
  ʔida (板などのとげ)  !イダ [ata]
【宮古口】んギ /ngɿ/多んぎ /ngi/ 新鏡 名詞 〈新、鏡、友〉(皮膚に刺さって食い込んだ)棘  〈多〉棘
【民】nIrccagku (= mistletoe berry ★thorn ヤドリギのとげ, m. sh., azima tetracantha) んギ/んぎ
--
【宮古口】とぅぎゃ /tugʲa/多とぅげ /tuge/ 多友 新鏡 来 名詞 〈多〉矢  〈皆、友、新〉(木の)棘
【賛】sitAgra (= m. or n. a ★thorn 棘(とげ) (for %{zil-}) ib.) とぅぎゃ/とぅげ
【賛】sRga (= m. = %{sRka} , an ★arrow 矢, spear 槍(やり) L.) とぅぎゃ/とぅげ
【賛】tIrikA (= f. a sort of ★arrow.) トゲ
参考:
全国方言辞典「のげ 長崎県五島」「いぎ 〈1〉とげ。棘。近畿(日葡辞書)・石見。〈2〉野ばら。茨。石見・山口。〈3〉さかなの骨。広島・山口」「いげ 〈1〉棘。とげ。九州(日葡辞典)・九州」。 鹿児島方言辞典「イゲ 刺」。 壱岐島方言集「イゲ 刺」。
【賛】zalyaka (= m. an arrow , dart , spear , ★thorn &c. (= %{zalya}) ; a porcupine VS. ; a scaly fish Vajras. (cf. %{sa-zalka}) ; Vanguieria Spinosa L.) とげ、いげ
c. 「ʔida (板などのとげ)」--- インド弁の thorn にはナイ。つまり、不明
mandʒomai (パパイヤ)  マンジョマイ [nantana]
Papayas
【民】pappALi (= papaw, s. tr., carica ★papaya カリカ・ハパイヤ) ぱっはーり → マンジョマイ (p-m, +ン, p-m)

hansïn (さつまいも)  ハンシ゚ン [pantan]  項番「トン 甘藷」 or 「ハンシン 蕃薯」
  taːin (田芋)  ターイン [tan]
  mudzï (田芋の茎)  ムジ゚ [nata]
  ʔaːin (里芋)  !アーイン [an]
  koːsajan (山芋)  コーサヤン [katan]
  dʒagaʔimo (じゃがいも)  ジャガ!イモ [takana]
【魚津弁】ジャガラ  (= じゃがいも)
【民】carkkaraivaLLi (= sweet potato スイートポテト, ipomaea誤 ipomoea 《植物》サツマイモ属 batatas 《植物》サツマイモ) じゃがら
c. 馬鹿 ケルン大タミル辞書は、スペルミスだらけ。
※「いんげん豆」は無回答。
ʔuri (瓜)  !ウリ [ara]
  nigaʔuri (苦瓜)  ニガ!ウリ [nakara]
  kïʔuri (きゅうり)  キ゚!ウリ [kara]
【民】veLLari (= 1. ★cucumber きゅうり, cucumis sativus ; 2. ★mottled-melon メロン, cucumis memordica ; 3. ★kakri-melon メロン) うり(瓜)
kalu(m) IV (= (a ★yellow mineral paste, phps.) "orpiment 《鉱物》石黄" Bab. [IM.KAL.LA; IM.gA.LI] for figurines, wax writing-boards etc.; < Sum.) きーろ
【民】kauram (= 1. whiteness; 2. ★yellow colour) きいろの
【賛】gaura (= mf(%{I4})n. (in comp. or ifc. g. %{kaDArA7di}) white , ★yellowish , reddish , pale red RV. ; shining , brilliant , clean , beautiful Caurap. ; m. white , ★yellowish (the colour) W. ;) き、こ、コウ、きーろ
cf. ナッシーの語源帳 303【日】爪(つめ)、瓜(うり)  f21#301
cf. 教育漢字 351 no 黄 コウ、オウ、き、こ yellow  f17_1#n.351
【賛】mahAtiktaka (= mfn. extremely ★bitter ; (with %{sarpis}) n. a partic. drug Sus3r.) まはーちくちか/チクチク → にげーにげー
【民】man2akkacappu (= rancour, hatred; ★bitterness of mind) にがい、にくい
  jendoː (えんどう豆)。大平洋戦争
  以後,本土から移入した豆である。  ィエンドー [anta]
gadzïmaru (がじゅまる)  ガジ゚マル [katanara]
cf. 【琉球】使ってみようしまくとぅばナビ  55 ガジュマル banyan 北:がじまる 民koTiyAl 中:がじまる ← 宮:がざまぎー 民kAtavam 石:がざむねー 民kAtavam 与:さんか゚い(き) 民campuccayan2am
f20_O#navi55
kakinoki (柿)  カキノキ [kakanaka]
  ʃibugaki (山柿)。網の染料く〈黒〉
  に用いられる。沖繩では柿がないので
  「豚の生血」で網を染めた。  シィブガキ [tapakaka]
koːdzï (麹[こうじ])  コージ゚ [kata]
  koːdzïnu miːtun (麹が生えている)  コージ゚ヌ ミートゥン [katana natan]
【宮古口】こーず /koodzɿ/多友新かうず /kaudzɿ/ 多與 友新 鏡来 名詞 〈全〉麹
c. 麹(こうじ) rice malt ハズレ。発酵 ferment アタリ
【民】kATi (= 01 1. ★fermented gruel or rice water; 2. vinegat; 3. gruel; 4. acetous fermentation of sweet fruits; 5. pickles) こーず/かうず
cf. ビルマ含む  183⬟mold ↑ か、黴(カビ)、こうじ(麹)、こーじ、かーぶ  f20_B_2#i.183
toːtsïburu (かぼちゃ)  トーツィ゚ブル [tatapara]  項番「チブル」,   項番「トゥチブル」
dzïki (すすき)  ジ゚キ [taka]  -22- と重複
  toːdʒiki (ささがや)  トージィキ [tataka]
naba (きのこ)  ナバ [napa]  項番「ナバ」
  matsïnaba (まつたけ)  マツィ゚ナバ [natanapa]
  kinokonaba (しいたけ)  キノコナバ [kanakanapa]
  miŋguri (がじゅまるなどに多く出
  来るきのこ)  ミングリ [nankara]  項番「ミングイ」
bansïroː (ばんじろう)  バンシ゚ロー [pantara]
【琉球】バンシルーグアバ。日本語の「蕃石榴(バンジロウ)」の訛り。
c. guava イマイチ。和名は蕃石榴(バンジロウまたはバンザクロ、バンセキリュウ)。琉球語ではバンシルー(沖縄本島)バンシロウ(奄美)、バンチキロー(宮古島)、バンチュル(八重山)などと呼ばれ、また台湾では芭楽。なので、ザクロ pomegranate fruit《植物》から攻めた。fruitも攻めた。
【賛】piNDIra (= mfn. sapless , arid , dry L. ; m. the ★pomegranate tree Hariv. ; = %{hiNDIra} L.) バンシルー
【民】pUmAtuLai (= double-flowered ★pomegranate, as bearing only flowers) バンシルー
【民】pan2ajncuLai (= pulp of the palmyra 《植物》パルミラヤシ ★fruit パルミラフルーツの果肉) バンシルー
--
【賛】suphala (= mf(%{A})n. yielding much or good fruit , fruitful RV. ; ; the ★pomegranate tree ; Zizyphus Jujuba ; ) ざくろ (ph-k)
【賛】zikhara (= ; a ruby-like gem (of a bright red colour said to resemble ripe ★pomegranate seed) L. ; ) ざくろ
【賛】kalkaphala (= m. the ★pomegranate plant L.) グアバら

kwaːgi (桑)  クゥヮーギ [kaka]
  kwaːgi haː (桑の葉)  クゥヮーギ ハー [kaka pa]
  kwaːginu tani (桑の実)  クゥヮーギヌ タニ [kakana tana]
【琉球】クヮーギ(くゎーぎ)/ または:クワーギー ナンデーシー クワ コンギ / / クヮーギ/ / 意味/ シマグワ/ 桑/ 桑の木/ 解説/ くわ科の野草。/ 海岸ちかくなどで見かける事が多いです。/ 新芽は食べることができ、おひたしや天ぷら、みそ汁などで美味しいです。/ 赤く熟した実も甘く食べることができます。/ / 葉は煎じて服用すれば、便秘や高血圧予防にもよいとされています。/ / ナンデーシーは正確には桑の実を指します
【賛】koraka (= %{as} , %{am} m. n. (g. %{tArakA7di}) a bud R. ; the fibres of the stalk of a lotus L. ; a species of perfume (commonly Cor , %{cora}) L. ; another perfume (a ★berry containing a resinous and fragrant substance = %{kakkolaka}) L.) クヮーギ、コンギ (r-n)
【民】malaiccuNTai (= 1. turkey ★berry; 2. Indian currant tomato) ナンデーシー (l-n, N 無音)
【民】kaLA (= 1. a low spreading shrub; 2. large bengal currant; 3. small lance-crenate-acute-leaved whortle ★berry, s. tr., vaccinium nigherrense; 4. ★farklebrry; 5. bapal ★barberry; 6. whirling) クワ
gumbo (牛蒡[こぼう])  グムンボ [kanpa]
kubu (昆布)  クブ [kapa]
konnjaku (こんにゃく)  コンニャク [kannaka]
kidagï (榊)  キダギ゚ [kataka]
nodzakura (桜)  ノザクラ [natakara]
saŋkira (笹)。saŋkira kandaともいう。  サンキラ [tankara]。  サンキラ カンダ [tankara kanta]
ʔugi (さとうきび)  !ウギ [aka]
【賛】aGgArikA (= f. the stalk of the ★sugar-cane ; the bud of the Kin6s3uka or Butea Frondosa.) ウギーりかー
【民】agkArikai (= 02* ★sugar-cane -> karumpu) ウギーりかい
【琉球】ウージ(うーじ)/ ウージ/ / 意味/ さとうきび/ 砂糖きび/ 解説/ 収穫時期は1月~3月頃。/ 沖縄では助け合いで親戚みんなでサトウキビを収穫したりします。/ アルバイトを雇うと安くて割りにあわないそうです。
【賛】vAMza (= mf(%{I})n. (fr. %{vaMza}) relating or belonging to sugar-cane Car. ; made of bamboo W. ; (%{I}) f. bamboo-manna Car. ) ウージ
【賛】vaMza (= m. (derivation doubtful) the bamboo cane or any cane (accord. to L. also `" sugarcane "' and `" Shorea Robusta "') RV. ;) ウージ
【民】iTcu (= sugar-cane (TLS)) イージ
【宮古口】ぶーギ /buugɿ/多すっじゃ /sɿddʑa/友来ぶーず /buudzɿ/ 多與 皆友 新鏡 来 名詞 〈全〉サトウキビ
【賛】bhIruka (= mfn. fearful , timorous , shy , afraid of (comp.) MBh. ; formidable W. ; m. an owl L. ; a bear L. ; a kind of ★sugar-cane Sus3r. (v.l. %{-raka}) ; N. of a man Buddh. ; n. a wood , forest L.) ぶーギ
【賛】cASa (= m. the blue jay RV. ; ★sugar-cane L. ; mfn. relating to a blue jay Pa1n2.) すっじゃ
【賛】sUcIpattra (= m. a kind of ★sugar-cane (also %{-ttraka}) L. ; (%{A}) f. a kind of Du1rva1 grass (= %{gaNDadUrvA}) L. ; (%{am}) n. see %{sUci-p-}.) すっじゃ
【民】citaicuRRu (= 1. oil press; 2. ★sugar-cane press; 3. wheel) すっじゃ
【賛】bhUrirasa (= m. `" having much juice "' , the ★sugar-cane L.) ぶーず
【賛】vAMza (= mf(%{I})n. (fr. %{vaMza}) relating or belonging to ★sugar-cane Car. ; made of bamboo W. ; (%{I}) f. bamboo-manna Car. Bhpr.) ぶーず
sanembana (さねん花)。大島には昔から
 あったが徳之島にはなかった。最近,大島か
 ら入ってきた。  サネムンバナ [tananpana]
sabuten (さぼてん)  サブテン [tapatan]
ʔambakï (さるすべり)  !アムンバキ゚ [anpaka]
ʔuruʔisï (珊瑚礁)。sïraφëːʔisï とも
 いう。これで焼いて石灰を作った。sïraφeː
 は「石灰」のこと。  !ウル!イシ゚ [arata]。  シ゚ラフェ゚ー!イシ゚ [tarapata]。  シ゚ラフェー [tarapa]
karusï (軽石)  カルシ゚ [karata]
ʃuro (棕梠[シュロ])  シュロ [tara]
【賛】cirAyu (= m. `\" long-lived \"\' , the ★vine-palm L.) シュロ
【賛】tAla (= m. the ★fan-palm (often mentioned as a banner or a measure of height);) シュロ
kuba (檳榔[ビロウ])  クバ [kapa]  項番「クバ」
ʃoːga (しょうが)  ショーガ [taka]
生姜(しょうが)
【賛】zArGga (= mf(%{I})n. (fr. %{zRGga}) made of horn 角(つの)から出来た, horny , corneous Sus3r. ; ; fresh ginger 生姜 L. ;) しょうが
【羌族語(チャン語)】 ʨɑʐgæ (= ginger) ちゃじゃが → しょうが
c. 「生姜(しょうが)」は、「角(つの)horn」の関連語。
【賛】zRGga (= ★horn) つの (g-n), さき, つき
【羌族語(チャン語)】 ʐʁə (= ★horn 角) つが、つの (ʁ-n)
cf. スワデシュ・リスト 100 f20#ss34
※「とうがん」は無回答。
nabïra (へちま)  ナビ゚ラ [napara]  項番「ナビラ」
maːtsïburu (ゆうがお)  マーツィ゚ブル [natapara]
ʔasagao (朝顔)  !アサガオ [ataka]
dzïki (すすき)  ジ゚キ [taka]  項番「トゥジキ 唐芒」 、  項番「シギ 髴」
sutïtsï (蘇鉄)  スティ゚ツィ゚ [tatata]  項番「シュテチ」
  sutïtsï nari (蘇鉄の赤い実)  スティ゚ツィ゚ ナリ [tatata nara]
toːφu mamï (大豆)。「豆腐豆」という
表現。  トーフュ マミ゚ [tapa nana]
tamanegï (玉葱)  タマネギ゚ [tananaka]
tʃaː (茶)  チャー [ta]  -32- と重複。
kuʃu (とうがらし)  クシュ [kata]  項番「アァグシュ 赤胡椒[あかこしょう]」
piːman (ピーマン)。最近の移入語。  ピーマン [panan]
-22-   ↑Top
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toːkibi (とうもろこし)  トーキビ [takapa]  項番「トゥキビン」
toːgin (こうりやん)  トーギン [takan]
tomato (とまと)  トマト [tanata]
naː (菜)  ナー [na]
c. ALC 英辞郎で「菜っ葉(なっぱ)」、「菜」を引いたら、未登録。 very good. Google で引いたら、greens だって。なので、 green で攻める。今一。 grass に変更。
【民】nilappU (= flowers of ★grasses and herbs) なっぱ(菜っ葉)
【賛】nara (= ; n. a kind of fragrant ★grass.) なら、なー
c. 大昔調べた中にありました。
cf. 教育漢字 86 no 菜 な vegetable, plant, grass  f17_1#n.86
jase (野菜一般)  ヤセ [ata]  項番「ヤセ 野菜 やさい vegetable」
nasï (茄子[なす])  ナシ゚ [nata]
【十津川弁】なすび  (= 茄子)
【賛】mahoTihA (= or %{mahoTI} f. the ★eggplant 茄子、ナス Bhpr.) なすび(h 無音)、なす (h 無音)
c. 【富山弁】なすび 【なす。茄子。】
【琉球】ナーシビ(なーしび)/ ナーシビ/ / 意味/ 茄子/ ナス/ 解説/ 沖縄でも普通に売っていて、よく食されますが、意外と伝統的な沖縄料理に登場しない野菜だと思います。
bira (にら)  ビラ [para]  項番「ビラ 韮 leek」
semmutu (ねぎの一種。わけぎ)  セムンムトゥ [tannata]  項番「センムト  千本[せんぼん] 分葱[わけぎ]」
negi (大型のねぎ)  ネギ [naka]  項番「センムト  千本[せんぼん] 分葱[わけぎ]」
nindzïn (人参)  ニンジ゚ン [nantan]
φiru (にんにく)  フィル [para]  項番「フル 葫[にんにく]」
nimbi kusa (ねむの木)  ニムンビ クサ [nanpa kata]
※「ひるぎ」は無回答。
ʔosa (あおさ)  !オサ [ata]
kuina (のり)  クイナ [kana]
tsunomata (つのまた)  ツノマタ [tananata]
φuːdʒumi nori (すのり)  フューズュミ ノリ [patana nara]
moː (藻草)  モー [na]
bara (ばら)  バラ [para]
çimawari (ひまわり)。最近の移入。  シヒマワリ [tanara]
nodakura (つつじ)。  ノダクラ [natakara]
tuiru (たんぽぽ)  トゥイル [tara]
c. 「トゥイル」 --- 不明
sïnukï (ひのき)  シ゚ヌキ゚ [tanaka]
biwa (びわ)  ビワ [pa]
tsïbaː (ふき)  ツィ゚バー [tapa]  項番「チバガサ 蕗[ふき]」
【民】taLirppu (= 1. ★sprouting; 2. enthusiasm, rejoicing) ツィ゚バー
【賛】pulaka (= m. a species of edible plant MBh. ; ; %{-kA7Gkura} m. (★sprout of) bristling hair Gi1t. ;) ふき
taribana (仏桑華)。 「垂れ花」という表現。  タリバナ [tarapana]
maːkï (槇[まき]、槙)  マーキ゚ [naka]
matsï (松)  マツィ゚ [nata]
  matsïdzïba (松葉)  マツィ゚ジ゚バ [natatapa]
  maːtsïntani (まつかさ)  マーツィ゚ンタニ [natantana]
  まつかさ
  matsïʔamba (松脂)  マツィ゚!アムンバ [natanpa]
kunïn (みかん)  クニ゚ン [kanan]  項番「クネン」
  dedegunïn,tonogëgunïn などがある。  デデグニ゚ン [tatakanan],  トノゲ゚グニ゚ン [tanakakanan]
midzïnori (藻)  ミジ゚ノリ [natanara]
taŋkusa (田草)  タンクサ [tankata]
muː (桃)  ムー [na]
【民】nellAn2i (= guinea ★peach (TLS)) モモ、ムー
【民】vammi (= guinea ★peach, s. tr., sarcocephalus cordatus) モモ (v-m)、ムー
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表  #35 【英】 peach  f17_1#al.35
janagi (柳)  ヤナギ [anaka]
【民】vajnci (= 03 1. glabrous mahua of the malabar coast; 2. four-seeded ★willow;) やなゃじ、やなぎ (c-k|g)
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表 #31 【英】 willow tree  f17_1#al.31
※「ゆうな」は無回答。
juri (百合)  ユリ [ara]
  jurino hana (百合の花)  ユリノ ハナ [arana pana]
【民】alli (= 1. ★water-lily, Nymphaea lotus ; 2. white ★water-lily -> veLLAmpal ユリノハナ? ; 3. lotus -> tAmarai ; 4. inner flower petals, opp. to; 5. filament of a stamen; 6. ★lily seeds;) ゆり
cf. 教育漢字 [上代日本語] 8 ↑ juru 百合 常陸 juri  f17#on.8
φutsï (よもぎ)  フュツィ゚ [pata]  項番「フチ」
dakkjoː (らっきょう)  ダッキョー [taka]  項番「ダッキョ 薤」
wakame (わかめ)  ワカメ [akana]
【民】vakkAppul (= a kind of ★weed 雑草、海藻) ワカメ (p-m)
【民】varAkan2 (= ; 3. pointedleaved ★hogweed 《植物》ホッグウィード、ブタクサ) ワカメ
wata (綿)  ワタ [ata]
cf. 教育漢字 69 no 綿 わた cotton  f17_1#n.69
mokumoː (もくもう)  モクモー [nakana]
※「梅」は無回答。
tsibaki (椿)  ツィバキ [tapaka]
warabi (わらび)。食用にしない。  ワラビ [arapa]
ʔasa (麻)  !アサ [ata]
【賛】atasa (= m. ( %{at}) , wind , air L. ; the soul L. ; a (missile) weapon L. ; a garment made of the fibre of (%{atasI}) flax 【植物】亜麻・亜麻布 L. ; (%{a4m}) n. shrubs RV. ; (%{I}) f. common flax , Linum Usitatissimum ; S3an2a , Bengal sun used as ★hemp 《植物》(インド)大麻, Crotolaria Juncea.) あたさ → あさ
※「みょうが」は無回答。
〒1.5   ↑Top
(5)自然関係の語彙
ʔama (あちら)。ʔari (あれ)  !アマ [ana]。  !アリ [ara]
ʔuma (そちら)。ʔuri (それ)  !ウマ [ana]。  !ウリ [ara]
kuma (こちら)。kuri (これ)  クマ [kana]。  クリ [kara]
daː (どこ)  daː [ta]
daːkatʃi ʔidʒaŋga ʔara
wakaran どこへ行ったかわか
らない)  ダーカチ !イジャンガ !アラ ワカラン [takata atanka ara akaran]
daːga (どこか)  ダーガ [taka]
-23-   ↑Top
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tatï (縦)  タティ゚ [tata]
  tatïja nagaː (縦は長い)  タティ゚ヤ ナガー [tata naka]
juku (横)  ユク [aka]
  jukuja tsïkaː (横は近い)  ユクヤ ツィ゚カー [aka taka]
majuku (真横)  マユク [naka]
ʃube (傍)  シュベ [tapa]
  waː ʃube (私の側)  ワー シュベ [a tapa]
  ʔamaga ʃube (向うの側)  !アマガ シュベ [anaka tapa]
ʃube (隣)  シュベ [tapa]
toː (平坦)  トー [ta]  項番「トー」
  matoː (真平ら)  マトー [nata]
  matojaʃiki (平坦屋敷)  マトヤシィキ [natataka]
nigiri (右)  ニギリ [nakara]
  nigirin hoː (右側)  ニギリン ホー [nakaran pa]
sïgjari (左)  シ゚ギャリ [takara]
  sïgjarin hoː (左側)  シ゚ギャリン ホー [takaran pa]
ʔuï (上)  !ウイ゚ [a]
  ʔuïnu hoː (上の方)  !ウイ゚ヌ ホー [ana pa]
koːkami (川上)  コーカミ [kakana]
konʃiri (川下)  コンシィリ [kantara]
ʔwaːra (風上)  !ワーラ [ara]
saːra (風下)  サーラ [tara]
ʃuː (下)「しも」(下)に対応。  シュー [ta]
  junu hoː (下の方)  ユヌ ホー [ana pa]
mannaː (真中)  マンナー [nanna]
saːsïna (逆さ)  サーシ゚ナ [tatana]
  saːsïma këːri (逆さにひっくり
  返る)  サーシ゚マ ケ゚ーリ [tatana kara]
sakadatsï (逆立ち)  サカダツィ゚ [takatata]
këːʃima (着物の裏返し)  ケ゚ーシィマ [katana]
tëːtsïdzïn (山頂)。「岳頂」という表現。  テ゚ーツィ゚ジ゚ン [tatatan]
  tëŋkusï (岳の後)。昔,木材をき
  り出したところ。  テ゚ンクシ゚ [tankata]
saki (先)  サキ [taka]
  hari saki (針先)  ハリ サキ [para taka]
mëː (前)  メ゚ー [na]
  mëːnu jaː (前の家)  メ゚ーヌ ヤー [nana a]
kusï (後)  クシ゚ [kata]
  jaŋkusï (家の後方)  ヤンクシ゚ [ankata]
  jaŋkusïnujaː (後の家)。kusïnu
  jaː ともいう。  ヤンクシ゚ヌヤー [ankatana]。  クシ゚ヌ ヤー [katana]
maːri (まわり)  マーリ [nara]
tunari (隣り)  トゥナリ [tanara]
【賛】samaryAda (= mfn. bounded , limited , keeping within bounds or in the right course , correct Va1s. ; respectful MW. ; contiguous , ★neighbouring L. ; (%{am}) ind. decisively , exactly Bhartr2. ; m. contiguity , vicinity L.) となりだ (s-t)
ʔamanuja (あそこの家)  !アマヌヤ [anana]
  ʔamanujanu jumi narun (あそ
  この家の嫁になる)  !アマヌヤヌ ユミ ナルン [ananana ana naran]
ʔagërë (東)。ʔagari ともいう。  !アゲ゚レ゚ [akara]。  !アガリ [akara]
  ʔagarïnuja (東の家)  !アガリ゚ヌヤ [akarana]
kutsï (東風)  クツィ゚ [kata]
  kutsïnu kadë (東風)  クツィ゚ヌ カデ゚ [katana kata]
ʔiri (西)  !イリ [ara]
  ʔirinuja (西の家)  !イリヌヤ [arana]
satturikadï (申酉の方向からの風)  サットゥリカディ゚ [tatarakata]
tëːʔuruʃi (岳おろし,西方の岳から吹く冷
たい風)  テ゚ー!ウルシィ [tarata]
φëː (南)  フェ゚: [pa]
  mëːnuja (南の家,前方の家)。家屋
  はすべて南向きに建っている。)  メ゚ーヌヤ [nana]
φeŋkadzï (南風)  フェンカジ゚ [pankata]
nisï (北)  ニシ゚ [nata]
  nisïnuja (北)  ニシ゚ヌヤ [natana]
nisïŋkadzi (北風)  ニシ゚ンカジ [natankata]
  ʔaokita (北風)。冬冷い風でよろこ
  ばれない。  !アオキタ [akata]
kadï (風)  カディ゚ [kata]  項番「カデ」
  tsïrimaki (つむじ風)  ツィ゚リマキ [taranaka]
  ʔoːkadï (台風)  !オーカディ゚ [akata]
  kaiʃi (かえし)  カイシィ [kata]
  ʔuikadï (追い風)  !ウイカディ゚ [akata]
  jukukadï (横風)。jukuʔutsï と
-24-   ↑Top
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  もいう。  ユクカディ゚ [akakata]。  ユク!ウツィ゚ [akata]
  mukaikadï (向かい風)  ムカイカディ゚ [nakakata]
  φuni haraʃi (舟を走らす)  フュニ ハラシィ [pana parata]
nami (波)  ナミ [nana]
  ʔoːnami (大波)  !オーナミ [anana]
  ʃiranami (白波)  シィラナミ [taranana]
  boːdzïnami (三角波)  ボージ゚ナミ [patanana]
cf. 教育漢字 45 no 波 なみ wave  f17_1#n.45
nagi (凪)  ナギ [naka]  項番「トリ 凪ぎ」
  tarïmïdzï ʔukïmun niʃun (た
  らいの中の水のように凪いでいる)  タリ゚ミ゚ジ゚ !ウキ゚ムン ニシュン [taranata akanan natan]
ʔiru (色)  !イル [ara]
  ʔaka (赤)。kuro (黒)。  !アカ [aka]。  クロ [kara]。
  ʔao (青)。  !アオ [a]
  sïro (白)。midori (緑)。  シ゚ロ [tara]。  ミドリ [natara]
  kiːro (黄)。  キーロ [kara]
  tʃʔairo (茶)。murasaki (紫)。  !チャイロ [tara]。  ムラサキ [narataka]
  nitʃaʔiro (土色)。  ニチャ!イロ [natara]
kusahan (悪いにおい)  クサハン [katapan]
kabahan (良いにおい)  カバハン [kapapan]
koːbikada (着物や布切のこげるにおい)  コービカダ [kapakata]
nandʒiki (おこげ)  ナンジィキ [nantaka]
  nandʒiki kusai (おこげがくさい)  ナンジィキ クサイ [nantaka kata]
  mëːrikada (おこげのにおい)  メ゚ーリカダ [narakata]
【賛】nirdAhuka (= mfn. ★burning (see %{a-nirdAhuka}).) ナンジィキ (r-n)
【琉球】n■ナンチチ 焦げ、焦げご飯、おこげ
ʔeːda (間)  !エーダ [ata]
  tunaritu kumatunu ʔeːda (隣り
  とこちらとの間)  トゥナリトゥ クマトゥヌ !エーダ [tanarata kanatana ata]
hanari (離れ)。「離島」のこと。海で隔て
られている間。  ハナリ [panara]
  jerabutu tukunuʃimanu hanari
  (沖永良部島と徳之島との間)  ィエラブトゥ トゥクヌシィマヌ ハナリ [arapata takanatanana panara]
ʔaːkari (あかり)  !アーカリ [akara]
  dampu (ランプ)  ダムンプ [tanpa]
dzïː (陸)  ジ゚ー [ta]
ʔasase (浅瀬)  !アサセ [atata]
jama (山)。tëː (岳)も用いる。  ヤマ [ana]
  jama nuburi (山に登れ)  ヤマ ヌブリ [ana napara]
  jamakatʃi ʔiki (山へ行く)  ヤマカチ !イキ [anakata aka]
kïsï (崖)「海岸」は表わさない。  キ゚シ゚ [kata]
  「きし」が残っているのは与那国島。沖
  永良部島。徳之島などである。
【民】cegkOTu (= 1. 1. steep precipice, precipitous ★cliff; 2. a Siva shrine in salem district; 3. panicled golden blossomed pear tree) せぐこーつ、キシ
【賛】kandara (= %{A} , %{am} fn. (%{as} m. L.) , (%{kand} Comm. on Un2. iii , 131 ; %{kaM} , %{jalena@dIryate} T.) , `\" great ★cliff \"\' , an artificial or natural cave , glen , defile , valley R. Pan5cat. Megh. &c. ;) かんだら、キシら (n 無音)
【民】kAltAz-tal (= 1. to delay; 2. to be absorbed, engrossed; 3. to be immersed, drwoned 陥没; to be ★steeped 険しい(けわしい) thoroughly) キシ
muri (丘)  ムリ [nara]  項番「ムイ 丘、森」
gusuku (城)。井之川には石垣を積んだ昔
の城趾がある。  グスク [kataka]  項番「グシク」
ʔigu (谷)  !イグ [aka]  項番「イグ」
sïra (坂)。けわしい坂。  シ゚ラ [tara]  項番「ヒラ   シラ、坂、坂道」
tsïdzï (頂)  ツィ゚ジ゚ [tata]  項番「シジ」
  teːtsïdzï (岳の頂)  テーツィ゚ジ゚ [tatata]
  ʔikkja (家屋の頂)  !イッキャ [aka]
  jansïra (屋根のむね)  ヤンシ゚ラ [antara]
  nuki (ひさし)  ヌキ [naka]  項番「のき(軒)」
  teːbara (岳の腹)  テーバラ [tapara]
mitsï (道)  ミツィ゚ [nata]  ☑ in 項番「フゥミチ 大道」
ʔabusï (畦)  !アブシ゚ [apata]  項番「アブシ 田の畔」
taː (田)  ター [ta]  項番「ター」
  noːʃu (家の近くにある田)  ノーシュ [nata]
  haruda (部落から離れている田)  ハルダ [parata]
haru (畑)  ハル [para]  項番「ハル」
  ʔatari (家の近くにある畑)  !アタリ [atara]
mïː (穴)  ミ゚ー [na]  項番「ミィクジリ 穴探し」
  mï katʃi ʔutʃita (穴に落ちた)  ミ゚ カチ !ウチタ [na kata atata]
degutsï (出口)  デグツィ゚ [takata]
ʔirigutsï (入口)  !イリグツィ゚ [arakata]
sukima (すきま)  スキマ [takana]
sakë (境)  サケ゚ [taka]  項番「サカメ」
kadugutsï (門)  カドゥグツィ゚ [katakata]  項番「ムン, ムングチ, カドグチ」
busïnumïː (節穴)  ブシ゚ヌミ゚ー [patanana]
  mïː ʔakïrï (穴をあけよ)  ミ゚ー !アキ゚リ゚ [na akara]
  kiriʃi ʔiri (錐であける)  キリシィ !イリ [karata ara]
  buruʃi ʔiri (ボートであける)  ブルシィ !イリ [parata ara]
ʔamï (雨)  !アミ゚ [ana]  項番「アマガサ」
-25-   ↑Top
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  niwaka ʔamï (にわか雨)  ニワカ !アミ゚ [naka ana]
nagamï (梅雨)  ナガミ゚ [nakana]  項番「ナガシ, ナガメ」
katamburi (片降り)  カタムンブリ [katanpara]
ʔarare (あられ)  !アラレ [arara]
ʔamadari mïdzï (雨だれ)  !アマダリ ミ゚ジ゚ [anatara nata]
ʔumïdzï (大水)  !ウミ゚ジ゚ [anata]
ʔaradzï (荒地)  !アラジ゚ [arata]
sunadzï (砂地)  スナジ゚ [tanata]
ʔiki (池)  !イキ [aka]  -26- と重複
ʔisï (石)  !イシ゚ [ata]
  φuːʔisï (岩)  フュー!イシ゚ [pata]
  ʔaːʔisï (赤石)  !アー!イシ゚ [ata]
ʔun (海)  !ウン [an]  項番「ウン 海」
  toːka ʔun (遠い海)  トーカ !ウン [taka an]
  φuka ʔun (深い海)  フュカ !ウン [paka an]
ʔuki (沖)  !ウキ [aka]
【民】akkarai (= 01 further ★shore, opposite bank) おき
cf. ↑枕詞傍証 海の底(わたのそこ)→沖・奥  f12#m187
ʔura (湾)。「浦」の意にもなる。  !ウラ [ara]
  bomanu ʔura (母間の浦)  ボマヌ !ウラ [panana ara]
  kïdunu ʔura (花徳の浦)  キ゚ドゥヌ !ウラ [katana ara]
【賛】velA (= f. end-point, limit; either boundary of the land and of the ★sea i.e. shore, coast;) ウラ
misaki (岬)  ミサキ [nataka]  項番「サキ 崎[さき] 岬[みさき]」
minato (港)  ミナト [nanata]  項番「ミナト」
kakurisï (暗礁)  カクリシ゚ [kakarata]
  kuna kakurisïnu ʔaŋkiː kiː
  tsïkïrï (ここに暗礁があるから注意
  せよ)  クナ カクリシ゚ヌ !アンキー キー ツィ゚キ゚リ゚ [kana kakaratana anka ka takara]
ʔumutï (おもて)  !ウムティ゚ [anata]
ʔura (裏)  !ウラ [ara]
  tataminu kumo (畳のうら)  タタミヌ クモ [tatanana kana]
ʔutu (音)  !ウトゥ [ata]
  çikoːkinu ʔutu (飛行機の音)  シヒコーキヌ !ウトゥ [takakana ata]
ʔaradzï (開墾地)  !アラジ゚ [arata]
  ʔaradzïʔutsï (開墾地を耕す)  !アラジ゚!ウツィ゚ [aratata]
【民】aval (= rice obtained from fried paddy by pestling it; 2. shallow depression; 3. ★cultivated land) アラ
haru (野)  ハル [para]  項番「ハル」
cf. 教育漢字 204  原 はら、もと、たずねる、ゆるす origin, plain field  f17_1#n.204
kagï (蔭)  カギ゚ [kaka]  項番「カガー 影」
  kagïkatʃi kuː (蔭に来る)  カギ゚カチ クー [kakakata ka]
ʔuŋkagï (人影)  !チュンカギ゚ [tankaka]  項番「カガー 影」
  dunu kagï (自分の影)  ドゥヌ カギ゚ [tana kaka]
sïgata (姿)  シ゚ガタ [takata]  項番「シガタ」
  sïgatanu kjurattʃʔu (姿がきれ
  いな人)  シ゚ガタヌ キュラッ!チュ [takatana karata]
katatsï (形)  カタツィ゚ [katata]  ☑ in 項番「シガタ」
  kjurawunagu (美しい女)  キュラゥウナグ [karanaka]
  kimugjuratʃʔu (肝のきれいな人,
  心のきれいな人)  キムギュラ!チュ [kanakarata]
cf. 教育漢字 26 no 形 かたち form, style  f17_1#n.26
teː (丈)  テー [ta]
  teːtakaː (丈が高い)  テータカー [tataka]
  dʒimbukuː (小さい人)。dʒimbuku
  tʃuː ともいう。  ジィムンブクー [tanpaka]。  ジィムンブク チュー [tanpakata]
daiban naru (大きくなる)  ダイバン ナル [tapan nara]
narukamisama (雷)  ナルカミサマ [narakanatana]  項番「ナルカミ」
  narukamisamanu hantitan (雷
  が落ちた)  ナルカミサマヌ ハンティタン [narakanatanana pantatan]
  garagara (雷鳴)  ガラガラ [karakara]
【民】kulicavERu (= indra's ★thunderbolt) ごろごろ、ガラガラ
koː (川)  コー [ka]  項番「コー」
  tsïŋgjo (井戸)  ツィ゚ンギョ [tanka]  項番「チンギョ」
  ʔidʒun (泉)  !イズュン [atan]  項番「イジュン」
  koː nagari (川を流れる)  コー ナガリ [ka nakara]
  koː nuburi (川をのぼる)  コー ヌブリ [ka napara]
  koː kudari (川をくだる)  コー クダリ [ka katara]
  koː ʔanda (川の側)  コー !アンダ [ka anta]
  wakjajaːja koːʔanda (私の家
  は川の側)  ワキャヤーヤ コー!アンダ [aka]
  φuːko (大川)。井之川の真中を流
  れている川の名。  フューコ [paka]
  konʃiri (川尻)  コンシィリ [kantara]
  mëːguŋko (前側にある川)。宝川
  のこと。  メ゚ーグンコ [nakanka]
ʔike (水たまり)  !イケ [aka]
kumori (池,水たまり)  クモリ [kanara]
  midzïgumori (水の多い池)  ミジ゚グモリ [natakanara]
cf. 教育漢字 30 no 池 いけ pond, pool  f17_1#n.30
【賛】kamalinI (= f. the lotus plant Katha1s. ; a number of lotus plants ; a ★pool or place abounding with them MBh.) クモリにー
-26-   ↑Top
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ʔidʒun (泉)  !イズュン [atan]   -- -26- にある。つまり重複
taki (滝)  タキ [taka]
【民】tattukkal (= stone obstructing ★waterfall and making it leap anew) タキる
kani (金)  カニ [kana]
  kugane (黄金)  クガネ [kakana]
  ʔaːgani (銅)。ʔaːganijuːju
  (銅線)  !アーガニ [akana]。  !アーガニユーユ [akana]
cf. 教育漢字   334 no 金 キン、コン、かね、かな、こがね gold, metal  f17_1#n.334
tetsu (鉄)  テツ [tata]
cf. 教育漢字 101 no 鉄 てつ iron, steel ,, metal  f17_1#n.101
kumu (雲)  クム [kana]
  kumunu haʃiri (雲が流れる)  クムヌ ハシィリ [kanana patara]
cf. 教育漢字 上代日本語 (Old Japanese)  15 ↑ kumu 雲 下総 kumo₁  f17#on.15
kiri (霧)  キリ [kara]
  kirikandu (霧がかかっている)  キリカンドゥ [karakanta]
cf. スワデシュ・リスト 207   161 霧 きり fog   f20#s.161  「もや」「かすみ」も兼務
【賛】kuhI (= f. a ★mist , fog Gal.) きり、きひー
【賛】godhUli (= f. `" earth-dust "' i.e. `" a time at which ★mist seems to rise from the earth "' , a period of the day (in the hot season) when the sun is half risen , (in the cold and dewy seasons) when the sun is full but mild , (and in the 3 other seasons) sunset Di1p.) ごどふーり → くぃり/きり
kïbusï (煙)  キ゚ブシ゚ [kapata]  項番「ケブシ」
misaki (崎・岬)  ミサキ [nataka]    -26- と重複 と重複
ʔuju (潮)  !ウユ [a]
ʃubarai (塩水・井戸の塩っぽい水)  シュバライ [tapara]
ʔamadarï mïdzï (あま水)  !アマダリ゚ ミ゚ジ゚ [anatara nata]
nai (地震)。dzïsïn ともいう。  ナイ [na]。  ジ゚シ゚ン [tatan]
  nainu ʔidʒun (地震がゆれる)  ナイヌ !イズュン [nana atan]
kjuntsïka kjunutsïka (地震の時に唱
える呪文,四回唱える)  キュンツィ゚カ キュヌツィ゚カ [kantaka kanataka]
sïma (島,部落・故郷)  シ゚マ [tana]
cf. 教育漢字 157 no 島 しま island  territory (テリトリ、縄張り)  f17_1#n.157
ʔisagu (砂)  !イサグ [ataka]  項番「イナゴ」
  ʃiro ʔisagu (白砂)  シィロ !イサグ [tara ataka]
  ʔisagu turina (砂を取るな)  !イサグ トゥリナ [ataka tarana]
  kuro ʔisagu (黒砂)  クロ !イサグ [kara ataka]
c. 古語「砂(いさご)」 --- 漢字ペディア にも載っていた。
【賛】pAMsuka (= n. pl , dust , sand MBh. ; ) いさご (p 無音)
【賛】iSTagandha (= mfn. having fragrant odour Sus3r. ; m. any fragrant substance ; (%{am}) n. sand L.) いさごんだ、いさご
【民】acakkiyam (= sand containing lead 鉛を含む砂) いさごやん
mitʃa (土)  ミチャ [nata]
【賛】mRtsA (= f. good earth or ★soil Pa1n2.; a kind of fragrant earth L. ; aluminous slate L.) ミチャ
【民】nIrccAyvu (= wet ★soil) ミチャ、ニチャ
ʃuku (底)  シュク [taka]
  nabïnuʃuku (鍋の底)  ナビ゚ヌシュク [napanataka]
  komorinuʃuku (池の底)  コモリヌシュク [kanaranataka]
cf. 教育漢字 108 no 底 そこ bottom, deep, floor  床(とこ)  f17_1#n.108
taːhate (田畑)  ターハテ [tapata]
hate (畑)  ハテ [pata]
  ʔatari (家に近い畑)  !アタリ [atara]
  noːʃu (家に近い田)  ノーシュ [nata]
【民】pattu (= 02 1. ★field) ハテ
【民】vaTTai (= 1. ★field; 2. large tract of forest; 3. direction (TLS)) ハテ
【賛】vAraTa (= n. a ★field L. ; a number of ★fields L. ; (%{A}) f. a species of bird belonging to the Vikiras Va1gbh. ; a goose L. (cf. %{vAralA}).) ハテ
【賛】vArttAkazAkaTa (= or m. n. or (%{A}) f. a field producing the egg-plant L.) 畑田(はたけた)
tïdaganasï (太陽)  ティ゚ダガナシ゚ [tatakanata]  項番「テェィダ  太陽」
  tïdaganasïnu ʔusagari (太陽が
  あがる)  ティ゚ダガナシ゚ヌ !ウサガリ [tatakanatana atakara]
  tïdaganasïnu ʔusamuri (太陽
  が沈む)  ティ゚ダガナシ゚ヌ !ウサムリ [tatakanatana atanara]
  tïdaganasïnukumukatʃi
  kakurïta (太陽が雲に隠れた)
  ティ゚ダガナシ゚ヌクムカチ カクリ゚タ [tatakanatanakanakata kakarata]
ʔasatïda (朝日)  !アサティ゚ダ [atatata]
  ʔasatïdanu ʔusa ari (朝日が
  のぼる)  !アサティ゚ダヌ !ウサ アリ [atatatana ata ara]
santukjatïda (夕日)。今にも沈もうとし
ている夕日のことをいう。夕日の沈む頃に織物
を切ると体が弱くなるし,また生まれてくる子
供の体も弱くなると言われて,それを忌みきら
う。織物を切るには朝から昼頃までがよいと言
われている。  サントゥキャティ゚ダ [tantakatata]
maːru (玉)  マール [nara]
tsïbu (粒)  ツィ゚ブ [tapa]
  tʃʔutsïbunu kumï (一粒の米)  !チュツィ゚ブヌ クミ゚ [tatapana kana]
【民】civiTu (= 1. a measure of 360 paddy 稲、もみ ★grains 粒; 2. that which is small) チビっ、つぶダ
【民】tumpai (= a kind of ★grain (TLS)) つぶ
【博博多弁・消滅寸前】ツズ grain 【粒】  粒(つぶ)の転。
【賛】taNDula (= m. ★grain 粒, esp. of rice (used also as a weight).) つんず → つず (l 無音)
【民】taNTu (= 1. collection 集合体, as of money or ★grain; 2. cantonment 《軍事》野営(地) (TLS)) つず (N 無音)
【琉球】■シヂ   (名詞)  [1]粒。
【賛】sasyAd (= a. eating ★grain.) シヂ
【賛】satuSa (= mfn. having husk or chaff Ka1tyS3r. ; n. ★grain which has the husk remaining on it L.) シヂ
【賛】sItya (= mfn. ploughed Pa1n2. L. ; n. corn , ★grain L.) シヂ
【宮古口】ぐま /guma/ 多與 友新 鏡 形容詞 〈皆、與、多、新、友〉小さい 〈鏡〉粒状態になっている
【賛】kaNa (= m. a small ★grain 穀物の粒 or single seed 種; flake, drop, spark; atom アトム、原子, a bit.) ぐま、ゴマ
【琉球】めーちじ   ご飯粒(14) 【賛】tilazas (= ind. in pieces as small as ★sesamum-seeds 種、粒, Mbh.) ちじ
【琉球】めーとぅどぅ   ご飯粒(14)
【賛】mAMsaudana (= m. meat and boiled ★rice S3Br. ; %{-piNDa} m. a ball of meat and boiled ★rice Ma1nGr2. ;) めーとぅどぅノ
-- coffee break -- 「いろはカルタ」
●62. 「山椒は小粒でもぴりりと辛い
【賛】kaTubIjA (= f. long pepper L.) こつぶじゃ
【賛】kSudrapippalI (= f. wild pepper (= %{vana-p-}) L.) こつぶぴっりー
【民】katirppayir (= grain just earing) こつぶや
【民】kAzppu (= 1 pungency; 2. close grain, as of the heart, of timber; 3. implacable hatred; 4. scar; 5. essence) こつぶ
【民】puRakkaLam (= scattered grain left after measuring the produce on the threshing-floor, treated as allowance to agricultural labourers) ぴりからの
【民】tUmpu (= ; 9. a measure of capacity for grain; ) つぶ
【民】paRRu-tal (= ; 8. to smart; to feel pungent, as pepper in the eyes; ) ぴりり
---
【賛】siMhalastha (= mfn. being or dwelling in Ceylon MW. ; (%{A}) f. a species of pepper L.) さんしょう
【民】kAr-ttal (= 03 1. to be pungent, acrid, hot to the taste; 2. to be very saltish or brackish) からい
dzïː (地)。dzïmen (地面)  ジ゚ー [ta]。  ジ゚メン [tanan]
nïtʃa (土)  ニ゚チャ [nata]  -27- と重複  但し、「mitʃa (土)  ミチャ
  nïtʃaburu (土のかたまり)  ニ゚チャブル [natapara]
  nïtʃadarakë (泥だらけ)  ニ゚チャダラケ゚ [natataraka]
duru (泥)  ドゥル [tara]  項番「ドル」
mutsï nïtʃa (粘土)  ムツィ゚ ニ゚チャ [nata nata]
tentoːganasï (天)  テントーガナシ゚ [tantakanata]
cf. 教育漢字   332 no 天 テン、あめ、あま、そら heaven, celestial, sky  f17_1#n.332
【民】antariTcam (= * 1. atmosphere; 2. ★heaven) おてんとさま、おてんとさん
çiː (日)  シヒー [ta]
  çikadʒi (日数)  シヒカジィ [takata]
tsïkiganasï (月)。「お月様」ということ。  ツィ゚キガナシ゚ [takakanata]
  tsïkiganasïnu ʔusagari (月がの
  ぼる)  ツィ゚キガナシ゚ヌ !ウサガリ [takakanatana atakara]
  tsïkiganasïnu ʔusamuri (月がお
  りる)  ツィ゚キガナシ゚ヌ !ウサムリ [takakanatana atanara]
tsïki (月)  ツィ゚キ [taka]
  kuntsïki (今月)  クンツィ゚キ [kantaka]
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表 56 【印】 【古・日】 wosagi1/ usagi1(をさぎ/うさぎ 兎)  f17_1#al.56  うさぎ (z-w)、つき(月)
【賛】zazaka (= m. hare, ★rabbit.) うさぎ (z-w)、つき(月)
cf. file f20 #moon
【賛】zazAGka (= m. `" hare-marked 野ウサギのシミのマークの "' , the ★moon) つき
【賛】zukra (= mf(%{A4})n. (fr. 1. %{zuc} cf. %{zukla}) bright , resplendent キラキラ輝く、まばゆい RV. ; clear , pure RV. ; light-coloured , white RV. ; pure , spotless RV. ; m. N. of Agni or fire R. ; of a ★month (Jyesht2ha = May-June , personified as the guardian of Kubera's treasure) MBh. ;) 月(つき) [= 月あかり, 毎月の月]
φusï (星)  フュシ゚ [pata]
  φusïbaritun (星がはっきり見える
-27-   ↑Top
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  夜空の形容)「星晴れている」と
  いう表現。  フュシ゚バリトゥン [pataparatan]
cf. 教育漢字 257 no 星 セイ、ショウ、ほし star  f17_1#n.257
cf. file tibet #g.323 star
【賛】parisphuTa (= mfn. very clear or manifest BhP. ; fully developed L. ; (%{am}) ind. very ★clearly or distinctly Ka1d.) バリトゥン (+ン)
tugarimun (尖ったもの)  トゥガリムン [takaranan]
sïn (角)  シ゚ン [tan]
  jasïkinu sin (屋敷の角)  ヤシ゚キヌ シン [atakana tan]
saŋkaku (三角)。φudo ともいう。  サンカク [tankaka]。  フュド [pata]
sïkaku (四角)  シ゚カク [takaka]
  masïkaku (真四角)  マシ゚カク [natakaka]
【民】caccavukkam (= exact ★square) 四角の(しかくの)
maru (九,円)  マル [nara]
  marowari (丸い・円い)  マロワリ [narana]
  maroan (丸い・円い)  マロアン [naran]
sïn (隅)  シ゚ン [tan]
  juːtsïnusïn (四隅)  ユーツィ゚ヌシ゚ン [atanatan]
cf. 教育漢字 282 no 角 カク、かど、つの、すみ、くらべる angle, horn, corner  f17_1#n.282
ʃubë (隣り・側)  シュベ゚ [tapa]
  jaːnʃubë (家の隣り)  ヤーンシュベ゚ [antapa]
mïdzï (水)  ミ゚ジ゚ [nata]
cf. スワデシュ・リスト 207 150 水 みず water  f20#s.150
nïndʒumïdzï (どぶ水)。nïndʒu は「溝」
のことをいう。  ニ゚ンズュミ゚ジ゚ [nantanata]。 [nanta]
nagi (凪)  ナギ [naka]  項番「トリ  凪ぎ」
  ʔambanagi (べた凪)。「油凪」と
  いう表現。  !アムンバナギ [anpanaka]
【賛】upabhRtopazama (= mfn. one to whom ★calmness of mind is brought , ★calm , quiet BhP.) 油壷(あぶらつぼ)しゃま
kadzï (風)。ʔuːkadzï (大風)。  カジ゚ [kata]。  !ウーカジ゚ [akata]
「嵐」の意にもなる。  項番「カデ」
  kadzïga tʃʔuwa (風が強い)  カジ゚ガ !チュワ [kataka ta]
  ʔuŋkadzï (海嵐)  !ウンカジ゚ [ankata]
  sanʔuruʃi (山から吹く嵐)  サン!ウルシィ [tanarata]
nami (波)  ナミ [nana]  -25- 重複
  ʔuːmami (大波)  !ウーマミ [anana]
  naminu ʔidʒitï (波が出た)  ナミヌ !イジィティ゚ [nanana atata]
ʔuʃu (潮)  !ウシュ [ata]  項番「シュ 潮 [うしお、しお]」
  ʃuiki (潮の流れ)  シュイキ [taka]
  kudariʃu (沖永良部島方面へ流れる)  クダリシュ [katarata]
  noboriʃu (奄美大島方面へ流れる潮)  ノボリシュ [naparata]
ʃuːmitsï (潮満ち,満潮のこと)  シューミツィ゚ [tanata]
ʃuːsïri (潮,干潮のこと)  シューシ゚リ [tatara]
tsïnami (津波)  ツィ゚ナミ [tanana]
jamaʃu (山から流れてくる洪水)  ヤマシュ [anata]
jammëː (前庭,家の前の広場)  ヤムンメ゚ー [anna]
【賛】ArAma (= m. pleasure, ★pleasure-garden.) やんめ (r-n, +ん)
hama (浜)  ハマ [pana]  項番「ハマ」
  ʔoːhama (大浜)  !オーハマ [apana]
ʃimahadzïrï (島のはずれ)  シィマハジ゚リ゚ [tanapatara]
mʔatsï (火)  !マツィ゚ [nata]  項番「マチィ」
  mʔatsïnu juː mëːri (火がよ
  く燃える)  !マツィ゚ヌ ユー メ゚ーリ [natana a nara]
  kʔwadʒi doː (火事だ)  !クゥヮジィ ドー [kata ta]
mʔatsïnu hana (ほのお)  !マツィ゚ヌ ハナ [natana pana]
kʔwadʒi (火事)  !クゥヮジィ [kata]
【賛】mahAtejas (= mfn. of great splendour , full of fire , of great majesty (said of gods and men) Mn. ; m. a hero , demigod W. ; ★fire L. ;) マチィ (t-j-s = t)
【民】muLi-tal (= 01 1. to dry; 2. to ★burn; to be scorched; 3. to perish; 4. to mature; 4. to mature; 5. to curdle) メ゚ーリ
【賛】hAyana (= 2 m. n. ; a ★flame 炎, ray L. ; ) ハナ
【民】kataz-tal (= 1. to be angry with, displeased with; 2. to cleave, cut into two; 1. to be hasty, impetuous; to run swiftly; 2. to be furious; to rage, as ★fire; 3. to abound) クゥヮジィ
【民】kaTTazal (= raging ★fire) クゥヮジィる
nïtsï (熱)  ニ゚ツィ゚ [nata]
  dainïtsï (高熱)  ダイニ゚ツィ゚ [tanata]
【賛】niSTApa (= m. ★warmth.) ニ゚ツひィ゚
【民】maccai (= 03 1. marrow of the bones; 2. internal ★fever; 3. catalepsy; 4. grey amber) まっさい、ねつ (s-t)
sïkjari (光)  シ゚キャリ [takara]
cf. 教育漢字  15 t32 光 ひか(る) 光る bright, light  f17#2.15
ʔuderi (稲光り)  !ウデリ [atara]
【賛】vadharya (= Nom. P. %{-ya4ti} , to hurl a ★thunderbolt (only f. of pr. p. %{vadharya4ntI} , `\" casting a bolt \"\' , prob. = lightning) RV.) ウデリ
ʔagarenu sïkjari (ランプの光)  !アガレヌ シ゚キャリ [akarana takara]
kurami (闇)  クラミ [karana]
  makkurajami (真暗闇)  マックラヤミ [nakarana]
kampatsï (ひでり)。「旱魃」のこと。  カムンパツィ゚ [kanpata]
  sïgari (6月頃,旱魃のため草木が
  枯れること。稲,さとうきびなど立ち
  枯れすること。  シ゚ガリ [takara]
  sïgari の時には,さとうきびの節と節
  の間隔が短い。
【賛】vidah (= P. %{-dahati} , to burn up , ★scorch 〔太陽熱などが植物を〕枯らす, consume or destroy by fire RV. MBh. ;) ひでは、ひでり (+り)
【民】kan2n2iccevvAy (= mars in the zodiacal sign, virgo, indicating ★drought and faminel誤字 [famine] 飢饉、大規模な食糧不足) カムンパーい
【民】tIkkARRu (= ★scorching wind 灼熱の風) シ゚ガリ
ʔu (人・他人)  !チュ [ta]
  tʃʔusïmatʃʔu (他の島の人,同郷でな
  い人)  !チュシ゚マ!チュ [tatanata]
ʔaja (ひび)  !アヤ [a]
tsïju (露)  ツィ゚ユ [ta]
  jubïja tsïjunu φutïan (夕べは
  露が降った)  ユビ゚ヤ ツィ゚ユヌ フュティ゚アン [apa tana patan]
【トルコ語】 çiy (= ★dew) 露(つゆ) ◎ 100 点
【賛】zizira (= mf(%{A})n. (prob. connected with %{zyai} , %{zIta} &c.) cool , chilly , cold , frigid , freezing R. ; m. n. cold , coolness , hoarfrost , ★dew MBh. ;) つゆ
【宮古口】つヴ /tsɿʋ/新ちゅヴ /tɕuʋ/友ちヴ /tɕiʋ/ 多友 新鏡 名詞 〈全〉露  〈鏡〉霧
【民】tOypan2i (= heavy ★dew 露(つゆ)) つヴに/ちゅヴに/ちヴに
--
【賛】tuSAra (= mf(%{A})n. cold , frigid ひどく寒い、寒さの厳しい、極寒の Ragh. ; m. sg. and pl. frost 霜, cold , snow 雪, mist 霧, ★dew , thin rain 薄い雨 MBh.; ) つゆ (r-y)
ʔoːbutsï (泡)  !オーブツィ゚ [apata]
juː (湯)  ユー [a]  -33- と重複
  juː tandʒun (湯を沸かす)  ユー タンズュン [a tantan]
-28-   ↑Top
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  juː tandʒuri (〃)  ユー タンズュリ [a tantara]
  wakasïmïdzï (湯ざまし)  ワカシ゚ミ゚ジ゚ [akatanata]
ʔatsïki (湯気)  !アツィ゚キ [ataka]
【民】vE-tal (= 02 1. to burn; 2. to be hot, sultry, as the weather; to be scorched; 3. to be inflamed, as the stomach; 4. to be ★boiled, cooked, as rice; 5. to be refined by burning in a crucible, as gold; 6. to be distressed by grief or passion; 7. to be angry) ゆー
nïndʒu (溝)  ニ゚ンズュ [nanta]
【琉球】■みぞ〔溝〕 / [首里・那覇方言] / 関連語彙:ヂュー,ミヂュ
〔小さい溝〕ミヂュヌくヮー(→ミヂュ),〔深い溝〕あブー
c. ditch 溝、ドブ、は、イマイチであった。しょうがないので、 channel 水路、にした。
【賛】suSira (= mf(%{A})n. (prob. fr. %{su} + %{sirA} q.v. , also written %{zuS-}) `" having a good tube or ★channel "' , perforated , pierced , hollow RV. ) ヂュー
【賛】garta (= 2 m. n., {A} f. hollow, cave, ★ditch, grave; a water-hole (only m.).) ヂュー、ガーター
【民】maTai (= 01 1. cooking; 2. boiled rice; 3. oblation of food to a deity; 4. small sluice of a canal or stream; 5. hole, aperture; 6. shutters of a sluice; 7. dam by which the flow of water in a ★channel is obstructed; 8. ★channel; 9. clasp, as of an ornament; 10. joint, as in a spear; 11. nail, rivet) ミヂュ
【民】nIrttArai (= 1. ★gutter; 2. rain water; 3. membrum virile; 4. urethra) みぞ、ニンズュ (r-n)
【賛】AlavAla (= n. ★trench 溝(地上に掘った深くて細長い) for water round the root of a tree.) あブー
tamari (ため池)  タマリ [tanara]
【民】tampam (= 03 ★pond, tank, natural spring) たむぱむ、たまり (m-l)、ため
【賛】icikila (= m. a ★pond ; mud , mire L.) いちきら、いけ
cf. 教育漢字  30 no 池 いけ pond, pool  f17_1#n.30
mitsï (道)  ミツィ゚ [nata]  -25-(道) にもアリ
  jama mitsï (山路)  ヤマ ミツィ゚ [ana nata]
hasï (橋)  ハシ゚ [pata]  項番「ハシ 梯子 はしご」
cf. 教育漢字 59  no 橋 はし bridge  f17_1#n.59
kujumi (暦)  クユミ [kana]
【賛】kAlavidvas (= mfn. (perf. p. P.) `" knowing the seasons "' , a maker of ★calendars VarBr2S.) 頃見せ (v-m)→ころみ→こよみ
--
【魚津弁】☆ヒメクル   日めくりカレンダー
【賛】paJcAGga (= ; n. a ★calendar カレンダー、暦 or almanac 年鑑、暦 (treating of 5 things , viy. solar days , lunar days , Nakshatras Yogas. and Karan2as) L. ;) ひにゃかーくが → ひめくる (J-m)
c. コレ、かなり面白い。 サンスクリット語のこの辞書の発音表記の J は「にゃ ñ」。にゃ、が、みゃ、に音通。
ʔitʃi (何時)  !イチ [ata]
  ʔitʃin kiga (何時,来るか)  !イチン キガ [atan kaka]
mukasï (昔)  ムカシ゚ [nakata]
  mukasï banasï (昔話)  ムカシ゚ バナシ゚ [nakata panata]
cf. 教育漢字 215 no 昔 セキ、シャク、むかし ancient, once, ago, old  いむさき 飛鳥、安来  f17_1#n.215
sïtsïdama (季節)  シ゚ツィ゚ダマ [tatatana]
  haru (春),natsï (夏),ʔaki
  (秋),φuju (冬),maφuju
  (真冬)  ハル、ナツィ゚、!アキ、フュユ、マフュユ
  [para] (春),[nata] (夏),[aka](秋),[pa] (冬),[napa] (真冬)
  saŋgwatsïnu ʔajaman (三月頃
  の気候)  サングゥヮツィ゚ヌ !アヤマン [tankatana anan]
  dujutïda (6,7,8月頃の暑い
  太陽)  ドゥユティ゚ダ [tatata]
  muduri tïda (9,10月頃の暑
  い太陽,残暑)  ムドゥリ ティ゚ダ [natara tata]
  φujugumori (大寒の頃の気候)  フュユグモリ [pakanara]
【賛】SaS (= , or %{SaD@RtunAm} , `\" the six ★seasons \"\' 六つの季節, %{SaTsu} %{Satsu@mAseSu} , `\" at periods of six months \"\') %{SaD@RtunAm} シ゚ツィ゚ダマ ◎
sikadzï (毎日)。「日数」に対応する。  シカジ゚ [takata]
  sïkadzï hataraki (毎日働く)  シ゚カジ゚ ハタラキ [takata pataraka]
  sikadzï ʔasïbi (毎日遊ぶ)  シカジ゚ !アシ゚ビ [takata atapa]
【賛】sadyas (= ind. (fr. 7. %{sa+dyu} ; cf. %{sadi4vas}) on the same day , in the very moment (either `\" at once \"\' , `\" immediately \"\' or `\" just \"\' , `\" recently \"\') RV. ; daily , ★every day RV.) シカジ゚ (y-ki)
ʔatukiŋkagi (毎朝)。ʔatukiは「暁」の
こと。  !アトゥキンカギ [atakankaka]。  !アトゥキ [ataka]  項番「アァトキ」
joneŋkagi (毎晩)  ヨネンカギ [anankaka]
【賛】kaya (= (only gen. sgl. m.) w. {cid} each, ★every.) カギ (y-ki-gi)
ʔiːgusï (一日おき)。「一日越し」とい
う表現。  !チーグシ゚ [takata]
  tʃʔiːgusï hataraki (一日おきに
  働く)  !チーグシ゚ ハタラキ [takata pataraka]
  tʃʔiːgusï ʔidʒiri (一日おきに出
  る)  !チーグシ゚ !イジィリ [takata atara]
juduːsï (一晩中,夜通し)  ユドゥーシ゚ [atata]
  juduːsï ʔasobi (一晩中遊ぶ)  ユドゥーシ゚ !アソビ [atata atapa]
ʔaːharu (一日中)  !チャーハル [tapara]
  tʃʔaːharu hataraki (一日中働
  く)  !チャーハル ハタラキ [tapara pataraka]
sïkamaku (午前中)。sïkama (朝)  シ゚カマク [takanaka]。  シ゚カマ [takana]  項番「シカマ」
とwaku (間)の複合語。  ワク [aka]
  sïkamaku hataratʃan (午前中
  働いた)  シ゚カマク ハタラチャン [takanaka pataratan]
jusïkuriwaku (午後の間中)  ユシ゚クリワク [atakaraka]
  jusïkuriwaku nïbutan (午後の
  間中,寝た),~jasïdan (~休
  んだ)  ユシ゚クリワク ニ゚ブタン [atakaraka napatan]。  ~ヤシ゚ダン [~atatan]
sakima (さっき)  サキマ [takana]
  sakima tʃan (さっき来た)  サキマ チャン [takana tan]
mëː (前)  メ゚ー [na]
  mëːnuçi (前の日)  メ゚ーヌシヒ [nanata]
ʔatu (後)  !アトゥ [ata]
  ʔatunuçi (後の日)  !アトゥヌシヒ [atanata]
  naːtʃa (翌日)  ナーチャ [nata]
kunuguru (この頃)  クヌグル [kanakara]
  kunuguroː tʃʔaŋkutu neːn
  (この頃は来たことがない)  クヌグロー !チャンクトゥ ネーン [kanakara tankata nan]
φëːsa (この間)  フェ゚ーサ [pata]
  φëːsaja tʃʔaʃiga (この間は来
  たが)  フェ゚ーサヤ !チャシィガ [pata tataka]
naːtʃa (翌日)  ナーチャ [nata]  項番「ナーアチャ」
【民】maRu (= 03 another, other, ★next, beyond) ナー
【趣】utu'e (= [★SUNRISE 日の出] wr. utu-e3 "★SUNRISE" Akk. şīt šamši ) 朝(あさ) (u-a, t-s)
【賛】auSasa (= mf(%{I})n. (fr. %{uSas}) , relating to dawn 夜明け、暁、曙、黎明, early , matutinal 朝の[に関する・に生じる・に行う] TBr. ; (%{I4}) f. ★daybreak 夜明け◆[【同】dawn], ★morning 朝 S3Br.; ) あさ
juːjeːri (夜明け)  ユーィエーリ [ara]
  juːjeːri mëː(夜明け前)  ユーィエーリ メ゚ー [ara na]
ʔaːtuki (暁)  !アートゥキ [ataka]  項番「アァトキ」
  hajaʔoki (早起き)  ハヤ!オキ [paka]
juʔake (朝の5,6時頃)  ユ!アケ [aka]
nisarukamiʔuri (朝の7,8時頃)。  ニサルカミ!ウリ [natarakanara]
  nisaru は朝食のこと。「朝食事」
-29-   ↑Top
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(朝食折)という表現。  ニサル [natara]  -30- と重複
sïkama (朝)。暁から12時までの間を指す。  シ゚カマ [takana]  項番「シカマ」
  nisaru (朝食)  ニサル [natara]  項番「ネィサル」  --- 重複
çimmadʒa (朝の10時のお茶)  シヒムンマジャ [tannata]
çimma (昼)  シヒムンマ [tanna]  項番「ヒンマ」
  ʔaʃi (昼食),ʔaʃikamiʔuri
  (昼食時)  !アシィ、!アシィカミ!ウリ [ata (昼食),atakanara]
jusïkuritʃa (昼3時頃のお茶)  ユシ゚クリチャ [atakarata]
  jusïkuritʃaʔuri (昼3時頃のお茶の
  時間)  ユシ゚クリチャ!ウリ [atakaratara]
jusïkuri (午後ï時頃から5時頃までの間)  ユシ゚クリ [atakara]
jukkwiʔuri (夕方)  ユックゥィ!ウリ [akara]
  juφï (夕食)  ユフィ゚ [apa]
juru (夜)  ユル [ara]
juna (夜中)  ユナ [ana]
majuna (真夜中)  マユナ [nana]
çimma (昼間)  シヒムンマ [tanna]
kjuː (今日)  キュー [ka]
ʔatʃa (明日)  !アチャ [ata]
ʔasatï (あさって)  !アサティ゚ [atata]
jokka (しあさって)  ヨッカ [aka]
※「五日あと」からは特に言わない。
kinu (昨日)  キヌ [kana]
ʔuttï (おととい)  !ウッティ゚ [ata]
juwanatï (さきおととい)  ユワナティ゚ [anata]
kjuːʔatuki (今朝)。「今日暁」という
こと。  キュー!アトゥキ [kataka]
ʔatʃaʔatuki (明朝)。「明日暁」という
こと。  !アチャ!アトゥキ [atataka]
kinuʔatuki (昨朝)  キヌ!アトゥキ [kanataka]
jusari (今夜)  ユサリ [atara]
ʔatʃajone (明晩)  !アチャヨネ [atana]
ʔasatiga juru (明々晩)  !アサティガ ユル [atataka ara]
jubï (昨晩)  ユビ゚ [apa]
【出雲弁】よんべ    夕べ ex. よんべは えー 月夜だった 【= 夕べは 良い 月夜だった】
【賛】zarvarI (= f. the (star-spangled 星をちりばめた) night RV. ; ★evening , twilight L. ; turmeric or Curcuma Longa L. ; a woman L. ; N. of the wife of Dosha and mother of S3is3u-ma1ra BhP. ; pl. the spotted steeds of the Maruts RV.) よんべ (z-y, r-n)
c. 出雲の「ゆうべ」の意味が、「夕方」を指すのか「昨日の夜」を指すのかは知らないが、関東人からみると「ゆうべ」は「昨夜」の意味であり、 evening のみの狭い意味では無い。last night である。インド辞書の結果は、その意味で非常に正しい( night が入っている)。
【十津川弁】よーべ   タベ 昨夜
【民】vivA (= 02 ★night) よべ
【賛】zarvarI (= f. the (star-spangled 星をちりばめた) ★night RV. ; evening , twilight L. ; turmeric or Curcuma Longa L. ; a woman L. ; N. of the wife of Dosha and mother of S3is3u-ma1ra BhP. ; pl. the spotted steeds of the Maruts RV.) よーべ、よんべ (z-y, r-n)
【賛】zArvara (= a. nocturnal; f. {I} ★night.) よーべ、ゆんべ (r-n)
c. 【出雲弁】よんべ 【夕べ ex. よんべは えー 月夜だった (= 夕べは 良い 月夜だった)】、【奈良弁】ゆんべ 【昨夜】、【魚津弁】ヨンベ 昨夜
ʔuttïga juru (一昨晩)  !ウッティ゚ガ ユル [ataka ara]
kuntsïki (今月)  クンツィ゚キ [kantaka]
raigetsï (来月)  ライゲツィ゚ [rakata]
ʔidʒarutsïki (先月)  !イジャルツィ゚キ [atarataka]
kutusï (今年)  クトゥシ゚ [katata]
jani (来年)  ヤニ [ana]  項番「ヤニ」
nʔaːmitsï (再来年)  !ナーミツィ゚ [nanata]
nʔaːjutu (再来年の次の年)  !ナーユトゥ [nata]
kudu (去年)  クドゥ [kata]  項番「クド」
mitsunatï (三年前)  ミツナティ゚ [natanata]
jutunatï (四年前)  ユトゥナティ゚ [atanata]
ʃoːgwandzïki (正月)  ショーグゥヮンジ゚キ [takantaka]
nigwatsï (二月)  ニグゥヮツィ゚ [nakata]
saŋgwatsï (三月)  サングゥヮツィ゚ [tankata]
sïgwatsï (四月)  シ゚グゥヮツィ゚ [takata]
gugwatsï (五月)  ググゥヮツィ゚ [kakata]
rukugwatsï (六月)  ルクグゥヮツィ゚ [rakakata]
sïtsïgwatsï (七月)  シ゚ツィ゚グゥヮツィ゚ [tatakata]
hatsïgwatsï (八月)  ハツィ゚グゥヮツィ゚ [patakata]
kugwatsï (九月)  クグゥヮツィ゚ [kakata]
dʒuːgwatsï (十月)  ズューグゥヮツィ゚ [takata]
sïmutsïki (十一月)  シ゚ムツィ゚キ [tanataka]
sïwasï (十二月)  シ゚ワシ゚ [tata]
tiːtsi (一つ)  ティーツィ [tata]
taːtsï (二つ)  ターツィ゚ [tata]
miːtsï (三つ)  ミーツィ゚ [nata]
juːtsï (四つ)  ユーツィ゚ [ata]
ʔitsïtsï (五つ)  !イツィ゚ツィ゚ [atata]
muːtsï (六つ)  ムーツィ゚ [nata]
nanatsï (七つ)  ナナツィ゚ [nanata]
jaːtsï (八つ)  ヤーツィ゚ [ata]
kunutsï (九つ)  クヌツィ゚ [kanata]
tuː (十)  トゥー [ta]
dʒuːʔitsï (十一)  ズュー!イツィ゚ [tata]
nidʒuː (二十)  ニズュー [nata]
sandʒuː (三十)  サンズュー [tanta]
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jondʒuː (四十)  ヨンズュー [anta]
godʒuː (五十)  ゴズュー [kata]
rokudʒuː (六十)  ロクズュー [rakata]
nanadʒuː (七十)  ナナズュー [nanata]
hatsïdʒuː (八十)  ハツィ゚ズュー [patata]
kjuːdʒu (九十)  キューズュ [kata]
saku (百)  サク [taka]
nijaku (二百)  ニヤク [naka]
sen (千)  セン [tan]
man (万)  マン [nan]
ʔuri (一人)  !チュリ [tara]
tʔari (二人)  !タリ [tara]
mitʃari (三人)  ミチャリ [natara]
jutari (四人)  ユタリ [atara]
ʔitsïtari (五人)  !イツィ゚タリ [atatara]
mutari (六人)  ムタリ [natara]
nanatari (七人)  ナナタリ [nanatara]
jatari (八人)  ヤタリ [atara]
kuntari (九人)  クンタリ [kantara]
tutari (十人)  トゥタリ [tatara]
ʔukëri (一回)「ひとりかえり」(一帰り」
という表現。  !チュケ゚リ [takara]
  tʃʔusara (一皿),tʃʔumari
  (一碗),tʃʔutsïkan (一つかみ),
  tʃʔutaba (一束)
  !チュサラ [tatara],   !チュマリ [tanara],   !チュツィ゚カン [tatakan]
  !チュタバ [tatapa]
tʔakëri (二回)  !タケ゚リ [takara]
  tʔasara (二皿),tʔamari (二碗),  !タサラ [tatara],   !タマリ [tanara]
  tʔatsïkan (二つかみ),tʔataba (二束)  !タツィ゚カン [tatakan],   !タタバ [tatapa]
  mikëri (三回)  ミケ゚リ [nakara]
  misara (三皿),mimari (三碗),
  mitsïkan (三つかみ),mitaba (三束)
  ミサラ, ミマリ, ミツィ゚カン, ミタバ [natara (三皿),nanara (三碗),natakan (三つかみ),natapa (三束)]
jukëri (四回)  ユケ゚リ [akara]
ʔitsïkëri (五回)  !イツィ゚ケ゚リ [atakara]
mukëri (六回)  ムケ゚リ [nakara]
nanakëri (七回)  ナナケ゚リ [nanakara]
jakëri (八回)  ヤケ゚リ [akara]
kuŋkëri (九回)  クンケ゚リ [kankara]
tukëri (十回)  トゥケ゚リ [takara]
 とった魚は ʔitsïmëː (一枚),nimmëː
 (二枚)のように数える。寵に入れたのは
 tʃʔuːtïːru (一籠),tʔaːtïːru (二籠)  !イツィ゚メ゚ー [atana],   ニムンメ゚ー [nanna],  !チューティ゚ール [tatara],   !ターティ゚ール [tatara]
 のように数える。
ʔikutsï (いくつ)  !イクツィ゚ [akata]
  ʔiïmtsï ʔaŋga (いくつあるか)  !イイ゚ムンツィ゚ !アンガ [anta anka]
ʔikiʃa (いくら)  !イキシャ [akata]
  ʔikijaːga (いくらか)  !イキヤーガ [akaka]
  ʔikiʃaːʔatïmma kwïri (いくら
  あっても呉れ)  !イキシャー!アティ゚ムンマ クゥィ゚リ [akatatanna kara]
muːru (全部)  ムール [nara]
  muːru ʔurï (皆売れ)  ムール !ウリ゚ [nara ara]
【民】muRRum (= 1. wholly, entirely; 2. ★all;) ムールむ
kataniʔubu (片方が重いもの)  カタニ!ウブ [katanapa]
  katahoː (片方)  カタホー [katapa]
hambun (半分)  ハムンブン [panpan]
doːhoː (両方)  ドーホー [tapa]
【賛】dva (= original stem of %{dvi} q.v. (nom. acc. du. m. %{dva4} , or %{dvau4} fn. %{dve4} ; instr. dat. abl. %{dvA4bhyAm} gen. loc. %{dva4yos}) two RV. ; ★both (with %{api} Ragh. ) ; loc. %{dvayos} in two genders (masc. and fem.) or in two numbers (sing. and pl.) Gr. L. [Cf. %{dvA} and %{dvi} ; Zd. {dva} ; Gk. ; Lat. {duo18} and {bi} = %{dvi} ; Lith. {du} , {dvi} ; Slav. {du8va} ; Goth. {tvai} , {tva} &c.]) どぅヴぁ、ドーホー
bai (倍)  バイ [pa]
  taːtsïga sïko (二倍)  ターツィ゚ガ シ゚コ [tataka taka]
  miːtsïga sïko (三倍)  ミーツィ゚ガ シ゚コ [nataka taka]
cf. 教育漢字 412 no 倍 バイ、ハイ、ます、そむく twice, double, multiply  f17_1#n.412
kurigahe (くれくらいの大きさ)  クリガヘ [karakapa]
kurituʔinsa (これと同じ量)  クリトゥ!インサ [karatanta]
-31-   ↑Top
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〒1.6   ↑Top
(6)飲食関係の語彙
nisaru (朝食)  ニサル [natara]  -30- と重複
ʔaʃi (昼食)  !アシィ [ata]  項番「アセィ」
juφï (夕食)  ユフィ゚ [apa]
çimmatʃa (朝10時頃のお茶),çimmadʒa
ともいう。  シヒムンマチャ [tannata],  シヒムンマジャ [tannata]
jusïkuritʃa (昼3時頃のお茶)  ユシ゚クリチャ [atakarata]
junanisaru (夜食)。夜の12時頃の食事。  ユナニサル [ananatara]
昔は藺草[イグサ]をととのえる仕事を夜間やった。
nïkjagiri (召し上る)。食事一般,たばこ
等にいう。  ニ゚キャギリ [nakakara]
ʔadzï (味)  !アジ゚ [ata]
【賛】AsvAda (= m. tasting, ★taste (also {-na} n.).) あじ
【民】apiruci (= * greatm誤字 ★taste) あひるし、あじ
【正】அபிருசி apiruci (p. 93)
*அபிருசி api-ruci , n. abhi-ruci. Great taste; மிகுவிருப்பம்.
cf. 教育漢字 157 t31 味わう taste  f17#1.157
darëjami (晩酌)。九州方言を移入した
もの。  ダレ゚ヤミ [tarana]
ʔamedama (飴玉)  !アメダマ [anatana]
ʔan (餡)。ʔadʒiki ともいう。  !アン [an]。  !アジィキ [ataka]
ʔudon (うどん)  !ウドン [atan]
katëmun (おかず)  カテ゚ムン [katanan]
sïru (味噌汁)  シ゚ル [tara]
【民】cERu (= 02 1. sap, ★juice; 2. sweetness, toothsomeness; 3. toddy; 4. honey; 5. treacle; 6. water, transparency and brilliance of a gem) シル
nandzïki (おこげ)  ナンジ゚キ [nantaka]
katsïbusï (鰹節)  カツィ゚ブシ゚ [katapata]
kamabuku (かまぼこ)  カマブク [kanapaka]
kamjummun (食いもの)  カミュムンムン [kanannan]
kuː (粉)  クー [ka]
【民】kuru (= 01 1. brilliancy, lustre, effulgence; 2. a flaw in pearls; 3. blue vitriol; 4. philospher\'s ★powder a compound of various metals; 6. a mineral poison) クー
【賛】cUrNa (= a. ground, pulverized; m. n. dust, ★flour, ★powder.) くーな、こな
【民】cUrNam (= ★powder, especially medicinal) クーなむ
cf. 教育漢字 94 no 粉 こな flour, powder  f17_1#n.94
kinako (きな粉)  キナコ [kanaka]
kʔwakkiː (御馳走)  !クゥヮッキー [kaka]  項番「クヮッキ」
kamjummun watʃamïri (料理する)  カミュムンムン ワチャミ゚リ [kanannan atanara]
ʔuban (ごはん)  !ウバン [apan]  項番「ウバン 御飯」
【賛】apUpam (= * small round cake made of flour or ★meal) ウバン
【琉球】【八重山弁】んぼん (= ごはん、ご飯)
【賛】naivAra (= mfn. (fr. %{nIvAra}) consisting in or made of wild rice (as ★food 食べ物) TS.) んぼん (r-n)、まんま (v-m, r-m)  △
【賛】nRpAnna (= n. a sort of ★rice 米 L.) んぼん、まんま、んバン
kumï (米)  クミ゚ [kana]  項番「ユンギュメ」
  ʔikkigumï (煎り米)  !イッキグミ゚ [akakana]
  sakugumï (うるち米)  サクグミ゚ [takakana]
  mutsïgumï (もち米)  ムツィ゚グミ゚ [natakana]
sïkiban (お粥)  シ゚キバン [takapan]
  sïkiban kami (お粥を食う)  シ゚キバン カミ [takapan kana]
【賛】sauvIraka (= m. = %{sauvIra} MBh. ; a contemptible Sauvi1ra MW. ; N. of Jayad-ratha ib. ; the jujube tree L. ; (%{ikA}) f. id. L. ; (%{am}) n. sour ★gruel MBh. ) さううぃーらか、しぃき
【賛】bhAjI (= f. ★rice-gruel (= %{zrANA}) Pa1n2. (= %{paGka-vyaJjana-vizeSa} Vop. )) ばーんじー (+ん)
sakï (酒)  サキ゚ [taka]
cf. 教育漢字 54 no 酒 さけ alcohol, liquor  f17_1#n.54
sata (砂糖)  サタ [tata]  項番「サタ」
namasï (刺身)  ナマシ゚ [nanata]  項番「ナマシ」
  namasï kiri (刺身を切る)  ナマシ゚ キリ [nanata kara]
maʃu (塩)  マシュ [nata]  項番「ムイシュ 盛塩、真(マ)塩」
  maʃu taki (塩をたく)  マシュ タキ [nata]
ʔuʃu (潮)  !ウシュ [ata]  -28- と重複
ʃoju (醤油)  ショユ [ta]
【賛】saurAva (= m. salted ★broth 塩だし (cf. %{saurasa}) Sus3r.) ショユ、しょうゆ
kitsibëːri (酢)  キツィベ゚ーリ [katapara]
c. 聞いたこともない言葉、こう言うの、最高。
【民】kaTalaippuLippu (= ★vinegar made by collecting the dew drops of water on bengal-gram 《料理》チャナ豆、チャナダル、黄レンズ豆。ベンガルのひよこ豆 leaves) かたらいっぺーりップ、キツィベ゚ーリっぶ
sembe (せんべい)  セムンベ [tanpa]
duʃiban (雑炊)。普通は柔らかなもの。  ドゥシィバン [tatapan]
ʔambajaki (いためもの)。「油焼き」
という表現。  !アムンバヤキ [anpaka]
taku (たばこ)  タク [taka]  項番「タク 煙草」
  taku nïkjagiri ʃori (たばこ
  を召し上って下さい)  タク ニ゚キャギリ ショリ [taka nakakara tara]
kisïru (きせる。煙管)  キシ゚ル [katara]
takuʔiri (たばこ入れ)  タク!イリ [takara]
tsïnoː (木で彫ったたばこ入れ)  ツィ゚ノー [tana]
kisïnjukuʃu (きせるのやに)。「煙管の
糞」という表現。  キシ゚ニュクシュ [katanakata]
takubun (たばこ盆)  タクブン [takapan]
  φeːʃiki (竹で作ったもので,きせ
  るで吸い終えたたばこの灰を打ってそ
  れを出すもの)  フェーシィキ [pataka]
  sïːturi (火をとる鉢)  シ゚ートゥリ [tatara]
dagu (だんご)  ダグ [taka]  項番「ダグ 団子」
tʃaː (茶)  チャー [ta]
tʃabaʃira (茶柱)。茶柱が立つと縁起が
良いと言われる。  チャバシィラ [tapatara]  項番「ハラ 柱、はしら」
tʃaŋkasï (お茶のだしがら)  チャンカシ゚ [tankata]
cf. 教育漢字 367 no 茶 チャ、サ tea, brown, beverage  f17_1#n.367
-32-   ↑Top
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tsïkïmun (漬物)  ツィ゚キ゚ムン [takanan]  -21- と重複
tïmpura (てんぷら)。ʔambaʔagi
(油揚げ)  ティ゚ムンプラ [tanpara]。  !アムンバ!アギ [anpaka]
【琉球】ティンプラ(てぃんぷら)/ または:フクミン / / ティンプラ/ / 意味/ 天ぷら/ 天婦羅/ 解説/ 沖縄の天ぷらは衣に卵をいれて、衣がぽってりとして分厚いのが特徴です。/ 材料にも下味をつけているので、天つゆなしでそのまま食べます。/ 時間がたっても意外に美味しいく、おやつ感覚で食べる事が多いです。/ / 種類は様々ですが、魚天ぷらとイカ天プラははずせません。/ 衣が厚いため、買った際この2つの天ぷらが混ざると見分けが難しいです。
【賛】dhAnAbharjana (= n. the ★frying or parching of grain Ka1tyS3r.) ティンプラやな
【賛】bahubhRjj (= mfn. (nom. %{-bhRT}) roasting or ★frying much Vop.) フクミンっち (h-k, b-m, R-n)、【宮古弁】パンビンっち (+ん, R-n)
namamun (生もの)  ナマムン [nananan]
mandʒo (饅頭)  マンジョ [nanta]  項番「マンジョ」
kʔwasï (お菓子)  !クゥヮシ゚ [kata]
【宮古口】こーす /koosɿ/多與上友かーす /kaasɿ/ 多友 新鏡 来 名詞 〈全〉お菓子 備考:日本語の「くゎす(菓子の古い発音)」から転じた。
cf. 島の散歩 #42  かーす  お菓子
c. 【宮古島キッズネット】おかし    かーす
【民】cappAtti (= 02 thin ★cake of unleavened bread) くゎす、こーす/かーす (c-k)
【民】karuppaTTi (= 1. jaggery made from palmyra juice; 2. ★candyキャンディ made from palmyra juice; 3. jaggery) くゎす、こーす/かーす
【民】kaivIccan2 (= a sweet ★cake) かいひーすノ
ʔippai (満腹)  !イッパイ [apa]
  watammiː kadï (腹一杯食う)  ワタムンミー カディ゚ [atanna kata]
  ʔoːgui (大食い)  !オーグイ [aka]
miʃu (味噌)  ミシュ [nata]  項番「ミシュ  味噌」
mutsï (餅)  ムツィ゚ [nata]  項番「ムチ  餅、祝餅、忌餅」
mojaʃi (もやし)  モヤシィ [nata]
【宮古口】まみな /mamina/ 多與 新鏡 来 名詞 〈全〉モヤシ
cf. 島の散歩 #145  まみな  もやし
◇【ウチナーヤマトグチの語彙一覧】 名詞 / 1.1 食べ物・料理
マーミナー:もやし。「豆菜」に由来。
【賛】navapallava (= n. a new shoot , young ★sprout 新芽、発芽 W.) マーミナー (p-m, ll-n)、まみな
--
【賛】muJjavalza (= m. a shoot or ★sprout of MnMunja-grass S3Br.) もやし (l 無音)
juː (湯)  ユー [a]
cf. 教育漢字 260 no 湯 トウ、ショウ、ゆ hot water, boil  f17_1#n.260
〒1.7   ↑Top
(7)衣服関係の語彙
ʔitʃu (糸)  !イチュ [ata]
  muminʔitʃu (木綿糸)  ムミン!イチュ [nananata]
  kinuʔitʃu (絹糸)  キヌ!イチュ [kanata]
cf. 教育漢字   8 no 糸 いと thread  f17_1#n.8
handzikja (いれずみ)  ハンジキャ [pantaka]  -15- と重複
haikara (おしゃれ)  ハイカラ [pakara]
【琉球】■ハイカラー    (名詞)  ハイカラ。おしゃれ。
【民】poRcarikai (= gold thread 金糸, gold ★fringe 金色のへり、末端、縁、周辺、外れ) ハイカラかい、【十津川弁】はっかけ (c-k)
--
【賛】vastravilAsa (= m. ★foppery in dress MW.) おしゃれ
c. 参考: 他県の「おしゃれさん」
【秋田弁134】 こっぺこぎ【おしゃれさん】、【土佐弁】 こうべる【(洒落ること)】、【魚津弁】シャレコキ 【おしゃれな人】
【民】cavukkArappilukku (= ★foppery おしゃれ, vanity in dress) こっぺこき(c-k)
【民】cavaTAl (= ostentation 〔能力・知識・財産などの〕見せびらかし、誇示, ★foppery 〔男の〕おしゃれ、おめかし◆めかし込むさまおよびその衣服などを指す。) こうべたる (c-k)
【民】caLukku (= 1. ★foppery 〔男の〕おしゃれ、おめかし◆めかし込むさまおよびその衣服などを指す。; 2. conceit うぬぼれ、過大評価、自負心, presumption ずうずうしさ、無遠慮、出しゃばり、厚かましさ) しゃれこき
c. 【十津川弁】だてこき (= だてをする人 伊達男)、【魚津弁】ダテコキ 【おしゃれ、派手な装い】
【民】tarukku (= 02 1. pride, arrogance, ★ostentation 〔能力・知識・財産などの〕見せびらかし、誇示, self-conceit, superciliousness; 2. ability, power, boldness; 3. elation, exultation) だるっこ、だてこき (r-t)
【民】tATTi (= 02 1. cleverness, skill; 2. bravery, courage; 3. fluency, as in speaking or reading; 4. ★ostentation; majesty; 5. spaciousness; 6. clever woman; 7. masculine woman; 8. concubine) だて
ʔoʃiroi (おしろい)  !オシィロイ [atara]
sïkari kʔjuːbi (おぶい紐)。kʔjuːbi
は「帯」。おもろ時代の「ききおび」と同語。  シ゚カリ !キュービ [takara kapa]。  !キュービ [kapa]
haŋgïrï (おぶう)  ハンギ゚リ゚ [pankara]  項番「ハンギィテ」
  kʔwaː haŋgïri (子をおぶう)  !クゥヮー ハンギ゚リ [ka pankara]
kasa (傘,笠)  カサ [kata]
  daŋgasa (こうもり傘)。最近は
  koːmorigasa ともいう。  ダンガサ [tankata]。  コーモリガサ [kanarakata]
  ʔamagasa (雨傘)  !アマガサ [anakata]
  daranigasa (番傘・からかさ)  ダラニガサ [taranakata]
  kubagasa (びろうの葉で作った笠)  クバガサ [kapakata]
  muŋgjara gasa (麦わら帽)  ムンギャラ ガサ [nankara kata]
ʔamagappa (雨合羽)  !アマガッパ [anakapa]
mjoː (蓑[みの])  ミョー [na]
  moːkasa (簑笠)  モーカサ [nakata]
sumikirigin (かすり着物)  スミキリギン [tanakarakan]
  sumikiri は「模様」のこと。  スミキリ [tanakara]
gïja (簪[かんざし])  ギ゚ヤ [ka]  項番「ギーハ」
【賛】kIla (= m. (ifc. f. %{A}) , a sharp piece of wood , stake , ★pin , peg , bolt , wedge , &c. Ⓖ鋭利な木片 , 杭 , ピン , ペグ , ボルト , くさび;; (%{A}) f. a stake , ★pin L. ;) きーら
kin (着物)  キン [kan]
  φudaŋgi (普段着)。共通語の移入。  フュダンギ [patanka]
  kjuragin (よそいき。きれいな着物)  キュラギン [karakan]
  ʃudina (仕事着,木綿糸で作る)  シュディナ [tatana]
jaridunda (ぼろの着物)  ヤリドゥンダ [aratanta]
marigo (おしめ)  マリゴ [naraka]
hadagi (肌着)  ハダギ [pataka]
dzubonsïta (ももひき)  ズボンシ゚タ [tapantata]
mompe (もんぺ)  モムンペ [nanpa]
hakama (袴)  ハカマ [pakana]
ʔwaːgi (上着)  !ワーギ [aka]
kagibusi (虫干し,蔭干し)  カギブシ [kakapata]
ʔitugin (絹着物)  !イトゥギン [atakan]
momeŋgin (木綿の着物)  モメンギン [nanankan]
sara (着物の裏)  サラ [tara]
ʔuragësï (着物を裏返しに着ること)  !ウラゲ゚シ゚ [arakata]
ʃuʃu (裾[すそ])  シュシュ [tata]
kubi (襟[えり])  クビ [kapa]
ʃudï (袖)  シュディ゚ [tata]
φutsïkinna (ふところの中)  フュツィ゚キンナ [patakanna]
hauri (羽織)  ハウリ [para]
hantïn (半天)  ハンティ゚ン [pantan]
gaito (外套)  ガイト [kata]
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wataʔiri (綿入れ)  ワタ!イリ [atara]
kʔjuːbi (帯)  !キュービ [kapa]
  ʔobi (おたいこの帯)  !オビ [apa]
  serakʔjuːbi (平たい帯)  セラ!キュービ [tarakapa]
  ʔirugusï (編んだ紐などの帯)  !イルグシ゚ [arakata]
kiwan (脚絆)  キワン [kan]
saːki (櫛)。髪を整える櫛。  サーキ [taka]
  jukudʒaki (横櫛)  ユクジャキ [akataka]
  kusï (櫛)。頭虱[しらみ]をとる櫛。  クシ゚ [kata]
【賛】suzikha (= mfn. having beautiful points or crests L. ; having a bright flame (as a lamp) Prab. ; m. N. of Agni or fire L. ; (%{A}) f. a peacock\'s crest MW. ; cock\'s ★comb L. ; (%{-khA}) %{-samUha} m. (a mass of) beautiful hair BhP.) サーキ
【賛】kaGkata (= m. (%{I} , %{am} fn. L.) a ★comb , ★hair-comb AV. (v.l. %{kaNTaka}) TBr. ;) くし
ʔirugusï (腰紐)  !イルグシ゚ [arakata]
kʔintʃaku (財布)  !キンチャク [kantaka]
φudoː (お金を入れる袋)  フュドー [pata]
nuimun (裁縫)  ヌイムン [nanan]
  sïtatïmun (仕立てもの)  シ゚タティ゚ムン [tatatanan]
jamatumari (尻はしょり)  ヤマトゥマリ [anatanara]
moːsadzï (頭巾)  モーサジ゚ [natata]
tonogë (てぬぐい)  トノゲ゚ [tanaka]
ʔaraimun (せんたく)。ʔaroi (洗う)  !アライムン [aranan]。  !アロイ [ara]
tasïki (襷[たすき])  タシ゚キ [tataka]
tarë (盥[たらい])  タレ゚ [tara]
gusan (杖)  グサン [katan]  項番「グサン」
tïbukuro (手袋)  ティ゚ブクロ [tapakara]
tabi (足袋)  タビ [tapa]  -34- と重複
nïtʃadarakë (泥だらけ)  ニ゚チャダラケ゚ [natataraka]
noro (布)  ノロ [nara]  -40- と重複
  noroʔuri (布織り)  ノロ!ウリ [narara]
tammun (反物)  タムンムン [tannan]
nuri (糊)  ヌリ [nara]
  nuriʔiri (糊を入れる)  ヌリ!イリ [narara]
【民】maNNaRai (= ★plastering 〔壁・天井などに〕しっくいを塗る with mud) ヌリ
【民】maNNaRai-tal (= to ★plaster with mud (TLS)) ヌリ
c. glue, paste, sticky, adhesive は、ハズレ。疲れる。
hakimun (履物)  ハキムン [pakanan]
  hakimun kumi (履物をはく)  ハキムン クミ [pakanan kana]
kudzï (靴)  クジ゚ [kata]  項番「クジ」
ʔandʒa (下駄)  !アンジャ [anta]
saba (草履)  サバ [tapa]
tabi (足袋)  タビ [tapa]
【宮古口】【宮古島キッズネット】足袋(たび)    タービ
【民】tORceruppu (= a kind of ★shoe) タービ
waradzï (わらじ)  ワラジ゚ [arata]
  ʔasïnaka (わらじの短いもの)  !アシ゚ナカ [atanaka]
waragutsï (わらで作った靴)。海岸で履
くもの。  ワラグツィ゚ [arakata]
hadaŋka (裸)  ハダンカ [patanka]
  hadagka nari (裸になる)  ハダgカ ナリ [pataka nara]  ♦ g 誤植
【賛】vidradha (= mf(%{A})n. (of doubtful origin and meaning) RV. (Nir. = %{viddha} ; Durga = %{vikuSitA7dho-bhAga} Sa1y. = %{vi-dRDha} ; others = undressed , ★naked 裸の, fr. %{vi} + %{dradha} = %{dradhas}) ;) はだか (h-k)
cf. ナッシーの語源帳 412【日】裸 / 裸足 (はだし)、はだける、マッパラカ 、すっとこ、ふりきん、べっちょんさん、はだかんばら、つぶあし/つぼあし、マルバイ、ぴさが、マッパダーカー  f21#412
cf. ナッシーの語源帳 247【日】裸一貫、無一文(むいちもん)  f21#247
hadaːsï (裸足)  ハダーシ゚ [patata]
hadaːsï nari (裸足になる)  ハダーシ゚ ナリ [patata nara]
hanawu (鼻緒)  ハナゥウ [pana]  項番「ハナゥ」
  hakiwu ともいう。  ハキゥウ [paka]
  katasïniφedʒa (片ちんば)  カタシ゚ニフェジャ [katatanapata]
moːsaːdzï (頬かむり)  モーサージ゚ [natata]
  moːsaːdzï sï (頬かむりをする)  モーサージ゚ シ゚ [natata ta]
【賛】mUrdhaveSTana (= n. `\" ★head-covering \"\' , a turban , diadem L.) モーサージ゚な
【民】mUTucIlai (= ★wrapper, cloth-cover) モーサージ゚らい
mëːdari (前掛)  メ゚ーダリ [natara]
mjoː (蓑)  ミョー [na]  項番「ニョ 蓑みの」
mïganï (めがね)  ミ゚ガニ゚ [nakana]
  kudakamïkagan (海中めがね)  クダカミ゚カガン [katakanakakan]
  musïmïganï (虫めがね)  ムシ゚ミ゚ガニ゚ [natanakana]
※「久高」は沖縄南部の東海岸にある離島
であるが,漁師のことを「久高人」で代表さ
せるほどである。琉球地域では糸満人よりも
古い漁師の層として「久高人」がある。「海
中めがね」をkudaka mïkagan (久高め
がね)というのもそこからきている。  クダカ ミ゚カガン [kataka nakakan]
ʔuibïganï (指輪)  !ウイビ゚ガニ゚ [apakana]
sïgata (容姿)  シ゚ガタ [takata]  項番「シガタ 姿 容態」
karadzï kiri (理髪する)  カラジ゚ キリ [karata kara]
  sïgi ʃuri (髯をそる)  シ゚ギ シュリ [taka tara]
sampatsïjaː (理髪店)  サムンパツィ゚ヤー [tanpata]
  karadzï kiri (髪を切る)  カラジ゚ キリ [karata kara]
【琉球】ダンパチヤー(断髪屋)=床屋。理髪店。
【賛】devazrU (= mfn. known to the gods TA1r. ; m. ★barber of the gods TS.) ダンパチヤー (+ン、r-y)
c. 散髪屋(さんぱつや)は、標準語だろう。
sasïn (写真)  サシ゚ン [tatan]
jidzï (絵)  ィイジ゚ [ata]
nitaba (竹馬)  ニタバ [natapa]  項番「ネタビャ」
ʔaroi (洗う)  !アロイ [ara]
cf. 教育漢字 156 t31 洗う wash   f17#1.156
sïni ʔaroi (足を洗う)  シ゚ニ !アロイ [tana ara]
cf. ナッシーの語源帳 183【日】足を洗う  f21#183
【賛】pratisaMhAra (= m. drawing in 止める、引く、放棄, withdrawing MBh. ; giving up , ★resigning 辞める ib. ; keeping away , abstention from 棄権、節制 (abl.) ib. ; compression , diminution W. ; comprehension ib.) あしあら (p 無音)
-34-   ↑Top
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tsïra sïmiri (顔を洗う)  ツィ゚ラ シ゚ミリ [tara tanara]
tïːʔaroi (手を洗う)  ティ゚ー!アロイ [tara]
〒1.8   ↑Top
(8)住居関係の語彙
jaː (家)  ヤー [a]
  ʔjakkjaːjakkjagajaː (あなた方の家)  !ヤッキャーヤッキャガヤー [akakaka]
  wakkjawakkjagajaː (私たちの家)  ワッキャワッキャガヤー [akakaka]
kïne (家族)  キ゚ネ [kana]  項番「ケネー」
  ʔjakkjaːjakkjaga kïne (あなた
方の家族)  !ヤッキャーヤッキャガ キ゚ネ [akakaka kana]
ʔusïn jaduri (牛小屋)  !ウシ゚ン ヤドゥリ [atan atara]
mʔan jaduri (馬小屋)  !マン ヤドゥリ [nan atara]
ʔwansïː (豚小屋)。豚は「巣」を用いる。  !ワンシ゚ー [anta]
turïnsï (鶏の巣)  トゥリ゚ンシ゚ [taranta]
sïː (巣)  シ゚ー [ta]
jammë (庭)  ヤムンメ゚ [anna]
jaŋkusï (家の後)  ヤンクシ゚ [ankata]
ʔatai (屋敷内にある畑)  !アタイ [ata]
janna (家の中)  ヤンナ [anna]
  ʔukunuma (奥の座敷)  !ウクヌマ [akanana]
  ʔumutï (上座敷)  !ウムティ゚ [anata]
  kuda (四畳半ていどの小座敷)  クダ [kata]
  ʔumutï kamidʒa (上座敷,一番座)  !ウムティ゚ カミジャ [anata kanata]
  sïrubï (中座敷)  シ゚ルビ゚ [tarapa]
  tʃanoma (茶の間)  チャノマ [tanana]
  toːgura (台所,炊事場)  トーグラ [takara]  項番「トゥグラ」
jaʃikimmawari (家敷の周囲)  ヤシィキムンマワリ [atakannara]
jaː nori (移転する)。居所を移すこと。  ヤー ノリ [a nara]
jaːʔutsïri (家を移動させる)  ヤー!ウツィ゚リ [atara]
gëjabuki (かやぶきの家)。gëjaは「茅」
のこと。  ゲ゚ヤブキ [kapaka]。  ゲ゚ヤ [kapaka]
kawarabuki (瓦葺き)  カワラブキ [karapaka]
toːtambuki (トタン葺き)  トータムンブキ [tatanpaka]
koŋkuriːto dzukuri (コンクリート造り)  コンクリート ズクリ [kankarata takara]
ʔamadarï (軒)  !アマダリ゚ [anatara]  項番「アマダイ」
kïburi (軒数を表わす接尾辞)  キ゚ブリ [kapara]  項番「ケブイ」
  tʃʔukïburi (一軒)  !チュキ゚ブリ [takapara]
  tʔakïburi (二軒)  !タキ゚ブリ [takapara]
  mikïburi (三軒)  ミキ゚ブリ [nakapara]
  jukïburi (四軒)  ユキ゚ブリ [akapara]
【赤】giparu, giparru, also mipdru (< Emesal?) (= 1. M/NB "residence of en(t)u in temple" [Gl6. PAR] en(t)u enters, leaves g.; g. sa fDN; also part of dwelling ★house 2.jB ~ "pastureland"; < Sum.) ケブイ、キブリ
【民】cuRRuvAri (= projecting roof of a ★house, ★eaves 軒(のき)、庇(ひさし)。) ケブイ (c-k)、キブリ
nikai (二階建て)  ニカイ [naka]
jaduri (畑の仮小屋)  ヤドゥリ [atara]
  satajaduri (製糖時期の畑に作った
仮小屋)  サタヤドゥリ [tatatara]
ʔamïmuri (雨漏り)  !アミ゚ムリ [ananara]
ʔisï (椅子)。koʃikake もよく用いる。  !イシ゚ [ata]。  コシィカケ [katakaka]
ʔaʃitʃigi (踏み台)  !アシィチギ [atataka]
dʒoːgutsï (入口)  ジョーグツィ゚ [takata]
  ʔumutïndʒo (表の入口)  !ウムティ゚ンジョ [anatanta]
  ʔagarindʒo (東の入口)  !アガリンジョ [akaranta]
  φusïndʒo (後の入口)  フュシ゚ンジョ [patanta]
  sïmowakindʒo (西側の入口)。  シ゚モワキンジョ [tanakanta]
  「下脇の門」という表現。
  moŋgutsï (門口)  モングツィ゚ [nankata]
  ʔuragutsï (裏口)  !ウラグツィ゚ [arakata]
ʔamadarï (ひさし,軒)  !アマダリ゚ [anatara]
φuːjaː (母屋)  フューヤー [pa]
tsïŋgo (堀井戸)。「積み川」という表現。  ツィ゚ンゴ [tanka]
ʔuragutsï (通用門・裏口)  !ウラグツィ゚ [arakata]
kaki (垣)  カキ [kaka]  項番「シガラ」
  ʔisïgaki (石垣)  !イシ゚ガキ [atakaka]
kama (かまど)  カマ [kana]
【賛】gam (= 1 Ved. cl. 1. P. %{ga4mati} (Naigh. ; Subj. %{gamam} , %{ga4mat} [%{gamAtas} , %{gamAtha} AV.] , %{gamAma} , %{gaman} RV. ; ★Pot 釜. ) かま、かまど(釜土)
cf. 【釜 追加詳細調査結果】  f20_Tibet#kamado
-35-   ↑Top
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dzïru (かまど全体をいう)。「地炉」に
対応する。  ジ゚ル [tara]  -36- と重複
katʃa (蚊帳)  カチャ [kata]
garasu (ガラス)  ガラス [karata]
kawara (瓦)  カワラ [kara]
kura (倉)  クラ [kara]  項番「タカグラ  高倉」  --- 倉(くら)
※「高倉」は徳之島では母問,伊仙,天城
などにはあるが,井之川には昔からなかった。
ʔirigutsï (玄関,入口)  !イリグツィ゚ [arakata]
gumi (ごみ)  グミ [kana]  項番「グミ」
tʃiribaku (ちり箱)。gumibaku (ご
み箱)。  チリバク [tarapaka]。  グミバク [kanapaka]
kanakuri (かな屑)  カナクリ [kanakara]
nokokuʃu (鋸びきの屑)  ノコクシュ [nakakata]
ʃiki (敷居)  シィキ [taka]
soːdʒi (障子)  ソージィ [tata]  cf. 井之川☑項番「φutsïma (襖)  フュツィ゚マ」
【賛】taTTu (= 02 1. knocking, patting, breaking; 2. stroke, beat, rap; ; 36. ★panel of a ★door; pane of glass; 37. square 四角い pieces of a necklace; 38. square frame to which snares are fastened to catch birds;) しょうじ、ソージィ
dzïru (地炉)  ジ゚ル [tara]  項番「ジル 地炉[じろ]」
  dzïrubutsï (地炉縁)  ジ゚ルブツィ゚ [tarapata]
magkubu (蜘蛛)  マgクブ [nakapa] ♦ 誤植 ŋ を g とミス?
  maŋkubusï (蜘蛛の巣)  マンクブシ゚ [nankapata]
sïsï (煤)  シ゚シ゚ [tata]
【賛】dIpocchiSTa (= n. `\" lamp-sediment , ★soot.) すす
hoːki (掃除する)。笹の葉などで作った。  ホーキ [paka]
  sasabuki (笹の箒)  ササブキ [tatapaka]
  mjaːbuki (庭箒)  ミャーブキ [napaka]
【宮古口】ぽーキ /pookɿ/新ぱうキ /paukɿ/友ぽーつ /pootsɿ/ 多與 新鏡 名詞 〈全〉箒
【民】vArukOl (= ★broom) ぽーキ/ぱうキ (l 無音)、ブキ
【賛】pavana (= ; (%{I}) f. a ★broom L. ; ) ぽーキ/ぱうキ (v-k, na 無音)
【賛】vardhana (= ; (%{I}) f. a ★broom , brush L. ; ) ぽーつアナ、ぽーつ (頭のみ)
【民】perukku-tal (= 1. to cause to increase or abound; to make greater; 2. to fill; to cause to swell and overflow; 3. to dilute with water, as buttermilk; 4. to ★sweep 箒で掃く(はく); 5. to multiply) ぽーキ/ぱうキ、はく(掃く)、ブキ
cf. ビルマ含む 43⬟broom ↑ --- 箒(ほうき)  f20_B_2#i.43
【五島弁】ほげ      =竹製のちり取り
【賛】bahukara (= mf(%{I})n. doing much , busy , useful in many ways to (gen.) Bhat2t2. ; one who ★sweeps , a ★sweeper L. ( %{kRR}?) ; m. a camel L. ; a species of jujube L. ; (%{A} or %{I}) f. a broom 箒(ほうき) L. ( %{kRR}?).) ほげ、ほうき(箒)
【長崎弁】ホオッカゴ   意味:ゴミ箱のこと。箒籠が語源のようです。曾祖母が使ってました。 用例 ゴミのたくさんあるけん、ホオッカゴばもってこんね。 使用地域 長崎市内南部
【賛】vyapoha (= m. driving away , keeping off , removal , destruction MBh. Sus3r. ; denial , negation Sa1h. ; sweepings , ★rubbish くず、がらくた、ごみ、廃棄物、廃物[◆【同】garbage; trash] MBh. ; %{-stava} m. N. of a ch. of the Lin3gaP.) ほおっ
【民】kacagku (= 02 1. wild date-palm; 2. stalk, as of the date-leaf used in making plaited ★baskets) かご(籠)
tatami (畳)  タタミ [tatana]  項番「タタメィ」
tansï (箪笥)。çikidasï (引き出し)  タンシ゚ [tanta]。  シヒキダシ゚ [takatata]
  項番「タンシ」、  項番「シュクデ 机、引き出し」
tuku (床の間)  トゥク [taka]
tïndʒo (天井)  ティ゚ンジョ [tanta]
jadu (戸,雨戸)  ヤドゥ [ata]
  dʒogutsï (戸口)  ジョグツィ゚ [takata]
  muŋgutsï (門口)  ムングツィ゚ [nankata]
  jadu ʔeːri (戸を開ける)  ヤドゥ !エーリ [ata ara]
  jadu kʔuːi (戸を閉める)  ヤドゥ !クーイ [ata ka]
hammado (半窓,高窓)  ハムンマド [pannata]
tobukuro (戸袋)  トブクロ [tapakara]
todana (戸棚)  トダナ [tatana]  項番「タナ」
dodai (土台)  ドダイ [tata]
muŋʔukiguja (納屋,物置小屋)  ムン!ウキグヤ [nanakaka]
hasï (梯子)  ハシ゚ [pata]  項番「ハシ」
hara (柱)  ハラ [para]  項番「ハラ 柱」
  naːbara (大黒柱)。「中柱」とい
  う表現。  ナーバラ [napara]
φutsïma (襖)  フュツィ゚マ [patana]
【賛】praccchanna (= mfn. covered , enveloped , shut up S3Br. ; hidden , concealed , unobserved , private , secret , disguised (ibc. and %{am} ind. `\" secretly , covertly \"\') Mn. ; n. a private ★door ;) ぷらちゃっな、ふすま
【民】poTTippu (= panel パネル、羽目板 in a ★door or window) ふってぃっぷ、ふすま (p-m)
cf. ナッシーの語源帳 177【日】敷居 / 鴨居、かも、ふすま  f21#177
cf. Fusuma (wikipedia)
c. 障子(しょうじ)も有る。
【賛】taTTu (= 02 1. knocking, patting, breaking; 2. stroke, beat, rap; ; 36. ★panel of a ★door; pane of glass; 37. square 四角い pieces of a necklace; 38. square frame to which snares are fastened to catch birds;) しょうじ
c. wikipedia の解説では、「ふすま」は日本語由来、「障子」は中国語由来、と言っているが、「ふすま」も「しょうじ」もインド弁辞書にある。
butsïdan (仏壇)  ブツィ゚ダン [patatan]
  ʔudzïsï (仏壇に祀られている人)。  !ウジ゚シ゚ [atata]
  人間がなくなると誰でも ʔudzïsï になる。  !ウジ゚シ゚ [atata]
maː (部屋)  マー [na]
  tʃʔuma (一間)  !チュマ [tana]
  tʔama (二間)  !タマ [tana]
【民】maccu (= 01 1. terraced roof, flat-roof; 2. wainscot ceiling; 3. upper story; 4. board partition for the gable of a room or boarded enclosure of an upper ★room; loft under the roof of a house) まっす、マー (c 無音)
【民】nATu (= 02 1. country, district, province; 2. locality, situation; 3. earth, land; 4. world; 5. kingdom, state; 6. rural tracts, opp. to nakaram ; 7. open place, ★room, space, area; 8. side, region quarter; 9. a very large number=8 patumam ; 10. agricultural tract;) まーつ、マー (T 無音)
【賛】vara (= 1 m. (fr. 1. %{vR}) , `\" environing \"\' , `\" enclosing \"\' , circumference , space , ★room RV. (%{va4ra@A4@pRthivyA4H} , on the wide earth) ; stopping , checking RV.) マー (v-m)
ʔumutï (表部屋)  !ウムティ゚ [anata]
  sïrubï (奥座敷)  シ゚ルビ゚ [tarapa]
sentsïn (便所)  センツィ゚ン [tantan]  項番「セーチン 雪隠(せっちん)」
φuru (風呂場)  フュル [para]
【宮古口】ゆーふる /juufuru/ 多與 新鏡 名詞 〈全〉お風呂
【賛】Aplava (= m., {Aplavana} n., & {*AplAva} m. ★bath, ★bathing.) ゆーふる
munuʔuki (物置)  ムヌ!ウキ [nanaka]
kadugutsï (門)  カドゥグツィ゚ [katakata]  項番「ムン 門。ムングチ=門口。カドグチも同義語。」
jansïra (屋根)  ヤンシ゚ラ [antara]
【民】vaNar (= 02 vault, arched ★roof) やね、ヤン
【賛】tala (= (m. L.) n. ( %{stR}) surface , level , flat ★roof(of a house) MBh.) しら
【民】vauvAn2atti (= a kind of vaulted アーチ形天井の、円天井の ★roof) ヤナッチ
juku (床)  ユク [aka]
cf. 教育漢字 55 no 床 ゆか floor  f17_1#n.55
jaʃiki (屋敷)  ヤシィキ [ataka]
【宮古口】やすキ /jasɿkɿ/ 多與 新鏡 名詞 〈全〉屋敷、敷地
【賛】vastavyatA (= f. abode 住居[◆文学的表現], ★residence R.) やすキだ (v-k, y-ki)
【趣700.】 - [ é-sig4: wall ('★house' + 'brick'; cf., iz-zi). ] ★屋敷★(やしき) ◎
c. 塀の無い★屋敷★は、★屋敷★では無い、って。
[T#2133]【民】uLLaTakku-tal (= 1. to ★enclose, shut in, shut up in a place; 2. to conceal, keep secret) ★屋敷★(やしき)
【民】vATivAcal (= entrance hall of a ★palace or mansion) ★屋敷★(やしき)ノ
-36-   ↑Top
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〒1.9   ↑Top
(9)道具関係の語彙
ʔitʃa (板)* ʔita→ʔitʃaのようにt
が口蓋化している。  !イチャ [ata],   !イタ→!イチャ [ata→ata]  項番「イチャ」
munʔirimun (入れ物)  ムン!イリムン [nanaranan]
ʔusï (臼)  !ウシ゚ [ata]
【宮古口】うす /usɿ/ 多友 新鏡 名詞 〈全〉臼
【民】ATu-tal (= 01 1. to be disconcerted; 2. to be crushed in a ★mill;) うす、ウーシ
ʔisïʔusï (石臼),sïkjusï (挽臼)  !イシ゚!ウシ゚ [atata],  シ゚キュシ゚ [takata]
  sïrusï (磨臼)  シ゚ルシ゚ [tarata]
mʔaŋkusa (馬の草)  !マンクサ [nankata]
  mʔammëː (馬の飼料)  !マムンメ゚ー [nanna]
ʔusïŋkusa (牛の草)  !ウシ゚ンクサ [atankata]
  ʔusïmmëː (牛の飼料)  !ウシ゚ムンメ゚ー [atanna]
  nabïmun (芋など炊いて食べさせる
  もの,鍋もの)  ナビ゚ムン [napanan]
jagiŋkusa (山羊の草)  ヤギンクサ [akankata]
  jagimmëː (山羊の飼料)  ヤギムンメ゚ー [akanna]
toːni (豚などの飼桶)  トーニ [tana]
kʔura (鞍)  !クラ [kara]
  mʔaŋkʔura (馬の鞍)  !マン!クラ [nankara]
  ʔusïŋkʔura (牛の鞍)  !ウシ゚ン!クラ [atankara]
【民】kalai (= 03 1. stag, buck; 2. male black monkey; 3. shark; 4. capricorn of the zodiac; 5. cf. mekhala1 , cloth garment; 6. ★saddle of a horse) 鞍(くら)
mukku (もっこ)。2人で手で持ち運ぶも
ので,竹で編んだもの。  ムック [naka]  項番「オーダ もっこ」
ʔoːda (牛の背に荷を積むための道具で,
竹や繩で編んだもの)  !オーダ [ata]  項番「オーダ もっこ」
bakkë (ざるに紐をつけたもので,紐を頭
にかけて,荷を背負うもの)  バッケ゚ [paka]
【民】pUkkuTalai (= cylinderical ola そのような~、~の一種[◆olaは俗語的接尾語(slang suffix)] ★basket for flowers) バッケたらい
c.   項番「テル 籠」 、と、言うんじゃないの?。
cf. テルって知ってる?  (C) https://amamin.jp/
テルって知ってる?
ʔusïntsïna (牛の鼻綱)  !ウシ゚ンツィ゚ナ [atantana]
hanambusï (節の付いた鼻繩)  ハナムンブシ゚ [pananpata]
kutsïba (馬轡)  クツィ゚バ [katapa]
ʔutsïwa (扇)。sensu (せんす)  !ウツィ゚ワ [ata]。  センス [tanta]
  kubaʔutsïwa (びろうで作った扇)  クバ!ウツィ゚ワ [kapata]
【民】vaTTAppattu (= ★fan made of a single talipot leaf) うちわダ
【民】viciRi (= 1. ★fan;) うちわ
【賛】saMsev (= A1. %{-sevate} , to be associated with (used in explaining 1. %{sac}) Nir. ; to frequent , inhabit Subh. ; to wait upon , attend on , serve , honour , worship , salute deferentially MBh. ; to refresh , ★fan (said , of the wind) R. ; to court , fondle (carnally) Ka1v. ; to be addicted or devoted to , use or employ or practise or perform continually Mn.) せんす (v 無音)
cf. ナッシーの語源帳 382【日】団扇 (うちわ)/扇 (おうぎ)/扇子 (せんす) 、カージ、オージ  f21#382
wïː (桶)  ゥイ゚ー [a]  項番「タンゴ  樽[たる]、桶[おけ]」
  taŋgo (手桶)  タンゴ [tanka]
  ʔiʃiwïː (据え桶,四斗だる)  !イシィゥイ゚ー [ata]
kuitaŋgo (肥桶)  クイタンゴ [katanka]
ʔoːjuki (斧)  !オーユキ [aka]  項番「ユキ」
  katadï juki (片手斧)  カタディ゚ ユキ [katata aka]
mʔaːga (田をならす馬鍬)  ムン!アーガ [naka]
kagami (鏡)  カガミ [kakana]
【民】kaRkam (= 02 1. water jar 水がめ; 2. white horse 白馬; 3. fire 火; 4. ★mirror 鏡 (TLS)) かがみ
cf. ナッシーの語源帳 304【日】鏡(かがみ)  f21#304
tiru (籠)。大きいもので,草を入れたり,
芋を入れたりするのに用いる。  ティル [tara]  項番「テル」
ʔuboroku (小さい魚籠)  !ウボロク [aparaka]
sagïbë (竹で編んだ寵で緒が付いている)  サギ゚ベ゚ [takapa]
hotʃa (包丁)  ホチャ [pata]
【賛】pattra (= n. ; any thin leaf 薄い葉 or plate of metal 金属製板 or gold-leaf. Var. (cf. %{paTTa}) ; the blade of a sword or ★knife (cf. %{asi-}) ; a ★knife , dagger ダガー・短剣・短刀 L. ; ) ほうちょう、ホチャ
cf. ナッシーの語源帳 895【日】包丁・庖丁  f21_1#895
katana (刀)  カタナ [katana]
cf. 教育漢字 369 no 刀 トウ、かたな、つるぎ sword  f17_1#n.369
kanatsïtsï (金鎚)。baŋgodzïtsïともい
う。鍛冶屋などで使う。  カナツィ゚ツィ゚ [kanatata]。  バンゴジ゚ツィ゚ [pankatata]
  waratsïki tsïtsï (木で作ったも
  ので,藁をたたいたり,畦をたたいたり
  するのに用いる)。  ワラツィ゚キ ツィ゚ツィ゚ [arataka tata]
hamma (ハンマー)  ハムンマ [panna]
hagama (ごはんを炊く釜)  ハガマ [pakana]  項番「ハガマ」
tʃaːtʃuːka (お茶をわかすやかん)  チャーチューカ [tataka]
nabï (鍋)  ナビ゚ [napa]
【琉球】n■ナービ   鍋
【民】nAvAy (= 02 1. ★vessel 容器, ship 船; 2. the 27th naks2atra) ナービ
kama (鎌)  カマ [kana]
  kusakarigama (草刈鎌)  クサカリガマ [katakarakana]
  ʔinekarigama (稲刈鎌)  !イネカリガマ [anakarakana]
【賛】khurapra (= m. (for %{kSur-}) a sharp-edged arrow Ba1lar.; a ★sickle Gal.) カマ (r-m, p-m)
【民】kumal (= ★sickle) カマる
kamagi (藁で作ったかます)  カマギ [kanaka]
  toːraŋku (藁で小さく編んだもの)  トーランク [taranka]
kama (かまど)  カマ [kana]   -35- と重複
kamisori (かみそり)  カミソリ [kanatara]
kamï (甕)  カミ゚ [kana]
  midzïgamï (水甕)  ミジ゚ガミ゚ [natakana]
  misogamï (味噌甕)  ミソガミ゚ [natakana]
  sakïgamï (酒甕)  サキ゚ガミ゚ [takakana]
  ʔambagamï (油甕)  !アムンバガミ゚ [anpakana]
-37-   ↑Top
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  ʔaigamï (染物を入れる饗で二斗
  がめぐらいの大きさ)  !アイガミ゚ [akana]
  guʃugami (五升甕)  グシュガミ [katakana]
  ʔittuguʃugamï (一斗五升甕)  !イットゥグシュガミ゚ [atakatakana]
  nitugamï (二斗甕)  ニトゥガミ゚ [natakana]
  santugamï (三斗喪)  サントゥガミ゚ [tantakana]
  jontugamï (四斗甕)  ヨントゥガミ゚ [antakana]
  ʔitʃikokugamï (染物を入れる甕[かめ])  !イチコクガミ゚ [atakakakana]
 ※徳之島では瓦をやいたことはあるが,甕
 は作らなかったという。
kana’ (鉋[かんな])  カナ’ [kana’]  項番「カナ」
ʔadzïn (杵[きね])。一本の丸太のようなもの。  !アジ゚ン [atan]  項番「アジン」
  jamatu ʔadzïn (餅を搗くような杵)  ヤマトゥ !アジ゚ン [anata atan]
ʔiri (錐[きり])  !イリ [ara]
  ʔiri sï ʔiːri (錐で穴をあける)  !イリ シ゚ !イーリ [ara ta ara]
kʔui (杭)  !クイ [ka]
kanikugi (釘)  カニクギ [kanakaka]
  garakugi (竹釘)。竹で作った。  ガラクギ [karakaka]
  garaは「竹」のことで,孟宗竹のよう
  な大きな竹。小さい竹は deː という。  ガラ [kara]。  デー [ta]
  普通釣竿に使うもの。
kïːkugi (くさび)。「木釘」という表現。  キ゚ークギ [kakaka]
●4. 「糠(ぬか)に釘(くぎ)」 in 上方いろはかるた
   [min2ukku, mEkku] 同音群
【民】min2ukku-tal (= 01 1. to polish, brighten, beautify; 2. to remove ★bran from rice in polishing; to make a display or show) ぬか
【民】mEkku (= 02 1. wedge; 2. wooden nail; wooden ★peg) ぬか
---
【民】Cagku (= spike, stake, pole, ★peg) くぎ (c-k)
【民】cakkai (= 02 1. chips; 2. small wooden ★peg; 3. wadding of a gun) くぎ (c-k)
---
【趣 299.】 ★nail - gag [NAIL] (= wr. ĝešgag; gag; urudgag "arrowhead; ★peg, ★nail" Akk. sikkatu; ūşu) 釘(くぎ) or 杭(くい) (g-k, g-y) ◎
c. 英語 peg も、くぎ。 (p-k)
【趣 299-2】 - [ (ĝiš)gag, kak (= : ★peg; ★nail, spike; bone; hinge, joint, knee (reduplicated to be long and neck-like; cf., gub) [KAK archaic frequency: 46; concatenates 2 sign variants)] . ] 釘(くぎ) or 角(かく)
toːgë (鍬[くわ])  トーゲ゚ [taka]  項番「トングェ 唐鍬[とうぐわ、とうが]くわ」
  toːtsïmu (田を耕す鍬)。木に金の刃
  をついだ鍬。  トーツィ゚ム [tatana]
  wuːtoːgë (先が尖り,巾が狭い鍬)  ゥウートーゲ゚ [ataka]
  つるはしのような役目をする。
  tʔaːtsïmata (二つまたの鍬)  !ターツィ゚マタ [tatanata]
  mitsïmata (三つまたの鍬)  ミツィ゚マタ [natanata]
muʃʃu (茣蓙[ござ])  ムッシュ [nata]  項番「ムッシュ 筵[むしろ]」   項番「ネジキ」
gumitori (ちりとり)  グミトリ [kanatara]
gumu (ゴム)  グム [kana]
sau (竿)  サウ [ta]
deːmuku (材木)  デームク [tanaka]
saːdzïki (杯)  サージ゚キ [tataka]
ʔusebatsï (大皿)  !ウセバツィ゚ [atapata]
ʔuːdara (中皿)  !チューダラ [tatara]
kudzara (小皿)  クザラ [katara]
sadzï (匙)  サジ゚ [tata]
【賛】dAruhasta (= or m. a wooden ★spoon or ladle L.) さじ (d-s)
【民】camcA (= ★spoon) さじ、しゃもじ
nibu (杓子)  ニブ [napa]
  nibu sï midzï sikuri (杓
  子で水を汲む)  ニブ シ゚ ミジ゚ シクリ [napa ta nata takara]
  miʃige (飯杓子)  ミシィゲ [nataka]
  sïrugai (汁杓子)  シ゚ルガイ [taraka]
【賛】nirvApa (= m. scattering, strewing, ★pouring out 注ぎ出す, offering.) ニブ
seː (ざる)  セー [ta]
dʒuː (重箱)  ズュー [ta]
  sikidʒuː (供物の重箱)  シキズュー [takata]
dʒoːgu (漏斗[じょうご])  ジョーグ [taka]
tsïga (桝[ます])  ツィ゚ガ [taka]  項番「チガ 枡 ます、升(ます)、 mesure /メジャー or マスレ/ 」
masï (桝)  マシ゚ [nata]
  ʔiʃʃumasï (一升桝)  !イッシュマシ゚ [atanata]
judari (鋤[すき])  ユダリ [atara]  項番「ユダイ」
  金で作ったもので,田・畑を耕す。
sumidora (炭俵)  スミドラ [tanatara]
suribatsï (すり鉢)  スリバツィ゚ [tarapata]
  misusuribatsï (味噌すり鉢)  ミススリバツィ゚ [natatarapata]
sïrikugi (すりこぎ)  シ゚リクギ [tarakaka]
seiro (せいろ・蒸籠)  セイロ [tara]  項番「クシキ 甑[こしき]」
kuʃiki (餅。だんごなどをふかしたりする
せいろのようなもの)  クシィキ [kataka]
kejagari (石油燈)  ケヤガリ [kakara]
  φunadampu (舟ランプ)  フュナダムンプ [panatanpa]
  kasadampu (傘ランプ)  カサダムンプ [katatanpa]
  ʔandon (行燈,四方に紙を張って風
  を防いだ)  !アンドン [antan]  項番「アンドン 行燈」
saun (石鹸)  サウン [tan]
【民】cAvUn2 (= ★soap) サウン
dzïn (膳)  ジ゚ン [tan]
  dzïn mutsï kuː (膳を持って来
  い)  ジ゚ン ムツィ゚ クー [tan nata ka]
tarë (盥[たらい])  タレ゚ [tara]
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tawaʃi (たわし)  タワシィ [tata]
【民】tuvaTTu-tal (= 01 1. to ★wipe off 拭い去る、拭い取る、拭き取る moisture, as after bathing; 2. to boil or stew with a little water, as curry, meat, etc; 3. to taste in small quantities, as pickles for giving relish to food; 4. to crush, press hard 強く押す; to overwork) タワシィ
--
【民】kuccuppuRcAttu-tal (= to ★wipe an idol with fine grass) ゴシゴシ
【賛】kSAlita (= mfn. washed , cleansed , cleaned Sus3r. ; ★wiped away , removed Ra1jat.) こするだ、ごしごし
dʒoːkin (雑巾)  ジョーキン [takan]
kanaguda (脱穀機が出来る前の脱穀用の
道具。鉄の棒を櫛の目のように揃え,そこに
稲穂をかけて脱穀した)  カナグダ [kanakata]
dakkokki (脱穀機)  ダッコッキ [takaka]
tsikue (机)  ツィクエ [taka]  項番「シュクデ 机」
tsïna (綱)  ツィ゚ナ [tana]
  waradzïna (藁綱)  ワラジ゚ナ [aratana]
  sïrodzïna (棕櫚綱[しゅろ つな])。牛の鼻綱にも
  用いるが,牛の鼻がすれて穴が大きく
  なるのであまりよくない。牛の鼻には
  阿且綱が最適である。  シ゚ロジ゚ナ [taratana]
  ʔadanasï (阿且綱)本来は「阿旦の
  気根」のこと。繩を作ると強い。  !アダナシ゚ [atanata]
tsïruhaʃi (つるはし)  ツィ゚ルハシィ [tarapata]  項番「トゥチムン」
【賛】svahastikA (= f. a hoe , ★mattock マトック◆つるはしに似たくわ。, pickaxe つるはし、ピカックス Pan5cat.) つはしカー (sv-t)
【賛】taragku (= 02 1. point of a lance; 2. the iron piece at the root of a ★mattock, wound round the handle ハンドルに巻きつける。) つるぐく
sokudai (茶台)。「食台」という表現で,
食卓一般をも指す。  ソクダイ [takata]
tiːri (手入れ)  ティーリ [tara]
hanïgara (てこ)。鉄や木で作ったもの。  ハニ゚ガラ [panakara]
tïppoː (鉄砲)  ティ゚ッポー [tapa]
tïgjo (天秤棒)  ティ゚ギョ [taka]
  両側から二人でかつぐとき,担い棒を
  tʔarukatetïgjoといい,その担ぎ方を
  ʔaguragatëという。  !タルカテティ゚ギョ [tarakatataka],   !アグラガテ゚ [akarakata]
  一人でかつぐとき,担い棒をtïgjo,  ティ゚ギョ [taka]
  その担ぎ方をtʃʔurigatëという。  !チュリガテ゚ [tarakata]
  担いで売ることをkateʔuriという。  カテ!ウリ [katara]
kateri (かつぐ)  カテリ [katara]
haŋgiri (かごに紐をつけ,紐を額にかけて
かごを背負う)  ハンギリ [pankara]  項番「ハンギィテ」
kamïri (頭上運搬をする)。徳之島では昔
から頭上運搬をしない.  カミ゚リ [kanara]
kamï (徳利[とっくり])  カミ゚ [kana]
  saŋgoːbin (三合徳利)  サンゴービン [tankapan]
domburi (どんぶり鉢)  ドムンブリ [tanpara]
mutsï (とりもち)  ムツィ゚ [nata]
nabï (鍋)  ナビ゚ [napa]
  nandʒiki (おこげ)  ナンジィキ [nantaka]  -25- と重複
  φëŋgo (鍋ずみ)。垢はʔakïという。  フェ゚ンゴ [panka]。  !アキ゚ [aka]
nabïsiki (鍋敷)  ナビ゚シキ [napataka]
tamun (薪)  タムン [tanan]
  ʔuduru (枝の薪)  !ウドゥル [atara]
  waridamun (割り木)  ワリダムン [aratanan]
maruta (丸太)  マルタ [narata]
【民】muNTu (= 02 1. petulance, obstinacy; 2. vehement attack; 3. stupidity; 4. knot, as in a tree; 5. bulging or protuberance; 6. short ★log; wooden prop 木製支柱; 7. joint of the body; 8. hump) まんた、マルタ (N-L)
sïdzïri (もえさし)  シ゚ジ゚リ [tatara]
ʔukiri (炭火)  !ウキリ [akara]
sïmi (炭)  シ゚ミ [tana]
hai (灰)  ハイ [pa]
dzïru (地炉)。火を炊くところで,台所
のかまどの周辺全体を指す。  ジ゚ル [tara]  -36- と重複
noːgiri (鋸)  ノーギリ [nakara]
  nokoŋkuʃu (おが屑)  ノコンクシュ [nakankata]
numi (鑿[のみ])  ヌミ [nana]
nuri (糊)  ヌリ [nara]
sïbjaːsï (灰掻)  シ゚ビャーシ゚ [tapata]
  sïnatagui (製糖のとき使うかまど
  の灰掻)  シ゚ナタグイ [tanataka]
tsïkkiri (秤)  ツィ゚ッキリ [takara]  項番「チッキリ 扛秤」
  saradzïkkiri (皿の付いた小さい秤)  サラジ゚ッキリ [taratakara]
  kʔindʒo (百斤以上のものをはかる大
  きい秤)  !キンジョ [kanta]
  kʔwamme (貫目)。秤の目方。  !クゥヮムンメ [kanna]
  kʔimme (斤目)。秤の目方。  !キムンメ [kanna]
【民】kan2n2attaTTu (= scale-pan, pan of a small ★balance) キンジョ
【賛】kAca (= ; the string of the scale of a ★balance L. ; ) キンジョ (+ン)
【賛】kiMcid (= n. (see 2. %{ka4}) `\" something \"\'N. of a particular ★measure (= eight handfuls) Comm. on S3a1n3khGr2. ;) キンジョ
【賛】khAra (= m., {khArI3} f. a cert. ★measure of grain.) かんめ(貫目) (+ン, r-m)
【民】pAkki (= 1. ★balance, outstandings, arrears; 2. remainder) はかーい、はかーり
haku (箱)  ハク [paka]
cf. 教育漢字 71 no 箱 はこ box, case, wagon  f17_1#n.71
mʔjasï (箸)  !ミャシ゚ [nata]
hasami (鋏)  ハサミ [patana]
【宮古口】ぱさン /pasam/多ぱしゃン /paɕam/ 多與 新鏡 名詞 〈全〉鋏  〈新、友〉サソリ
【民】poTiveTTi (= goldsmith's shears or ★scissors 金細工の鋏またははさみ) はさみダ (v-m)
【民】poTiyIr (= ★pincers ピンセット) ぱさン/ぱしゃン (r-n)、はさみ (r-m)
【民】puccam (= 1. tail; 2. hinder part; 3. comet; 4. fold of a man's cloth, partly left hanging behind; 5. remainder or unexpired portion of a titi or a naks1atra ; 6. peacock feather; 7. ★scorpion's sting 刺すこと、針、とげ; 8. ★scorpion サソリ) ぱさン/ぱしゃン、はさみ
hatsï (鉢)  ハツィ゚ [pata]
sïbatsï (火鉢)  シ゚バツィ゚ [tapata]
sïnosï (火のし)。çinosï ともいう。  シ゚ノシ゚ [kanta]。  シヒノシ゚ [tanata]
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hari (針)  ハリ [para]
  minda (針の穴)  ミンダ [nanta]
juju (針金)  ユユ [a]
noro (布)  ノロ [nara]
  norohaba (布巾)  ノロハバ [narapapa]
cf. 教育漢字 70 no 布 ぬの cloth, fabric, textile  きれ  f17_1#n.70
φuku (袋)  フュク [paka]
φuta (蓋)  フュタ [pata]
  nabïnuφuta (鍋の蓋)  ナビ゚ヌフュタ [napanapata]
  kamïnuφuta (甕の蓋)  カミ゚ヌフュタ [kananapata]
φuri (ふるい)  フュリ [para]
φurusïki (ふろしき)  フュルシ゚キ [parataka]
φuton (ふとん)  フュトン [patan]
dzabuton (座ぶとん)  ザブトン [tapatan]
φïra (へら)  フィ゚ラ [para]
hoki (箒)  ホキ [paka]
boː (棒)  ボー [pa]
bun (盆)  ブン [pan]
makkwa (枕)  マックゥヮ [naka]
tsïga (桝)  ツィ゚ガ [taka]
mʔaga (馬鍬)  !マガ [naka]
  sïrudʒa (木製の整地用のもの)  シ゚ルジャ [tarata]
banatʃa (まな板)  バナチャ [panata]
tsïkigi (マッチ)  ツィ゚キギ [takaka]
  sïno (すみ)  シ゚ノ [tana]
  çiʔutsïʔisï (火打石)  シヒ!ウツィ゚!イシ゚ [tatata]
  çiʔutsïgani (火打金)  シヒ!ウツィ゚ガニ [tatakana]
çiː (火)。mʔatsïともいう。  シヒー [ta]。  !マツィ゚ [nata]
hara (箕)。穀類などからごみを払い分け
る道具。  ハラ [para]
juri (箕)。ふるいのようにゆすって大小
をふり分ける道具。  ユリ [ara]
muʃʃu (筵[むしろ])  ムッシュ [nata]
  muʃʃu ʔutsï (筵を作る)  ムッシュ !ウツィ゚ [nata ata]
muŋgjara (麦わら)  ムンギャラ [nankara]
jaː (矢)  ヤー [a]
jumi (弓)  ユミ [ana]
monosaʃi (物差し)  モノサシィ [nanatata]
tʃuka (湯わかし)  チュカ [taka]
kibiju (急須)  キビユ [kapa]
dampu (ランプ)  ダムンプ [tanpa]
φuja (ランプの火屋)  フュヤ [pa]
  kasa (傘)  カサ [kata]
  dzïmi (芯)  ジ゚ミ [tana]
  sïkijuʔiri (石油を入れる)  シ゚キユ!イリ [takara]
doːsoku (ローソク)  ドーソク [tataka]
tuːru (ランプ)  トゥール [tara]
tʃawan (茶碗)  チャワン [tan]
  sïrudʒawan (お汁の碗)  シ゚ルジャワン [taratan]
  mïsïdʒawan (ごはんの碗)  ミ゚シ゚ジャワン [natatan]
tʃadʒawan (湯のみ)  チャジャワン [tatan]
ʃiːmuŋguki (吸物を入れる碗)  シィームングキ [tanankaka]
ʔami (網)  !アミ [ana]
  nagiʔami (投網)  ナギ!アミ [nakana]
  ʔambikja (底引き網)  !アムンビキャ [anpaka]
  tsïkiʔami (潮の満干を待つ漁法に
  用いる)  ツィ゚キ!アミ [takana]
  ʔibiʔami (海老網)  !イビ!アミ [apana]
  tubijuʔami (飛魚をとる網)  トゥビユ!アミ [tapana]
  sïmïʔami (追込み漁の網)  シ゚ミ゚!アミ [tanana]
  ʃurinʔami (ジャコウをとる網)  シュリン!アミ [taranana]
ʔikjabiki (烏賊釣り)  !イキャビキ [akapaka]
sorabiki (さわらなどをとる漁法)  ソラビキ [tarapaka]
soratsïki (さわらなどを突く古い漁法)。  ソラツィ゚キ [tarataka]
  魚はtugja (銛[もり])で突く。  トゥギャ [tanataka]
ʔikjari (錨[いかり])  !イキャリ [akara]
ʔukï (浮標)  !ウキ゚ [aka]
kajo (櫂[かい])  カヨ [ka]
  ʔutsïgajo (ボート用の櫂)  !ウツィ゚ガヨ [ataka]
sendoː (船頭)  センドー [tanta]
duː (櫓[ろ])  ドゥー [ta]
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ʔjuːdïru (魚籠)  !ユーディ゚ル [atara]
gjuʃin (漁船)  ギュシィン [katan]
  kudakabuni (くり舟)。「久高舟」
  という表現。久高は沖繩南部東海岸の
  小島で漁が盛んで奄美各地へ行って漁
  をした。  クダカブニ [katakapana]
  katsokkwasïbuni (鰹船)「鰹釣船」
  という表現。  カッソックゥヮシ゚ブニ [katakatapana]
【賛】kASThakuddAla (= m. a kind of wooden shovel or scraper (used for baling water out of a ★boat , or for scraping and cleaning its bottom) L. [281,2] ; (vv.ll. %{-kudAla} and %{-kUddAla}.)) くだかッダーラ
ʔumutï (舳先)  !ウムティ゚ [anata]
tomo (艫)  トモ [tana]
φuninuφu (舟の帆)  フュニヌフュ [pananapa]
haʃira (帆柱)  ハシィラ [patara]
muri (一本銛[もり])  ムリ [nara]
tugja (三本銛[もり])  トゥギャ [taka]
gjuːsa (漁師)  ギューサ [kata]
〒1.10   ↑Top
(10)労働関係の語彙
duːmumi (あんま)。「胴操み」という表現。  ドゥームミ [tanana]
ʔisa (医者)  !イサ [ata]
ʔinikari (稲刈り)  !イニカリ [anakara]
momihosï (籾干し)  モミホシ゚ [nanapata]
taːʔuiri (田植え)  ター!ウイリ [tara]
ʔuni (畝[うね])。  !ウニ [ana]
  ʔuni wari (畝をつくる)  !ウニ ワリ [ana ara]
makïrï (まける)  マキ゚リ゚ [nakara]
  kurï makïrun (これをまける)  クリ゚ マキ゚ルン [kara nakaran]
ʔabïri (声を出す)  !アビ゚リ [apara]
kani (金)  カニ [kana]
  kanï mutsi (金持ち)  カニ゚ ムツィ [kana nata]
cf. 教育漢字   228 no 銭 ぜに、すき(鋤) money, cash, currency, coins お金  f17_1#n.228
kandʒakuja (鍛冶屋)  カンジャクヤ [kantaka]
  kandʒaku ʃun tʃu (鍛冶をする人)  カンジャク シュン チュ [kantaka tan ta]
turi ʔiri (鶏を射る)  トゥリ !イリ [tara ara]
saːri dusï (雨が降らない年)  サーリ ドゥシ゚ [tara tata]
  kikindusï (飢饅の年)  キキンドゥシ゚ [kakantata]
【民】tavaRu (= 02 1. mistake, error, blunder; 2. failure in purpose or accomplishment, as in an examination; 3. fault delinquency, misconduct, transgression; 4. dirt, uncleanness; 5. want; trouble; 6. ★drought 干ばつ, famine) サーリ
【賛】sthala (= n. raised or ★dry 日照り ground, land (opp. water), earth, ground, place, spot; {sthalI} f. mound, eminence (also {stha3lA}), ground, spot.) サーリ
kanï (金)  カニ゚ [kana]
  kanïga neːdan mun saran
(金がないと何もできない)  カニ゚ガ ネーダン ムン サラン [kanaka natan nan taran]
ʔiφukudusï (豊年)  !イフュクドゥシ゚ [apakatata]
  janïja ʔiφukudusï naruwa
  (来年は豊年になるよ)  ヤニ゚ヤ !イフュクドゥシ゚ ナルワ [ana apakatata nara]
c. 「豊作(ほうさく)」!イフュク、は、インド弁不明。  why?
kusa (草)  クサ [kata]
  kusa turi (草取り)  クサ トゥリ [kata tara]
  kusa kagari (草取り,手や鎌な
  どで田や畑などの草を取ること)  クサ カガリ [kata kakara]
kusakari (草刈り)  クサカリ [katakara]
cf. 教育漢字 13 no 草 くさ grass  f17_1#n.13
kusuri (薬)  クスリ [katara]
  numiguʃuri (飲み薬)  ヌミグシュリ [nanakatara]
  tsïkïguʃuri (つけ薬)  ツィ゚キ゚グシュリ [takakatara]
cf. 教育漢字 48 no 薬 くすり medicine  f17_1#n.48
kjuːroː (月給)  キューロー [kara]
ʔukïtun (小作している)  !ウキ゚トゥン [akatan]
  ʔukïratantʃu (小作させている人)  !ウキ゚ラタンチュ [akaratanta]
  ʔukïtuntʃu (小作している人)  !ウキ゚トゥンチュ [akatanta]
murë (乞食[こじき])  ムレ゚ [nara]  項番「ムレ」貰い
kodzukaisen (小遣銭)  コズカイセン [katakatan]
kumïja (米屋)  クミ゚ヤ [kana]
dzaisan (財産)  ザイサン [tatan]
muntsukuri (作物)。tsukurimun と
もいう。  ムンツクリ [nantakara]。  ツクリムン [takaranan]
saːtaːsïː (砂糖製造)  サーターシ゚ー [tatata]
  saːtaːsïːdzïki (製糖期)旧正
  月頃から三月頃まで。  サーターシ゚ージ゚キ [tatatataka]
-41-   ↑Top
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  saːtaːsïːnakama (製糖する仲間)  サーターシ゚ーナカマ [tatatanakana]
  sekkai (石灰)砂糖に入れる。  セッカイ [taka]
  takimon (炊きもの)  タキモン [takanan]
juiwaku (労働交換)  ユイワク [aka]  項番「ユイワク」 、 項番「ワク、仕事」
junabï (夜なべ)  ユナビ゚ [anapa]  項番「ユナビ」
sïgutu (仕事)  シ゚グトゥ [anapa]  項番「ワク 仕事」 、 項番「仕事(シギュト)」
  tʃʔittʃaːharu (早朝から夕方まで家
  に帰らず一日中畑で働くこと)  !チッチャーハル [tatapara]
watʃamïri (仕度する)  ワチャミ゚リ [atanara]
【賛】vidhA (= P. A1. %{-dadhAti} , %{-dhatte} , to distribute , apportion , grant , bestow RV. (with %{kAmam} , to fulfil a wish) ; to furnish , supply , procure (with %{AtmanaH} , `\" for one\'s self \"\') MBh. ; to spread , diffuse RV. ; to put in order , arrange , dispose , ★prepare , make ready RV. ;) ワチャ
【賛】vartI (= ) f. anything rolled or wrapped round , a pad , a kind of bandage bound round a wound Sus3r. ; any cosmetic ★prepared from various substances (used as a remedy in the form of a paste or pill) ib. [925,3] ;) ワチャ
【賛】marjya (= mfn. to be cleansed or ★prepared (said of Soma) RV.) ミ゚リ
jateban (畑や家造りで手間賃を取らず
ただで仕事を手伝うこと)  ヤテバン [atapan]
hatenusï (畑の主)  ハテヌシ゚ [patanata]
  tannusï (田の主)  タンヌシ゚ [tannata]
ʔukka (借金)  !ウッカ [aka]
  ʔukkadarakë (借金が多いこと)  !ウッカダラケ゚ [akataraka]
【民】varAkkaTan2 (= bad ★debt) ウッカたん
misï (店)  ミシ゚ [nata]
  misïjanu nusï (店の主)  ミシ゚ヤヌ ヌシ゚ [natana nata]
  katëʔuri (行商)  カテ゚!ウリ [katara]
cf. 教育漢字 34 no 店 みせ shop  f17_1#n.34
taːhatë (田畑)  ターハテ゚ [tapata]
tassï (しろかきなど田を作ること)  タッシ゚ [tata]
  tanïʔurusï (種子蒔き)  タニ゚!ウルシ゚ [tanarata]
naituri (苗取り)  ナイトゥリ [natara]
taːʔuï (田植え)  ター!ウイ゚ [ta]
  taːʔuïttʃu (田植えの人)  ター!ウイ゚ッチュ [tata]
taːwaku (田起こし)  ターワク [taka]
seːku (大工)  セーク [taka]  項番「セーク」
tsïmitatigujaʃi (堆肥)  ツィ゚ミタティグヤシィ [tanatatakata]
tanïʔurusï (種蒔)  タニ゚!ウルシ゚ [tanarata]
tamiʔiki (溜池)  タミ!イキ [tanaka]
toːra (俵)  トーラ [tara]  項番「トゥラ」
tsïri (釣り銭)  ツィ゚リ [tara]
kaʃi (手伝)。kaʃi sï (加勢する)  カシィ [kata]。  カシィ シ゚ [kata ta]
tiːnaroi (手習い)  ティーナロイ [tanara]
tïmadori (手間)  ティ゚マドリ [tanatara]
çima (暇)  シヒマ [tana]
nai (苗)  ナイ [na]
  nai kagati ʔuiri (稲の苗を引
  いて植える)  ナイ カガティ !ウイリ [na kakata ara]
taninoʃu (苗代)  タニノシュ [tananata]
garaŋgara (鳴子)  ガランガラ [karankara]
tanï (種)  タニ゚ [tana]  項番「タネ 種子」
naŋgi (難儀)  ナンギ [nanka]  項番「ナンギ」
  kun ʃigutuja naŋgina ʃigutu
  (この仕事は難儀な仕事)  クン シィグトゥヤ ナンギナ シィグトゥ [kan takata nankana takata]
deː (代)  デー [ta]
  kuri ʔikisaga (これいくらか)  クリ !イキサガ [kara akataka]
sakunïn (農業をする人)  サクニ゚ン [takanan]
  hatë ʃigutu (畑仕事)  ハテ゚ シィグトゥ [pata takata]
  taːʃigutu (田仕事)  ターシィグトゥ [tatakata]
jakunïn (役人)  ヤクニ゚ン [akanan]
ʔasïbija (遊び屋。飲み屋のこと)  !アシ゚ビヤ [atapa]
hatë (畑)  ハテ゚ [pata]  -27- と重複 但し、「ハテ
 ※牛をあつかうときのことば
  kjuː (左に回れ)  キュー [ka]
  ʔunja (右に回れ)  !ウニャ [ana]
  ʃidʒu (後へもどれ)  シィズュ [tata]
  φui (前進せよ)  フュイ [pa]
  doː (止まれ)  ドー [ta]
hareː (払い)  ハレー [para]
ʔuːtambi (人を頼む,日雇い)  !チュータムンビ [tatanpa]
kujasï (肥料)  クヤシ゚ [kata]  項番「クゥエー こやし 肥料」
  mʔaŋkëː (馬肥)  !マンケ゚ー [nanka]
  jaginukwëː (山羊の肥)  ヤギヌクゥェ゚ー [akanaka]
  ʔusïtatïgwëː (牛肥)  !ウシ゚タティ゚グゥェ゚ー [atatataka]
  turinukuʃu (鳥の糞)  トゥリヌクシュ [taranakata]
naŋgisaː (貧乏)  ナンギサー [nankata]
  naŋgina kuraʃi (貧しい暮らし)  ナンギナ クラシィ [nankana karata]
【民】nAkUrccalli (= 1. a small copper coin of the dutch, minted at Nagore; 2. very ★poor person) ナンギサーり (+ン)
tsikkoi (さとうきび,稲,野菜など欠け
たところに補い植える)  ツィッコイ [taka]
tïmbjaʔuï (濃い目に植えたもの)  ティ゚ムンビャ!ウイ゚ [tanpa]
-42-   ↑Top
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hagusasï (稲を蒔く植えたもの)  ハグサシ゚ [pakatata]
φusïrasï (間引く)  フュシ゚ラシ゚ [patarata]
mugiʔui (麦蒔)  ムギ!ウイ [naka]
mutsïtsïki (餅をつく)  ムツィ゚ツィ゚キ [natataka]
jaduja (宿屋)  ヤドゥヤ [ata]
【賛】vAstu (= n. (m.) ★dwelling 住居, home.) やど
【民】OTTal (= ★hotel 宿屋 (TLS)) やど (l 無音)
janusï (家主)  ヤヌシ゚ [anata]
jamasï (山仕事)  ヤマシ゚ [anata]
hatë ʃigutu (畑仕事)  ハテ゚ シィグトゥ [pata takata]
kʔuŋgi (罠)  !クンギ [kanka]
  kʔuŋgitʃu (罠をかける人)  !クンギチュ [kankata]
  jamasï kʔuŋgi (猪の罠)。猪の
  四足をくくるように仕掛けたもの。  ヤマシ゚ !クンギ [anata kanka]
jama (ねずみをとる罠)  ヤマ [ana]
【民】kaNNikaTTu-tal (= 1. to bud; 2. to set a ★snare, a net) クンギっつ
【民】kaNNivai-ttal (= to set a ★snare or trap for catching game etc) クンギ (v-g)
【賛】kUTavAgurA (= f. a hidden trap or snare.*) クンギ (+ン, T 無音) 【琉球】n■ヤーマ 罠、トラップ
【賛】vAgurA (= f. a net (for catching deer or wild animals) , ★trap , toils , ★snare , noose MBh.) ヤーマ (g-m)、クンギ (v-k, +ン)
【賛】jAla (= 1 n. net, web, springe 〔小動物を捕らえるための〕わな, ★snare 罠(わな), coat or helmet of wire, grate, lattice, (lattice-) window, the membrane between the toes of waterbirds (supposed also to exist between the toes and fingers of godlike personages), mane (of a lion); collection, multitude.) ヤマー (l-m)、やな
〒1.11   ↑Top
(11)祭遊関係の語彙
kamisama wugami (祭りの総称,神様
拝み)  カミサマ ゥウガミ [kanatana akana]
ʔitʃijadumari (一日中泊りこんで祈る)  !イチヤドゥマリ [atatanara]
ʔaːtoːtoganaʃi toːtoganaʃi (祈る
時の言葉)  !アートートガナシィ トートガナシィ [atatakanata tatakanata]
【賛】AzAs (= A1. %{-zAste} (aor. 1. pl. %{A4-ziSAmahi} RV. ) to desire , wish , ask , ★pray for ; to hope , expect RV. ; to instruct , order , command Katha1s. ; to subdue RV. [%{A4-zAdhi} = `\" %{anuziSTAn@kuru} \"\' Sa1y.]) アートート
kamisama (神様)  カミサマ [kanatana]
【民】kAmatEvan2 (= indian cupid, the ★god of love) カミサマ
juːrei (幽霊)  ユーレイ [ara]
【賛】alale (= ind. (cf. %{arare}) , a word of no import occurring in the dialect or gibberish of the Pis3a1cas (a class of ★goblins 〔伝説上の〕ゴブリン、小鬼 [◆気難しく、悪さばかりをする小悪魔で、伝統的にノーム(gnome)から人間程度の大きさで、醜い姿で描かれる] introduced in plays , &c.) L.) ゆうれい(幽霊)
【民】iraviRRirivOn2 (= ★demon or ★goblin, one who moves about during night-time) ゆうれいノ
ʔummaburi (人魂)  !チュムンマブリ [tannapara]
  ʔikimaburi (死の直前,親しい人に
  現われる)  !イキマブリ [akanapara]
maduriとなって現われると一ケ月しないうち
に死んでしまう。  マドゥリ [natara]
kïmmun (人をおそったりするカエルのよう
な化物)  キ゚ムンムン [kannan]
gamaora (かっぱ)  ガマオラ [kanara]  項番「ガワラ」
sïdama (火魂)  シ゚ダマ [tatana]
  sïdamaga tubi (火魂が飛ぶ)  シ゚ダマガ トゥビ [tatanaka tapa]
ʔamënige (雨乞い)  !アメ゚ニゲ [ananaka]
φuːgusuku (大城),ʔagarigusuku
(東城)などに登って,蓑や笠をかぶっ
て行なう。gusukuは現在では公民館に
なっている。  フューグスク [pakataka]。  !アガリグスク [akarakataka]。  グスク [kataka]
tusïnujuru (大晦日)  トゥシ゚ヌユル [tatanara]
soːgwatsï (正月)  ソーグゥヮツィ゚ [takata]  項番「グヮンチョウ 元朝」
正月元日は janjuːwë (家の祝)をし,
3日と4日は toʃinowai (還暦の祝)5
日は ha tʃibaruʔidʒiri (初仕事)を
し,16日は sendʒomatsuri (先祖祭
り)をする。
  ヤニューゥエ゚ [ana]。  トシィノワイ [tatana]  ハ チバル!イジィリ [pa taparatara]  センジョマツリ [tantanatara]。
【琉球】そーぐゎち お正月(66)
【民】samvatsarAti (= the ★new year day of the telugus and the kanarese) そーがち (v-g) ,
【民】cuttatin2am (= 1. ★new year's day;) がんたん(+ん; 元旦)
kadomatsï (門松)  カドマツィ゚ [katanata]
ʃimenawa (しめなわ)  シィメナワ [tanana]
wandʒitsï (元旦)  ワンジィツィ゚ [antata]
çigan (彼岸)  シヒガン [takan]
wakamidzï (若水)  ワカミジ゚ [akanata]
  正月にhanagumï (花米)を井戸に供
  えてから若水を汲んだ。  ハナグミ゚ [panakana]
wunagunu ʃiku (桃の節句)  ゥウナグヌ シィク [anakana taka]
jiŋganu sekku (端午の節句)  ィインガヌ セkク [ankana taka]
ʃikjuma (稲の収穫の祭り,新米を供える)  シィキュマ [takana]
turihamï (初穂祭り)  トゥリハミ゚ [tarapana]
hamaʔuri (浜下り,7,8月に行なう)  ハマ!ウリ [panara]
dʒuːguja (十五夜)  ズューグヤ [taka]
tuːrumi (先祖祭り,餅を作って墓参りを
する)  トゥールミ [tarana]
ʔiφëː (位牌)。ʔudzïsï ともいう。  !イフェ゚ー [apa]。  !ウジ゚シ゚ [atata]  項番「イフェー」
【賛】paddhati (= (for %{-hati}) f. `\" foot-stroke 足跡 \"\' , a way , path , course , line Hariv. (also %{-tI} g. %{bahv-Adi}) ; sign , ★token しるし、証拠、兆候、表象 Ja1takam. ;) ウジシ (p 無音)、あしあと
【民】ottezuttiTu-tal (= to sign in ★token of agreement (TLS)) ウジシ
haka (墓)。  ハカ [paka]
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  haka mëri (墓参りをする)  ハカ メ゚リ [paka nara]  項番「ハカメイ」
dzïgoku (地獄)  ジ゚ゴク [takaka]
gokuraku (極楽)  ゴクラク [kakaraka]
【賛】zakraloka (= m. = %{-bhavana} Mn. R. ; %{-bhAj} mfn. sharing IñIndra\'s heaven or ★paradise MW.) ゾクラク → ゴクラク (z-ki-g)
soːʃiki (葬式)  ソーシィキ [tataka]  項番「トンベ」
sakimuri (婚約)。kutsïmusïbi ともい
う。「口結び」という表現。  サキムリ [takanara]。  クツィ゚ムシ゚ビ [katanatapa]  項番「クチムスビ」 、   項番「サケィムイ 酒盛、結納の変形」
ʔaːriri (離婚する)  !アーリリ [arara]  項番「アリリ」
jumïduri juwë (結婚式)。「嫁取り
祝い」という表現。  ユミ゚ドゥリ ユゥエ゚ [anatara a]  項番「ユェー 祝い」
【民】varayAttirai (= setting out of the bridegroom in procession towards the house of the bride, at a ★marriage) ユミ゚ドゥリ (r-m)
tudzï muroi (妻をもらう)  トゥジ゚ ムロイ [tata nara]
wutu mutsï (夫をもつ)  ゥウトゥ ムツィ゚ [ata nata]
kutsïmusïbi (結納)  クツィ゚ムシ゚ビ [katanatapa]
  saŋgoːbin (三合瓶)ともいう。  サンゴービン [tankapan]  項番「クチムスビ 口結び/婚約/結納」
【賛】saMkara (= m. mixing together , commingling , intermixture confusion (esp. of castes or races , proceeding from the ★intermarriage of a man with a woman of a higher caste or from the promiscuous intercourse of the four tribes , and again from the indiscriminate cohabitation of their descendants ; cf. %{yoni-s-}) Mn. ; the offspring of a mixed ★marriage R. ; any action similar to the intermixture of castes (sometimes n.) MBh. ; (in rhet.) the confusion or blending together of metaphors which ought to be kept distinct (opp. to %{saM-sRSTi} q.v.) ; Ⓖメートル。 混合、混合、混同混同(特にカーストまたは人種の混同、より高いカーストの女性との男性の異人種間結婚、または4つの部族の無差別な性交、およびそれらの子孫の無差別な同居から生じる; cf. %{yoni-s-}) Mn. ; 混合★結婚の子孫 R. ; カーストの混合に似た行動 (時々 n.) MBh. ; (rhet.) 区別しておくべき比喩の混同または混同 (opp. to %{saM-sRSTi} q.v.)) サンゴー
nakusamï (歌や踊り)  ナクサミ゚ [nakatana]
  juwë nakusamï (お祝いの歌や
  踊り)  ユゥエ゚ ナクサミ゚ [a nakatana]  項番「ナクサミ 慰み」
ʔuta (歌)  !ウタ [ata]
cf. 教育漢字 390 no 詩 シ、うた verse, poem  f17_1#n.390
wuduri (踊り)  ゥウドゥリ [atara]  項番「ハチグヮチウドイ 八月踊り」
jidzï (絵)  ィイジ゚ [ata]
jempitsï (鉛筆)  ィエムンピツィ゚ [anpata]
  jempitsïnu sïnnu wurïtï (鉛
  筆の芯が折れた)  ィエムンピツィ゚ヌ シ゚ンヌ ゥウリ゚ティ゚ [anpatana tanna arata]
sïsïreːsïsïrëbuku (お手玉)  シ゚シ゚レーシ゚シ゚レ゚ブク [tataratatarapaka]
  sïsïreːsïsïre ʔagïri (お手玉を
する)  シ゚シ゚レーシ゚シ゚レ !アギ゚リ [tataratatara akara]
kakuigoto (かくれんぼ)  カクイゴト [kakakata]
  ʔonï (鬼)  !オニ゚ [ana]
【魚津弁】オン   (= 鬼)
【民】aNNai (= ★devil, ghost, goblin (TLS)) オニ
kakï (かけごと一般)  カキ゚ [kaka]  項番「カケ 賭」
neːgi (片足とび)  ネーギ [naka]
【民】mayiRkUttu (= 1. a dance on ★one leg) ネーギーっつ
niwatorikeŋka (片足とびをしながらぶつ
かり合う遊び)  ニワトリケンカ [natarakanka]
mʔaːφui (肩車)  !マーフュイ [napa]
【民】mARAppu (= 1. throwing the upper garment across the ★shoulder, in dressing Ⓖドレッシングで上着を肩にかける) マーフュイ
karuwadza (軽業)  カルワザ [karata]
【民】kalinaTam (= ★acrobatic performance) かりなたむ
kudʒibiki (籤[くじ])  クジィビキ [katapaka]
【民】kutiraiccITTu (= ★lottery ticket in horse-races (TLS)) クジィ
tiːbui (口笛)  ティーブイ [tapa]
deːguma (こま・独楽)  デーグマ [takana]
  deːguma moːsï (独楽をまわす)  デーグマ モーシ゚ [takana nata]
ʔusï ʔoːsï (闘牛)  !ウシ゚ !オーシ゚ [ata ata]
sïma (角力)  シ゚マ [tana]  -44- と重複
niːʔutʃi (杭打ち)。niːʔutsïともいう。  ニー!ウチ [nata]。  ニー!ウツィ゚ [nata]
杭のようなものを打ち合って遊ぶ。niːʔutʃi
  ʔutsï (杭打ちをして遊ぶ)  ニー!ウチ !ウツィ゚ [ata]
naroi (稽古)。「習う」ということ。  ナロイ [nara]
  sïbaja naroi (芝居を習う)  シ゚バヤ ナロイ [tapa nara]
sansïru (三味線)  サンシ゚ル [tantara]  項番「サンシル」
  sansïru sïki (三味線を弾く)  サンシ゚ル シ゚キ [tantara taka]
ʔun (海)  !ウン [an]
judarï (漁り)  ユダリ゚ [atara]
  udarï sïːga (漁りに行く)  ユダリ゚ シ゚ーガ [atara taka]
ʔasarï (潮干狩)  !アサリ゚ [atara]
gaʃʃu (蛤[はまぐり])  ガッシュ [kata]
【賛】koSTha (= m. (%{kuS}? ; probably related to %{kukSi4} and %{ko4za}) , any one of the viscera of the body (particularly the stomach , abdomen) MBh. Sus3r. &c. [314,3] ; (%{as} L. ; %{am}) m. n. a granary , store-room MBh. BhP. (ifc. f. %{A}) ; a treasury W. ; m. an inner apartment L. ; the ★shell 貝 of anything W. ;) ガッシュ
geinin (芝居する人,芸人)  ゲイニン [kanan]
wudurisaː (踊り手)  ゥウドゥリサー [atarata]
dʒaŋken (じゃんけん)  ジャンケン [tankan]
  古くはʔaikoと言い,親指は子指に,
  子指は人差指に,人差指は親指に負け
  るというやり方であった。  !アイコ [aka]
cf. ナッシーの語源帳 1126【日】ジャンケン、けんじゃん、いんちゃん、ヤンサ 、あいこ、ちっけ   f21_1#1126
ʔuigi (水泳)  !ウイギ [aka]
sïdzïri (硯)  シ゚ジ゚リ [tatara]
sïberidai (すべり台)  シ゚ベリダイ [taparata]
sïmi (墨)  シ゚ミ [tana]
  sïmi sïri (墨をする)  シ゚ミ シ゚リ [tana tara]
sïma (相撲[すもう])  シ゚マ [tana]  項番「ウデジマ  腕角力」
  sïma turi (相撲をとる)  シ゚マ トゥリ [tana tara]
ʔusïdzïma (押し角力[おし すもう])  !ウシ゚ジ゚マ [atatana]
sïmadzïma (島角力)。昔からの島の角
力。両方とも帯をつかんでとつぐみ合う。  シ゚マジ゚マ [tanatana]
  hati gun (外かけ)  ハティ グン [pata kan]
  ʔutsï mëːgun (内かけ)  !ウツィ゚ メ゚ーグン [ata nakan]
  haŋgïdzïma (投げ角力)  ハンギ゚ジ゚マ [pankatana]
-44-   ↑Top
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  çidari haŋgï (左投げ)  シヒダリ ハンギ゚ [tatara panka]
  migi haŋgi (右投げ)  ミギ ハンギ [naka panka]
  dzïka haŋgï (引き投げ)  ジ゚カ ハンギ゚ [taka panka]
tëku (太鼓)  テ゚ク [taka]  項番「チヂン つづみ 鼓 太鼓(たいこ)」
nitaba (竹馬)  ニタバ [natapa]  項番「ネタビャ」
tako (凧)  タコ [taka]
  tako tubasï (凧をとばす)  タコ トゥバシ゚ [taka tapata]
【民】taTTukkoTi (= octagonal ★paper-kite 8角形の紙の★凧★) たこだ
【民】tArkkiyan2 (= the sacred ★kite 聖なる★凧★) たこやん
【民】vEkappuL (= sacred ★kite 聖なる★凧★) いかんぼり (+ん)【岡山弁】
tsïnasïki (綱引き)  ツィ゚ナシ゚キ [tanataka]
  川を境に ʔagare (東)と ʔiri  (西)  !アガレ [akara]。  !イリ [ara]
  に分かれて綱引きをする。
dzïː (字)  ジ゚ー [ta]
  dzïː kaki (字を書く)  ジ゚ー カキ [ta kaka]
dʒoː (手紙)  ジョー [ta]
hagaki (はがき)  ハガキ [pakaka]
tsïnawuduri  (繩とび)  ツィ゚ナゥウドゥリ [tanatara]
miŋgjoː (人形)  ミンギョー [nanka]
tïdagama (ひなたぼっこ)  ティ゚ダガマ [tatakana]
φudï (筆)  フュディ゚ [pata]  項番「フディリ 筆入れ」
muŋkarisïː (ままごと)  ムンカリシ゚ー [nankarata]
mugkari (人形・おもちゃ)  ムgカリ [nakara] ♦
【賛】mRcchakaTi (= f. a ★toy-cart made of clay 粘土でできたおもちゃのカート; T. of a drama.) ムンカかシ゚ー
【民】muccil (= ★toy winnow 唐箕、風選機、もみ殻選別機) ムgカリ
maːru (毬[まり])  マール [nara]
  marunagïrï (毬を投げる)  マルナギ゚リ゚ [naranakara]
midzï (水)  ミジ゚ [nata]
  midzï ʔasibi (水遊び)  ミジ゚ !アシビ [nata atapa]
karuta (かるた)  カルタ [karata]
kattaː (めんこ)  カッター [kata]
sïrokuro (竹で表と裏とをかえす遊び)  シ゚ロクロ [tarakara]
kakëri (ゆびきり)  カケ゚リ [kakara]  項番「カケ  賭 [かけ] 子供のゆびきり」
ʔittugwaː (おはじき)  !イットゥグゥヮー [ataka]
【民】ozugkai (= 1. lane, ★alley; 2. porch, portico) おつぐかい、いっとうぐかい
-45-   ↑Top
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〒2   ↑Top
語彙その2動詞語彙
〒2.1   ↑Top
(1)動静の語彙
ゆする ゆすぶる
çidza gutugutu φurun (膝をがたがたゆす
る)  シヒザ グトゥグトゥ フュルン [tata katakata paran]
buraŋko ʔumburi (ぶらんこをゆする)  ブランコ !ウムンブリ [paranka anpara]
kiː kugi (木をゆする)  キー クギ [ka kaka]
○ゆれうごき
うごく
mïmajunu tsïratsïra ʔiŋkjun (眉がぴく
ぴくうごく)  ミ゚マユヌ ツィ゚ラツィ゚ラ !インキュン [nanana taratara ankan]
kumunu ʔiŋkjun (雲がうごく)  クムヌ !インキュン [kanana ankan]
kurumaga ʔiŋkjun (車がうごく)  クルマガ !インキュン [karanaka ankan]
ʔuːnu sorosoro ʔattʃun (人がぞろぞろ
あるく)  !チューヌ ソロソロ !アッチュン [tana taratara atan]
duː ʔiŋkasï (体をうごかす)  ドゥー !インカシ゚ [ta ankata]
ʔisïn ma tïtsïmu sippatantï ʔiŋkima
san (石のように一つも引っぱってもうご
きもしない)  !イシ゚ン マ ティ゚ツィ゚ム シッパタンティ゚ !インキマ サン [atan na tatana tapatanta ankana tan]
kutsï ʔiŋkasï (口をうごかす)  クツィ゚ !インカシ゚ [kata ankata]
ʔudzïmusïga gudʒagudʒa ʃun (蛆虫がう
ようよしている)  !ウジ゚ムシ゚ガ グジャグジャ シュン [atanataka katakata tan]
ふる
tïː φuri (手を横にふる)  ティ゚ー フュリ [ta para]  項番「フイ  振る [ふる]」
tïː maŋki (手まねきをする)  ティ゚ー マンキ [ta nanka]
kʔubi φuri (首をふる)  !クビ フュリ [kapa para]
hata φuri (旗をふる)  ハタ フュリ [pata para]
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表 #104 【英】 to swing  f17_1#al.104  ふる、ゆする。振る shake。
ふるえる
sïgjorowan gatagata ʃun (寒くてがたが
たふるえる)  シ゚ギョロワン ガタガタ シュン [takaran katakata tan]
gigitʃirigui (ふるえ声)。人前などで話を
する時のふるえ声。  ギギチリグイ [kakataraka]
ゆれる
φuni nu ʔiŋki (舟がゆれる)  フュニ ヌ !インキ [pana na anka]
kuruma nu ʔiŋki (車がゆれる)  クルマ ヌ !インキ [karana na anka]
denseŋga gutugutu ʔiŋtʃun (電線がぶら
ぶらゆれる)  デンセンガ グトゥグトゥ !インチュン [tantanka katakata antan]
buraŋko ga ʔumbutï (ぶらんこがゆれる)  ブランコ ガ !ウムンブティ゚ [paranka ka anpata]
~ʔumbururi ともいう。  ~!ウムンブルリ [~anparara]
jaː nu gisïgisï ʔiŋkjuri (家がみしみし
ゆれる)  ヤー ヌ ギシ゚ギシ゚ !インキュリ [a na katakata ankara]
ʔinïnuφuːga nami nisï juritun (稲穂が
波のようにゆれている)  !イニ゚ヌフューガ ナミ ニシ゚ ユリトゥン [ananapaka nana nata aratan]
【民】alagku-tal (= 1. to move, shake, ★swing, dangle, to be in motion; 2. to be agitated in mind, troubled; 3. to pity, sympathise; 4. to shine, glitters, flash) いらく
【民】alugku-tal (= to ★shake slightly) いんく (l-n)
【賛】IGkh (= or %{iGkh} cl. 1. P. (%{iGkhati} , %{iGkhAM-cakAra} , or %{IGkhati} , %{IGkhAM-cakAra} , %{iGkhitum} or %{IGkhitum}) to go , move Dha1tup. v , 28: Caus. %{IGkha4yati} , to move backwards and forwards , move up and down , ★swing RV.) インキ (+ン)
【賛】vilulita (= mfn. ( %{lul} ; cf. %{vi-luD}) moved hither and thither Vikr. ; ★shaken down , falling down , shed Uttarar. BhP. ; ★shaken , agitated , disordered , disarranged MBh. ; %{-tA7laka} mfn. having dishevelled hair R2itus.) ゆるりた
ゆらぐ
ʔatsïkiga buːbu ʔagatun (湯気がゆらぐ)  !アツィ゚キガ ブーブ !アガトゥン [atakaka papa akatan]
sïdarëga kadzï ni ʔiŋkaːttï (すだれが風
にゆらぐ)  シ゚ダレ゚ガ カジ゚ ニ !インカーッティ゚ [tataraka kata na ankata]
(kirikandï njaːrun霧のように見える)  キリカンディ゚ ニャールン [karakanta naran]
うねる
nami nu ʔuneri (波がうねる)  ナミ ヌ !ウネリ [nana na anara]
  ʔuneri ga tʃʔuwan (うねりが強い)  !ウネリ ガ !チュワン [anara ka tan]
くねる
duː kʔuneriga dʒoːdʒi (体のくねりが上手
-46-   ↑Top
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だ)  ドゥー !クネリガ ジョージィ [ta kanaraka tata]
はねる
ʔusagiga wudurun (兎がはねる)  !ウサギガ ゥウドゥルン [atakaka ataran]
gattaga tubi (バッタがはねる)  ガッタガ トゥビ [kataka tapa]
duruː hanïtï (泥をはねる)  ドゥルー ハニ゚ティ゚ [tara panata]
○まえすすみ あとずさり
すすむ
mëː ʔakki (前をあるく)  メ゚ー !アッキ [na aka]
mëː katʃi ʔakki (前へあるく)。  メ゚ー カチ !アッキ [na kata aka]
「すすむ」の意味で用いる。
φunï ga haʃiri (舟がはしる)  フュニ゚ ガ ハシィリ [pana ka patara]
あとずさり
mari sïdzïki sïː (あとずさりする)  マリ シ゚ジ゚キ シ゚ー [nara tataka ta]
あらわれる
madʒumun nu ʔidʒitï (ハブがあらわれる)  マズュムン ヌ !イジィティ゚ [natanan na atata]
tsïrana ʔarawaritan (顔にあらわれた)  ツィ゚ラナ !アラワリタン [tarana araratan]
ばれる
ʔarammunga barïtï (嘘がばれる)  !アラムンムンガ バリ゚ティ゚ [arannanka parata]
ひっこむ
jannaː nabï (部屋にひっこむ)。jannaː
は「家の中」ということ。  ヤンナー ナビ゚ [anna napa]。  ヤンナー [anna]
netsu ga sagatï (熱がさがる)  ネツ ガ サガティ゚ [nata ka takata]
tïː kakusï (手をひっこめる)  ティ゚ー カクシ゚ [ta kakata]
tïː haŋgwatsï (手をひっこめる)  ティ゚ー ハングゥヮツィ゚ [ta pankata]
かくれる
tsïkïganasïga kumuna kakkwïtï (月加那
志が雲にかくれる)  ツィ゚キ゚ガナシ゚ガ クムナ カックゥィ゚ティ゚ [takakanataka kanana kakata]
wareŋgwa nu kïːna kakkwïtï (子供が木
にかくれる)  ワレングゥヮ ヌ キ゚ーナ カックゥィ゚ティ゚ [aranka na kana kakata]
kakkwïgoto (かくれんぼ)  カックゥィ゚ゴト [kakakata]
turï nu kakkwïtï (鳥がかくれる)  トゥリ゚ ヌ カックゥィ゚ティ゚ [tara na kakata]
nusïduga kakkwïtï (どろぼうがかくれる)  ヌシ゚ドゥガ カックゥィ゚ティ゚ [natataka kakata]
njaːradï (見えない)  ニャーラディ゚ [narata]
ʔantʃu ja bjoːkinu kʔudu (あの人は病気
がひそんでいる)  !アンチュ ヤ ビョーキヌ !クドゥ [anta a pakana kata]
○いきき
いく
gakkoː katʃi ʔikjun (学校へ行く)。「行
く」の終止形は ʔiki, ʔikjuri,ʔikjun が
ある。  ガッコー カチ !イキュン [kaka kata akan]。  !イキ, !イキュリ,!イキュン [aka, akara,akan]
wanni ma ʔiki (私もいく),wannima
ʔikjuri (私もいく)  ワンニ マ !イキ [anna na aka]。  ワンニマ !イキュリ [annana akara]
ʔikjami (行かないか),ʔikan (行かな
い)  !イキャミ [akana],  !イカン [akan]
kakamï (書かないか),kakan (書かない)  カカミ゚ [kakana],  カカン [kakan]
むかう
kamedzï katsï ʔiki (亀津へ行く)。  カメジ゚ カツィ゚ !イキ [kanata kata aka]
「へ」は katʃi でもよい。  カチ [kata]
【民】koNTu (= 1. from, beginning with; 2. ★towards ~へ、~に, in the direction of ~の方向に; 3. a sign of the instrumental case; 4. expletive) こんつ、カツィ、カチ
【民】karuTi-ttal (= to draw ★towards; to pull; to attract (TLS)) カツィ、カチ
さる
nagaritï ʔiki (故郷をさる,流れて行く)  ナガリティ゚ !イキ [nakarata aka]
ʔuri ga ʔidzïtï kara dëːdzï nagi (あな
たが出たら大変だ)  !ウリ ガ !イジ゚ティ゚ カラ デ゚ージ゚ ナギ [ara ka atata kara tata naka]
ʔantʃuja ʔutiraŋkumo katʃi ʔutïtan (あ
の人は遠いところへ行った)  !アンチュヤ !ウティランクモ カチ !ウティ゚タン [anta atarankana kata atatan]
それる
ʔuːkadʒija maburattï kan kuŋgonï juk-   ↑Top
wïti ʔidʒan (台風は幸いにここへ来ない
-47-   ↑Top
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でよけて行った)  !ウーカジィヤ マブラッティ゚ カン クンゴニ゚ ユk-ゥイ゚ティ !イジャン [akata naparata kan kankana ak- ata atan] ♦
【賛】bhadratas (= ind. fortunately , ★happily AV.) ブハドラティ → マブラッティ (+マ)
jumi nu mato na tʔïtsï ma ʔataran (弓
が的に一つも当らない)  ユミ ヌ マト ナ !ティ゚ツィ゚ マ !アタラン [ana na nata na tata na ataran]
くっつく
mutsï nu tïːna tsïttsï (餅が手にくっつ
く)  ムツィ゚ ヌ ティ゚ーナ ツィ゚ッツィ゚ [nata na tana tata]
【賛】saMzliSTa (= a. ★sticking close to, firmly united with (acc., instr. {ñsaha}, or ---); blended together; indistinct, neutral.) ツィ゚ッツィ゚
kʔwanu juŋgamarahaːn ʔujaka hanariran
(子供がうるさく親からはなれない)  !クゥヮヌ ユンガマラハーン !ウヤカ ハナリラン [kana ankanarapan aka panararan]
  -67- と重複 「ユンガマラハ」(うるさい)
【民】vERA-tal (= 1. to be ★separated; 2. to be different; 3. to become different or altered; 4. to change in one\'s mind; 5. to be spoilt, as in quality; 6. to be distinguished or particularised; to be special; 7. to be away from; 8. to be alone) はーれー、はなり (+な)
はなれる
jakara ʔidʒiri (家からでる)  ヤカラ !イジィリ [akara atara]
turinu sïːkara hanaritan (巣からはなれ
た)  トゥリヌ シ゚ーカラ ハナリタン [tarana takara panaratan]
ʔujakkwa wakari wakari kuratʃun (親
子がはなればなれにくらす)  !ウヤックゥヮ ワカリ ワカリ クラチュン [aka akara akara karatan]
φuni ga ʔidʒitï ʔidʒan (舟がでていった)  フュニ ガ !イジィティ゚ !イジャン [pana ka atata atan]
jumi ʔiːtan (弓を射った)  ユミ !イータン [ana atan]
cf. アルタイ諸語 語彙対応比較表  #5 【英】 excellent shooter (善射者)  f17_1#al.5  弓(ゆみ) bow/ shoot
【賛】Atan (= P. (2. sg. %{-tanoSi} ; impf. %{A74tanot} ; perf. %{-tatAna} ; p. m. pl. %{-tanva4ntas} ; perf. p. m. sg. %{-tatanvA4n}) to extend or stretch over , penetrate , spread , overspread (said of the light) , illuminate RV. ; (perf. 2. sg. %{-tata4ntha}) to seek to reach RV.; to be ready for , wait on (acc.) RV.; (aor. Subj. %{-tanat}) to stop any one RV. (3. pl. %{-tanvate} ; perf. 1. sg. %{-tatane}) to extend (a texture) , spread , stretch (a ★bow for ★shooting) RV. : ) イータン
ちかずく
φuninu tsïkadzïtsïtʃan (舟がちかづいてき
た)  フュニヌ ツィ゚カジ゚ツィ゚チャン [panana takatatatan]
ʃoːgwatsï mëː natï tsï (正月が近づい
てくる)  ショーグゥヮツィ゚ メ゚ー ナティ゚ ツィ゚ [takata na nata ta]
cf. 教育漢字 41 ta 近い near, close to, approach  f17#a.41
c. 「近い近い」 → 「チカチカ/ちかづく」
とおのく
jeŋga tuːkunatan (縁が遠くなった)  ィエンガ トゥークナタン [anka takanatan]
【民】tUriya (= ★far off, ★distant, inaccessible) トゥーク
よる
ʔanda katsï jukwïri (道端による)  !アンダ カツィ゚ ユクゥィ゚リ [anta kata akara]
kairija misï katsï jutï (帰りは店による)  カイリヤ ミシ゚ カツィ゚ ユティ゚ [kara nata kata ata]
natsï nu musïga ʔittsï kjun (夏の虫が入
って来る)  ナツィ゚ ヌ ムシ゚ガ !イッツィ゚ キュン [nata na nataka atta kan]
tsïra ʔutsi (顔で相手に合図する,物を言
わないで表情で相手に意を伝える)  ツィ゚ラ !ウツィ [tara ata]
mïːʔutsïは「まばたき」。  ミ゚ー!ウツィ゚ [nata]
ʔunu sïbe katsï jutï tsï (人の側による)  !チュヌ シ゚ベ カツィ゚ ユティ゚ ツィ゚ [tana tapa kata ata ta]
どく
ʔuŋkara jukwïri (そこからどいてくれ)  !ウンカラ ユクゥィ゚リ [ankara akara]
jisï noːsï (椅子をどける)  ィイシ゚ ノーシ゚ [ata nata]
へだたる
ʔantʃu ŋkjatuja tuːka tʃʔuŋkja (あの人た
ちとはへだたりがある)  !アンチュ ンキャトゥヤ トゥーカ !チュンキャ [anta nkata taka tanka]
jendonasïnitsïkiai (遠慮なしにつきあう)  ィエンドナシ゚ニツィ゚キアイ [antanatanataka]
おしよせる
nami nu tsïki ʔagiri (波がおしよせる)  ナミ ヌ ツィ゚キ !アギリ [nana na taka akara]
ʔuːnu ʔuse ʔuse sïː (人がおしよせる)  !チューヌ !ウセ !ウセ シ゚ー [tana ata ata ta]
くる
ʔuː nu kjun (人がくる)  !チュー ヌ キュン [ta na kan]
taː ʔuï ʔuːri natï (田植時期になる)  ター !ウイ゚ !ウーリ ナティ゚ [ta a ara nata]
せまる
matsïri ʃoːgwatsï ga tsïkjamitï tʃan (
祭りや正月が近づいてくる)  マツィ゚リ ショーグゥヮツィ゚ ガ ツィ゚キャミティ゚ チャン [natara takata ka takanata tan]
φentoː ʃiː (返事をする)  フェントー シィー [panta ta]
つく
φunï ga minato katsï ʔittsï (舟が港に
つく)  フュニ゚ ガ ミナト カツィ゚ !イッツィ゚ [pana ka nanata kata ata]
dʒoː ga tʃan (手紙が来た)。dʒoːは「状」
に対応する語。  ジョー ガ チャン [ta ka tan]。  ジョー [ta]
jaː katʃi joːjaku tumëːtï tsïː (家にた
どりつく)  ヤー カチ ヨーヤク トゥメ゚ーティ゚ ツィ゚ー [a kata aka tanata ta]
いらっしゃる
ʔisaga ʔamakara mʔoːrun (医者がむこう
-48-   ↑Top
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からいらっしゃる)  !イサガ !アマカラ !モールン [ataka anakara naran]
mʔoːruri,、mʔoːruともいう。  !モールリ [narara]、  !モール [nara]
kunna mʔoːru (ここにいらっしゃる)  クンナ !モール [kanna nara]
めぐる
dʒentoː mawari (全島まわり)。徳之島全
域をまわること。昔から修学旅行のように3
泊4日で島一周をして各学校を見学した。  ジェントー マワリ [tanta nara]
ja ŋgurui burokku tsïmi (家のまわりをブ
ロックで積む)  ヤ ングルイ ブロック ツィ゚ミ [a nkara paraka tana]
うかがう
ʔjakkjaː jaːkatsï kjusa (お前たちの家
に行くよ)  !ヤッキャー ヤーカツィ゚ キュサ [aka akata kata]
ʔuritaː jaːkatsï këːrussa (あなたの家に
参ります)  !ウリター ヤーカツィ゚ ケ゚ールッサ [arata akata karata]
tamïːtsï njun (様子をうかがう)   タミ゚ーツィ゚ ニュン [tanata nan]
かよう
ʔisa gai (病院にかよう)  !イサ ガイ [ata ka]
gakkoː ʔakki (学校にかよう)  ガッコー !アッキ [kaka aka]
かけつける
madʒumun nï kʔwattï sïgun bjoːin nï ʔidʒan (ハブに喰われてすぐ病院にいった)  マズュムン ニ゚ !クゥヮッティ゚ シ゚グン ビョーイン ニ゚ !イジャン [natanan na kata takan pan na atan]
もどる
mutunu mitsï mari muduri sïː (もとの道
までもどる)  ムトゥヌ ミツィ゚ マリ ムドゥリ シ゚ー [natana nata nara natara ta]  項番「ムドシ 戻す、返す」
jaː katsï kaitï (家にもどる)  ヤー カツィ゚ カイティ゚ [a kata kata]
【賛】gopravezasamaya (= m. the time when the cows ★come home 牛の帰宅時刻, evening twilight VarBr2S.) カイティさまや
jaːnï ga (家を見に)  ヤーニ゚ ガ [ana ka]
ちる
ʔunu barabara kairi (人がちっていく)  !チュヌ バラバラ カイリ [tana parapara kara]
hana nu hantïtï (花がちる)  ハナ ヌ ハンティ゚ティ゚ [pana na pantata]
juːmï (横目)  ユーミ゚ [ana]
sïminu tsïriri (墨がちる)  シ゚ミヌ ツィ゚リリ [tanana tarara]
あつまる 誤植?
mʔatsï nukumi (火にあたたまる)  !マツィ゚ ヌクミ [nata nakana]
cf. 教育漢字 77 t32 暖 あたた(まる) 暖まる warm  温い(ぬくい)  f17#2.77
かえる
jaː katsï këːri (家にかえる)  ヤー カツィ゚ ケ゚ーリ [a kata kara]  項番「ムドシ 戻す 返す」
sïma katsï muduri (故郷へかえる)  シ゚マ カツィ゚ ムドゥリ [tana kata natara]
さまよう
mitsï madzige (道にまよう)  ミツィ゚ マジゲ [nata nataka]
【賛】mArgasthiti (= f. ★wandering about 歩き回る、さまよい歩く Gal.) マジゲ (t-k-g)
ひきかえす
tʃuːtu muduri (途中でひきかえす)  チュートゥ ムドゥリ [tata natara]
うろつく
turinsï nu girui njaonu maːtsï ʔattʃun
(鳥の巣のまわりを猫がうろつく)  トゥリンシ゚ ヌ ギルイ ニャオヌ マーツィ゚ !アッチュン [taranta na kara nana nata atan]
ひきあげる
jamatu katsï sïkï ʔagiri (本土へひきあ
げる)  ヤマトゥ カツィ゚ シ゚キ゚ !アギリ [anata kata taka akara]
sïma na kurasi (故郷でくらす)  シ゚マ ナ クラシ [tana na karata]
cf. 教育漢字 249 t32 暮 く(れる) 暮れる   f17#2.249
ほっつきあるく
murannaː ʔakki (村の中をあるく)  ムランナー !アッキ [naranna aka]
まわる
kadzï guruma mawasï (風車をまわす)  カジ゚ グルマ マワシ゚ [kata karana nata]
ʔisugaːn kirikiri mai (忙しくて目がまわ
る)  !イスガーン キリキリ マイ [atakan karakara na]
ʔundoːdʒoː mawari (運動場をまわる)  !ウンドージョー マワリ [antata nara]
-49-   ↑Top
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ただよう
φuni nu ʔuttsagirattï (舟がただよう)  フュニ ヌ !ウッツァギラッティ゚ [pana na atakarata]
hana nu nioi nu ʃuri (花のにおいがただ
よう)  ハナ ヌ ニオイ ヌ シュリ [pana na na na tara]
やめる
jukkwïːtï sïgutu jamïri (日がくれて
仕事をやめる)  ユックゥィ゚ーティ゚ シ゚グトゥ ヤミ゚リ [akata takata anara]
【民】amai-ttal (= 02 to ★stop (TLS)) 止め(やめ)
【賛】Anah (= P. (Impv. 2. sg. %{A4-nahya}) to bind to or on AV. . %{-nahyate} , to be ★stopped up , become ★stopped Sus3r.) 止め(やめ)
【賛】yAyAyam (= ib.) , to go , proceed , move , walk , set out , march , advance , travel , journey (often with instr. or acc. of the way , esp. with %{gatim} , %{mArgam} , %{adhvAnam} , %{panthAnam} , %{padavIm} , %{yAtrAm}) RV. ; to go away , withdraw , ★retire 辞める、退職する MBh. ;) 辞め(やめ)
かかげる
çinomaru nu hata tatïri (日の丸の旗を
かかげる)  シヒノマル ヌ ハタ タティ゚リ [tananara na pata tatara]
のぼる
ʔinoːdeː nuburi (井之川岳にのぼる)  !イノーデー ヌブリ [anata napara]
kïː nuburi (木にのぼる)  キ゚ー ヌブリ [ka napara]
jansïra nuburi (屋根にのぼる)  ヤンシ゚ラ ヌブリ [antara napara]
sïraː nuburi (坂をのぼる)  シ゚ラー ヌブリ [tara napara]
cf. 教育漢字 67 t32 上 のぼ(る) 上る rise  にほん、日本、あがる elevate 昇る  f17#2.67
cf. 教育漢字 67' t32 登る climb, ascend  あしひきの、 あしひき  f17#2.67'
うく
φuni nu ʔutʃun (舟がうく)  フュニ ヌ !ウチュン [pana na atan]
kumu nu tattʃun (雲がういている)  クム ヌ タッチュン [kana na tatan]
cf. 教育漢字 186 t31 浮く うく float, drift  f17#1.186
【賛】tR, tarati, -te, tirati, -te, turati, -te, titarti, tarute (= , pp. [[-,]] {tIrNa3} (w. act. & pass. mg) cross over, get through, overcome, subdue, escape; ★float, swim, rush on; be saved, survive;) タッチュ
のる
mʔaː nuri (馬にのる)  !マー ヌリ [na nara]
kuruma na nuri (車にのる)  クルマ ナ ヌリ [karana na nara]
φuni na nuri (舟にのる)  フュニ ナ ヌリ [pana na nara]
ʔatsïtsïgi na nuburi (踏台にのぼる)  !アツィ゚ツィ゚ギ ナ ヌブリ [atataka na napara]
cf. 教育漢字 58 t32 乗 の(る) 乗る ★ride, mount  f17#2.58
たちい
ある
kanï mutsï (金持ち)  カニ゚ ムツィ゚ [kana nata]
kanï nu ʔan (金がある)  カニ゚ ヌ !アン [kana na an]
ʔumatsïriga ʔan (お祭りがある)  !ウマツィ゚リガ !アン [anataraka an]
あがる
nikai katsï nuburi (二階にあがる)  ニカイ カツィ゚ ヌブリ [naka kata napara]
dzaʃiki katʃi nuburi (座敷にあがる)  ザシィキ カチ ヌブリ [tataka kata napara]
ʔun ʔiki ja jamitï haru ʔiki sïː (漁師
はやめて陸にあがる)  !ウン !イキ ヤ ヤミティ゚ ハル !イキ シ゚ー [an aka a anata para aka ta]
ʔitʃinensei ʔiki (一年生にあがる)  !イチネンセイ !イキ [atananta aka]
koːkoː sotsugjoː sïː (高校卒業する)  コーコー ソツギョー シ゚ー [kaka tataka ta]
sïgutu ʔujagï (仕事があがる)  シ゚グトゥ !ウヤギ゚ [takata aka]
nidannu ʔagatï (値段があがる)  ニダンヌ !アガティ゚ [natanna akata]
nïtsï nu taːha (熱が高い)  ニ゚ツィ゚ ヌ ターハ [nata na tapa]
mʔatsï nu hanaga njaːrun (火の手があが
る)  !マツィ゚ ヌ ハナガ ニャールン [nata na panaka naran]
kïbusïga tattsï (煙があがる)  キ゚ブシ゚ガ タッツィ゚ [kapataka tata]
いる
ʔama ga wun (おふくろがいる)  !アマ ガ ゥウン [ana ka an]
ʔinu ga wun (犬がいる)  !イヌ ガ ゥウン [ana ka an]
たつ
ʔunu tattʃuri (人がたっている)  !チュヌ タッチュリ [tana tatara]
kïbusi ga tattʃuri (煙がたっている)  キ゚ブシ ガ タッチュリ [kapata ka tatara]
ʔutu narasï (音をたてる)  !ウトゥ ナラシ゚ [ata narata]
φuru wakasï (風呂をたてる)  フュル ワカシ゚ [para akata]
jaː tatiri (家をたてる)  ヤー タティリ [a tatara]
すわる
tatami nu ʔuïna jiri (畳の上にすわる)  タタミ ヌ !ウイ゚ナ ィイリ [tatana na ana ara]
やむ
ʔamï ga harïtï (雨がやむ)  !アミ゚ ガ ハリ゚ティ゚ [ana ka parata]
wata jaminu notï (腹のいたみがやむ)  ワタ ヤミヌ ノティ゚ [ata anana nata]
かがむ
kusï ʔutsïŋki (腰をかがめる)  クシ゚ !ウツィ゚ンキ [kata atanka]
【民】uzavukOlmATTu-tal (= to thrust an ox-goad under a man\'s ★bent knees and over his arms, while his wrists are tied and drawn over his knees, as a punishment Ⓖ罰として、男性の曲がった膝の下と腕の上に牛の突き棒を突き刺し、手首を縛って膝の上に引っ張る.) ウツィ゚ンキまーっつ (+ン)
--
【十津川弁】うつごりこむ   かがみこんでしまう
【民】otukkam (= ; 3. crouching うずくまる、かがむ、しゃがむ、身をかがめる, stooping かがむ; ) うつごりこむ (+り)、うつごる (m-l)
cf. 【十】うつごる 【かがむ】、の変化。
【十津川弁】うつごる   かがむ
【民】vacakku-tal (= 01 1. to break in, tame, train, subdue; 2. to bend 曲げる) うつご
【民】otukkam (= 1. retreat 後退する、撤退する、退く。隠居; privacy; seclusion; solitude; 2. walk, gait; 3. crouching うずくまる、かがむ、しゃがむ、身をかがめる, stooping かがむ; 4. retiring, receding, retreating, withdrawing; 5. abode, habitation, dwelling place; 6. hiding place; 7. catamenia; 8. rest-house; 9. a defective note in music) うつごる (m-l)
cf. 【十】うつごりこむ 【かがみこんでしまう】
c. かなり珍しい単語と思うが、ズバリ、インド弁ですね。
c. エメサル(女性方言: eme-sal)in シュメール語
--
【佐久弁】このがる   かがむ   ex. このがってたら腰が痛え
【民】kuntukAl (= 1. tiptoe; 2. ★squatting かがむこと, sitting on the heels) このがる (t 無音)
【長野弁 221.】はじくなる  :(北信、中信)「中腰になる」の意。
【民】patukkam (= 1. skulking, lurking, hiding; 2. clandestine conduct; 3. stooping かがむこと、前かがみ(の姿勢)、猫背、腰の曲がり, crouching 屈む, hiding, as one watching to shoot a game, as a beast to spring on its prey; 4. servility, cringing, fawning) はじくな
cf.【大洲弁 87】 かじゅむ    足を広げてしゃがむ   f20_S#o.87 in 愛媛県大洲市
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つまさきだち
taːsagja sïː (爪先立ちをする)  ターサギャ シ゚ー [tataka ta]
かける
mʔaː nu tudï ʔidʒun (馬がかける)  !マー ヌ トゥディ゚ !イズュン [na na tata atan]
c. 「かける = to run 走る」 が「トゥディ゚ !イズュン」だって。  意味不明。推定不能。つまり、不親切。
haʃirikurabi (かけっこ)  ハシィリクラビ [patarakarapa]
【民】pantayaccAlai (= ★race-course) ハシィリ
ひきたつ
kʔinnu ʔiru nu kjuraha (着物の色がひ
きたつ)  !キンヌ !イル ヌ キュラハ [kanna ara na karapa]
【民】kuRaivaRuppu (= 1. head-load of articles, intended for the palace; 2. supplies made, as to a ★superior (TLS)) キュラハるっぷ
とぶ
turi nu tubi (烏がとぶ)  トゥリ ヌ トゥビ [tara na tapa]
ʃuju nu ʔagari (しぶきがとぶ)  シュユ ヌ !アガリ [ta na akara]
cf. 教育漢字 177 t31 飛ぶ fly  f17#1.177
【賛】viyaccara (= mfn. ★flying through the air MBh.) アガリ
ひきたてる
dʒunsanu warumun katsïmïtï ʔidʒan (巡
査が悪者をつかまえていった)  ズュンサヌ ワルムン カツィ゚ミ゚ティ゚ !イジャン [tantana aranan katanata atan]
およぐ
ʔjuː nu ʔïːgi (魚がおよぐ)  !ユー ヌ !イ゚ーギ [a na aka]
cf. 教育漢字 87 t31 泳ぐ swim, float  f17#1.87
【賛】vAlAgra (= ; %{-potikA} f. a kind of pleasure-house ★floating on a lake L.) うらぐ、およぐ (l-y)、イ゚ーギ
すべる
nambu mitsï natï kugeːtan (すべっこい
道でころんだ)。~namburi (~すべる)  ナムンブ ミツィ゚ ナティ゚ クゲータン [nanpa nata nata kakatan]。  ~ナムンブリ [~nanpara]
【民】caRukkal (= 1. ★slipperiness, ★slipping; 2. ★slippery place; 3. calingula) クゲール
【民】nuzuval (= 1. anything ★slippery 滑りやすいもの) ナムンブリ (+M)
ころがる
maːru nu moːrï (球がころがる)  マール ヌ モーリ゚ [nara na nara]
ʔinu ga kugëri (犬がころがる)  !イヌ ガ クゲ゚リ [ana ka kakara]
はう
kwagwaː nu hoːi ʔidʒatsï (赤ちゃんがは
い出した)  クゥヮグゥヮー ヌ ホーイ !イジャツィ゚ [kaka na pa atata]
madʒinmŋga ʔidʒitï tsï (ハブが出てく
る)  マジィンムンンガ !イジィティ゚ ツィ゚ [natannnka atata ta]
tassaboi sïtsï kïtï (四つんばいになっ
てきた)  タッサボイ シ゚ツィ゚ キ゚ティ゚ [tatapa tata kata]
【賛】saMsarpa (= mfn. ★creeping , gliding (in a partic. formula) TS. (%{saM-sarpa4} VS.) ; m. a partic. Caturaha S3rS. ; the intercalary month (occurring in a year in which there is a Kshaya-ma1sa) TS. &c. [1120,2] ; ★creeping or gliding along , any equable or gentle motion W.) タッサボイ
【民】taTTAn2uppi (= a kind of ★creeper (TLS)) タッサボイ
c. 「シ゚ツィ゚」多義語。 どの「シ゚ツィ゚」だか不明。 つまり、解説不親切。
ころぶ
mitsï nu ʔagari sagarisï kugëtï (でこぼ
こ道でころぶ)  ミツィ゚ ヌ !アガリ サガリシ゚ クゲ゚ティ゚ [nata na akara takarata kakata]  項番「クゲテ 倒れて、倒産して、病床に就いて」
たおれる
kïː nu takkugëtï (木がたおれる)  キ゚ー ヌ タックゲ゚ティ゚ [ka na takakata]
つまづく
ʔisï kïttagutï (石につまずく)  !イシ゚ キ゚ッタグティ゚ [ata katakata]
【民】kAltaTukku-tal (= to ★stumble) キ゚ッタグ
【賛】taGg (= cl. 1. P , %{-gati} , to go Dha1tup. ; to ★stumble ib. ; to tremble ib.) づく、づくづく → つまづく (FG-m)、ずっこけ、taGg%{-gati} タグティ
あるく
φumata ʔakki (大股であるく)  フュマタ !アッキ [panata aka]
ひっくりかえる
φunigaŋikkurigetï (舟がひっくりかえる)  フュニガンイックリゲティ゚ [panakanakarakata]
いそぐ
gakkoː katsï ʔiʃugatï hasïri (学校へ
いそいでいく)  ガッコー カツィ゚ !イシュガティ゚ ハシ゚リ [kaka kata atakata patara]
ʔiʃugatï ʔïːri (急いでおきる)  !イシュガティ゚ !イ゚ーリ [atakata ara]
【賛】Azravasya (= Nom. P. (fr. 2. %{zravas}) , to approach with ★haste , ★hasten towards RV. ) !イシュガティ゚ (v-g)
くじく
sïni kʔundʒigëːratsi (すねをくじいた)  シ゚ニ !クンジィゲ゚ーラツィ [tana kantakarata]
はしる
ʔundoːkai na haʃiri (運動会ではしる)  !ウンドーカイ ナ ハシィリ [antaka na patara]
haʃiri kurabi (走り競争)  ハシィリ クラビ [patara karapa]
cf. 教育漢字 31 t32 走 はし(る) 走る run  f17#2.31
よろける
ʔisï kʔïtï kugërugëa (石につまずいてよ
ろける)。~kugëtï (~たおれた)  !イシ゚! キ゚ティ゚ クゲ゚ルゲ゚ア [ata kata kakaraka]。  ~クゲ゚ティ゚ [~kakata]
-51-   ↑Top
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よろめく
sakï nudï kugëra maŋgëra (酒をのんで
よろめいている)  サキ゚ ヌディ゚ クゲ゚ラ マンゲ゚ラ [taka nata kakara nankara]
【賛】khela (= mfn. (in comp. or ifc. g. %{kaDArA7di} Gan2ar. 90) moving , shaking , trembling Vikr. ; m. N. of a man RV. ; (%{am}) ind. so as to shake or ★tremble R. ii ; (%{A}) f. sport , play g. %{kaNDvAdi}.) クゲ゚ラ
【民】naTukkuRu-ttal (= to cause to ★tremble 〔身体などを〕震えさせる) マンゲ゚ラ (T-N)
ふきでる
φunsui kara midzïnu φukidʒiru (墳水か
ら水がふきでる)  フュンスイ カラ ミジ゚ヌ フュキジィル [panta kara natana pakatara]
tsïː ga φukidʒiri 血がふきでる)  ツィ゚ー ガ フュキジィリ [ta ka pakatara]
【賛】pIyUkSadhArA (= f. stream of nectarN. of sev. works ; %{-kir} m. `\" ★pouring out streams of nectar \"\' , the moon (whose rays are said to be filled with nectar) Viddh.) フュキジィリ
こもる
kïbusïnu φutsïmotï (煙がこもる)  キ゚ブシ゚ヌ フュツィ゚モティ゚ [kapatana patanata]
【賛】vyaz (= P. A1. %{-aznoti} , %{-aznute} , to reach , attain Bhat2t2. ; to obtain , take possession of RV. ; to fall to one\'s share RV. ; to ★pervade , interpenetrate , fill , occupy Ragh. ) フュツィ゚モティ゚
jaː kumotï (家にこもる)  ヤー クモティ゚ [a kanata]
【民】karappaRai (= room to hide oneself in, ★retreat) クモティ゚
しみる
kabinna ʔinniku nu tsïkatï (紙に印にく
がつく)  カビンナ !インニク ヌ ツィ゚カティ゚ [kapanna annaka na takata]
kusïri tsïkitantu sïrakijami ʃun (薬を
つけたからしみる)  クシ゚リ ツィ゚キタントゥ シ゚ラキヤミ シュン [katara takatanta tarakana tan]
sïgjuro midzï haː tsïkkjagiruri (冷水
が歯にしみる)  シ゚ギュロ ミジ゚ ハー ツィ゚ッキャギルリ [takara nata pa takakarara]
うまる
muŋkarimun ga duru ga tsïttʃun (おも
ちゃが泥まみれになる)  ムンカリムン ガ ドゥル ガ ツィ゚ッチュン [nankaranan ka tara ka tatan]
çirobaga tʃʔu ʔippai (広場が人でうまる)  シヒロバガ !チュ !イッパイ [tarapaka ta apa]
とまる
tumtan (とまった)  トゥムンタン [tantan]
midzïnu nagarï ga tumatï (水の流れがと
まる)  ミジ゚ヌ ナガリ゚ ガ トゥマティ゚ [natana nakara ka tanata]
nagari tsïŋkiri (流れをせきとめる)  ナガリ ツィ゚ンキリ [nakara tankara]
basu ga tomari (バスがとまる)  バス ガ トマリ [pata ka tanara]
φuri ga tumatï (ふるえがとまる)  フュリ ガ トゥマティ゚ [para ka tanata]
midzï ga tumatï (水道がとまる)  ミジ゚ ガ トゥマティ゚ [nata ka tanata]
ぬれる
ʔamï ni sïttatï (雨にぬれる)  !アミ゚ ニ
シ゚ッタティ゚
 [ana na tatata]
【民】catacata-ttal (= to be damp, ★wet) シ゚ッタティ゚、しとしと
--
【民】nIr-ttal (= 02 1. to become thin or watery, as liquid food in cooking; 2. to be ★wet, moist) 濡れ(ぬれ)
ひたる
midzï na tsï ŋgatï (水にひたる)  ミジ゚ ナ ツィ゚ ンガティ゚ [nata na ta nkata]
jaː nu midzï na tsïŋgatï (家が水びたし
になる)  ヤー ヌ ミジ゚ ナ ツィ゚ンガティ゚ [a na nata na tankata]
【賛】subhAvita (= mfn. well ★soaked Sus3r.) すぶはーがた (v-g) → ツィ゚ ンガティ゚
【賛】sopasveda (= mfn. having perspiration or moisture , moistened , ★wetted MBh).ツィ゚ ンガティ゚ (v-g)
【賛】vIjita (= mfn. fanned , cooled &c. ; sprinkled with water , ★wetted Hariv. (v.l. %{vejita}).) びちょ、びちょびちょ
ながれる
koːga nagariri (川がながれる)  コーガ ナガリリ [kaka nakarara]
kï nu nagaritï tsï (木が流れてくる)  キ゚ ヌ ナガリティ゚ ツィ゚ [ka na nakarata ta]
ʔukkan kara ʔasïga tarïru (額から汗が
流れる)  !ウッカン カラ !アシ゚ガ タリ゚ル [akan kara ataka tarara]
cf. 教育漢字 上代日本語 (Old Japanese) 10 ↑ nuNkan(a) 流れる   f17#ov.10
つかる
kubi ntana juː na tsïkatï (首まで湯に
つかる)  クビ ンタナ ユー ナ ツィ゚カティ゚ [kapa ntana a na takata]
(kamïdzï ntan ʔiki 亀津まで行く)  カミ゚ジ゚ ンタン !イキ [kanata ntan aka]
(ʔinoː kara kamïdzï ntana ʔattsï 井之
川から亀津まで歩いた)  !イノー カラ カミ゚ジ゚ ンタナ !アッツィ゚ [ana kara kanata ntana ata]
そそぐ
koː ga ʔun katsï nagarïtï (川が海へなが
れる)  コー ガ !ウン カツィ゚ ナガリ゚ティ゚ [ka ka an kata nakarata]
さす
ʔamba ʔidiri (油をさす)  !アムンバ !イディリ [anpa atara]
mïn kuʃuri tsïkïri (眼薬をさす)  ミ゚ン クシュリ ツィ゚キ゚リ [nan katara takara]
もる
tʃuːkaː nu midzï mururi (やかんから水
がもる)  チューカー ヌ ミジ゚ ムルリ [taka na nata narara]
jaːnu mururi (家がもる)  ヤーヌ ムルリ [ana narara]
【民】malir-tal (= 1. to flood; 2. to ★leak; to drop; 3. to come frequently) 漏れる(もれる)、漏る(もる)
-52-   ↑Top
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つぐ
saːdzïki na sakitsïgi (杯に酒をつぐ)  サージ゚キ ナ サキツィ゚ギ [tataka na takataka]
でる
sïtu katsï ʔidzïri (外へでる)  シ゚トゥ カツィ゚ !イジ゚リ [tata kata atara]
jaː ʔidzïri (家をでる)  ヤー !イジ゚リ [a atara]
gakko katsï ʔiki (学校へでる)  ガッコ カツィ゚ !イキ [kaka kata aka]
  gakkoː ʔowari (学校を終わる)  ガッコー !オワリ [kaka ara]
nikun nu ʔidzïri (ニキビがでる)  ニクン ヌ !イジ゚リ [nakan na atara]
seː tsïkkju (咳がでる)。~tsïkkjuri
ともいう。  セー ツィ゚ッキュ [ta taka]。  ~ツィ゚ッキュリ [~takara]
netsï nu ʔidʒitï (熱がでる)  ネツィ゚ ヌ !イジィティ゚ [nata na atata]
nada nu ʔidʒiruri (涙がでる)  ナダ ヌ !イジィルリ [nata na atarara]
midzï ga ʔidʒiru (水がでる)  ミジ゚ ガ !イジィル [nata ka atara]
tsïkiga ʔusagari (月がでる)  ツィ゚キガ !ウサガリ [takaka atakara]
mïː kara mʔatsïnu ʔidʒirun (目から火が
でる)  ミ゚ー カラ !マツィ゚ヌ !イジィルン [na kara natana ataran]
こぼす
tʃaː haŋkuratsï (茶をこぼす)  チャー ハンクラツィ゚ [ta pankarata]
sata tsïratsï (砂糖をこぼす)  サタ ツィ゚ラツィ゚ [tata tarata]
misï haŋkuratsï (ごはんをこぼす)  ミシ゚ ハンクラツィ゚ [nata pankarata]
nada nu ʔidzïtï (涙をこぼす)  ナダ ヌ !イジ゚ティ゚ [nata na atata]
muŋku ʔiː (愚痴をこぼす)  ムンク !イー [nanka a]
あふれる
baketsïnu midzïga ʔambïruri (バケツの
水があふれる)  バケツィ゚ヌ ミジ゚ガ !アムンビ゚ルリ [pakatana nataka anparara]
koː nu midzï ga ʔambïtï (川の水があふ
れる)  コー ヌ ミジ゚ ガ !アムンビ゚ティ゚ [ka na nata ka anpata]
nada nu ʔidʒitï (涙があふれる)  ナダ ヌ !イジィティ゚ [nata na atata]
【賛】abhipluta (= mfn. ★overflowed , overrun ; overwhelmed , affected by , labouring under (instr.) MBh.; (%{rajasA} , said of a wife during menstruation ; cf. %{abhi-pari-pluta} above) Mn.) あびふるた
【賛】AplAvita (= mfn. inundated , ★overflowed Hariv.) あーんぶるヴぃた (+ん)
○でいり
だす
kani ʔidʒasï (金をだす)  カニ !イジャシ゚ [kana atata]
sïba nugidʒasï (舌をだす)  シ゚バ ヌギジャシ゚ [tapa nakatata]
koːrinu naː kara kʔinʔidʒasï (行李の中
から着物をだす)  コーリヌ ナー カラ !キ!ニジャシ゚ [karana na kara kanatata]
dʒoː ʔidʒasï (手紙をだす)  ジョー !イジャシ゚ [ta atata]
はいる
jaː katsï ʔiri (家にはいる)  ヤー カツィ゚ !イリ [a kata ara]
kwai katsï ʔiri (会にはいる)  クゥヮイ カツィ゚ !イリ [ka kata ara]
mintsïri ʔiː tï (目にごみがはいる)  ミンツィ゚リ !イー ティ゚ [nantara a ta]
  mintsïri は「目に入ったごみ」のこと。  ミンツィ゚リ [nantara]
さしだす
bun nuwari (盆をさしだす)  ブン ヌワリ [pan nara]
tïː ʔidʒasï (手をさしだす)  ティ゚ー !イジャシ゚ [ta atata]
tïː nuwari (手をだす)。「手をさしだす」
意にも,「人をなぐる」意にも用いられる。  ティ゚ー ヌワリ [ta nara]
tïː sïrugïri (手をひろげる)  ティ゚ー シ゚ルギ゚リ [ta tarakara]
【民】nIrvAr-ttal (= to make a gift by pouring water on the right ★hand of the donee Ⓖ受贈者の右手に水を注いで贈り物をすること) ヌワリ
いれる
φukuru na ʔiːri (袋にいれる)  フュクル ナ !イーリ [pakara na ara]
φutsukun na ʔiːri (ふところにいれる)  フュツクン ナ !イーリ [patakan na ara]
tʃaː sasï (茶をいれる)  チャー サシ゚ [ta tata]
koːçiː na saːtaː ʔidiri (コーヒーに砂糖
をいれる)  コーシヒー ナ サーター !イディリ [kata na tata atara]
tʃuːkaː na midzï ʔidiri  (やかんに水をい
れる)  チューカー ナ ミジ゚ !イディリ [taka na nata atara]
çibatsï na mʔatsï ʔidiri (火鉢に火をいれ
る)  シヒバツィ゚ ナ !マツィ゚ !イディリ [tapata na nata atara]
suitʃi ʔiri (スイッチをいれる)  スイチ !イリ [tata ara]
cf. 教育漢字 2 t32 要る、入る、いる need, necessary, ★enter  f17#2.2
cf. 教育漢字 3 t32 入る、はいる ★enter, portal  f17##2.3
つれだち
koːi mun sïː ga soːtï ʔiki (買物につれ
ていく)  コーイ ムン シ゚ー ガ ソーティ゚ !イキ [ka nan ta ka tata aka]
ʔin ʔasïbasïga soːtï ʔiki (犬を運動につ
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れていく)   !イン !アシ゚バシ゚ガ ソーティ゚ !イキ [an atapataka tata aka]
かつぐ  項番「カテイ」
niː katëri (荷をかつぐ)。棒でかつぐこと。  ニー カテ゚リ [na katara]
toːra katëri (俵をかつぐ)  トーラ カテ゚リ [tara katara]
「肩」にじかにかつぐことはmaŋgatëとい
う。  マンガテ゚ [nankata]
tempin sï katëri (天秤棒でかつぐ)  テムンピン シ゚ カテ゚リ [tanpan ta katara]
二人でかつぐことはtïgjoːgatëという。  ティ゚ギョーガテ゚ [takakata]
ひきいる
sensei ga seito soːtï ʔidʒun (先生が生
徒をひきいていく)  センセイ ガ セイト ソーティ゚ !イズュン [tanta ka tata tata atan]
やる
wareːn tsïkoi (子供をつかいにやる)  ワレーン ツィ゚コイ [aran taka]
kanï kwïranï (小遣をやる)  カニ゚ クゥィ゚ラニ゚ [kana karana]
muŋkama sï (餌をやる)  ムンカマ シ゚ [nankana ta]
もつ
niː mutsï (荷をもつ)  ニー ムツィ゚ [na nata]
niː tsïmmiruri (荷をさげる)。tsïmmiri
ともいう。  ムンー ツィ゚ムンミルリ [na tannarara]。  ツィ゚ムンミリ [tannara]
kanï mutsï (金をもつ)  カニ゚ ムツィ゚ [kana nata]
jaː wari (家庭をもつ)。分家して家庭をも
つ。  ヤー ワリ [a ara]
よこす
hendʒi mutasï (返事をよこす)  ヘンジィ ムタシ゚ [panta natata]
maru nagï tsïkami nagïri (毬を投げてよ
こす)  マル ナギ゚ ツィ゚カミ ナギ゚リ [nara naka takana nakara]
おくる
kodzutsïmi ʔukuri (小包をおくる)  コズツィ゚ミ !ウクリ [katatana akara]
ʔukurimun ʃita (贈物をした)  !ウクリムン シィタ [akaranan tata]
【民】viccirANan2am (= ★gift) おくりもの
cf. 教育漢字 23 t32 送 おく(る) 送る send 贈る gift, present, donate, offer  f17#2.23
ʔu miʔukuri (人を見送る)  !チュ ミ!ウクリ [ta nakara]
【民】nallatucol(lu)-tal (= 1. to give kindly advice; 2. to speak kindly; to bid ★farewell) 見送り
さげる
kaban tsïmmiri (カバンをさげる)  カバン ツィ゚ムンミリ [kapan tannara]
tʃoːtsïn mutsï (提灯をさげる)  チョーツィ゚ン ムツィ゚ [tatan nata]
kusï na tonogë sagïri (腰に手拭をさげる)  クシ゚ ナ トノゲ゚ サギ゚リ [kata na tanaka takara]
kusï na kama sasï (腰に鎌をさす)  クシ゚ ナ カマ サシ゚ [kata na kana tata]
とどける
mjaːgi hagi (おみやげをとどける)   ミャーギ ハギ [naka paka]
はこぶ
nitʃa mutsï (土をはこぶ)  ニチャ ムツィ゚ [nata nata]
mun haŋgiruri (額に紐をかけてかごを背負
う)。~haŋgiri (~背負う)  ムン ハンギルリ [nan pankarara]。  ~ハンギリ [~pankara]  項番「ハンギィテ」
cf. 教育漢字 104 t31 運ぶ convey, transport, transfer, carry, deliver  遣す(まだす) 渡す  f17#1.104
【賛】mRtapA (= m. a person who watches a dead body , a man of the lowest caste who collects dead men\'s clothes or ★conveys dead bodies to the river side to be burnt or executes criminals &c.; N. of an Asura MBh.) ムツィ
【賛】mRtadhAra (= & {-ka} a. ★carrying a corpse.) ムツィ
○もちはこび
おぶう
kʔwaː haŋgiri (子供をおぶう)   !クゥヮー ハンギリ [ka pankara]  項番「ハンギィテ」
のせる
mun kamïri (物を頭にのせてはこぶ)  ムン カミ゚リ [nan kanara]
niː tsïmi (荷をのせる)  ニー ツィ゚ミ [na tana]
おう
niː haŋgiri (荷をおう)  ニー ハンギリ [na pankara]  項番「ハンギィテ」
せおう
niː haŋgiri (荷をせおう)  ニー ハンギリ [na pankara]  項番「ハンギィテ」
-54-   ↑Top
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〒2.2   ↑Top
(2)変容の語彙
karada nu jaːratsï (体が弱る)  カラダ ヌ ヤーラツィ゚ [karata na arata]
wata jambïratsï (おなかをこわす)。  ワタ ヤムンビ゚ラツィ゚ [ata anparata]
~jambïra ʃunともいう。  ~ヤムンビ゚ラ シュン [~anpara tan]
わる
garasï tsï ki watï (ガラスをわる)  ガラシ゚ ツィ゚ キ ワティ゚ [karata ta ka ata]
tamun wari (薪をわる)  タムン ワリ [tanan ara]
gara wari (竹をわる)  ガラ ワリ [kara ara]
φuːsendama wari (風船をわる)  フューセンダマ ワリ [patantana ara]
tamagu wati (卵をわる)  タマグ ワティ [tanaka ata]
tʃadʒawan watï (湯のみをわる)  チャジャワン ワティ゚ [tatan ata]
ʃoːtʃuː ʔusumiri (焼酎を水でわる)  ショーチュー !ウスミリ [tata atanara]
  cf. 教育漢字 89 t32 割 わ(る) 割る split  f17#2.89
くずす
kïsï nu kʔundïtï (崖がくずれる)  キ゚シ゚ ヌ !クンディ゚ティ゚ [kata na kantata]
jama nu kʔundïtï (山がくずれる)  ヤマ ヌ !クンディ゚ティ゚ [ana na kantata]
soːmuri nu kʔundïtï (下へもるような穴が
くずれる)  ソームリ ヌ !クンディ゚ティ゚ [tanara na kantata]
tsʔïŋgjoː nu kʔundïtï (井戸がくずれる)  !ツィ゚ンギョー ヌ !クンディ゚ティ゚ [tanka na kantata]
kïː tsïmïgï nu kʔundïtï (積木がくずれる)  キ゚ー ツィ゚ミ゚ギ゚ ヌ !クンディ゚ティ゚ [ka tanaka na kantata]
ʔwaː tʃikiga jambïtï (天気がくずれる)  !ワー チキガ ヤムンビ゚ティ゚ [a takaka anpata]
くだく
ʔisï tsïkkiwari (岩をくだく)  !イシ゚ ツィ゚ッキワリ [ata takara]
koːri wari (氷をくだく)  コーリ ワリ [kara ara]
mitʃa tsïki sïŋgi (土を細くくだく)[ŋ の活字壊れていて、判別難。ŋ と y の中間]  ミチャ ツィ゚キ シ゚ンギ [nata taka tanka]
やぶる
ʃoːdʒiga jarïtï (障子がやぶれる)  ショージィガ ヤリ゚ティ゚ [tataka arata]
φukuroga jarïtï (袋がやぶれる)  フュクロガ ヤリ゚ティ゚ [pakaraka arata]
kʔin nu jarïtï (着物がやぶれる)  !キン ヌ ヤリ゚ティ゚ [kan na arata]
nui më kara jarïtï (縫目からやぶれる)  ヌイ メ゚ カラ ヤリ゚ティ゚ [na na kara arata]
ʔisï gakï nu kʔundïtï (石垣がくずれる)  !イシ゚ ガキ゚ ヌ !クンディ゚ティ゚ [ata kaka na kantata]
kʔoːro kʔundatsï (牢をやぶる)。kʔoːro
は留置場,牢のこと。  !コーロ !クンダツィ゚ [kara kantata]。  !コーロ [kara]
pʔiːjo ga sïdïtï (ひなが孵化する)  !ピーヨ ガ シ゚ディ゚ティ゚ [pa ka tatata]
つぶす
ʔitʃubi sïrisïŋgi (苺をつぶす)  !イチュビ シ゚リシ゚ンギ [atapa taratanka]
musï sïrisïŋgi (虫をつぶす)  ムシ゚ シ゚リシ゚ンギ [nata taratanka]
nikun sïŋgi (ニキビをつぶす)  ニクン シ゚ンギ [nakan tanka]
kïsïnu kʔundëtï jaː ʔusïtsïkirattï (山
がくずれて家がつぶれた)。kïsïは「岸」
のことで,崖などを含んだものをいう。海岸
ではない。  キ゚シ゚ヌ !クンデ゚ティ゚ ヤー !ウシ゚ツィ゚キラッティ゚ [katana kantata a atatakarata]。  キ゚シ゚ [kata]
こわす
jaː nu jatsïrïtï (家がこわれる)  ヤー ヌ ヤツィ゚リ゚ティ゚ [a na atarata]
tokei nu jaburïtï (時計がこわれる)  トケイ ヌ ヤブリ゚ティ゚ [taka na aparata]
kagi nu jaburïtï (鍵がこわれる)  カギ ヌ ヤブリ゚ティ゚ [kaka na aparata]
kuruma nu φuruku natï ʔiŋkaŋgoː natan 
(車が古くなってうごかなくなった)  クルマ ヌ フュルク ナティ゚ !インカンゴー ナタン [karana na paraka nata ankanka natan]
hana ʔiki nu warïtï (花瓶がわれた)  ハナ !イキ ヌ ワリ゚ティ゚ [pana aka na arata]
haku tsïkiwatï (箱をこわす)  ハク ツィ゚キワティ゚ [paka takata]
duː kuwatsi (体をこわす)  ドゥー クワツィ [ta kata]
cf. 教育漢字  64 t32 破・敗 やぶ(る) 破る、敗る、敗れる break, defeat  負ける  f17#2.64
【賛】krath (= cl. 1. P. %{-thati} , to hurt , kill Dha1tup. xix , 39: Caus. %{krAthayati} , to hurt , injure , ★destroy (with gen. of the person hurt Pa1n2.) ;) くわす、こわす
【賛】sukhabhedya (= mfn. easy to be broken or ★destroyed , Ka1m (v.l. for %{-cchedya}) ; easily separated or disunited Hit.) ツィ゚キワティ゚
さく
naru kamisama nu hantïtï kïː tsïkisatï 
(雷がおちて木をさいた)  ナル カミサマ ヌ ハンティ゚ティ゚ キ゚ー ツィ゚キサティ゚ [nara kanatana na pantata ka takatata]
ʔamï ga φuradan taja muru warïtï (雨
が降らずに田が皆われた)  !アミ゚ ガ フュラダン タヤ ムル ワリ゚ティ゚ [ana ka paratan ta nara arata]
noro tsïnsaki (布をさく)  ノロ ツィ゚ンサキ [nara tantaka]
ʔikja saki (するめをさく)  !イキャ サキ [aka taka]
ʔunagi ʔatsïkoi (鰻をさく)  !ウナギ !アツィ゚コイ [anaka ataka]
ʔiju ʔatsïkoi (魚を三枚にさく)  !イユ !アツィ゚コイ [a ataka]
cf. 教育漢字   39 t31 割く split, tear  f17#1.39
【賛】takS (= 1 cl. i. P. %{-kSati} (ep. also A1. impf. %{ta4kSat} , %{a4takSat} RV. ; ; (in math.) to reduce by ★dividing Gol.;) ツィ゚キサティ゚
【民】vaRaTTu-tal (= 1. to cause to dry up; 2. to ★parch, scorch; 3. to fry) ワリ゚ティ゚
c. 日照りで 田畑がひび割れになることを「割れて」とも言うが、タミル語では 日照りの parched パーチド状態のことを「ワリ゚ティ゚」とも言う。だって。「パーチド」≒「ワレテ」
【賛】vizakala (= mfn. fallen into pieces MBh. (%{-lI-kR} , to break into pieces ib.) ; %{-lita} mfn. separated , ★divided , different Sa1h. ; discriminated , sifted S3is3.) アツィ゚コイ
-55-   ↑Top
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かく
tʃadʒawan nu hatakïːruri (湯呑がかける)  チャジャワン ヌ ハタキ゚ールリ [tatan na patakarara]
saːki nu hanu këːtï (櫛の歯がかける)  サーキ ヌ ハヌ ケ゚ーティ゚ [taka na pana kata]
櫛を拾うと病気になって苦労すると言われる。
suri nu haga hagutsï ʃun (剃刃の刃がこ
ぼれる)  スリ ヌ ハガ ハグツィ゚ シュン [tara na paka pakata tan]
katsobusï φïgi (鰹節をけずる)  カtソブシ゚ フィ゚ギ [katapata paka]
namaku natï kiriran (刃ものがなまって切
れなくなる)  ナマク ナティ゚ キリラン [nanaka nata kararan]
cf. 教育漢字  170 t32 欠 か(ける) 欠ける lack, defect, broken  f17#2.170
たつ
noro tatsï (布をたつ)  ノロ タツィ゚ [nara tata]
【賛】dA, dAti, dyati (= , pp. {dina3} 3 & {dita} ★cut, mow. --{ava} ★cut off, [[,]] divide (esp. the sacrif. cake). {nis} distribute, among (2 acc.). {samava} ★cut in pieces and collect them. {A, vi}, & {sam} ★cut up, bruise, crush. --Cf. {a3vatta, sama3vatta}.) タツィ
おる
ʔuduru tsïnwuri (枯枝をおる)  !ウドゥル ツィ゚ンゥウリ [atara tanara]
harinu wurïtï (針がおれる)  ハリヌ ゥウリ゚ティ゚ [parana arata]
cf. 教育漢字 7 t32 居る、織る、折る、おる f17#2.7
【民】vaLai-ttal (= 02 1. to bend★bend, infiect誤字 inflect 他動 屈折させる、曲げる、屈曲させる、湾曲させる; 2. to surround; 3. to hinder, obstruct; 4. to grasp, seize; 5. carry off, sweep away; to steal; 6. to reiterate, to revent again and again; 7. to paint, delineate; 8. to wear, put on) 折る
kasa kʔui (傘をおりたたむ)  カサ !クイ [kata ka]
kabi sï turi tsïkuri (紙で鶏をつくる)  カビ シ゚ トゥリ ツィ゚クリ [kapa ta tara takara]
千羽鶴をつくる意。
ちぎる
hana tsïŋkiri (花をちぎる)  ハナ ツィ゚ンキリ [pana tankara]
【賛】saMkhid (= P. %{-khidati} , to press or force together RV. TS. ; to drag or ★tear away ChUp.) ツィ゚ンキった
sïgjoroan minnu kiriruŋgane sï (寒くて
耳がちぎれそうだ)  シ゚ギョロアン ミンヌ キリルンガネ シ゚ [takaran nanna kararankana ta]
sudï jarïratsï (袖をちぎる)  スディ゚ ヤリ゚ラツィ゚ [tata ararata]
haorino çimoː sïkkitsï (羽織の紐をちぎ
る)  ハオリノ シヒモー シ゚ッキツィ゚ [parana tana takata]
わける
mandʒo tsïn wëri (お菓子を二つに分ける)  マンジョ ツィ゚ン ゥエ゚リ [nanta tan ara]
cf. 教育漢字 186 t32 別・分 わ(ける) 別ける、分ける separate, divide  f17#2.186
hambun wakë ʃun (山わけにする)  ハムンブン ワケ゚ シュン [panpan aka tan]
ʔuː wari ʔatïri (人数をわりあてる)  !チュー ワリ !アティ゚リ [ta ara atara]
cf. 教育漢字 196 t32 当 あ(てる) 当てる hit, strike, assign  f17#2.196
きざむ
seŋgiri ʔurusï sï (千切おろしをする)  センギリ !ウルシ゚ シ゚ [tankara arata ta]
【民】Ucu-tal (= 1. to decay, become fetid, rotten; to putrefy, as a corpse; 2. to become stale, sour, rank, insipid, as food by keeping; to shave, cut off in ★slices, pare off) ウース、おろし、薄切り
【民】kaNTam (= 03 1. piece, cut or broken off; fragment, ★slice, cutting, chop, parcel, portion, slip; 2. curtain made of parti-coloured material; 3. (Geography) continent; 4. small ridges between paddy fields which divide the field into plots and embark the water required for the crop; 5. block of land measuring between 300 and 350 acres taken for purposes of survey; 6. section, part; 7. jaggery; 8. a kind of sugar; 9. sword; 10. iron style for writing on palmyra leaves; 11. coat of mail; 12. the rising, fourth, seventh and tenth signs) 刻む(きざむ) (N 無音)
【民】tEgkAyccoTTu (= ★slice or thin piece of coconut albumen) 千切った(せんきった)
taːku kiri (たばこをきざむ)  ターク キリ [taka kara]
きる
tamana u kumakaku kiri (きゃべつを細
かくきる)  タマナ ウ クマカク キリ [tanana a kanakaka kara]
deːkuni namasi kiri (大根をきざむ)  デークニ ナマシ キリ [takana nanata kara]
ʔuteː ʔiju nu kuːtasïga ʔitonu kirïtï
(大きい魚が釣れたが糸がきれて)  !ウテー !イユ ヌ クータシ゚ガ !イトヌ キリ゚ティ゚ [ata a na katataka atana karata]
ʔiju nu ʔami tsïː φugatsï (魚が網をき
る)  !イユ ヌ !アミ ツィ゚ー フュガツィ゚ [a na ana ta pakata]
hasami sï ʔitʃu kitï (鋏で糸をきる)  ハサミ シ゚ !イチュ キティ゚ [patana ta ata kata]
ha sï kwïkkiri (歯で糸をきる)  ハ シ゚ クゥィ゚ッキリ [pa ta kakara]
gumu nubasï ŋsïko nubatʃan tukja kiritan
(ゴムをのばしているうちにきれた)  グム ヌバシ゚ ンシ゚コ ヌバチャン トゥキャ キリタン [kana napata ntaka napatan taka karatan]
tsï mi kʔiri (爪をきる)  ツィ゚ ミ !キリ [ta na kara]
karadzï tsïkjamïtï kwïri (髪を短くして
くれ)  カラジ゚ ツィ゚キャミ゚ティ゚ クゥィ゚リ [karata takanata kara]
jasëː seːna ʔiːtï koːra kʔiri (野菜をざ
るに入れてかわかせ)  ヤセ゚ー セーナ !イーティ゚ コーラ !キリ [ata tana ata kara kara]
kadʒi ŋkisïdï ʔiki kirirugëːtï (水にも
ぐって息がきれる)  カジィ ンキシ゚ディ゚ !イキ キリルゲ゚ーティ゚ [kata nkatata aka kararakata]
ʔïːbu kʔwatsï (指をつめる)  !イ゚ーブ !クゥヮツィ゚ [apa kata]
kubi kiri (首をきる)  クビ キリ [kapa kara]
けずる
jempitsu tugi (鉛筆をけずる)  ィエムンピツ トゥギ [anpata taka]
kʔui tugi (杭をけずる)  !クイ トゥギ [ka taka]
hara kana sï sïagirï (柱を鉋でしあげる)  ハラ カナ シ゚ シ゚アギリ゚ [para kana ta takara]
katsïbusï tsïki (鰹節をけずる)  カツィ゚ブシ゚ ツィ゚キ [katapata taka]
cf. 教育漢字 267 削る(けずる) scrape, chop 梳く(とく、すく)、梳る(けずる)  f17#2.267
【民】cetukkuLi (= 1. carpenter\'s ★chisel 鉋(かんな); 2. goldsmith\'s ★chisel , used in enchasing) シ゚アギリ゚
【賛】TaGka (= s. hoe, ★chisel, stamp.) ツィ゚キ
かる
karadzï kiri (髪をきる)  カラジ゚ キリ [karata kara]
kusa kari (草をかる)  クサ カリ [kata kara]
ʔinï kari (稲をかる)  !イニ゚ カリ [ana kara]
ʔueki kari (植木をかる)  !ウエキ カリ [aka kara]
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sïbaφu kari (芝生をかる)  シ゚バフュ カリ [tapapa kara]
cf. 教育漢字   268 刈る(かる) 切る(きる)  f17#2.268
そる
sïgi ʃuri (髯をそる)  シ゚ギ シュリ [taka tara]
mïma junu saː ʃuri (眉の下をそる)  ミ゚マ ユヌ サー シュリ [nana ana ta tara]
【民】cirai-ttal (= 01 1. to ★shave; 2. to cut with a sickle 〔草刈り用の〕鎌) シュリ、そる(剃る)
むしる
hatë nu kusa kagarun (畑の草をむしる)  ハテ゚ ヌ クサ カガルン [pata na kata kakaran]
karadzï ʃukki (髪をむしる)。ʃukkjuri,
ʃukkattïともいう。  カラジ゚ シュッキ [karata taka]。  シュッキュリ [takara],  シュッカッティ゚ [takata]
turi nu hani nugi (烏の羽をむしる)  トゥリ ヌ ハニ ヌギ [tara na pana naka]
はねる
kubi kiritosï (首をきる)  クビ キリトシ゚ [kapa karatata]
jusari nu sïbaja ja kisa sidï (夜の芝
居はさっきはねた)  ユサリ ヌ シ゚バヤ ヤ キサ シディ゚ [atara na tapa a kata tata]
つむ もぐ
kïːha tsïŋkiri (木の葉をつむ)  キ゚ーハ ツィ゚ンキリ [kapa tankara]
hana tsïŋkiri (花をつむ)  ハナ ツィ゚ンキリ [pana tankara]
mamï tsïŋkiri (枝豆をもぎとる)  マミ゚ ツィ゚ンキリ [nana tankara]
そぐ
karadzï saːki (髪をそぐ)。~hana tsïmi
(~の先をきる)  カラジ゚ サーキ [karata taka]。  ~ハナ ツィ゚ミ [~pana tana]
gomboː φïgun (ごぼう(牛蒡)をきる)  ゴムンボー フィ゚グン [kanpa pakan]
ひく
maruta watsï hara nasï (丸太を鋸でひい
て柱にする)  マルタ ワツィ゚ ハラ ナシ゚ [narata ata para nata]
noːgirisï sïtsï kïː kugerasï (鋸でひい
て木をたおす)  ノーギリシ゚ シ゚ツィ゚ キ゚ー クゲラシ゚ [nakarata tata ka kakarata]
とぐ
hoːtʃaː tugi (庖丁をとぐ)  ホーチャー トゥギ [pata taka]
cf. 教育漢字 16 t31 研ぐ whet  f17#1.16
みがく
cf. 教育漢字 93 t31 研く polish  f17#1.93
doːgu migaki (道具をみがく)  ドーグ ミガキ [taka nakaka]
nabïnu φïŋgu ʔutusï (鍋のへぐろをおと
す)  ナビ゚ヌ フィ゚ング !ウトゥシ゚ [napana panka atata]
nandzïki ʔutusï (おこげをおとす)  ナンジ゚キ !ウトゥシ゚ [nantaka atata]
kudzï migaki (靴をみがく)  クジ゚ ミガキ [kata nakaka]
haː migaki (歯をみがく)  ハー ミガキ [pa nakaka]
おろす
ʔiju mikiri kiri (魚を三切にきる)  !イユ ミキリ キリ [a nakara kara]
ʔiju nu ʔukkan kitsï hannagiri (魚の頭
をきってなげすてる)  !イユ ヌ !ウッカン キツィ゚ ハンナギリ [a na akan kata pannakara]
deːkuni ʔurusï (大根をおろす)  デークニ !ウルシ゚ [takana arata]
hansïn ʃiri (芋をする)  ハンシ゚ン シィリ [pantan tara]
hansïn kudzï (さつまいものくず)  ハンシ゚ン クジ゚ [pantan kata]
hansïn kudzï nu kasï (さつまいものか
す)豚,牛の餌にした。  ハンシ゚ン クジ゚ ヌ カシ゚ [pantan kata na kata]
sïtïtsï n kʔudzï (蘇鉄のくず)。  シ゚ティ゚ツィ゚ ン !クジ゚ [tatata n kata]
~kasï (~のかす)。味噌に入れたり,
餅に入れたりした) [~kata]
ʃoːga ʃiri (しょうがをする)  ショーガ シィリ [taka tara]
goma ʃiri (ごまをする)  ゴマ シィリ [kana tara]
jeda kiri ʔutusï (枝を切りおとす)  ィエダ キリ !ウトゥシ゚ [ata kara atata]
wugi kasadzï wuginsura kiri (きびの葉
をとり,きびの先をきる)  ゥウギ カサジ゚ ゥウギンスラ キリ [aka katata akantara kara]
karadzï kiri (髪をきる)。~tsïkjamiri
は全部きりおとしてしまうこと。  カラジ゚ キリ [karata kara]。  ~ツィ゚キャミリ [~takanara]
ぬく
ʃiragï nugi (白髪をぬく)  シィラギ゚ ヌギ [taraka naka]
cf. 教育漢字 166 t31 引く pull, pick 抜く pull out  f17#1.166
kugi nugi (釘をぬく)  クギ ヌギ [kaka naka]
wuï nu ʃukuga nugïtï (桶の底がぬける)  ゥウイ゚ ヌ シュクガ ヌギ゚ティ゚ [a na takaka nakata]
tendʒoː ga hantiti (天井がぬける)  テンジョー ガ ハンティティ [tanta ka pantata]
【賛】pad, padyate (-ti) (= , pp. {panna3} 1 (q.v.) fall, ★drop, fall out, sink [[-,]] down, perish; (mostly ---) go, step, tread;) ハンティティ
【民】nacugku-tal (= 1. to be mashed, crushed, bruised; 2. to be squeezed, pressed, crowded; 3. to be crumpled, folded, bent, as a cloth; 4. to be suppressed, ★dropped, as an affair; 5. to fall through, become hushed, die away, as a rumour; 6. to be reduced, as in circumstances) ぬけ
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むく
kuninnu koː hagi (みかんの皮をむく)  クニンヌ コー ハギ [kananna ka paka]
hansïnnu koː hagi (芋の皮をむく)  ハンシ゚ンヌ コー ハギ [pantanna ka paka]
riŋgo nu koː hagi (リンゴの皮をむく)  リンゴ ヌ コー ハギ [ranka na ka paka]
【民】paku-ttal (= 02 1. to distribute, apportion, allot; 2. to classify; 3. to explain analytically; 4. to give; 5. to divide, cut into pieces; 6. to root out, tear off; 7. to ★remove 削除する impurities 不純物) ハギ、ハグ
【民】porukku (= 1. grain of boiled rice; 2. flake, skin, thin layer that ★peels off, scale; 3. brak;) ほるっく、ハグ
mamï niki (豆をむく)。~nikjun,
~nikjuriともいう。  マミ゚ ニキ [nana naka]。  ~ニキュン [~nakan],  ~ニキュリ [~nakara]
【民】nArkkatti (= a kind of knief for ★peeling off bark from palmyra leafstalk) ニキっち、むくっち
【賛】nirvizRR (= Pass. %{-sIryate} , to ★peel or drop off , fall asunder R.) ニキィイ (v-k, z-y)
jamatu suginu koː hagi (杉の皮をむく)  ヤマトゥ スギヌ コー ハギ [anata takana ka paka]
ʔiju nu koː hagi (魚の皮をむく)  !イユ ヌ コー ハギ [a na ka paka]
ʔiju nu ʔikki hagi (魚のうろこをはぐ)  !イユ ヌ !イッキ ハギ [a na aka paka]
gaʃʃu nu kara tsïn wari (貝の殻をむく)  ガッシュ ヌ カラ ツィ゚ン ワリ [kata na kara tan ara]
tïda nu tʃuːhan koː hagiri (日が強くて
皮がむける)  ティ゚ダ ヌ チューハン コー ハギリ [tata na tapan ka pakara]
hakkugëtï çidʒa tsïkki hadzï (転んで膝
をすりむく)  ハックゲ゚ティ゚ シヒジャ ツィ゚ッキ ハジ゚ [pakakata tata taka pata]
ʔinnu kutsï hatïtï tʃan (犬が歯をむきだ
す)  !インヌ クツィ゚ ハティ゚ティ゚ チャン [anna kata patata tan]
たわむ
jida ga taturi (枝がたわむ)  ィイダ ガ タトゥリ [ata ka tatara]
【賛】zithira (= mf(%{A4})n. (for %{zRthira} fr. %{zrath}) loose , lax , slack , ★flexible pliant 〔物が〕曲げやすい、しなやかな、成形しやすい、しなりやすい, soft RV. ) タトゥリ
cf.  「たわ 【撓】」考  f10#tawa
【民】tuvaL(Lu)-tal (= 01 1. to be flexible, supple, as a tender tree; 2. to bend, shrink, twist, ★warp, as boards in the sun; 3. to fade, wither, as plants under scorching sun; 4. to become rumpled, as a new cloth; 5. to quiver, tremble; 6. to be distressed; 7. to disappear; 8. to be dense, close; 9. to be thich in consistency, as milk; 10. to be stickly; to adhere, as oil; 11. to unite sexually; 12. to be thin; to touch) たばる、たわむ (l-m)
しなう
gara nu kadï sï takkugëtï (竹が風でし
なう)  ガラ ヌ カディ゚ シ゚ タックゲ゚ティ゚ [kara na kata ta takakata]
ねじれる
hari gani nu magatï (針金がねじれる)  ハリ ガニ ヌ マガティ゚ [para kana na nakata]
ひねる
kubi mawasï (首をひねる)  クビ マワシ゚ [kapa nata]
tïː saniri (腕をひねる)  ティ゚ー サニリ [ta tanara]
dʒagutsï ʔëːri (蛇口をひねる)  ジャグツィ゚ !エ゚ーリ [takata ara]
つねる
mumu tsïŋkiri saniratti (腿をつまんでひ
ねられた)  ムム ツィ゚ンキリ サニラッティ [nana tankara tanarata]
はぐ
ʔuːkadï sï jane φukituba hatti (台風
で屋根ふきとばされて)  !ウーカディ゚ シ゚ ヤネ フュキトゥバ ハッティ [akata ta ana pakatapa pata]
kasagu kʔuːratsï (かさぶたをはがした)  カサグ !クーラツィ゚ [kataka karata]
tsïmï hagarïtï (爪がはがれた)  ツィ゚ミ゚ ハガリ゚ティ゚ [tana pakarata]
tsïmï tsïkki sïndʒa (爪をうった)  ツィ゚ミ゚ ツィ゚ッキ シ゚ンジャ [tana taka tanta]
ʔudunu koː hagasï (ふとんの皮をはがす)  !ウドゥヌ コー ハガシ゚ [atana ka pakata]
pen ga hagïtï (ペンキがはげた)  ペン ガ ハギ゚ティ゚ [pan ka pakata]
ʔudu karagitan (ふとんをはぎとった)  !ウドゥ カラギタン [ata karakatan]
nusïdu (おいはぎ)  ヌシ゚ドゥ [natata]
かたむく
kamï nu kugëtï (瓶がかたむく)  カミ゚ ヌ クゲ゚ティ゚ [kana na kakata]
【賛】kRz, kRzyati (= , pp. {kRzita} become or be ★lean or feeble 〔組織などが〕弱体の. C. [[,]] {karzayati}, pp. {karzita} (often confounded with the C. of {kRS}) make ★lean, keep short of food, diminish, attenuate, vex, torment. - {anu, ava, pri, vi} afflict, vex.) クゲ゚ティ (y-ki)、傾斜(けいしゃ)
へこむ
mïːnu sïkkudun (目がへこむ)  ミ゚ーヌ シ゚ックドゥン [nana takatan]
wata nu karituri (腹がへこむ)  ワタ ヌ カリトゥリ [ata na karatara]
くぼむ
mitsï nu kubuduri (道がくぼんでいる)  ミツィ゚ ヌ クブドゥリ [nata na kapatara]
まがる
hari nu magatï (針がまがる)  ハリ ヌ マガティ゚ [para na nakata]
kugi ga magatï (釘がまがる)  クギ ガ マガティ゚ [kaka ka nakata]
çidza magïti (膝をまげる)  シヒザ マギ゚ティ [tata nakata]
ほる
tsïŋgjoː φuri (井戸をほる)  ツィ゚ンギョー フュリ [tanka para]
【民】paRi-ttal (= 02 1. to pluck, crop, pick off with a twist; 2. to weed, eradicate; to pull out, as an arrow; 3. to take by force; to usurp, grasp, extort, rob, plunder, confiscate; 4. to ★dig, excavate 〔地面などを〕掘る、掘り返す; 5. to unload; 6. to destroy; 7. to abandon; to dismiss) フュリ
nindʒu φuri (溝をほる)  ニンズュ フュリ [nanta para]
hansïn φuri (芋をほる)  ハンシ゚ン フュリ [pantan para]
taː φuri (田をつくる)  ター フュリ [ta para]
han φuri (印鑑をほる)  ハン フュリ [pan para]
c. 「印鑑をほる」って、「彫刻刀で印鑑の文字の溝を彫る」って意味。多分。 dig ではなく、scrape。
【民】pIrAy-tal (= 1. to ★scrape together; to gather together little by little; 2. to pick out, sift, as stones from grain) フュリ
【民】vIrAy-tal (= to ★scrape together; to gather together little by little) フュリ
ためる
gara sïkitamiri (竹をためる)  ガラ シ゚キタミリ [kara takatanara]
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kaina na handʒikja φuti ʔari (腕にいれ
ずみをほる)  カイナ ナ ハンジィキャ フュティ !アリ [kana na pantaka pata ara]
kokomuri nu ʔidʒitun (つぼみがでている)  ココムリ ヌ !イジィトゥン [kakanara na atatan]
kokomuriは花のつぼみ一般にいう。  ココムリ [kakanara]
wata nu ʔidʒitun (腹がでている)  ワタ ヌ !イジィトゥン [ata na atatan]
かれる
kusa kï nu karïtï (草木がかれる)  クサ キ゚ ヌ カリ゚ティ゚ [kata ka na karata]
【民】cURai (= 01 1. whirlwind; 2. robbery, decoity, pillage; 3. a ★blighting 〔植物を〕枯らす disease of crops;) 枯れ(かれ)、カール
【賛】kAhala (= mfn. speaking unbecomingly HYog. ; speaking indistinctly L. ; mischievous L. ; large , excessive L. ; dry 乾く, ★withered L. ;) かーれ(枯れ)
はれる
tsïra nu ʔukabari (顔がはれる)  ツィ゚ラ ヌ !ウカバリ [tara na akapara]
tïʔasï ga φukkwëri (手足がはれる)  ティ゚!アシ゚ ガ フュックゥェ゚リ [tata ka pakara]
nibutu ga harïri (おできがはれる)  ニブトゥ ガ ハリ゚リ [napata ka parara]
mïː ga φukkwëturi (目がはれる)  ミ゚ー ガ フュックゥェ゚トゥリ [na ka pakatara]
harimun (はれもの)。φukkwïri (みみず
ばれ)  ハリムン [paranan]。  フュックゥィ゚リ [pakara]
しおれる
hanaga karïtï kjuri (花がしおれてくる)  ハナガ カリ゚ティ゚ キュリ [panaka karata kara]
jasai ga sïrëʃuri (野菜が旱魃でかれる)  ヤサイ ガ シ゚レ゚シュリ [ata ka taratara]
しぼむ
hana nu kʔuːrun (花がしぼむ)  ハナ ヌ !クールン [pana na karan]
【賛】kAhala (= mfn. speaking unbecomingly HYog. ; speaking indistinctly L. ; mischievous L. ; large , excessive L. ; dry , ★withered L. ;) クール、かれ る
【民】tavven2al (= expr. denoting (a) shrinking, ★withering, fading; (b) sound as of rain; pattering) しぼむル
ふとる
konogoro ja kwëːtï (この頃はふとってい
る)  コノゴロ ヤ クゥェ゚ーティ゚ [kanakara a kata]
ʔuekïnuφeːkunatï (植木がふとる)  !ウエキ゚ヌフェークナティ゚ [akanapakanata]
つぼむ
kasa kʔuːrun (傘をつぼめる)  カサ !クールン [kata karan]
しなびる
deːkuni ga koːratʃan (大根がしなびる)  デークニ ガ コーラチャン [takana ka karatan]
【賛】kAhala (= mfn. speaking unbecomingly HYog. ; speaking indistinctly L. ; mischievous L. ; large , excessive L. ; dry , ★withered L. ;) コーラ
【民】cumpu-tal (= 01 to ★wither, shrink) しなび ル
はる
wata φëa (腹がはる)  ワタ フェ゚ア [ata pa]
tento hari (テントをはる)  テント ハリ [tanta para]
sasïn hari (写真をはる)  サシ゚ン ハリ [tatan para]
koːjaku hari (こうやくをはる)  コーヤク ハリ [kaka para]
【民】para-ttal (= 1. to spread, ★extend; to be diffused, as water, air, odour, epidemic, clouds or light; 2. to be flattened, as by hammering; to be broad, as a plane surface; 3. to be bewildered, perplexed) 張る(はる)
【賛】para (= ; the wider or mare ★extended or remoter meaning of a word Jaim. ;) 張る
【民】paRRu (= 02 1. grasp, grip, seizure; 2. acceptance; 3. adherence, attachment, affection, clinging of the mind to sensual objects, of two kinds, viz., aka-p-par6r6u, pur6a-p-par6r6u ; 4. connection, affinity, bond; 5. piece put on or nailed on for strength; 6. solder; 7. ★paste, glue;) 貼る(はる)
【民】valu (= 01 1. strength; 2. skill, ability; 3. weight; 4. coin above standard weight, opp. to melu ; 5. a species of big mosquito; 6. a cant term for eight; 7. prop; 8. a medicinal ★paste; 1. strong; 2. great; much) 貼る(はる)
やせる
duː nu toːriri (体がやせる)。toːriruri
ともいう。  ドゥー ヌ トーリリ [ta na tarara]。  トーリルリ [tararara]
toːrituri (やせている)  トーリトゥリ [taratara]
toːritʃu (やせた人)  トーリチュ [tarata]
【民】tEraipAytal (= 1. leaping of a toad on a pregnant woman, believed to cause wasting disease in the child; 2. becoming ★emaciated about the buttocks) トーリリたる
【民】tEy-tal (= 01 1. to wear away by friction; to be rubbed; 2. to lessen, decrease, wane, as the moon; to waste away, as the oil in a burning lamp; to become exhausted; 3. to be ★emaciated; to grow thin, as a child; 4. to become weakened; 5. to lapse, pass, wear away, as time; 6. to be effaced, erased, obliterated by rubbing; to be destroyed; 7. to die) とーい、トーリ
---
【賛】avacchAta (= mfn. skinned L. ; reaped Ka1tyS3r. ; ★emaciated (as by abstinence) Gaut.) 瘦せた(やせた)
【民】calli (= 02 1. small pieces of stone or glass, potsherd; 2. small chips, as of stone; rubble; 3. small flat sheels, used for lime; 4. small copper coin, fractional part of a larger coin, 1 12 anna; 5. short pendant in ornaments, hangings; 6. a thin, ★emaciated person; 7. perforation, hole; 8. falsehood; 9. villain, blackguard) ガリ (c-k)、ガリガリ
【民】karai-tal (= 01 1. to wear away, as soil by the action of water; to dissolve, as salt or sugar in water; 2. to be reduced from a soild to a liquid form; 3. to become ★emaciated, as the body;) ガリ
【民】valiccalan2 (= 1. extremely ★emaciated man; 2. obstinate man) ガリガリの (v-g, c-k)、ゲッソリの (v-g)
【民】carukA-tal (= lit., to become dried as leaves to be dried, ★emaciated, as body) こけ ル(こける) ----- 「頬(ほお)がこける」の「こける」
むくむ
sïni nu φukkwïri (足がむくむ)  シ゚ニ ヌ フュックゥィ゚リ [tana na pakara]
tsïra nu ʔukabari (顔がむくむ)  ツィ゚ラ ヌ !ウカバリ [tara na akapara]
【民】pogkal (= 1. boiling; bubbling; ebbing; ★swelling; leaping;) フクレ
【賛】ucchvAsa (= m. breathing out ; breath , deep inspiration Ka1tyS3r. ; expiration , death Ka1tyS3r. ; sigh MBh. ; froth , yeast , foam RV. ; ★swelling up , rising , increasing ; consolation , encouragement W. ; pause in a narration , division of a book (e.g. of the Das3akuma1ra-carita) ; an air-hole L.) ウカバーさ
【民】vIkkam (= 01 1. enlargement, ★swelling, inflammation; 2. contusion, cellulitis ; 3. dropsy, oedema ; 4. puffing of the limbs; 5. abundance; 6. crowd; 7. greatness; 8. pride; 9. longing, hankering) むくむ (v-m)
【民】muculi (= a disease of ★swelling in the ankles くるぶし of horse 馬 which makes it limp ぴっこ) むくみ (c-k, l-m)、むくり
かじかむ
tï ga kwaːturi (手がかじかんでいる)。  ティ゚ ガ クゥヮートゥリ [ta ka katara]  項番「クヮイ  硬い」
kwaːruri (かじかむ)  クゥヮールリ [karara]
【出雲弁】かじかなる かじかむ ex. さぶー。手がかじかなってしまったわー。 【= 寒いー。手がかじかんでしまったよー。】
【民】kuLirkuLirntupO-tal (= 1. to be ★benumbed 麻痺した of cold; 2. to become cold, as a dying person) かじかなる (L-z)
【民】cuzaRRiyaTi-ttal (= 1. to blow violently; to devastate, as whirlwind; 2. to carry away great ★numb er of victims, as an epidemic)
【民】kutukutuppu (= 1. desire, eagerness; 2. shivering 〔寒さ・恐怖などで身体が〕震える with ★cold 寒さで震える) かじかじっぷ、かじかむ (t 無音, p-m)
ふやける
tï nu sïdʒun (手がふやける)  ティ゚ ヌ シ゚ズュン [ta na tatan]
sïni nu sïdʒun (足がふやける)。sïdzïkjun
sïdzïkjuriともいう。  シ゚ニ ヌ シ゚ズュン [tana na tatan]。  シ゚ジ゚キュン [tatakan]。  シ゚ジ゚キュリ [tatakara]
【民】catam (= 03 vegetable plant ★pruned 〔指などを〕しわしわにする、ふやけさせる◆水に漬かり過ぎた場合など。 to prevent overgrowth; cropped grain) シ゚ズュン
c. 【英】pruned finger  《a ~》〔長時間の入浴・水泳などで〕ふやけた[しわしわになった]手の指◆通例、pruned fingers
【賛】prapyai (= A1. %{-pyAyate} , to swell out , ★swell up , be distended or exuberant RV. VS. TS.: Caus. %{-pyAyayati} , to cause to swell out , distend RV. S3Br.) ふやけ (y-ki)
【賛】samuddhata (= mfn. ( %{han}) raised well up , uplifted , elevated , whirled up (as dust) , flowing (as a river) high up on (comp.) , heaving , ★swelling (as waters) , towering , lofty , high MBh. Ka1v. &c. ;) シ゚ズュ
のばす
gumu sïppari (ゴムをのばす)  グム シ゚ッパリ [kana tapara]
【賛】samphulla (= mfn. full-blown , blossomed , fully opened or ★expanded (as a flower) Ka1v. Ra1jat.) シ゚ッパリ
【賛】viprasR (= P. %{-sarati} (Ved. inf. %{-sartave}) , to spread , be ★expanded or extended RV.) ひっぱる、ひっぱらす
【民】nilavu-tal (= ; 5. to spread, ★extend, pervade) ぬぶ(伸ぶ)
【民】nILippu (= ★prolongation) ぬぶ(伸ぶ)
ふくれる
mutsï ga φukkwagatï (餅がふくれる)  ムツィ゚ ガ フュックゥヮガティ゚ [nata ka pakakata]  項番「フックィリ  脹れる」
φuːsen φukkwagatï (風船をふくらます)  フューセン フュックゥヮガティ゚ [patan pakakata]
こえる
nitʃa nu kwëtun (土がこえている)  ニチャ ヌ クゥェ゚トゥン [nata na katan]
【民】karukkoL(Lu)-tal (= to conveive; to be impregnated to get ★fecundated, as animals; to get filled, as clouds with water) こえる(肥える)
【賛】ghRtAcI (= (only f.) greazy, ★fat; as subst. the sacrificial ladle (ñ{juhU}); N. of an Apsaras.) 肥えとっち
【賛】tIv (= cl. 1. %{-vati} , to be ★fat Dha1tup.) デブ、デブッチョ
-59-   ↑Top
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むくれる
tsïra φukkwïtun (顔がむくれている)  ツィ゚ラ フュックゥィ゚トゥン [tara pakatan]
うむ
nibutu nu ʔumjun (膿がうむ)。ʔudun
(うんでいる)  ニブトゥ ヌ !ウミュン [napata na anan]。  !ウドゥン [atan]
kunin nu ʔudun (みかんがうんでいる)  クニン ヌ !ウドゥン [kanan na atan]
【賛】unnI (= 1 (%{ud-nI}) P. A1. %{-nayati} , %{-te} , to lead up or out , lead upwards or up to ; to bring or fetch out of , free from , help , rescue , redeem ; to raise , set up , erect , promote RV. ; to draw up , fill up a vessel by drawing (a fluid out of another vessel) RV. ; to raise up , lift up only A1. ) ; to put up , lay up MBh. ; to press or squeeze out (e.g. ★pus 《医》膿、膿汁) MBh.) うみー、うむー
つかれる
kjuːja darïti (今日はつかれる)  キューヤ ダリ゚ティ [ka tarata]  項番「ダリテ 疲れて」
はらむ
jumï ga kaorowa (嫁がはらんでいる)  ユミ゚ ガ カオロワ [ana ka kara]
kaorowaは人間だけに用いられる。  カオロワ [kara]
【賛】gArbha (= a. born from the womb, relating to the fetus or the ★pregnancy.) カオロワ ◎
kunu ʔiju ja harami ʔiju (この魚ははら
み魚である)  クヌ !イユ ヤ ハラミ !イユ [kana a a parana a]
【民】payirA-tal (= 02 to be ★pregnant, as animals) ハラーん (+ん)
ʔusï nu haraduri (牛がはらんでいる)  !ウシ゚ ヌ ハラドゥリ [ata na paratara]
【民】piLLaiyANTiru-ttal (= to be ★pregnant) ハラんドゥリ、孕んでる
〒2.3   ↑Top
(3)着用の語彙
きる
jukata kiri (ゆかたをきる)  ユカタ キリ [akata kara]
kʔin kiri (着物をきる)  !キン キリ [kan kara]
はく
hakama haki (袴をはく)  ハカマ ハキ [pakana paka]
tabi sïgiri (足袋をはく)  タビ シ゚ギリ [tapa takara]
しめる
kʔjuːbi sï (帯をしめる)  !キュービ シ゚ [kapa ta]
kʔjuːbi kʔuŋgi (帯をしめる)  !キュービ !クンギ [kapa kanka]
ʔukkan kʔuŋgi sïː (はちまきをする)  !ウッカン !クンギ シ゚ー [akan kanka ta]
nekutai kʔuŋgi (ネクタイをしめる)  ネクタイ !クンギ [nakata kanka]
sanagï sïmiri (ふんどしをしめる)  サナギ゚ シ゚ミリ [tanaka tanara]
かける
ʔudu kambi (ふとんをかける)  !ウドゥ カムンビ [ata kanpa]
mïgani këːri (眼鏡をかける)  ミ゚ガニ ケ゚ーリ [nakana kara]
mïgani sïgiri (水中めがねをかける)  ミ゚ガニ シ゚ギリ [nakana takara]
denwa këːri (電話をかける)  デンワ ケ゚ーリ [tana kara]
つける
botan tsïkiri (ボタンをつける)  ボタン ツィ゚キリ [patan takara]
jadu na kagi tsïkiri (戸に鍵をつける)  ヤドゥ ナ カギ ツィ゚キリ [ata na kaka takara]
karadzï na ʔamba tsïkiri (頭に油をつけ
る)  カラジ゚ ナ !アムンバ ツィ゚キリ [karata na anpa takara]
kidzïnakuʃuritsïkiri (傷口に薬をつけ
る)  キジ゚ナクシュリツィ゚キリ [katanakataratakara]
ʔosïroi nuri (おしろいをつける)  !オシ゚ロイ ヌリ [atara nara]
bïni tsïkiri (口紅をつける)  ビ゚ニ ツィ゚キリ [pana takara]
ʔin nu kusari tsïkiri (犬の鎖をつける)  !イン ヌ クサリ ツィ゚キリ [an na katara takara]
はめる
tïbukuro sïgiri (手袋をはめる)  ティ゚ブクロ シ゚ギリ [tapakara takara]
ʔudidukei maki (腕時計をはめる)  !ウディドゥケイ マキ [atataka naka]
ʔwïːbugani sïgiri (指輪をはめる)  !ゥイ゚ーブガニ シ゚ギリ [apakana takara]
かぶる
boːsï kambi (帽子をかぶる)  ボーシ゚ カムンビ [pata kanpa]
kasa sasï (傘をさす)  カサ サシ゚ [kata tata]
meŋ kaburi (お面をかぶる)。徳之島井之
川ではお面をかぶらない。  メン カブリ [nan kapara]
tsïŋgjo midzï kambi (井戸の水をかぶる)  ツィ゚ンギョ ミジ゚ カムンビ [tanka nata kanpa]
madë barë (他人の借金をかぶる)  マデ゚ バレ゚ [nata para]
-60-   ↑Top
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さす
giːja sasï (かんざしをさす)  ギーヤ サシ゚ [ka tata]
haribuku na hari saʃi (針さしに針をさす)  ハリブク ナ ハリ サシィ [parapaka na para tata]
cf. 教育漢字 137 t31 射す、差す、指す project 投影, cast 投げる, point 指摘, insert 挿入, direct 方向  示す、挿す、刺す  f17#1.137
kïːnu ʔittsï (木のとげ)。バラなどのと
げ。  キ゚ーヌ !イッツィ゚ [kana ata]  項番「イギィ , ニギも同じ。」
ʔida nu ʔittsï (板のとげ)  !イダ ヌ !イッツィ゚ [ata na ata]
【民】viruveTTu (= black honey ★thorn) イッツィ
ʔjun nigi (魚のとげ・小骨)  !ユン ニギ [an naka]
すげる
ʔandʒa nu hanawu tatïri (下駄の鼻緒を
すげる)  !アンジャ ヌ ハナゥウ タティ゚リ [anta na pana tatara]
kama nu jiː sïgiri (鎌の柄をすげかえる)  カマ ヌ ィイー シ゚ギリ [kana na a takara]
しく
muʃʃu sïki (むしろをしく)  ムッシュ シ゚キ [nata taka]
dzabuton sïki (座ぶとんをしく)  ザブトン シ゚キ [tapatan taka]
ʔudu sïki (ふとんをしく)  !ウドゥ シ゚キ [ata taka]
ʔarasïna sïki (砂利をしく)  !アラシ゚ナ シ゚キ [aratana taka]
つかむ
ʔjuː miŋgi (魚をつかむ)  !ユー ミンギ [a nanka]  -11- と重複
ʔama ga maːri na sagari (母のまわりに
すがる)  !アマ ガ マーリ ナ サガリ [ana ka nara na takara]
juŋgamaraːn (うるさい)  ユンガマラーン [ankanaran]  -- 場違い・誤植。  -67- と重複
くるむ
ware ŋgwa tsïmbi (赤ちゃんをくるむ)  ワレ ングゥヮ ツィ゚ムンビ [ara nka tanpa]
ʔan tsïmbi (あんこをくるむ)  !アン ツィ゚ムンビ [an tanpa]
【賛】saMvye (= P. A1. %{-vyayati} , %{-te} (pf. p. %{-vivyAna} q.v.) , to roll or cover up RV. ; to put on , ★wrap one\'s self in (acc.) RV. ; to supply or furnish or provide or equip with RV. : Caus. see %{-vAyita}.) つぃむび
【民】cuRRilai (= ★wrapper or cover-leaf of cigar) くるみライ (R-m)
cf. 教育漢字   41 t31 包む wrap, envelop  くるむ f17#1.41
つかまえる
nusï du miŋgi (どろぼうをつかまえる)  ヌシ゚ ドゥ ミンギ [nata ta nanka]
mjau nu nïdzïmi tsïkadan (猫がねずみを
つかまえる)  ミャウ ヌ ニ゚ジ゚ミ ツィ゚カダン [na na natana takatan]
まとう
kjuragin kiri (晴着をまとう)  キュラギン キリ [karakan kara]
  miːgin (新しい着物)  ミーギン [nakan]
ゆう
karadzï jui (髪をゆう)  カラジ゚ ユイ [karata a]
cf. 教育漢字 155 t31 結う (ゆう) bind  f17#1.155
むすぶ
sabanu hanawu tatiri (草履の紐をむすぶ)  サバヌ ハナゥウ タティリ [tapana pana tatara]
kudzï çimo kʔumbi (靴紐をむすぶ)  クジ゚ シヒモ !クムンビ [kata tana kanpa]
~kʔuŋgiともいう。  ~!クンギ [~kanka]
haori nu wuː kʔuŋgi (羽織の紐をむすぶ)  ハオリ ヌ ゥウー !クンギ [para na a kanka]
ʔobidzï mi sïmiri (帯をしめる)  !オビジ゚ ミ シ゚ミリ [apata na tanara]
tïː tsïgjosa (手をむすぶ)  ティ゚ー ツィ゚ギョサ [ta takata]
sïni kʔuŋgi (足をくびる)  シ゚ニ !クンギ [tana kanka]
tïː kʔuŋgi (手をくびる)  ティ゚ー !クンギ [ta kanka]
c. くび‐る  【縊る】 《五他》 首をしめて殺す。特に、しばり首にする。
【民】kaipicai-tal (= lit., to ★wring 〔脱水するために洗濯物などを力強く〕絞る(こと)。〔小動物の首を〕ねじり折る(こと)the hands. to be in a fix; to be in deep afflication) かいびさい、くびさい
--
【民】toTuppu (= 1. dischargeing; 2. continuity; 3. fastening, chaining, linking; 4. ★tie, bandage; 5. chain;) しば
【賛】sambaddha (= mfn. bound or ★tied together , joined , connected S3Br. Ka1tyS3r. ; connected in sense , coherent , having meaning (see %{-a-s}) ; shut , closed Ka1m. ;) 縛った
cf. 教育漢字 105 t31 結ぶ tie  つなぐ 繋ぐ(つなぐ)、繋がる  f17#1.105
【民】pEttiravayiri (= small thread tied to a steel-yard スチールヤードに結ばれた小さな糸) ふんじばり (+ん)
ゆわえる
nidzï kuri sïː (荷物をゆわえる)  ニジ゚ クリ シ゚ー [nata kara ta]
たばねる
kusa kʔuŋgi (草をたばねる)。kʔuŋgjun,
kʔuŋgjuriともいう。    クサ !クンギ [kata kanka]  !クンギュン [kankan]!クンギュリ [kankara]
tamun kʔuŋgi (薪をたばねる)  タムン !クンギ [tanan kanka]
karadzï kʔuŋgi (髪をたばねる)  カラジ゚ !クンギ [karata kanka]
【賛】kAcanaka (= n. a string or tape or wrapper which ties or keeps together a parcel or bundle of papers or leaves of a manuscript &c. L. (cf. %{kacela}.)) クンギ
--
【民】toppAram (= 03 a large bundle of things tied in a cloth, as carried over the shoulders; pack; 2. a large truss of grass; 3. boil; 4. a kind of spurge) 束ね(たばね)
つなぐ
ʔitʃuː tsïnagi (糸をつなぐ)  !イチュー ツィ゚ナギ [ata tanaka]
φuni kʔuŋgi (舟をつなぐ)  フュニ !クンギ [pana kanka]
tïː tsïgjosa (手をつなぐ)  ティ゚ー ツィ゚ギョサ [ta takata]
ʔin kʔuŋgi (犬をつなぐ)  !イン !クンギ [an kanka]
kïː tsïgi (木をつぐ)  キ゚ー ツィ゚ギ [ka taka]
つつむ
mandʒu tsïmbi (お菓子をつつむ)  マンズュ ツィ゚ムンビ [nanta tanpa]
tsʔumbjun,tsʔumbjuriともいう。  !ツムンビュン , !ツムンビュリ [tanpan,tanpara]
-61-   ↑Top
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ʔutsïkui sï tsïmbi (ふろしきでつつむ)  !ウツィ゚クイ シ゚ ツィ゚ムンビ [ataka ta tanpa]
かたづける
sïgjutu sïmatsï (仕事をかたづける)  シ゚ギュトゥ シ゚マツィ゚ [takata tanata]
jaː ʃoːdzï sïː (家をかたづける)  ヤー ショージ゚ シ゚ー [a tata ta]
たたむ
ʔutsïkui taguri (ふろしきをたたむ)  !ウツィ゚クイ タグリ [ataka takara]
kʔin taguri (着物をたたむ)  !キン タグリ [kan takara]
kabi taguri (紙をたたむ)  カビ タグリ [kapa takara]
kasa kʔui (傘をたたむ)  カサ !クイ [kata ka]
しまう
doːgu katatsïkïri (道具をしまう)  ドーグ カタツィ゚キ゚リ [taka katatakara]
〒2.4   ↑Top
(4)火熱の語彙
もえる
mʔatsïnu mëːri (火がもえる)  !マツィ゚ヌ メ゚ーリ [natana nara]
kunu tamun ja juː mëːrun (この薪はよ
くもえる)  クヌ タムン ヤ ユー メ゚ールン [kana tanan a a naran]
gumi mëːʃi (ごみをもやす)  グミ メ゚ーシィ [kana nata]
kïːha mëːʃi (落葉をもやす)  キ゚ーハ メ゚ーシィ [kapa nata]
kundu nu kʔwadzï ʃi jaːmuru mëːtʃan
(こんどの火事で家をみなもやしてしまった)  クンドゥ ヌ クゥヮジ゚ シィ ヤームル メ゚ーチャン [kanta na kata ta anara natan]
あぶる
ʔikja ʔaburi (するめをあぶる)  !イキャ !アブリ [aka apara]  項番「アブイコ」
nori ʔaburi (海苔をあぶる)  ノリ !アブリ [nara apara]
tïː koːsï (手をあぶる)  ティ゚ー コーシ゚ [ta kata]
やく
jama jaki (山をやく)  ヤマ ヤキ [ana aka]
kʔwadzï (火事)  !クゥヮジ゚ [kata]
sumi jaki (炭やき)  スミ ヤキ [tana aka]
tsïbu jaki (壷やき)  ツィ゚ブ ヤキ [tapa aka]
tïdasï hada jaki (日光で肌をやく)  ティ゚ダシ゚ ハダ ヤキ [tatata pata aka]
jatʃu jaki (灸をすえる)  ヤチュ ヤキ [ata aka]
ʔjuː koːsï (魚をやく)  !ユー コーシ゚ [a kata]
mutsï jaki (餅をやく)  ムツィ゚ ヤキ [nata aka]
nïku jaki (肉をやく)  ニ゚ク ヤキ [naka aka]
kuga jaki (卵をやく)  クガ ヤキ [kaka aka]
hansïn jaki (さつまいもをやく)  ハンシ゚ン ヤキ [pantan aka]
  jaki bansïn (やき芋)  ヤキ バンシ゚ン [aka pantan]
nigiri mïsï (おにぎり)  ニギリ ミ゚シ゚ [nakara nata]
karadadʒuː jatʃan (全身をやいた)  カラダズュー ヤチャン [karatata atan]
  jakedo (やけど)  ヤケド [akata]
mʔatsï nu tsuːhatsï ʔiju jeŋgosï (火が
強くて魚がこげる)  !マツィ゚ ヌ ツーハツィ゚ !イユ ィエンゴシ゚ [nata na tapata a ankata]
misï nu nandʒiki jakïtsïkïtï (ご飯がこ
げた)  ミシ゚ ヌ ナンジィキ ヤキ゚ツィ゚キ゚ティ゚ [nata na nantaka akatakata]
midzï nu sïtsï nabï jakiwatï (水がなく
なって鍋をこがした)  ミジ゚ ヌ シ゚ツィ゚ ナビ゚ ヤキワティ゚ [nata na tata napa akata]
ʔukiri hantutsï tatami jaki φugatsï (
すみ火で畳をこがした)  !ウキリ ハントゥツィ゚ タタミ ヤキ フュガツィ゚ [akara pantata tatana aka pakata]
たく
ʔuban sïː (ご飯をたく)  !ウバン シ゚ー [apan ta]
kaiban sïː (お粥をたく)  カイバン シ゚ー [kapan ta]
hansïn niː (芋をにる)  ハンシ゚ン ニー [pantan na]
φuro wakasï (風呂をたく)  フュロ ワカシ゚ [para akata]
つける
taku na mʔatsï tsïkiri (たばこに火をつけ
る)  タク ナ !マツィ゚ ツィ゚キリ [taka na nata takara]
doːsoku tsïkiri (ローソクをつける)  ドーソク ツィ゚キリ [tataka takara]
【民】cuNTAgkoLLi (= stick ★ignited 発火させる at one end, used by children as a firework 花火) つんたーぐこっり → つんたーける → つける
おこす
rentan ʔukusï (練炭をおこす)  レンタン !ウクシ゚ [rantan akata]
【賛】ayugArcis (= m. `\" having odd (i.e. seven) ★flames 炎 \"\' , fire S3is3.) ウクシ
sïdzïri (もえさし)  シ゚ジ゚リ [tatara]
dzïrudzïmi (すみ)  ジ゚ルジ゚ミ [taratana]  項番「ヤキジミ」
ʔukiri (すみび)  !ウキリ [akara]  項番「ウッキリ」
hai (灰) haidʒimi (灰ずみ)  ハイ [pa]。  ハイジィミ [patana]
-62-   ↑Top
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せんじる
kuʃuri sïdzïri (薬をせんじる)  クシュリ シ゚ジ゚リ [katara tatara]
【賛】samunmizra (= mfn. ★mixed or mingled with 〔~を〕混ぜる, accompanied by (instr.) MBh.) せんずる、シジリ
たぎる
juː nu wakitʃigiri (湯がたぎる)  ユー ヌ ワキチギリ [a na akatakara]  項番「タンジ」
【民】vatakkuvatakken2al (= expr. of (a) being ★under-boiled or underfried, as greens; (b) palpitation of the heart) ワキチギリ
にる
ʔiju waːʃi (魚をにる)  !イユ ワーシィ [a ata]
mamï nï (豆をにる)  マミ゚ ニ゚ [nana na]
sïru ʔatsïrasï (汁をあたためる)  シ゚ル !アツィ゚ラシ゚ [tara atarata]
sïru taŋgi sïratsï (汁がにつまる)  シ゚ル タンギ シ゚ラツィ゚ [tara tanka tarata]
くべる
tamun sasïrï kʔumi (薪をどんどんくべる)  タムン サシ゚リ゚ !クミ [tanan tatara kana]
あげる
tempura jaki (てんぷらあげる)  テムンプラ ヤキ [tanpara aka]
むす
mamami mïsï kaʃiki (赤飯をむす)  ママミ ミ゚シ゚ カシィキ [nanana nata kataka]
mamamï (あずき) kaʃiki (ふかしたごはん)  ママミ゚ [nanana]。  カシィキ [kataka]
ふかす
mandʒoː jaki (まんじゅうふかす)  マンジョー ヤキ [nanta aka]
いためる
tamana ʔikki (きゃべついためる)  タマナ !イッキ [tanana aka]
いる
mamï ʔikki (豆をいる)  マミ゚ !イッキ [nana aka]
guma ʔikki (ごまをいる)  グマ !イッキ [kana aka]
むれる
ʔuban ʔïnsï (ご飯をむらす)  !ウバン !イ゚ンシ゚ [apan anta]
kjuː wa ʔuturusïka ʔatsïan (今日はむれ
るように暑い)  キュー ワ !ウトゥルシ゚カ !アツィ゚アン [ka a atarataka atan]
わかす
juː wakasï (湯をわかす)  ユー ワカシ゚ [a akata]
tʃaː wakasï (お茶をわかす)  チャー ワカシ゚ [ta akata]
φuru wakasï (風呂をわかす)  フュル ワカシ゚ [para akata]
sïru waːsï (汁をわかす)  シ゚ル ワーシ゚ [tara ata]
【賛】valg, valgati, -te (= , pp. {valgita} (q.v.) spring, jump (esp. with [[-,]] joy). -- {abhi} spring near or towards, ★boil up (water). ({ava} leap, bound*.) {A} move quickly, jump, spring. {vyA} gallop, leap, move hither and thither. {pra} & {vi} leap, spring. {sam} begin to undulate or ★boil up.) ワカシ、沸かす
くすぶる
gumi nu φutsïmoti mëːran (ごみがくすぶ
ってもえない)  グミ ヌ フュツィ゚モティ メ゚ーラン [kana na patanata naran]
ゆでる
tamago judïri (卵をゆでる)  タマゴ ユディ゚リ [tanaka atara]
ʔibi judiri (海老をゆでる)  !イビ ユディリ [apa atara]
【賛】yeS, yeSati (= ★boil up, bubble. -- {nis} ★boil or sweat forth. [[,]]) ゆで
けむる
tamun ga mëːran (薪がもえない)  タムン ガ メ゚ーラン [tanan ka naran]
ゆがく
ʔikja judiri (烏賊をゆがく)  !イキャ ユディリ [aka atara]
deːkun judiri (大根をゆがく)  デークン ユディリ [takan atara]
ʔaːʔin niː (里芋をにる)  !アー!イン ニー [an na]
あたる
mʔatsï nukumi (火にあたる)  !マツィ゚ ヌクミ [nata nakana]
ʔatsïratsï kami (あたためてたべる)  !アツィ゚ラツィ゚ カミ [atarata kana]
-63-   ↑Top
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あたためる
bentoː nukumiri (ベんとうあたためる)  ベントー ヌクミリ [panta nakanara]
〒2.5   ↑Top
(5)飲食の語彙
たべる
ʔaʃi ja soːba kadi (昼食はそばをたべる)  !アシィ ヤ ソーバ カディ [ata a tapa kata]
kami,kamjun, kamjuriともいう。  カミ,カミュン, カミュリ [kana,kanan, kanara]
くう
ʔuban kadi (飯をくう)  !ウバン カディ [apan kata]
gaddʒan ni kʔwattï (蚊にくわれた)  ガッジャン ニ !クゥヮッティ゚ [katan na kata]
sakï numi (酒をのむ)  サキ゚ ヌミ [taka nana]
ʔuʃi ga kusa kadu (牛が草をくっている)  !ウシィ ガ クサ カドゥ [ata ka kata kata]
nïgan (寝噛み)  ニ゚ガン [nakan]
のむ
midzï numi (水をのむ)  ミジ゚ ヌミ [nata nana]
kuʃuri numi (薬をのむ)  クシュリ ヌミ [katara nana]
sakï numi (酒をのむ)  アキ゚ ヌミ [taka nana]
suikwan tani kadi (西瓜のたねをのみこむ)  スイクゥヮン タニ カディ [takan tana kata]
taku φuki (たばこをのむ)。φukjun,
φukjuriともいう。  タク フュキ [taka paka]。  フュキュン [pakan]。  フュキュリ [pakara]
ʔjuː numundani numikʔudan (魚が餌をの
みこむ)  !ユー ヌムンダニ ヌミ!クダン [a nanantana nanakatan]
cf. 教育漢字 176 t31 飲む drink  f17#1.176
かむ
gamu kaːsïŋgi (ガムをかむ)  ガム カーシ゚ンギ [kana katanka]
ʔusïsï kaːsïŋgi (お肉をかむ)  !ウシ゚シ゚ カーシ゚ンギ [atata katanka]
jagi ga kusa kami (山羊が草をかんでい
る)  ヤギ ガ クサ カミ [aka ka kata kana]
kaduri (かんでいる)  カドゥリ [katara]
ʔuban kaːsïŋg juri (ご飯をよくかむ)  !ウバン カーシ゚ンg ユリ [apan katank ara] ???
ʔuban kaːsïŋgjuri (ご飯をよくかむ)  !ウバン カーシ゚ンギュリ [apan katankara] カモ
ʔinni kʔwattï (犬にかまれた)  !インニ !クゥヮッティ゚ [anna kata]
madzimunni kʔwatti (ハブにくわれた)  マジムンニ !クゥヮッティ [natananna kata]
habu ʔatari sïともいう。  ハブ !アタリ シ゚ [papa atara ta]
かじる
nama bansïn kami (生芋をかじる)  ナマ バンシ゚ン カミ [nana pantan kana]
nïdzïn nu hansïn kadijan (ねずみが芋をか
じる)  ニ゚ジ゚ン ヌ ハンシ゚ン カディヤン [natan na pantan katan]
ʔujanu sïni kadʒiri (親のすねをかじる)  !ウヤヌ シ゚ニ カジィリ [ana tana katara]
つつく
turiga mun sïroi (鳥が餌をつつく)  トゥリガ ムン シ゚ロイ [taraka nan tara]
ʔujaduri ga kʔwakkui (親鶏がつつきはな
す)  !ウヤドゥリ ガ !クゥヮックイ [atara ka kaka]
【賛】saMdaMzaka (= m. (or %{ikA} f.) a pair of tongs or pincers or nippers , small shears or tongs , a vice Das3. Amar. ; (%{ikA}) f. biting , ★pecking (with the beak) Lalit.) つつく、つっつく
【賛】caJcuprahAra (= m. a ★peck with a beak W.) クゥヮックイ、シ゚ロイ
なめる
ʔamedama sïmbi (飴をなめる)  !アメダマ シ゚ムンビ [anatana tanpa]
sata nabïri (砂糖をなめる)  サタ ナビ゚リ [tata napara]
すう
tsïː kami (乳をすう)  ツィ゚ー カミ [ta kana]
ʔuːʔiki ʃuːri (大息をすう)  !ウー!イキ シューリ [aka tara]
【民】cUmpu-tal (= 02 to ★suck, fondle with lips) カム (c-k)
【民】cUppu-tal (= 01 to ★suck, dip) すふ
【賛】cUS (= cl. 1. %{-Sati} , to ★suck , ★suck out Dha1tup. : Pass. %{-Syate} , to be ★sucked up or dried up (by internal inflammation) Sus3r. : Caus. %{-Sayati} , to ★suck up , iv ; cf. %{saM-}.) すう、すー
すする
kaiban kami (お粥をすする)  カイバン カミ [kapan kana]
hana mumi (鼻をすする)  ハナ ムミ [pana nana]
ふくむ
midzï kukumi (口に水をふくむ)  ミジ゚ ククミ [nata kakana]
ʔamidama sïmbi (飴玉をなめる)  !アミダマ シ゚ムンビ [anatana tanpa]
sïmbjun,sïmbjuri,kʔumjuriともいう。  シ゚ムンビュン [tanpan],  シ゚ムンビュリ [tanpara],  !クミュリ [kanara]
-64-   ↑Top
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〒3   ↑Top
語彙その3 形容詞語彙
nagaːha (長い)nagaːhanともいう。  ナガーハ、ナガーハン [nakapa]。 [nakapan]
tëːtaka ʔaʃi (長足)  テ゚ータカ !アシュィ [tataka ata]
nagatï (長手,どろぼう)  ナガティ゚ [nakata]
【賛】naktacArin (= (L.) mfn. walking at night ; m. an owl ; cat ; ★thief ; a Rakshas (cf. %{naktaM-c-}).) ながてカーリン
nagaʔamï (長雨)  ナガ!アミ゚ [nakana]
nagajiri (長居)  ナガヤィリ [nakara]
nagajami (長痛)  ナガヤミ [nakana]
nagaʔiki (長生)  ナガ!イキ [nakaka]
φuːʔiki (大息)  フュー!イキ [paka]
tsïkjaːha (短い)  ツィ゚キャーハ [takapa]
jempitsï ga tsïkjaːha (鉛筆が短い)  イェムピツィ゚ ガ ツィ゚キャーハ [anpata ka takapa]
jamjun (痛い)  ヤムユュン [anan]
【賛】amIva (= n. ★pain, ★disease, distress, grief; f. {a3mIvA} the same, concr. tormentor, fiend.) ヤムユ
kʔwaːhan (小さい)  !クヮーハン [kapan]
【民】kuRaivu (= 1. lack, want deficiency, dearth, limit; 2. defect; default; 3. little, ★small, quantity; 4. indigence,; 5. use, value profit) クヮーハ
kʔwaːka ʔiju (小さい魚)  !クヮーカ !イユ [kaka a]
φëːhan (大きい)  フェ゚ーハン [papan]  項番「フェイ 大きい 太い 高い」
φëːka ʔiju (大魚)  フェ゚ーカ !イユ [paka a]
ʔuː ʔiju (大きい魚)  !ウー !イユ [a a]
tsïkjaːhan (細い)
kʔwaːhanともいう。  ツィ゚キャーハン。 !クヮ゚ーハン [takapan]。 [kapan]
【賛】saMgraha (= m. holding together , seizing , grasping , taking , reception , obtainment MBh. ;; drawing together , making narrower , narrowing , tightening , making ★thin or slender , the ★thin part of anything Car.) さぐらは、ちゃきゃは
【民】tEgkAyccoTTu (= slice or ★thin piece of coconut albumen) てーぐかーいそっつ、てーきゃそっつ
【賛】kRza (= a. lean, ★thin, slender; weak, feeble; insignificant, poor.) くわーしゃ
φëːhan (太い)  フェ゚ーハン [papan]
ʔusïwa (薄い)。ʔusïhanともいう。  !ウシ゚ヮ。 !ウシ゚ハン [ata]
cf. 教育漢字 55 ta 厚い thick  f17#a.55
c. 参考。「薄い」とは、紙一重の関係。
ʔatsïha (厚い)。ʔatsïhanともいう。  !アツィ゚ハ !アツィ゚ハン [atapa]。  [atapan]
cf. 教育漢字 55 ta 厚い thick  f17#a.55
ʔibaːhan (狭い)  !イバーハン [apapan]  項番「イバイ」
【賛】saMbAdha (= m. throng, crowd; pressure, distress; a. ★narrow, crowded with (instr.).) イバーハ (sa-y)、せまーは
c. 舌尖音(ぜっせんおん)の典型例。 apical vowel
sïruːha (広い)。sïruːhanともいう。  シ゚ルーハ。 シ゚ルーハン [tarapa]。 [tarapan]
tsïkjaha (近い)。tsïkjahanともいう。  ツィ゚キャハ。 ツィ゚キャハン [takapa]。 [tapan]
tuːha (遠い)。tuːhanともいう。  ツーハ。 ツーハン [tapa] [tapan]
tuːtabi (遠旅)。nagatabiともいう。  ツータビ。ナガタビ [tatapa]。[nakatapa]
tuːhan kjoːde (遠い親戚)  ツーハン キョーデ [tapan kata]
ʔasaha (浅い)。ʔasahanともいう。  !アサハ。 !アサハン [atapa]。[atapan]
taːhan (高い)  ターハン [tapan]
taːhan jama (高い山)  ターハン ヤマ [tapan ana]
taːka kïː (高い木)  ターカ キ゚ー [taka ka]
taːka jaː (高い家)  ターカ ヤー [taka a]

taːka tïndʒoː (高い天井)  ターカ チ゚ンジョー [taka tanta]
taː dʒoːgutʃi (高い入口)  ター ジョーグチ [ta takata]
sïkuka (低い)  シ゚クカ [takaka]
sïkuka ʔirigutʃi (低い入口)  シ゚クカ !イリグチ [takaka arakata]
cf. 教育漢字 34 ta 低い low  f17#a.34
【民】cOcciyakan2 (= ★low-caste person 低カーストの人) シクカん
φukaha (深い)  フュカハ [pakapa]
naŋgi sïː (苦しい,難儀する)  ナンギ シ゚ー [nanka]  項番「ナンギ」

kimu tʃagëha (かわいそうである)  キム チャゲ゚ハ [kanatakapa]
darowa (だるい)。darohanともいう。  ダロヮ。 ダロハン [tara] [tarapan]
ʔatsïha (暑い)。ʔatsïhanともいう。  !アツィ゚ハ。 !アツィ゚ハン [atapa] [atapan]
ʔitʃaːnともいう。  !イチャーン [atan]
nukuha (暖い)。nukuhariともいう。  ヌクハ。 ヌクハリ [nakapa]。 [nakapara]
nukutamarasï (あたためる)  ヌクタマラシ゚ [nakatanarata]
sïgjoroha (寒い)。sïgjorohan,
sïgjorohariともいう。  シ゚ギョロハ。 シ゚ギョロハン, シ゚ギョロハリ [takarapa]。 [takarapan], [takarapara]
【賛】zItakAla (= m. the ★cold season Sus3r.) しーぎゃら
【賛】zItalIkR (= P. %{-karoti} , to cool , make ★cold , Das.) しーぎょろ
【民】taucAram (= 1. ★cold; frigidity; 2. snow) しぎょろム
tsïkkjagiri (水が冷たい)  ツィ゚ッキャギリ [takakara]
sïgjorohan (冷たい)  シ゚ギョロハン [takarapan]
sïgjoro midzï (冷水)  シ゚ギョロ ミジ゚ [takara nata]
jogoha (痒い)。jogohanともいう。  ヨゴハ。 ヨゴハン [akapa]。 [akapan]  項番「ヨゴイ」 or 「ユゴー」
hatsïkoha (芒が背中などに入ったときのか
ゆい様子)  ハツィ゚コハ [patakapa]
kïː ga tsïkati hatsïkoha (のげが付い
かゆい)誤植  キ゚ー ガ ツィ゚カチ クツィ゚コハ [ka ka takata patakapa]
ʔitʃaha (痛い)  !イチャハ [atapa]
ʔukkan ʔitʃaha (頭がいたい)  !ウッカン !イチャハ [akan atapa]
wata ʔitʃaha (腹がいたい)  ワタ !イチャハ [ata atapa]
garuha (軽い)  ガルハ [karapa]
ʔubuha (重い)  !ウブハ [apapa]
niː nu ʔubuha (荷が重い)  ニー ヌ !ウブハ [na na apapa]
juwaha (弱い)  ユワハ [apa]
duː nu juwa ha (体が弱い)  ドゥー ヌ ユワ ハ [ta na a pa]
karadaga juwati (体が弱る)  カラダガ ユワティ [karataka ata]
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tsïː ha (強い)  ツィ゚ー ハ [tapa]
  tʃuː ka ttʃu (強い人)。tsïː ka ttʃu  チュー カ ッチュ。 ツィー カ ッチュ [ta ka ta]。 [ta ka ta]
ともいう。
mʔaː ha (おいしい)  !マー ハ [napa]  項番「マァアイ」
  mun ga mʔaː ha (食物がおいしい)  ムン ガ マー ハ [nan ka na pa]
nidzïha (まずい)  ニジ゚ハ [natapa]
  kamjummun ga nidzï ha (食物がまずい)  カミュッムン ガ ニジ゚ ハ [kanannan ka nata pa]
ʔamaha (甘い)  !アマハ [anapa]
karahari (辛い)  カラハリ [karapara]
【宮古口】から /kara/ 多與 友新 鏡 形容詞 〈全〉辛い
c. 辛い(からい)、辛い(つらい)のどちらか不明。
【賛】khara (= mf(%{A})n. hard , harsh , rough , sharp , ★pungent 激辛(げきから)、ピリピリ, acid (opposed to %{mRdu4} and %{zlakSNa4}) MBh.;) から
【賛】kolavallI (= f. the plant Pothos officinalis (with a ★pungent fruit resembling pepper) L. ; Piper Chaba L.) カラハリ
kuʃu nu karahari (こしょうが辛い)  クシュ ヌ カラハリ [kata na karapara]
maʃu nu karahari (塩が辛い)  マシュ ヌ カラハリ [nata na karapara]
sïgahan (味が薄い)。味噌の味が少ないこ
と。  シ゚ガハン [takapan]
  sïgan sïru (味が薄い汁)  シ゚ガン シ゚ル [takan tara]
  sïga tʃa (薄い茶)  シ゚ガ チャ [taka ta]
sïːha (すっぱい)  シ゚ーハ [tapa]
nigjaha (苦い)  ニギャハ [nakapa]
kusaha (くさい)  クサハ [katapa]
φuruha (古い)  フュルハ [parapa]
miːha (新しい)  ミーハ [napa]
【宮古口】ミー /mɿɿ/鏡みイ /miɿ/ 多與 友新 鏡 形容詞 〈全〉新しい
【賛】nava (= 1 a. ★new, fresh, young; --- adv. ★newly, lately, just.) ミー/みイ、ニュー、ノヴァ、ミーハ
kimutʃagëha (悲しい)  キムチャゲ゚ハ [kanatakapa]
【民】karaNam (= 1. work by one\'s hand; 2. organ of sense; 3. intellect; cognition; 4. ★mind;) キム
【賛】saduHkha (= a. ★sad, unhappy.) チャゲ゚ハ (s-ch)
φëːhari (早い),dëːhaともいう。「速い」
にも用いる。  フェ゚ーハリ、デ゚ーハ [papara]。[tapa]
dunnahari (晩い)。「遅い」にも用いる。  ドゥッナハリ [tannapara]
kusaha (臭い)。きたないにおい。  クサハ [katapa]
kabaha (香しい)。よいにおい。  カバハ [kapapa]
hoːraha (うれしい)。haːrahanともいう。  ホーラハ。 ハーラハン [parapa]。 [parapan]
【賛】parivRdh (= A1. %{-vardhate} , to grow , grow up , increase Ka1v.: Caus. %{-vardhayati} , %{-te} , to bring up , rear , increase , augment MBh. ; to ★rejoice , delight (with gen.) Hariv.) ホーラだハ
【民】pUri-ttal (= 01 1. to be full; 2. to become perfect, complete; 2. to ★rejoice; to be satisfied;) ハーラ
midzïraha (楽しい)  ミジ゚ラハ [natarapa]
  kjuːnu ʔundoːkwai ja midzïraha (今
日の運動会は楽しい)  キューヌ !ウンドークワイ ヤ ミジ゚ラハ [kana antaka a natarapa]
【賛】madhura (= mf(%{A})n. sweet , pleasant , charming , ★delightful A1s3vGr2.;) まどぅふら
ʔaːhan (赤い)  !アーハン
kʔiːroha (黄色い)  !キーロハ [karapa]
ʔaowa (青い)。「緑」も同じ。「芽」は
wakamï。  !アオヮ。ワカミ゚ [a]。 [akana]
【賛】harivarpas (= a. ★green-coloured.) アロワるぱす (h 無音)
sïruwa (白い)  シ゚ルヮ [tara]
kuruha (黒い)。kuruwaともいう。  クルハ。 クルヮ [karapa]。 [kara]
sïdaːha (涼しい)  シ゚ダーハ [tatapa]
mïːsï kjarowa (まぶしい)  ミ゚ーシ゚ キャロワ [nata kara]
kjora ha (美しい)。kjorasa (美しさ)  キョラ ハ。 キョラサ [kara pa]。 [karata]
【琉球】チュラサン:美しい。「清ら+さん」。
【賛】cAru (= a. pleasant, lovely, ★beautiful, dear; n. adv.) チュラ
【賛】tejasvant (= a. burning, shining, splendid, ★beautiful.) チュラサンだ
【賛】surasundara (= m. a ★beautiful deity Bhag. ; (%{I}) f. a lovely celestial female , Apsaras (%{-jana} m. pl.) ib. ; N. of Durga1 L. ; of a fairy ib. ; of a woman 女性の Vet. ;) チュラサンだら
kjora mun (美人)  キョラ ムン [kara nan]
ʔjassagë (みにくい)  !ヤッサゲ゚ [ataka]  項番「ヤッシャゲ」
ʔjassagë mëːre (不美人)  !ヤッサゲ゚ メ゚ーレ [ataka nara]
kuraha (暗い)  クラハ [karapa]
ʔaːgari (明るい)  !アーガリ [akara]
ʔotoroha (恐ろしい)  !オトロハ [atarapa]  項番「ウトロー 怖ろし 恐ろしさ」
nasakiroha (やさしい)。性質がやさしい
こと。  ナサキロハ [natakarapa]
jasïhan (易しい)  ヤシ゚ハン [atapan]
jasïhan (安い)  ヤシ゚ハン [atapan]
nukuhan (ぬくい)  ヌクハン [nakapan]
nuruhan (ぬるい)  ヌルハン [narapan]
nuru juː (ぬるい湯)  ヌル ユー [nara a]
mïdzïraha (面白い)  ミ゚ジ゚ラハ [natarapa]
naŋgï siː (きつい,難儀する)  ナンギ゚ シ゚ー [nanka ta]  項番「ナンギ」
kjuː ja naŋgi sïta (今日は難儀した)  キュー ヤ ナンギ シ゚タ [ka a nanka tata]
kanaha (かわいい)  カナハ [kanapa]
kanaha mʔaga (かわいい孫)  カナハ !マガ [kanapa naka]
【賛】kamana (= mf(%{A})n. wishing for , desirous , libidinous L. ; beautiful , desirable , ★lovely BhP. ;) カナ
ʔwendaha (おとなしい)  !ウエンダハ [antapa]
ʔwendakkwa (おとなしい子)  !ウエンダックヮ [antaka]
【賛】zvAnta (= mfn. (fr. %{zvam} = %{zam} ?) tranquil , ★placid 〔人の性格・態度などが〕穏やかな、おとなしい RV. (Sa1y. = %{zAnta} , or %{zrAnta}).) ウエンダ (z-w)
waːha (若い)  ワーハ [apa]
wassa (悪い)  ワッサ [ata]
kuwaha (堅い)  クヮハ [kapa]
jaːraha (柔かい)  ヤーラハ [arapa]
jaːra miʃi (柔かい飯)  ヤーラ ミシュィ [ara nata]
kuiha (濃い)  クイハ [kapa]
kui mun (濃いもの)  クイ ムン [ka nan]
sïgahan (薄い)  シ゚ガハン [takapan]
sïgatʃa (薄茶)  シ゚ガチャ [takata]
sïga ʔiro (薄色)  シ゚ガ !イロ [taka ara]
jutaːha (良い)  ユターハ [atapa]
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ʔiʃugaha (忙しい)  !イシュガハ [atakapa]
  sïgutu nu ʔiʃugahan (仕事が忙しい)  シグトゥ ヌ !イシュガハン [takata na atakapan]
muttaggisu(m), once mustaggisu (= "bustling, restlessly ★busy" O/jB of human, demon; < nagdsu Gtn) ミソガシ (m 強無音)
【賛】viS (= : Intens. (or cl. 3. accord. to Dha1tup. ) %{ve4veSTi} , %{veviSTe} , to be active or ★busy in various ways &c. ;) イシュ
【民】viTuviTen2al (= onom. expr. of (a) being active, ★busy; (b) trembling in fear, etc.; (c) being angry) イシュガてなる (T-S, v-g)
【チベ】yid drangs /yi drang/ (= - ★busy the mind [IW] ) いそラングし
【チャン語】ma tuɹ / mezdi (= ★busy) みそ、いそ (m 強無音)
【尼、インドネシア】asyik (= engrossed, absorbed, ★busy, preoccupied, eager, occupied) イソガ
【トルコ】meşgul (= ★busy, engaged, occupied, concerned, engrossed, full) ミシュガル
【蛇】 (asuk イソグ) עָסוּק , (askaniy イゾグニィ) עַסקָנִי (= ★busy)
【ギャロン語】meitɕʰə みそ、いそ (m 強無音) (= be ★busy (v) #1253) @ Jinchuan Erkai 金川二楷 ri ṣe
【有】i zënë (= ★busy, occupied, caught, engaged, closed, foul) い そーね
【ネパール】व्यस्त /Vyasta/ (= busy, hectic) イソ
c. 【韓国語】該当ナシ
hatsïkaha (恥しい)  ハツィ゚カハ [patakapa]
basu(m) I (= "to be ★ashamed, come to shame" [TES] G (d) before s.o. (= ace.) D "put to shame" S OB mng. unci., "cause shame"?; > bayydsu; hayyasu; ayyabds; bastu; biistu) ハズむ
【宮古口】ぱずかす /padzɿkasɿ/ 多與 友新 鏡 形容詞 〈全〉恥かしい
◇【沖縄方言辞典あじまぁ】動詞編
ハジカサ 恥ずかしい
【賛】hrIch (= cl. 1. P. %{hrIcchati} , to be ★ashamed or modest , blush Dha1tup.) ハジカサ
ハジカサスン 恥ずかしがる
【賛】vrIDAvat (= mfn. ★ashamed , abashed MBh.) ハジカサス、ぱずかす (v-k)
【賛】sAdh (= ; to bring to an end or conclusion , complete , make perfect , bring about , accomplish , effect , fulfil , ★execute する、実行, practice with)
c. 【宮古島キッズネット】はずかしい    ぱずかす / どぅぐり
【賛】veTkappaTu-tal (= 1. to be ★ashamed; to feel shame; to be bashful) ぱずかす
【賛】savrIDa (= a. ★ashamed, bashful; n. adv.) どぅぐりダ (s-t-d, v-g)
【タイ語】 xds̄ū (= shameful, ★ashamed, disgraceful) ハズ
【蛇】(bayshan) בַּישָׁן (= ★ashamed ) ハイシャン
c. 【韓国語】該当ナシ
sïːgoroha (むつかしい)  シ゚ーゴロハ [takarapa]
【民】cigkalai (= encumbrance; tangle of ★difficulties (TLS)) シ゚ーゴロ
【賛】saMcAra (= ; ★difficult progress , ★difficulty , distress W. ;) しーごろ
tudinahan (淋しい)  トゥディナハン [tatanapan]
  kʔwa nu wuradan tudinaha (子がいな
なくて淋しい)  !クヮ ヌ ウラダン トゥディナハ [ka na aratan tatanapa]
mïdzïraha (珍しい)  ミ゚ジ゚ラハ [natarapa]
juŋgamaraha (うるさい)  ユンガマラハ [ankanarapa]
【賛】virAva (= m. cry, ★sound, ★noise, hum.) ユンガ (r-n, v-g)、マラハ (v-m)
【民】an2ukaraNavOcai (= * imitative syllabic ★sounds, onomatopoeia) あんがらまほーさい
【民】an2ukaraNavupayavOcai (= * imitation of repeated syllables or ★sounds, as) あんがらなばはヤーヴォーサイ
φëːha (早い,速い)  フェ゚ーハ [papa]
kissaneha (きたない)  キッサネハ [katanapa]
  kissanehan kʔin (きたない着物)  キッサネハン !キン [katanapan kan]
çirattai mun (平たいもの)  シュィラッタイ ムン [tarata nan]
cf. 教育漢字 30 ta 平(たいら)、平たい flat  f17#a.30
matoː (平担なところ)  マトー [nata]
matu(m) I f. (= "land, country" [mostly KUR (pi. KUR.KUR); OAkk, OB KALAM; OAkk, NB(roy. inscr.) also MA.DA] 1. sg. "(own) home country, territory"; in names of countries, DNs, PNs; "★flat country" in contrast to mountain; "land" in contrast to sea; "(foreign) country, territory"; "inhabitants of a country"; "area of surface of entrails, e.g. mat ubdni(m) "area of 'finger'", mat (ubdn) hast "a. of lung", mat tdkaltim "a. of stomach" 2. pi. f. "the countries" of a region; "all countries"; > matitan) マトー 【民】maTTam (= 01 1. measure; 2. evenness; ★flatness;) マッタム
ʔuramïkë (うらやましい)。ʔuramïhaと
もいう。  !ウラミ゚ケ゚。 !ウラミ゚ハ [aranaka]。 [aranapa]
maruha (丸い)  マルハ [narapa]
kïbuha (煙い)。kïbuhanともいう。  キ゚ブハ。 キ゚ブハン [kapapa]。  [kapapan]
kïmutsï jutaːha (気持がよい)  キ゚ムツィ゚ ユターハ [kanata atapa]
【賛】vRdha (= a. = prec.; m. ★comforter, promoter, friend.) ユター
【賛】vRtta (= ; a matter , affair , business ib. ; (also pl.) procedure , practice , action , mode of life , conduct , behaviour (esp. virtuous conduct , ★good behaviour) S3Br.;) ユっター、よっし(良し)
-67-   ↑Top
〒end : Hosei University Repository


〒appendix     ↑Top
ʔ と ï の発音、補足資料。
沖縄県における
「しまくとぅば」の表記について

用語集  p25   in Ⅳ 参考資料
ユネスコによる5つの言語
ユネスコ(国連教育科学文化機関)が2009(平成 21)年 2 月 19 日に発表した言語
“Atlas of the World’s Languages in Danger” 「世界危機言語地図帳」(第 3 版)
国頭語:沖縄本島北部及び周辺諸島、与論島、沖永良部島、喜界島の大部分
沖縄語:沖縄本島中部及び南部、周辺諸島
宮古語:宮古島、及び周辺諸島
八重山語:石垣島、西表島など八重山諸島
与那国語:与那国島
※ただし、本表記における国頭語については与論島及び沖永良部島、喜界島は除きます。
※ユネスコでは「言語」と「方言」を区別せず,全て「言語」で統一しています。
声門閉鎖音
声帯は、気管の上部にある音声の生成を司る器官で、左右 2 対の筋肉の襞です。2 対の
声帯の間の呼気の通路を声門といいます。発音する際に息をせき止めて生み出す音を閉
鎖音(破裂音)といいます。2 対の声帯を軽く閉じて肺からの呼気で振動させて声を出し
ます。その声門を閉じた後、急に声門を開いて作られる閉鎖音を「声門閉鎖音」または「喉
頭破裂音」といいます。国際音声記号では[ʔ]で表します。
中舌狭母音
母音[i]は舌の最も高く盛り上がった部分が最も前寄りで、なおかつ舌面と歯茎の隙間
が狭いので「前舌狭母音」といいます。母音[u]は舌の最も高く盛り上がった部分が最も
後寄りで、なおかつ奥舌と軟口蓋の間の隙間が狭いので「後舌狭母音」あるいは「奥舌狭
母音」といいます。舌の最高点が[i]と[u]の中間に位置する母音を「中舌狭母音」といい、
国際音声記号では[ï]で表記します。
琉球諸語の奄美語に見られます。なお宮古語や八重
山語にも中舌母音があるという見方もあります。
c. 「国際音声記号では[ï]で表記します。」 ---- ウソこくな。 ï は、 IPA 表記ではない。ɨ です。 ï は i ウムラウト umlaut (ローカル表記に過ぎない)

舌尖母音(ぜっせん ぼいん)
「舌尖母音」は、歯茎摩擦音[s]、[z]と同じ舌の形、もしくは、歯茎と舌端の間の隙間
が[s]、[z]よりやや広めにして発せられる母音です。舌尖母音 apical vowel を表す国際音
声記号がなく、スウェーデン語方言、中国語方言の舌尖母音を表す[ɿ]を用いて表記しま
す。宮古語大神島、多良間島、石垣島等の八重山語に舌尖母音があり、呼気が強いとき摩
擦性の音を伴って発せられます。なおこの舌尖母音を中舌母音とする見方もあります。
26
喉頭化、喉頭化音
発音する際に上唇と下唇、舌と歯茎、舌と上あごの後方(軟口蓋)等で肺から送られた
呼気をせき止め、閉鎖や狭めで生み出される子音[p]、[w]、[m]、[t]、[n]、[j]、[k]に対
して、それらの音を作り出す場所(調音点)と声帯とその周辺(喉頭)の二カ所で閉鎖を
作って発音される子音を「喉頭化音」といい、非喉頭化音[p]、[w]、[m]、[t]、[n]、[j]、
[k]が喉頭化音に変化することを「喉頭音化」といいます。琉球諸語には
[ʔp]、[ʔw]、[ʔm]、[ʔt]、[ʔn]、[ʔr]、[ʔj]、[ʔk]等の喉頭化音があります。
これらの「喉頭化音」は喉頭を緊張
させて声門を完全にもしくはごく一部を開いた状態で両唇等の調音点での解放と同時に
声門を解放して生み出されます。喉頭化音を含む音節をカナで示すと喉頭破裂音(声門閉
鎖音)[ʔ]を補助記号として使用してʔパ[ʔpa]、ʔワ[ʔwa]、ʔマ[ʔma]、あるいは、
上付きの「」をつけてパ[ʔpa]、ワ[ʔwa]、マ[ʔma]のように表記します。
無声音、無声化
無声音とは、標準語の子音[p][t][k]などのように声帯の振動を伴わずに発せられる音
声です。これに対して有声音は、標準語の[b][d][g]などの子音や母音 a、i、u、e、o は声
帯の振動が伴って発せられる音声です。
無声化とは、有声音 b、d、g が無声音 p、t、k に変化することをいいます。また無声化
した母音 a、i、u、e、o を表すとき、母音字の下に無声化を表す補助記号をつけて a˳、i˳、
u˳、e˳、o˳のように書き表します。
緩やかな声立て
沖縄語には通常の語頭の母音音節のア a、イ i、ウ u、エ e、オ o、撥音ン N とは異な
り、緩やかに声を立ち上げて発音する’ア’a、’イ’i、’ウ’u、’エ’e、’オ’o、撥音’ン’N があり
ますが、国際音声記号にはこの「緩やかな声立て gradual beginning」を表す記号はあり
ません。
しかし、沖縄語では[ʔiɴ](犬)と[’iɴ],[jiɴ](縁)の区別があり、両者を書き分ける必
要があることから、琉球独自の音声記号として「緩やかな声立て」を表す補助記号「’」
(アポストロフィー)を母音字の左肩に付けて、[’a]、[’i]、[’u]、[’e]、[’o]と表記する方
法も使われています。これをカナで表記する際は’ア,
アア、’イ,
イイ、’ウ,
ウウ、’エ,
エエ、’オ,
オオと表記します。
鼻音化、鼻母音
通常、母音を発するときは、鼻から呼気が抜けないように口蓋帆(口や鼻へ気流を切換
える器官)を持ち上げて鼻腔(鼻の空洞)への通路をふさぎ、口腔(口の空洞)のみで共
鳴させます。
しかし、母音を発するとき口蓋帆を下げて鼻腔でも共鳴させて発生することがありま
す。このように鼻腔でも共鳴させながら発音することを鼻音化といい、鼻音化した母音を
鼻母音といいます。鼻母音は ã、ũ、õ、ĩ のように母音字の上に「~」を付けて表します。
鼻母音の ã、ũ、õ などは八重山語の竹富島にあります。
27
音節
一度に発音することのできる一まとまりの聞こえを持つ最小の単位を音節といいま
す。日本語および琉球諸語の音節は、典型的には母音単独(ア a、ウ u)で、あるいは、
母音の前後に 1 個の子音を伴って形成されます。(マ ma、ク ku、アッ aQ、マッ maQ)
音節文字と呼ばれる仮名文字は 1 文字 1 音節です。
音節主音的子音
母音は前後に子音を伴って、すなわち音節主音として音節を形成します。子音は、通
常、音節副音として母音の前後に配置されますが、前後に子音を伴って母音のように音節
主音として音節を形成する子音を音節主音的子音といいます。宮古語の[pstu](人)の[s]、
[bzː](亥)の[zː]、[kfː](作る)の[fː]、[mlːna](ニラ)の[lː]が音節主音的子音として音
節を形成します。
なお、[ps]の[s]を母音の無声化と捉える立場もあります。
前舌半広母音
母音は、音声器官(舌や歯や唇など)による閉鎖や狭めのない音です。国際音声記号で
は舌の最も高く盛り上がった部分が前寄りの母音を前舌母音といいます。前舌母音は狭
母音[i]、半狭母音[e]、半広母音[ɛ]、広母音[a]の 4 段階に分かれます。
これらは口の開き方により区別されます。標準語の「エ e」は半狭母音と半広母音の中間
よりも半狭母音寄りの位置で発音されます。(国際音声記号の基本母音の位置との比較)
八重山語波照間、白保には標準語の[e]と同じ半狭母音[e]の他に前舌半広母音[ɛ]があり
ます。
広母音
標準語の「ア[a]」は[e]よりも口の開きが広い広母音です。[ə]は[a]よりも少し顎を上
げて、やや口の開きが狭く発音されます。八重山語竹富で[pəi](灰)のようにあらわれ、
「あいまい母音」「シュワー」とも称されます。


cf. ʔ 声門破裂音 wiki  グロッタルストップ記号 ともいう。glottal stop
cf. 2018.12.22 国立国語研究所オープンハウス  琉球諸語を対象とした稀少な音声の記述 Link
cf. 10.古代日本語のどんなところに喉頭化母音がみられたのか 1999.07.16  Link
cf. ウチナーグチの発音 YouTube
cf. 【#16 発音クイズ】しまくとぅば(琉球・沖縄の言葉)講座 ... YouTube
cf. 「イ゜」「リ゜」、どう発音? 琉球方言まとめる試み YouTube
cf.【#2 母音】しまくとぅば(琉球・沖縄の言葉)講座「ゆたしくうにげーさびら」 YouTube
cf. 沖縄語のいま ➁ YouTube
沖縄語のいま ① 声門閉鎖音(声門破裂音)込み
超入門!うちなーぐち講座 講師 比嘉光龍(ふぃじゃ ばいろん)氏  時間 1:12:01 長い
cf. 第4回講座「宮古方言の音韻の特徴について」(野原優一先生 8月14日実施)の動画をアップしました  Link  音が少し聞きにくい。疲れる。 各26 分。 内容は、高級。難しい。
cf. 【破裂音】世界一分かりやすい音声学:声門閉鎖音(No.305) Link YouTube   、要するに、破裂音、そのもの。
cf. 沖縄本島首里方言における口蓋化について by 宮良, 信詳 1995-03 琉球大学学術リポジトリ
cf. 琉球諸語統一的表記法 A unified writing system for the Ryukyuan languages
このページは『琉球のことばの書き方 -琉球諸語統一的表記法』(くろしお出版)の表記が表す音のサンプルを示したり、 追加された表記を示すなど、本の内容を補足するためのページです。  音も悪い。page のセンスも悪い。
 ↑--- 金儲け主義者に見える。良くない。小川 晋史 熊本県立大学。 ---- spec. も全体的に、センスが無い。
cf. 沖縄方言の表記体系 (wikipedia)
↑Top

〒palate

口蓋とベロと発音

from ナッシーの語源帳 103
103【日】喉 (のど) / 喉仏 (のどぼとけ)、のどチンコ   cf. 語源 【喉 (のど) / 喉仏 (のどぼとけ) 】
c. 喉仏 Adam's apple の「のどぼとけ」似発音はインド辞書には無かった。throat の結果から「ほとけ」似を探す。
【民】miTaRu (= 1. neck; 2. trachea, windpipe; 3. ★throat;) のどル
【賛】nADIkA (= f. the wind-pipe or ★throat.) のど侯/のど喉
【賛】vizuddhi (= f. complete purification 浄化、精製, purity (also fig.) 〔水などが〕純度が高い[混じり気がない]こと. holiness , virtue Mn. ; rectification , removal of error or doubt W. ; settlement (of a debt) , S3a1m2khyak. ; retribution 〔正当な〕報い、返礼, retaliation (see %{vaira-v-}) ; perfect knowledge BhP. ; (in alg.) a subtractive quantity , Bi1jag. ; = %{sama} L. ; %{-cakra} n. a kind of mystical circle or mark in the body (said to be in the region of the ★throat) Cat. 体の中の一種の神秘的な円またはマーク(喉の領域にあると言われています);) ぼとけ (h-k)
【民】ciRunAkku (= ★uvula ユーヴュラ、《解剖》口蓋垂、のどチンコ) チンコ (c-ch)
のどちんこ
 tongue タング、舌(した) も、実はチンコ。平たいチンコ
 共通属性 = 「トンガリ」

Interactive IPA Chart

■ 発音記号をクリックするとイヤホーンで発音が聞けます。   元 url
  
pic cf. 『初級クラウン英和辞典 第13版』前付け付録「発音のしかた」 Copyright (c) 2022 Sanseido Co.,Ltd. All Rights Reserved.
口蓋とベロ(舌)の接触点、最も狭い隙間の箇所。
数字は、x 軸からの角度。
▲ 点接触隙間ナシ、△ 点接触隙間アリ、● 面接触隙間ナシ、〇 面接触隙間アリ
    北
北北西 | 北北東
北西  |  北東
西北西 | 東北東
西   |   東
か -- 北東 45▲
あ -- 東 0▲
な -- 北北西、北、北北東 90●
ら r -- 北北西、北、北北東 90〇
た -- 北北西、北 112.5●
さ -- 北北西、北 擦るだけ、触らない。歯との隙間。 112.5〇
は -- ナシ
ま -- 唇 lip●
ら l -- 北西 135▲
や -- 北西 擦るだけ、触らない。135△
わ -- 唇 つぼめるだけ、触らない。 lip〇
*破裂化* が -- か、の接触点の面化。と、+力をれる。 45●
ざ -- さ/た、の接触点の面化。と、+力をれる。 112.5●

だ -- た、の接触点の面化。と、+力をれる。 112.5●


ば -- は、の唇あわせ。と、+力をれる。ま、+力をれる。 lip●
ぱ -- は、の唇あわせ。面化。と、+力をれる。ま、+力をれる。ば、よりももっと激しく。 lip●
ヴァ/ファ -- 同上。  lip●
う -- 唇をヒョットコ状に突き出し、しかも、緊張を維持している。
い -- 歯の表面を見せる様に唇を両横に広げ、緊張維持。
え/お 唇の半緊張。
あーいーうーえーおー、 口蓋とベロは、非接触。空気はスースーの通り道状態。
あっいっうっえっおっ、 「声門閉鎖」発生。 変数:①顎の開き角度。 ②べろ(舌の形) 口蓋との隙間具合 ③唇と頬(ほお)の緊張度ワァーオとやると分かる。

【印日間音通】【印印間音通】

インド弁 と 日本語 間の音通。濁音の音通。濁音とは、強意の子音・半母音。強意の発音のブレに空耳アワーが発生している。
v/ f
|-- y イャ、イュ、イョ
|-- g/k
|-- m/p

r (濁音の範疇と見なされる)
|-- l
|-- 反復、or y/w・半母音化
|-- n

d
|-- y
(含む:サンスクリット・京都・オックスフォード発音 /z/--y。 つまり、歯擦音「シュ」の「イー」化。)
(「イー」と「シャ/シュ」の歯・咽喉の形状は、非常に近い。)
c. 「ダ行」「シャ/シュ行」「さ行」は「イー」に化ける。
cf. sample 日本列島の縄文時代集団は, 北東アジア集団の子孫である。- 頭蓋骨・身体からみた古代東アジア人の多様性と移動 -l 瀬口典子 敎授(九州大學) l Hongik Foundation YouTube  ---- 「し」が後半「イー」に化けている。女性で、たまにいます。
cf. 舌尖母音[ɿ]:宮古語大神島、多良間島、石垣島等の八重山語に舌尖母音があり、呼気が強いとき摩 擦性の音を伴って発せられます。なおこの舌尖母音を中舌母音とする見方もあります。


y 固いイー、 or ワイ
|-- ki
|-- ai (二重母音化)

l
|-- u  固い無音化。

h
|-- k

p
|-- 無音化

同型子音多連続
|-- 単一化

長母音
|-- +ん 付加 ex. アー to アーン
んともんとも」「ーだーだ」「んだんだ」

【Test】
1. 「アー」の口のまま、「 しゃ sha」 と、言えるか?。 --- No. 「ハ、になる」
「イー」の口のまま、「 しゃ sha」 と、言えるか?。 --- Yes.
「ウー」の口のまま、「 しゃ sha」 と、言えるか?。 --- No. 「ひゃ、になる」
「エー」の口のまま、「 しゃ sha」 と、言えるか?。 --- No. 「ひゃ、になる」
「オー」の口のまま、「 しゃ sha」 と、言えるか?。 --- No. 「へ、になる」
2. 「アー」の口のまま、「がざだばぱ」と言えるか?。 --- No.
3. 「アー」の口のまま、ベロだけで、「あいうえお」と言えるか?。 --- Yes.
「アー」の口のまま、ベロだけで、「かきくけこ」と言えるか?。 --- Yes.
「アー」の口のまま、ベロだけで、「さしすせそ」と言えるか?。 --- No.
「アー」の口のまま、ベロだけで、「たちつてと」と言えるか?。 --- No.  「かきくけこ」になる ??
「アー」の口のまま、ベロだけで、「なにぬねの」と言えるか?。 --- No.  「がぎぐげご」になる ?
「アー」の口のまま、ベロだけで、「はひふへほ」と言えるか?。 --- No.
「アー」の口のまま、ベロだけで、「まみむめも」と言えるか?。 --- No.
「アー」の口のまま、ベロだけで、「やゆよ」と言えるか?。 --- Yes.
「アー」の口のまま、ベロだけで、「らりるれろ」と言えるか?。 --- Yes.




ToMoClip 一時 data
ëφʃïʒçŋʔːʔ
「■全角  sp」:「 」
「半角化」 body: $CP editing="s/.*/$H0/;s/ / /;"$
「全全$全[$]」 body:    []$cp editing="$CB$ [$CB$]"$
「ッ」 body: ッ
「カナ発音 tool」 body:
$CB editing="s/<sup>ʔ<\/sup>//;s/ʔ/!/;s/ï/i゚/;s/ë/e゚/;s/ː/ー/;s/çi/シヒ/;s/tsi/ツィ/;s/tsu/ツ/;s/φe/フェ/;s/φi/フィ/;s/φu/フュ/;s/φo/フォ/;s/dja/ジャ/;s/dʒa/ジャ/;s/dʒi/ジィ/;s/dʒu/ズュ/;s/dʒe/ジェ/;s/dʒo/ジョ/;s/dza/ザ/;s/dzi/ジ/;s/dzu/ズ/;s/dze/ゼ/;s/dzo/ゾ/;s/tʃa/チャ/;s/tʃi/チ/;s/tʃu/チュ/;s/tʃe/チェ/;s/tʃo/チョ/;s/ʃa/シャ/;s/ʃi/シィ/;s/ʃu/シュ/;s/ʃe/シェ/;s/ʃo/ショ/;s/kja/キャ/;s/kju/キュ/;s/kjo/キョ/;s/kwa/クゥヮ/;s/kwi/クゥィ/;s/kwe/クゥェ/;s/kwo/クゥォ/;s/gja/ギャ/;s/gju/ギュ/;s/gjo/ギョ/;s/bja/ビャ/;s/bju/ビュ/;s/bjo/ビョ/;s/nja/ニャ/;s/nju/ニュ/;s/mja/ミャ/;s/mju/ミュ/;s/mjo/ミョ/;s/rja/リャ/;s/ka/カ/;s/ki/キ/;s/ku/ク/;s/ke/ケ/;s/ko/コ/;s/sa/サ/;s/si/シ/;s/su/ス/;s/se/セ/;s/so/ソ/;s/ta/タ/;s/ti/ティ/;s/tu/トゥ/;s/te/テ/;s/to/ト/;s/na/ナ/;s/ni/ニ/;s/nu/ヌ/;s/ne/ネ/;s/no/ノ/;s/ha/ハ/;s/hi/ヒ/;s/hu/フ/;s/he/ヘ/;s/ho/ホ/;s/ma/マ/;s/mi/ミ/;s/mu/ム/;s/me/メ/;s/mo/モ/;s/ja/ヤ/;s/ji/ィイ/;s/ju/ユ/;s/je/ィエ/;s/jo/ヨ/;s/wa/ワ/;s/wu/ゥウ/;s/wo/ヲ/;s/ra/ラ/;s/ri/リ/;s/ru/ル/;s/re/レ/;s/ro/ロ/;s/ga/ガ/;s/gi/ギ/;s/gu/グ/;s/ge/ゲ/;s/go/ゴ/;s/da/ダ/;s/di/ディ/;s/du/ドゥ/;s/de/デ/;s/do/ド/;s/ba/バ/;s/bi/ビ/;s/bu/ブ/;s/be/ベ/;s/bo/ボ/;s/pa/パ/;s/pi/ピ/;s/pu/プ/;s/pe/ペ/;s/po/ポ/;s/ŋ/ン/;s/n/ン/;s/m/ムン/;s/a/ア/;s/i/イ/;s/u/ウ/;s/e/エ/;s/o/オ/;"$

tomoclip 環境は、緑ページ を開くこと。
「■淡泊 tool 192用」 body:
$CB editing="s/<sup>ʔ<\/sup>//;s/(ch|sh|ts|dz|dʒ|tʃ)/T/;s/[aiueojwïë]/A/;s/[tdszçʃ]/T/;s/[nmrŋ]/N/;s/[phbvφ]/P/;s/[kg]/K/;s/[ːʔ]//;s/AA/A/;s/AA/A/;s/.*/$L0/;"$
くまら一時マクロ
s//r,s/(tʃ|ts|.)<sup>ʔ<\/sup>/!$1/,cput(r_repl
くまらマクロ: 一回の操作は、元単語尻位置指定したら、後全自動。tomoclip 操作も自動。
^c{end}{left 5},msxys1234{}288,mslc,msxys334{}700,sl500,{f3}
VScode 検索枠 正規表現配下
^([a-z]|ʔ|ʃ|ː|ï|φ|ʒ|ë|ŋ|ç|<|>|/| )*(?= )
くまらボタン box の位置。 (xpos,ypos) = (0,12495)
tomoclip の■淡泊 tool 192用 のアイコン座標 msxys1234{}288  毎回 msxy で確認して。
【キー】 は : = ]
くまら OK 押し の tomoclip アイテム は、種別【マクロ】、【body】Ms351,883l 【キー】/ = \
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