わんさいど・さんだーす

これからもがんばれ!サンダース!管理人のページです。

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2009/1/11  がんばれ!向丘サンダース!

仕事の都合で山口に来て、早いもので5年目に突入してしまいました。
その間、ホームページの更新ができないままで、管理人としてお詫びの申し上げようもありません。

インターネットの情報は言わば「生もの」で、「新鮮さ」がないとその価値が減ってしまいます。
新しい情報を載せるには、やはりチームそばにいらっしゃる方に引き継ぐことが一番良い方法と考え、
スタッフにお伝えしたところ、快くご了承をいただきましたので
08年度末を目処に、
向丘サンダースのホームページをリニューアルすることとな りました。

今まで運営にご協力いただいた皆様には本当に感謝いたします。


サーバーに残っている古いファイルを見ると、それはもう思い出でいっぱいなんです。
あの頃幼かった選手たちが、もう高校生ですよ。

このお正月に川崎に戻ったときに、サンダースの元エースに道でバッタリ会えました。
で、でかい。そして、たくましい。野球、がんばって続けてるんだね。
恥ずかしそうに挨拶してくれた彼を振り向きながら見送っていると
今度は彼の弟くんが嬉しそうに、お兄ちゃんの後をチョコチョコと追っかけていきました。
お母さんの背中で寝ていた弟くんも現役選手。
二人で練習かな?

そうそう。当家の愚息もまだなんとか野球やってます。
この春に3年生になりますので、高校最後の野球シーズンになります。
よく続けました。それだけは褒めてやりたいと思います。

元気の良すぎる嫁さんは
相変わらずで(笑)
息子と娘の部活の追っかけ応援団を楽しんでいるようです。

私はこれからもずっと「ワンサイド・サンダース」です。
またきっと、どこかでお会いできることでしょう。

どの世代の子供たちも、そして大人たちも
いつまでも、楽しく野球ができるように。

がんばれ!向丘サンダース!


2007/3/21  あっ、という間に。

山口へ単身赴任になって2年が過ぎ、息子の試合もほとんど見られないまま
彼はこの春、高校生に。早いものです。
電車でよく見る、黒くてでかい高校球児(2003/6/23 親馬鹿の心、子知らず」参照)になるわけですから。
親はなくとも子は育つ。背丈もあっさり抜かれてしまいました。

わんさんどを読み返していると、たくさんの思い出でいっぱいですが
なかでも、野球を始めた頃の「へたくそ」な思い出ほど貴重な気がします。
背番号のないダブダブのユニフォーム。走ってばかりのキャッチボール。初めての試合。
高学年で活躍したことも覚えてますが、いま本当に見たいのはBチームの頃のビデオです。
当時は、早く大きくなって、パワーでブンブン振り回さないかな〜と思っていたのですが。

プレーヤーである子ども自身の、野球に対する接し方も変わってきますが
野球をする子どもに対する親の思いも、微妙に変化しているみたいです。

野球を始めたばかりのちびっ子をお持ちのお父さん、お母さん!毎週、ご苦労様です!
今だからこそビデオを構えましょう。いい思い出になりますよ!


2006/3/30  単身赴任の寂しい休日、だから。

あー、きったねー部屋だなー
この2週間、忙しくて掃除も何にもしなかったからなー
おー、洗濯物もこんなに。。。やばいよ。。。

せっかくの休みが洗濯と掃除でおしまいかよ。
でも今日は王ジャパンの決勝があるから、テレビでも見ながらやるか。

おおーニッポンが勝ってる!スゲー
イチローいつ見てもかっこいいなー

「ブーブーブー。。。」

メールだ。なになに。
「サンダース試合速報」?
そうか!サンダースの今日の試合も正念場。
序盤戦で0-0か。がんばれよー

「ブーブーブー。。。」

またメールだよ。。いいとこなのに。
なになに。嫁さんからだ。怖え〜
「北シニア試合速報」?
おう。そういえば、息子も試合。
今のところ勝ってるぞ。

テレビはどうよ。
んん?王ジャパン追いつかれてきたぞ。がんばれニッポン!

「ブーブーブー。。。」
ナニー!サンダースまだ0-0だよ。投手戦だね。いい試合だよ。
エラーしたら負けそう。。。??
ああ神様。娘のところに球が行きませんように。

「ブーブーブー。。。」
おう。息子は勝ったぞ。
「来週は関東大会出場を決める試合をやるので帰って来てはどう?」
嫁さんがそうは言っても、仕事あるしなー

そういえば王ジャパンは??
すげー!知らないうちに世界一だよ。おめでとう!

残るはサンダース。メール来ないなー
でも電話で結果聞くの怖いし。

「ブーブーブー。。。ドスン」(飛びつく)
0-0サドンデス満塁ゲーム突入?!だーっ!
あの緊張感。今も忘れられない。
ベンチも選手も応援団もコチコチになって
スコアラだったオレなんか、ペンを握る手がぶるぶる。
あーいやだ。考えただけでも。あんなルール考えた人は、本当に残酷。
どうしてやりようもないけど、自分まで緊張してきたぞ。
がんばれ!サンダース!

「ブーブーブー。。。ブルブル」(手が震えている)
ん〜?ん!やったー!!(←本当に叫んでいた)
勝った!!よくやったぞ!やっぱりサンダースだよ。強いねー
「サンダースが決勝進出を決めました。たまには試合を見に来てください。」
行きたいよ!すぐ行きたい!でもどうしようかなー

その夜。3試合分の祝勝会を一人でやっていたら、マネージャから電話。
「お前に見せてやりたかった。今日の試合。最高だったよ。たまには見に来いよ。」
「う〜。。。山口、川崎、往復4万円。。。」

そして次の休日、決勝戦の第一球場。
「イケー!がんばれー!ナイス!川崎最高!サンダース最高!」
(誰よりも大きくグラウンドにこだまする、私の声援。結局、見に行っちゃったし。)

あ。。。洗濯干すの忘れた。。。


2006/2/5 思えば遠くに来たもんだ

久しぶりの更新です。皆さんお元気ですか?
「サンダースのホームページが更新されていないよ。」
「どうしたんだろう?」と、Sマニアは噂していたと思います(?)

実はHP管理人は仕事の都合で、2004年11月より
遠い遠い山口県へ”単身赴任”しております。(T_T)

あの熱い少年野球の日々は、ひたすら仕事の時間となってしまいました。
業務命令という単なる大人の事情が
私の愛するサンダースとその仲間、選手、感謝と感動であふれる瞬間を
そして家族との時間をあっさりと奪ってしまいました。

チームと同行できなくなり、情報も途絶えがち。
がんばってきたHPの更新もままならずに選手の皆さんには申し訳ない気持ちです。

この原稿もひとりきりの部屋で書いています。(T_T)

うそではありせん本当にひとりです。(T_T)


えー落ち込んでいてもしかたないので。。。

山口ってどこにあるか知ってますか?
本州のいちばん西にあって、三方向を海に囲まれています。
日本海の気候と瀬戸内の気候と内陸の気候がひとつの県に分布しています。
私の住んでいるところは山口盆地の中央で
夏は暑く、冬は寒く雪も降るのですが
朝の澄んだ空気の良さと言ったら川崎ではちょっと体験できません。

・下関のふぐ
・国宝瑠璃光寺
・秋吉洞
・湯田温泉
・サビエル聖堂
・岩国の錦帯橋
・高校野球では宇部商業、今年の選抜は南陽工業
が有名です。

山口市の面積は宮前区のなんと40倍
人口はなんと、やや「少ない」という、とてつもなく広大な場所です。

で、生活に不便かというと全然そんなことはありません。
きれいなショッピングセンターがあちこちにあるし
物価はやや安め、地元で取れた新鮮な野菜や近海の鮮魚が並びます。
スーパーのレジで並んだり、床屋に行って待たされたりしませんし
歯医者なんか週に何回でも見てくれます。

移動の手段はほとんど自動車。歩いているとすごく目立ちます。
それだけに道路と駐車場はよく整備されていて、車の流れはスムーズ
止める場所に困ったことはありません。
私も車通勤になって、傘をほとんど使ったことがありません。
楽ですよー、もう満員電車なんか乗れない!
なんか、アメリカみたいな生活だなーなんて思ったこともあります。

ただし車だと、飲みに行くのに不便なんです。
溝の口駅前のつもりでタクシーに乗ったりすると、時間は同じ20分でも
道が良くて距離が伸びますから飲み代より高くつきます。
山口の皆さんは「運転代行」を利用したり、迎えに来てもらったりして工夫しています。

山口に来てすぐ気になったのは、やっぱり野球少年でした。
近くの小学校では、川崎と同じように練習をやっています。
「おー!がんばってるなー」気がつくと車のアクセルが緩んでいます。
「ん〜サンダースの練習はどこに行っても自慢できるな。。。」などとぶつぶつ言いながら。

昨年の夏はわざわざ近くの球場まで大会を見に行きました。
子供が出場してもいないのに、不審者に見られたらイヤだなと思い
親の振りして、こっそり観戦していました。
えっ?あれ?
いつの間に「こっそり」になっちゃったんだ?

サンダースにいた時は
当然のようにグラウンドに入って、ラインを引いたりトンボかけたりしていたのに。
ベンチに入ってスコア書いていたのに。
通学中の選手が手を振ってくれたのに。
知り合いの人がいっぱいできて、声をかけてくれたのに。
学校の行事に参加してお手伝いもできたのに。
。。。いつでも近くに飲みにいけたのに。
今では「不審者」かよ。。。

今まで気がつきませんでしたが
サンダースの活動を通して、私は地域の情報を得たり、ご近所と交流したり
それが自然にできていたのですが、この単身赴任で突然それがゼロになりました。
少年野球が私に与えてくれたものは、非常に価値のあるものでした。

物足りない休みを埋めるべく、時々は川崎に戻りますので
そのときはまたサンダースのお手伝いをさせてください。
もう体がついていかないと思いますが。(^_^;)

さて、晩飯の買い物でも行くか。。。


2004/10/8 メジャーは楽しそう!

秋の長雨の季節。
日曜日の朝、目を覚まして窓をあけると雨が降っていました。
「あーあ降ってるよ」
久々に練習も試合もない日曜日。
ぽっかりと予定が抜けてしまったので
ゆっくりとメージャーの中継を見ることにしました。

今年はイチロー選手の大活躍でメジャーの中継を見た人も多かったのではないでしょうか。

まずはなんと言っても、メジャーの演出は「粋」なんだな。これが。

引退間近のエドガー・マルティネス選手に敬意を払い
その名前をグラウンドに描いたり
若い頃のポジションを守らせたり
選手の子供を試合中のベンチに入れたり。。。
日本ではやらないでしょうね。

それから試合を見ているお客さんの反応が日本とぜんぜん違います。

鳴物がないですから、ごひいきチームのチャンスでは大歓声。
全員で立ち上がって拍手拍手。大拍手!

そしてまた、しばし静寂。シ〜ン

でも微妙な判定では、いきなり審判にブーイング。BOO!
本当によく試合を見ています。

手作りの横断幕に一生懸命カタカナをまねして書いた「イチロー」の文字。

子供たちは手に手にグローブを持って、憧れの選手からボールが投げられるのを待っています。
みんな笑顔笑顔。本当に楽しそうです。
まるでテーマパークで遊んでいるようです。

10点差で負けていようが、お客さんはだれも帰りません。
勝ち負けを見に来ているというよりも、プレーを見に来ている。
選手とともにその場にいることを楽しんでいます。

どうも最近の日本のテレビでは、古田選手と経営陣の難しい顔ばかり見ていたので
メジャーのそんな風景が余計に楽しそうに見えたのかもしれません。

で、私、思ったのですが
少年野球を追っかけている応援団って、メジャーのお客さんに良く似ていませんか?
地域密着型、プレーへの応援。負けていても帰らない。
すべて手作りで参加して心底楽しめる。
どうですか。似てるでしょ。

少年野球の楽しさは本当にメジャー級です。
さ〜みんなで野球をやろう!
来たれヒーロー!向丘サンダースへ!

(結局、部員募集だったりして)


2004/8/23 コーチの青い夏

今年の選手も宮前区予選を勝ち抜き県大会に連れてきてくれました。
神奈川県では8月に大きな県大会がいくつか開催されます。
どの大会も地区を代表する強豪チームぞろいです。
当然サンダースのテンションも上がりっぱなし。
昨年は県大会出場も1回戦敗退。
今年はまず1勝を!と戦いに臨みました。

ところが抽選会が終わり、日程を見てびっくり!
試合初日が月曜日。二日目が火曜日。さらに勝って行くと
次の週、横浜スタジアムで月曜日と火曜日に試合!?
コーチは皆、青ざめました。

「仕事どうしよう〜」

見たい!行きたい!応援したい!
で、でも生活が。。。

大先輩方の苦労話を聞きますとこれが凄い。
法事、葬式、結婚式、旅行、発熱、腹痛、仕事の合間(?)
故郷の親は二度死んだ。それじゃ007ですよ。

皆なんとか休みを取っていたようです。

さてさて、試合当日。これまたびっくり。
グラウンドにはたくさんの選手たちに混じり
たくさんの大人たちが普通に来ているじゃないですか!
いくら野球が好きとは言え、みんな大丈夫なの?
と、ひとごとのように考えていたら
サンダースの試合中もコーチの携帯は鳴りっぱなし。

なぜかみんな小声で
「あーえー書類の件ですか?」
「なんとか人回してよ!」
「いまダメなんで、あとでかけます。すみません。」

そんな電話の後ろでは、試合中の選手が
『ドカンと一発!打ってみよー』なんて大声で応援歌やってる。
これはもうバレバレですね。

試合中の応援団の中にはいつの間に来たのか
ネクタイをしめたコーチや社服のままのコーチ。

みんな、そうまでしても見たいのです。
野球にはそんな底知れない魅力があるんですね。

えっ?私がどうやって休んだかって?
嫁さんに電話してもらったなんて。。。いえません。


追記
強い強い向丘サンダースは、初戦を突破。その後も勝ち進み
ついに、神奈川県大会で真紅の優勝旗を手にしました。
やったぜサンダース!

でも、ってことは?
月、火、月、火。。。


2004/6/25 プロ野球と少年野球

プロ野球はプロがプレーをします。
少年野球は小学生がプレーをします。

プロ野球はグラウンドができていますが
少年野球は自分たちでラインを引いてグラウンドを作ります。

プロ野球に身内の選手はいませんが
少年野球には息子や娘が出場するので熱くなります。

プロ野球のS席は高いですが
少年野球はいつも内野最前列で観戦できます。

プロ野球のベンチには座れませんが
少年野球はベンチの中でプロと同じ緊張感が味わえます。

プロ野球は華麗なプレー見て楽しみますが
少年野球は一生懸命なプレーを応援したくなります。

プロ野球では時々少年野球のようなプレーをしますが
少年野球の選手は時々プロのようなプレーをします。

プロ野球の選手には試合の感想を聞けませんが
少年野球の選手には試合後のリアルな感想が直接聞けます。

プロ野球の監督には今日の勝因すら聞けませんが
少年野球は監督には今日の敗因まで聞けたりします。

プロ野球のひいき選手がエラーすると一瞬ムッとしますが
少年野球では息子がエラーすると1年以上引きずります。

プロ野球の選手はエラーの言い訳はしませんが
少年野球の選手は大人が納得するような理由を言います。

プロ野球のひいき選手が打てないとテレビに向かって罵声を浴びせますが
少年野球では家に帰ってからグチを言っていると
自分の遺伝子だからと考えなおして、元気づけたりします。

プロ野球は選手が主役ですが
少年野球はグラウンドにいるすべての人がひとつになれます。

プレーのレベルは違いますが
プロ野球選手も少年野球の選手も
いつも熱い気持ちでプレーをしています。


2004/5/11 Bチーム

宮前区では6年生を中心に集めた「Aチーム」に対して
5年生以下のチームを「Bチーム」と呼びます。
1年生から5年生までの凸凹チーム。
もちろんAチームに比べれば決して上手いとは言えない。
パワーもない。集中力もない。野球のルールすらあやしい。

ところが!ところが!試合見るとこれがすごく楽しい!
コーチの間では「癖になるおいしさ」と例えられています。

ワンプレーに大喝采です。内野ゴロがファーストのミットに収まって
審判がアウトのコールをするまで何があるかわからない、目が離せない。

実際にあったBチームベンチの1コマ。

本日のBチームの試合も後半にさしかかりました。
もうすぐ打順なのにいつまでたってもネクストサークルに選手が行きません。
どうしたのかとよく見るとベンチの隅で選手がしくしく泣いています。
怖いんだろうな。バッターボックス。
6年生になっても緊張するし、三振すると泣いて帰ってくる選手いるもんな。
無理ないよなー

監督が代打を告げます。
「バッター○○君!」
おっ。これまたフレッシュ選手だ。人生初めての打席?
ともかくがんばって振ってこい!
んん?三球三振か?よく振ってきたな。えらい。

でも野球は打つだけじゃないよ。次は守備だぞ。
「らいと」って「ばしょ」わかる?えっ?わからない?
まいった。。。
おい、センター、ライトの場所に一緒に行ってともかく置いてこい。
よし連れってたぞ。

センターもえらいね。何にも言わなかったけどライトの動き教えてるよ。
たいしたもんだ。やー熱心に教えてるねー。。。って
まずいよ。プレーかかったけどまだ教えてるよ。
センター!守備つけー!
よし、これでいいぞ。

セカンド〜深く守れ〜ライト方向ともかく全部とめろ〜頼むぞ〜
ん〜なに〜ライト早くも穴掘りか。。。
「守れ〜」と言ってもわからないだろうし
「動け〜」なんて言ったらどこに動くかわからない。
監督どうします?
「試合みてろー」ですか?それはわかりやすいですね。
あれ?全然聞こえないみたい。
「前見てないとボールいくよ〜」これでいいかな?

カキーン!
ま、まさか打球はライト方向へ!
ライト後ろ向いてるよ。どうしよう。
ボールはライン際を転々。
幸いにしてファーストとセカンドが追いついて事なきを得ました。
当のライトは何があったのかキョトンとしています。

試合後。
「楽しかった?」の問にうなずいてくれた恥ずかしそうな彼の笑顔がまたよかった。
そういえば副部長が言ってました。
かつて1年生の時に打ってサードに走った子が6年生の時に4番を打ったって。
サンダースの将来を背負って立つみんなの成長に、私は大きな期待をしています。


2004/4/15 バッティングセンターでは

ご存知バッティングセンター。
100円玉を何枚か入れるとマシンが動き出してボールを投げてきます。
バッターはネットで仕切られた「個室」に入ってバッティングをします。
。。。私はそう思っていました。この前までは。
その個室という特別な環境は、通常では考えられない「恐るべき特訓」の場になっていたのです。

「息子がバント下手だから、打たせないでバントばかりさせたよ」
「お金もったいないなー」
「雨の日はマシンがすべってコントロール悪いからさらにいいんだよ」
「へー」
「周りの人が見るんだよね。バントばかりさせてたから」
「そうでしょうねー」

「あそこにあるバッティングセンターは夜行くといいんだよ」
「何で?」
「キャッチャーフライの練習できるんだよねー」
「えー?」
「シートノックの最後の決めの一発の練習!」
「そ、そんなところで練習してたの?コーチも練習に苦労していますねー」
(よい子はマネをしないように)

「先々代のキャプテンがキャッチャーの練習をしていたら店の人に怒られたってことは聞いたことありますが。。。」
(よいこはマネをしないように)
「いやいやまだまだ序の口。審判の練習をしていたコーチがいたらしいよ」
「えー!ど、どうやって?まさか、他人のバッターボックスの後ろ行って『ストーライック!』『ボール!』のコールやるわけでは??」
「息子さん現役の時の話しだから。でも本当らしいよ」
「。。。その手があったか」(よい大人はマネを。。。しないか。。。)

野球の練習。
「素振り」「筋トレ」「ランニング」などはひとりでできますが、相手と広い場所がないとできないことも少なくありません。
武勇伝は今聞くと笑い話ですが、きっと当の本人たちの気持ちはすごく真剣だったに違いありません。
たとえそれがマシン相手でも、少ないチャンスに野球とまじめに向き合う人々の熱意が伝わってきます。


2004/3/26 負けた思い出

勝つとうれしいですよね。すごく。
もちろんその場面を良く覚えています。
あの時のあのプレーは良かったな。。。とか。
ヒットが出たよね、チャンスで。。。とか。

でも、勝負の世界はそれほど甘くはない。
ほとんどのチームが、どこかで必ず負けるんです。

負けたときの思い出は、これがまた勝った時以上に鮮烈です。
思い出すたび、「ああ、なぜあの時!」
思い出したくないけど、季節がめぐってくると思い出すあのくやしさ。
例えば
「あの時、打てていたら」
「あの時、お手玉しなければ」
「あの時、ベースを踏んでいたら」
「あの時、声をかけていれば」
「あの時、守備位置が深ければ浅ければ」
「あの時、あの時あの時。。。」
昨年の息子のことを考えるとなぜかすらすら出てきてしまう。

トーナメント戦で唯一、負けないチームは??
そうです。優勝チームだけですね。
だから優勝したチームは本当に凄い!

どうでもいいのですが、私、調べたんです。
昨年の夏の甲子園で神奈川代表は地方大会から
何連勝すれば最後に甲子園で優勝旗を手にすることができるか?
どのくらいだと思います?

地方大会で8戦(1回戦からだと)
甲子園で6戦(1回戦からだと)
なんと14連勝ですよ。
これは奇跡です。公式戦で14連勝できたらすごい。

そうか。私は気がつきました!
どのチームも決勝まで行こうが、1回戦で負けようが
負けるのはたったの1回だけなんです。
すこし気が楽になった感じですが
だからこそ負けた思い出はいっそう強烈に心に焼きつくのでしょう。

野球は失敗が当たり前のスポーツだといいます。
ルールは複雑だし、攻守の交代はあるし、同じ場面なんかひとつもない。
わずか1/100秒の選手の判断が勝敗を分けるときもあるようです。

M君(新6年生、サンダース現役)と
息子(新中学生、サンダースOB)の会話。
昨年のある大会の1場面を思い出して。

M君「あの球場でもう1試合やりたかったなー」
息子「。。。」(やばい、来た、と早くも感じ取った様子)
M君「あーあ。去年あの時、サードがサードベース踏んでたらなー勝ってたのに」
息子「あーそーね」
M君「なんで踏まなかったの?」
息子「しらねー」
M君「ツーアウト1塁2塁で、自分で『近いとこ!』って声かけてたでしょ?」
息子「そうだっけ?なんか言ってたかもね」
M君「なんで踏まなかったの?」
息子「試合になると、そんなもんなの。練習で出来た事が真っ白になるの!」
M君「そうなの?」
息子「おまえもわかるよ。こから。うんうん。」

わずか1年間ですが、さすが人生の先輩。
なんか、プロ野球OBみたいなこと言ってますよ。

でもやっぱり、楽しい思い出いっぱいがいいよねー


2004/2/4 グラウンドは火星より遠し

(またまたまた家庭ネタ)
サンダース卒業した息子は、来年からも野球を続ける決心がついたようです。
最近では自転車で遠いグラウンドに通うようになりました。
自転車を買ってやったまでは良かったのですが、方向音痴&世間知らず&天然ボケの彼のことですから
(「わんさいど」常連さんはご存知の通り)
親としては、なんとなく心配です。幸い同じチームだった「しっかりとした」友人たちが彼をサポートしてくれているようです。

私「おまえさーグラウンドまでひとりで行けるようにならないとな。
  友達休んだらどうすんの?」
彼「あーこまるねー」
私「バスでいける?」
彼「いけない」
私「電車の駅があそこのグラウンドのそばにあるんだよ」
彼「知らない」
私「。。。(ブチ)」(何かが切れる音)
私「おまえねー、機械ですら火星に行く時代だよ。人間が近くの
  グラウンドにいけなくてどうするの!」
彼「でも火星は見えるじゃない。ほら、あそこ↑」
私「そ、そりゃ見えるけどさ。。。き、距離が。。。外の軌道を。。。
  太陽系って、こう。。。」

さすがに私、凹みました。言い訳できなかったから。
お前なんて、自転車で火星まで行って野球やってろー!


2003/12/18 卒業の季節

多くの学校の卒業式は3月なのですが、野球選手はこの季節に卒業式を迎えます。
今年最高の成績を残してくれた6年生がついに卒業していきます。
私はひそかにこの日が訪れるのを恐れていました。
もう彼らと喜びを分かち合うこともなくなるのです。

サンダースの納会では卒業生が思い出の作文を読みます。
毎年、涙々の連続です。
今年、卒業生の親になってしまった私は
きっと親子で、号泣×2でバスタオルの用意が必要と思っていました。

さて、いよいよ作文が始まりました。
ところが。。。意外にもみんなサバサバしているではありませんか!
人一倍苦労しただろうキャプテンも、思い出をかみしめるように
淡々と作文を読んでいます。

みんなこの日が来るのを覚悟していたのでしょうか?
いいえ、彼らの充実した表情を見てください。
選手は、悔しくて泣き、嬉しくて泣き、涙をグラウンドで絞りきりました。
ステージに並べきれないほどの優勝旗、光り輝くカップを前に
全力でやり遂げた満足の気持ちがいっぱいなのです。

納会も無事終わった先週、6年生を硬式野球チームの体験入部につれていきました。
大きな体の先輩たちに遅れまいと一緒にランニングする彼らの姿を見ていたら
サンダースの小さな1年生が6年生を追いかけようとする姿と重なりました。
「そうか、終わったけど、また始まったのか」

サンダースを飛び出して、また1年生からやり直す卒業生諸君!
それぞれの世界でがんばれ!
そして時々、後輩やコーチにその笑顔を見せてあげてください。
最高の1年をありがとう。


2003/11/7 普通の6年生って?

(また、家庭ネタ)
いただいた券で久々に息子と神宮へ野球を見に行きました。
秋の消化試合ではありますが、席はバックネットでゆっくり観戦できたし
ビールもゆっくり飲めたので大満足だったのですが
ここに行くまでにちょっと困ったことがありました。

その日は平日で私は仕事、息子は学校。どこかで待ち合わせしなければなりません。
大人同士の待ち合わせなら
「じゃあ○○駅で16:00ね」
「OK!」
と、なりますが
子供とは、というより「息子」とはそうは簡単にいかなかったのです。

朝のひと悶着
「じゃあ○○駅に17:15ね」
「駅までどうやっていくの?」
「バスに決まってるだろ!」
「バスか。。。お金ないな。。。」
「お母さんにもらいなよ」
「あーサイフもないや」
「なんかないの?バスは○○行に乗るんだよ。漢字読める?」(半分冗談のつもり)
「読めると思う」(!)
「お、思う?」(この辺で私は爆発寸前)
「大丈夫かよ」
「大丈夫。。。だと思う。」
「バス降りたら改札まで行ける?前に行ったことあるからわかるよね。」
「階段上るところ?」
「違うよ。こうやってこう行くところ。」
「。。。ん〜?」
「じゃあね、バス降りたらその場で待ってろよ。それならできるだろ」
「わかった。」
「お母さんから携帯を必ず借りろよ。使い方わかる?」
「緑を押すんだっけ?」
「そうそう」
「お父さんの番号わかる?」
「わかんない」
「。。。なんとか人に聞いてたどり着けよ」
「それで今日行くところドコ?」
「。。。」

「これじゃ<初めてのお使い>だね」と嫁さんがいうのが冗談にきこえない。
よく考えたらアンタ6年生じゃない!
ああ私は重大なことに気がついてしまいました。
「彼は野球は上手くなったが、生活力が欠如している」さては野球のやりすぎか?
いやいや、チームメイトは友達や家族と待ち合わせをして出かけたりするらしい。
と、言うことは。。。D・N・A?

などと考えているうちに会社に着きましたがなんとなく心配。
おっ、嫁さんからメールだ。件名「ばあちゃんに頼みました」
心配していたのは私だけはなかったようです。
そりゃそうですよ。あのやり取り聞いていたら。
(あとで聞いたら彼はそれを聞いてニコニコしていたらしい)
「お母さんは甘い!」と返信を打ち、とりあえず私も安心半分
冒険させたかった半分でした。

夕方、駅の待ち合わせ場所に行くとばあちゃんと彼がいました。
お礼を言って、切符を買おうとすると
今度は切符の買い方がわからない。
電車のホームがわからない。
降りる駅がわからない。。。

普通の6年生の<しっかり度>はどんな感じなのでしょうね。
男の子ってこんなもんすか?


2003/10/9 少年野球おいしいもの集

・グラウンドで食べるお昼のおにぎり
子供の頃から外で食べるのが(外食じゃないですよ)好きでした。

・バーベキューとつきたてのオモチ
年に数回、選手のお楽しみ会をやります。特に正月のオモチは最高です。

・夏の練習のあと、いつものところで冷えたビール!
乾杯まで待てない。作戦会議をやりながら一杯また一杯。おーい!明日は試合だぞ!

・冬の審判講習会のあと冷え切った体で食べた増田屋の鍋焼きうどん!
今もってコーチの中で話題に出る忘れられない味。鍋底見えるまでみんな黙ってかきこみました。

・試合の翌日、月曜日の夕飯。
試合が終わった後、家族全員が落ち着いて顔をあわせる月曜日の夜。
やっと頭が冷えてきたのに、話しているうちに再びあの場面が再燃。もう食事もそっちのけ。
(よく考えたらこれ、おいしいものじゃないですね)

・第1公園球場のグラウンド設営を終えた後一塁側の丘の長イスで「よそチームの試合」を見て、あれこれいいながら食べるコンビニのサンドイッチ
「よそのチームの試合」というのがポイントです。自分たちが試合のときは食事を味わう余裕がないので。

・なんといっても勝利のあとの祝杯!
説明はいりません。勝てば選手も嬉しい、コーチも嬉しい。これに勝るものはありません。


2003/9/5 野球笑点?

空耳アワー1
(^_^;)?「ノックの時なんで選手は【バッコン!】って言ってるの?」
(ーー;)!「あれ、バックホームって言ってるんですけど」


空耳アワー2
(応援歌)
(^_^;)?「大〜きな〜ホ〜ムラン、あ〜天国のじっちゃん、ばっちゃん〜たまげて
逝かれた?それともイカレタ?」
(ーー;)!「だ〜!違う違う!『生き返った』だー!。それってあぶないよ〜」


そこにいるよ
「キャッチボール!」
キャプテンの掛け声で選手がグラウンドへ散っていきました。
しばらくすると、なかの二人がコーチのところへ。
そして声をそろえて言いました。
「コーチ!キャッチボールの相手がいません」
「へ?」


うちの教育方針
「キャッチャーは女房役って言うだろ。ピッチャーをもっと盛り上げないとね。」
「ニョウボウってなんですか?」
「えーっと。お母さんのことだよ。お母さんってやさしいだろ?」
「うん。お母さんはやさしいけど、ボクの子供が生まれたら厳しくしつけるつもりだから」
「・・・」
さすがうちのキャッチャーは先読みができています。
(どなたか「女房役」の説明できますか??)


免許とってからね
打球は内野のボテボテ。一塁に送球するも判定は微妙なところ。
アウトか?セーフか?
「セ、セーフ!」
おっ!審判いい位置で見てたな!って。。。あれは??
なんと、バッターのお母さんだ!
ちゃんちゃん。

☆コーチとの会話。選手との会話。グラウンドには楽しい話があふれています。
 私はこれがたまらなく好きなんです。


2003/8/13 自分の教訓を伝えたい!

サンダースの掲示板へお寄せいただいた飯田コーチのお話しに
大変感激しましたので、そのまま転載しました。(ご本人にご了解をいただきました)
元気のない選手がいたら、読ませてあげてください。

*******************************************

川崎市子ども会大会1回戦、お疲れ様でした。

松井監督の球場を後にする時の言葉。悪夢が自分を襲いました。
「お前達は負けたんだよ。弱いチームはさっさと引き上げるぞ!」

以前、誰か忘れましたがコーチに自分が何故、守備を中心に選手達に教えるのか話したことがありました。

それは、高校3年の時の春季大会3回戦。
夏の甲子園が掛かる山形県予選のシード権を得る大事なゲーム(試合)で
自分の一つのE(エラー)、一球のEでチームは負け、チームメイトに迷惑を掛けたからなんです。
その時の辛さは、今でも忘れません。
生涯脳裏から離れる事なく人生を歩まなければなりません。(大袈裟?)
その辛さを選手にはさせたくないから守備優先の教え方になってしまいます。

そして、松井監督の一言は、当時の監督さんが言った言葉、そのままだったからです。
ナイン全員に言った言葉。
しかし、自分には「俺に言っているんだ」と、その時は、ショックで眠れなかったんです。

しかし、克服するには練習しかないんです。

一球の怖さを知っているから口酸っぱくなってしまいます。

今後も、選手に一球の大切さを伝えたいと思います。
本当にお疲れ様でした。


2003/8/7 大公開!

カウンターも15000を過ぎて、ちょうど良い機会なので
今回は管理者らしく、「向丘サンダースHP」のアクセス状況を大公開します。

ココをクリック(ア クセスグラフ)
赤はトータル数(TOPページの訪問延べ回数、同じ人が何回もカウントされる)
青はユニーク数(TOPページの訪問人数、同じ人は1日1回カウントされる)

これが今年3月から8月上旬までのアクセスグラフです。
どうですか?すごく凸凹でしょ?何か気がつくことありませんか?
それは山が意外と規則正しく並んでいるということです。
なぜでしょう?

一般的サラリーマンの少年野球における生活を思い出すと理解できます。

土曜日、日曜日→グラウンドで練習か試合
そして月曜日→疲れた体に鞭打って再び仕事

土日は屋外にいるので、インターネットとは無縁です。
ところが集中力のない月曜日は、仕事をやっていても
ちょっと油断すると少年野球のサイトをハシゴしてしまう。。。
。。。これ私?

☆勝手に分析した結果は次の通りです。
1、月曜日にアクセスが多い
2、土日はアクセスが少ない
3、大会前後は特にアクセスが多い
4、4月からの本格シーズンを迎えると全体的に上昇
5、常連さんは毎日のように来て「わんさいど」が更新されていないか
  チェックしている。(すみません、これはウソです)

せっかく皆さんが月曜日に来てくれているのに
この季節、練習後のビールが日曜日の更新をじゃまするので困った困った。
(^_^;)


2003/6/23 親馬鹿の心、子知らず

早いものだなー。
息子もサンダースにお世話になって3年。来年は中学生だもんなー
はじめた頃はどうなるかと思ったけど、最近はちょっとは形になってきたみたいだし。
ずっと野球を続けてくれるかなー
野球好きみたいだし、高校まではなんとかやってほしいよなー
それにしても電車でよく見る高校球児たちはやたらに黒くて、でっかいけど息子もあんなになるのかねー
家に帰って、あんなのがいたらちょっと怖いな。
でも、なんたって高校野球と言えば、甲子園だよな。
ちょっとやそっとで行けるわけないけど、可能性はゼロじゃないぞ。
息子が出場してスタンドでかちわりをちゅーちゅーしながら応援できたら最高だよな。
でも、もしかしてファインプレーとかして新聞に載ったりしたらうれしーな。
たぶん見出しは「甲子園の星現る!」
。。。ちょっと違うか。。。まあいいや
そんでもってたまたま、プロのスカウトが来てて目にとまったりしたらどうしよう。
契約金1億!これはすごいぞ。とりあえずお金の管理は親がしなきゃな。
まず、サンダースのグラウンドブラシが古くなってきたから、それを1本買ってと。
あとは嫁さんにまかせるとするか。
嫁さん?そうだよ。プロ野球選手の嫁さんってみんなきれいだよなーなんでだろー
やっぱりそうすると飛行機関係か、テレビ関係の人ってことになるな。
すげー美人だったらどうしよう。なんか照れちゃうな。
俺が照れてもしょうがないか。。。

ある日。
私→「野球がんばって続けろよ」
息子→「うん。」
私→「お前の野球の最終目標はなんだ?」
息子→「う〜ん。。。」
私→「やっぱり甲子園かプロか?」
息子→「。。。サンダースのコーチ!」
私→「サ、サンダースのコーチ?」
息子→「そう!」
(約3秒経過)
私→「。。。ともかくがんばれよ」


2003/6/9 マリンスタジアムは「すげー」

ビックリしたな〜もう〜!
プロはあんなに広い球場で試合をしているんですね。

向丘サンダースは4月に行なわれた朝日旗第33回争奪関東団地少年野球大会神奈川県支部大会に優勝して千葉マリンスタジアムで行なわれる中央大会へ神奈川 の代表としての出場権を得ました。
待ちに待った6月7日。そこには憧れの大舞台が待っていました。

試合の日が近づくにつれてコーチや親の間で
マウンドはどうなるの?
外野はフリー?
人工芝にベースはどうやって置くの?
ボールの弾み具合は?
と、マリンの話題で持ちきり。

ここだけの話ですが(?)私は1週間前から仕事どころではなくて、時間さえあればネットで天気予報と気象衛星写真に首っ引きでソワソワ。
どうしてもマリンでやりたいよ!雨なんか降らせてたまるか!
と、気合が天に通じたのか当日は見事に晴れました。

ベンチに入るなり選手たちは、「すげーすげー」を連発。
ともかくでかい。グラウンドもベンチも応援席も。
ベンチからホームベースまでの距離が恐ろしく遠くて
メガホンがなきゃ声が選手に届かないし、バッテリーがすごく小さく見える。
両翼99.5mの外野は正直10人くらいで守りたい。
もちろん人工芝はフカフカ。

「すげー」のはそれだけじゃなくて
スコアーボードに選手の名前が入ってびっくり。
打順とカウントが表示されてびっくり。
一打席ごとにうぐいす嬢の呼び出しもあってびっくり。
これはもうプロの試合とまったく同じ!

パイプ椅子しか座ったことない私は、早速ベンチに座ってみましたが
ダッグアウトの一番奥にあるのでプレーなんか全然見えやしない。
背の高いプロの選手は本当に見えるのかな?
結局試合中はずっと立ったままスコアーを書きました。
監督もコーチも広いベンチのどこに立とうか座ろうか、しばらくウロウロ。

こんなにすばらしい球場に連れて行ってくれた選手たち、ありがとう!
結果はちょっと残念だったけど、思い出はでっかいぞ!みんなに自慢しちゃえ!
応援アイテムを揃えて大声援をいただいたお母さま方もコーチたちも
きっとこの感動を忘れないでしょう。

子どもたちに大きな思い出を与えていただいた大会関係の皆様とスポンサー様に
心より感謝いたします。

あっと言う間に100分間の試合が終わって
私はダッグアウトを出る前に、イチローも座ったであろうベンチをながめながら
なぜか、またきっと来られるような気がしました。
だから後輩選手たちへ。
お願い、また連れてって!


2003/5/14 小さな営業マン

他のチームの方とお話しする機会があると必ず聞くことがあります。
Q.子どもたちをどうやって集めていますか?
A.「自然と集まるよ」
A.「見学にきた」
A.「ビラまきをしました」
A.「バーベキューをして帰ってきたら部員が増えていた」
なるほど。中でも多い答えは「子どもが友達を連れてくる」でした。

私も息子に「だれか野球やりたい友達はいないの?」と聞きますが、誘ってはいるものの、断られたり他のスポーツをしていたりでうまくいかないようです。

先日、ふだん親には無口な彼が私に話しかけてきました。
「今日1年生の教室に掃除を教えに行った。」
「サンダースの宣伝してきた?」
「してきた。みんなに聞いた。野球好き?って。」
「へー何人好きだった?」
「1人だけ」(寂しそう)
「おー!ひとりでもいいぞ。その子をサンダースに誘いなよ」
「その子、T君。もうサンダースに入ってる。」
「・・・・・・」
「他の子には野球は時代遅れだって言われた」(ますます寂しそう)
「・・・・・・そうか」
自分が大好きな野球のことを言われたので、彼はちょっと凹んでいるようでした。

次の日「自分が好きならいいじゃないか。胸をはってやりなさい。」と、なんとか親らしいことを言って送り出したら、いつも通り元気に練習へ行きました。
彼のユニフォームの背番号を見ながら、私自身にも「それでいいのだ」と言い聞かせました。
ジャンルは違っても、子どもたちが一生懸命に楽しくやっているなら、どんなスポーツでもカッコイイ。
人がなんと言おうと、ともかく自分が楽しんじゃえばいいんだよ!
思い切り打ったり、力いっぱい投げたり、まずは野球の楽しさを子どもたちが感じてくれて、仲間がどんどん増えればうれしいですね。
春は何かを始めるのに、いい季節です。
おっ!そこでお父さんとキャッチボールをしているキミ!サンダースに入らない?野球は楽しいよ!


2003/4/22  ”うまい”と”強い”

練習試合と公式戦含めて、20試合。いろいろなチームとの戦いぶりを見た、”あの”マネージャーは非常にうれしそうに
「子どもたち”うまく”なったねー。もうどこに行っても恥ずかしい試合なんかしないよ。」
「”強くなった”じゃなくて?」
「うちは”強い”チームじゃないよ」
「”強い”も”うまい”も同じ事でしょ?」
「バーカ、それが違うんだよ。」(←関係者はここで笑ってください)

「レギュラーに6年生が揃っていて、パワーがあってブンブン振って、バシバシ投げるようなチームは”強い”チーム」
「はぁ」
「全部6年生じゃなくて5年生なんかも混じって、力はないけどしっかり守備ができて、細かいことできるのが”うまい”チーム」
「なるほど」
「少年野球の基本だよね〜”うまい”野球は。」
「それは基本じゃなくて、ただマネージャーの趣味でしょ?」
「そうだよ。だけど、県レベルのチームは”強く”て”うまい”んだけどね。ははは!」
なんだつまりはそういうことですか。

柔能く剛を制す。
見た目で力の差が明らかでも、技と流れで互角に戦える。
野球だけではなく、これぞスポーツの醍醐味でしょう。
日々の練習と試合の中で”うまい”チームに成長したのなら
今度は、どんどん食べて体を大きくして欲しいけど、さすがに「フォアグラのガチョウ」みたいにはいかないで すしね。。。


2003/4/15 「重いコンダラ」?

昔、巨人の星というアニメをやっていて、番組のはじめに流れる歌の中で「思い込んだら」という歌詞の部分が「重いコンダラ」に聞こえる、という話がありま した。
この「コンダラ」とは歌の後ろに流れる画面のイメージから「トレーニングに使う道具に違いない」と納得していた。。。なんてこと聞いたことありませんか?

この前コーチ数名と話しているときに、あの応援歌はこう聞こえる、という話題になりました。
応援歌とは攻撃の時に選手たちがベンチで大声で歌う歌のことです。
「『打て打てXXX』の部分が人の名前に聞こえるんだよね。」
「あれは、『三冠王』ですよ。」
「じゃあ『打て打て三冠王、ホームランだろう?』ってこと?」
「『だろう?』って聞いてどうするの。『ホームラン打法』だと思うけど。。。そういえば『主将のイージースロー』ってやつありますよね。あれはなんと言っ ているの?」
「あれは『意地見せろ』でしょ?」「えーっ!そうなの」
「見逃した時に、何で『ナイススイング』って言ってるのかと思ったら『ナイセン』って言っているらしいね。」
「『ナイセン』って『ナイス選択』でしょ?」
「ちがうよ。『ナイスセンス』だよ」「えっー!」
もう、どうにも収集がつかない。(空耳アワーネタ募集しようかな)

いろいろなチームと試合をやると、応援歌も微妙に違います。
おもしろいものが口伝えで先輩から後輩に伝わっていくようです。
「ピッーチャーのあたまをこーしてーやれ(こしてやれ、こしてやれ)。。。」
↑これ、私が一番すきなやつです。

体操やランニングの掛け声やベンチ前の声だし、シートノックなど、それぞれのチームの個性があっておもしろいものです。
そんなところに注目して試合を見るのも、また違った楽しみがありますね。


2003/3/17 野球と道具

ある日練習に行くと、おなじみのAコーチがバックから何かを取り出してニコニコしています。
「おっ!新しいミットじゃない!」
めざといコーチ仲間たちがもう集まりだしました。
「ゼッ○のミットはいいんだよね〜」
「ちょっとかして!ん〜やわらかくていいね。すぐ使えるよ」
しばし、グローブ談義。
そのときの様子ときたら、子供の頃に自分のグローブを友達同士で見せ合ったあの風景です。

グローブ、バット、スパイク、ユニフォーム、ヘルメット、レガーツ!
小物ときたら、手入れ用オイルからロジンまで数知れず。
なんで野球の道具はこんなにも種類があって、しかもワクワクするのでしょう。

私も時々ベースボールショップにいきます。
革のにおいがたちこめる店内は、憧れの品々がずらりと並んでいます。
あれもいいな。これもほしいな。
その雰囲気に呑まれたら最後、試着したミットはその手から離れなくなり
まっすぐレジへ向かってしまったりします。
(^_^;)

じつは私、道具大好き人間。
その昔「キャンプ」に凝ったときはキャンプ場には全然行かないくせに
道具だけはしっかりそろえた経験があります。
息子が野球を始めてすぐに、使いもしない自分用のキャッチャーミットを買い
スコアラーが着ることのないチームのユニフォームをそろえ
格好ばかりのアップシューズを履いています。
「野球経験がないので、まずは格好から!」っていうのが言い訳けなんですが。

このところビックな買い物がないな〜
そうだ、バッティング不振の息子にバットでも買ってやるか。
私→「バット買ってやろうか?」
息子→「いらない。」(きっぱり)
私→「な、なんで?」(動揺)
息子→「いらないから。」(きっぱり)
私→「カーボンは飛ぶらしいぞ」(これでもか)
息子→「ホームランいらない。内野の上にライナー打ちたいから。」
私→「・・・」(撃沈!わかったよ。もう何も買ってやんねーよ)

「愛用」という言葉がありますが、まさに野球の道具はそれでしょう。
勝ったり負けたり、泣いたり笑ったり、苦楽を共にする泥だらけの道具たちが
いい思い出を演出しているような気がします。


2003/2/24 抽選会で同窓会?

春の大会の抽選会に行ってきました。今シーズン最初に行なわれる
宮前区の大会とあって、会場は熱気であふれています。
各チームのキャプテンや代表選手が監督コーチと一緒に会場にやってきます。

いつもの練習が終わったあと息子が
「キャプテンと一緒に抽選会にいってもいい?」と聞くので
監督に許可をいただいて連れて行きました。

はて?どういう風の吹き回し。
今まではどこと対戦しようが、ぜんぜん興味がなかったのに。

会場に着くと、キャプテンと一緒にキョロキョロしながら誰かを探しています。
しばらくすると、違うチームの選手にふたりで手を振っているのです。
なるほど、そういうことか。

彼らが探していたのは、昨年川崎市長杯をともに戦った宮前区選抜チームの選手たち。
市長杯では、みごと優勝しチームは11月に解散。
今、それぞれの選手は所属のチームに戻り、活躍しています。

抽選会場のイスに一緒に座ったかつてのチームメイトたちは
解散から3ヶ月も経つのに、なんだか妙に仲がいい。
「試合どことやった?勝った?」「だれが投げてるの?」
「春の大会で対戦するのかな」「○○君が来てないね」「おまえキャプテンかよ」

私は楽しそうな彼らを見て、選抜チームの活動で手に入れたものが
優勝カップと同じくらいに価値のあるものだとに気がつきました。

春の大会ではもちろん「ライバル」になってしまうのですが
この友情はいつまでもは大事にしてほしいと思います。


2003/01/22 野球をしたらこうなる(おまたせ?、うちの嫁さんの場合)

■グラウンドで母親、家で鬼コーチ
 見てないようで見てる。試合や練習の様子を覚えていて
 家に帰ってからけっこうネチネチ言うので、子供が避けています。
 嫁さんと子供に割って入るのはいつも私です。とほほ。

■グラウンドで妻、家で・・・(い、いえない!)
 私が練習でグラウンドにいるときに「あれ取ってきて」とお願いすると
 「いいよ」と素直にいってくれるのですが
 家に帰るとそうは行きません。
 「あれ取ってきて」「自分で取ってきなよ。」「…はい。」

■カメラマンになった
 三脚にビデオカメラを構え、打球を追っています。
 帰ってからはカメラアングルについて、反省会があります。

■野球にうるさくなった、
 うるさいのは野球だけじゃないのですが
 TVで野球の話題がでると急に動作が止まり
 「甘いな」などと鼻で笑いつつひとり言をつぶやいて(なにが甘いのだろう?)
 いきなりシャドウピッチングを始めたりする。(怖い)

■恋人を見る目
 なんだかんだと言ってもグラウンドをを見つめるその目は
 はるか昔、憧れの先輩を遠くから見つめたそれと同じ輝き。
 やんちゃな息子でも野球に夢中になっている姿は
 かわいくて、たよりないけど、たのもしいらしい。
 
 私はこのままだと孤立しそうなので
 長女をみかたにしようと必死に「てなずけ」ていますが
 現在のところ、嫌われています。
 (^_^;)


12月9日 君たちだけじゃない

先日、チームの練習を抜け出して第1公園球場にいく機会がありました。
師走の曇り空で時々冷たい雨がぱらつく底冷えする天気です。

こんな日、普通の人の休日はコタツでテレビだったりしますが
野球少年野球少女と、コーチと、追っかけのお母さんたちは
いつも通りにグラウンドで元気いっぱいです。
選手たちは走り回り、コーチたちは大声をあげ、お母さんたちは
大きな荷物やタンクを持って忙しそう。

いつもサンダースで見慣れている光景と一緒なんですが
私にはちょっとショックでした。
「天気も悪いし寒いし、練習しているはうちだけ」と勝手に錯覚していたからです。

寒かろうが暑かろうがそこにグラウンドがあれば「当たり前のように」
どのチームもみんな同じように練習しているのです。
来るべきシーズンに花開くために。

サンダースの子供たちは錯覚してはいないだろうか?
「練習しているのは自分たちだけだ」と。

私は急に不安になったので用事を済ませてチームに帰るなり
子供たちにそのことを伝えてみました。
みんなの表情がみるみる真剣になっていくのがわかりました。

子供たちはいつものメンバー、いつもの場所で
毎週毎週練習し、努力をしています。
それがちょっとした油断から周りが見えなくなって
知らず知らずのうちに
「練習しているつもり」「努力しているつもり」になったら
たぶんいくら練習してもそれ以上の上達はできないでしょう。

「あたりまえ」「知っているはずだ」と大人が勝手に思わないで
そのことをしっかり子供に伝える大切さも感じました。
だから、最後にもう一度。
「練習しているのは君たちだけじゃない。」

(んー今回はカッコつけすぎ!)


11月12日 野球をやると、こうなる(父の場合)

・色黒になった
春先はまだ誰も日焼けしていないので、電車に乗っているとすごく目立ちます。
事情を知らない人に、海外旅行に行ったの?と聞かれたときはすかさず「そう」と答えています。

・早起きができるようになった
土日に5:00に起きることなんてありませんでしたが野球があると不思議と早起ができます。
さらに天気が気になると、1時間前に目がさめて空模様を確かめたりします。

・プロ野球を見ながら独り言が多くなった
「ナイスプレー!いい肩してるよなー。あんなのがサンダースにいたらな。むぅ〜り〜ぃ」

・声が大きくなった
「おはようございます!」会社の営業さんも朝からびっくりした顔をします。

・ユニフォームを着ている子供たちが気になる
町を歩いているユニフォームが気になります。
「どこのチーム?練習試合やらない?」と聞きたくなります。

・何かにつけて野球にたとえてしまう
「いい仕事だねー送りバントだねー」とか
「この会議もうコールドにしようよ」とか
子供を叱るときも
「〜だからお前は打てないんだよ」
(↑怒っている内容とまったく関係ない)

・あと、お酒がちょっとだけ強くなりました!?(^_^;)


10月28日 かついでますか?

少年野球は子供のスポーツ。一生懸命なプレーに拍手を!
とはいえ、やっぱり勝負ごとには変わりがないわけで、やっぱり自分のチームには正直言って勝って欲しい。
なんとか勝利を手にしたいと思えば、縁起をかつぎたくなるのも当然なわけです。

皆さんは何か「縁起」をかつぐことをしていますか?

私がやってることは、勝ったときの服を「できるだけ」着ることです。
なんで「できるだけ」かというと
日曜日の朝に
「きのうの服ない?あれ縁起がいいんだよな。」
と、うかつに嫁さんに聞いたりすると
「あるわけないじゃない!あんな時間に帰ってきて洗濯が間に合うわけないでしょ!」
と一喝されるときがあるからです。
(^_^;)
もちろん天気が悪くて洗濯が間に合わないときだってありますし。
(^_^;;)

服や帽子の着方、脱ぎ方、色あわせ、靴下は右から、靴は左から、車のドアは後ろから。
3塁側より1類側とか、ストライクで座って、ヒットで立って。
ひげに髪の毛、くつひも、朝蜘蛛、茶柱、星占いに天中殺。
数えたらきりがありません。

先日の試合では監督が「この前勝った時のコップないかな?」と突然尋ねたものだから
お母さま方がパニックになったそうです。やっぱり監督も縁起をかついでいるようです。

私もそろそろ床屋に行きたいのですが、なかなか踏ん切りがつきません。
息子もボウズ頭が伸びてきたので(ボウズ頭の半端な伸びが気になる!)
「そろそろバリカンやるか?」と言ったら
「打てなくなるからやめて。」ときっぱり断られました。
バリカン嫌いの息子にうまくかわされた感じですが、このままでいくと親子で「金八先生」になりそうです。


10月10日 試合の人数

さあ!公式戦をやりましょう!1試合は何人でやりますか?

自分のチーム:15人
相手のチーム:15人

あっ両ベンチ忘れた。
監督:2人
コーチ:4人
スコアラー:2人

この人たちがいないと試合にならないぞ。
審判:4人

ちょっと待てよ、バックネットで運営や進行をがんばっている方々を忘れちゃいけない。
連盟関係者:4人
運営:2人

よし、これで試合ができるぞ。
ん〜?なんか静かだぞ。おっと応援団がいなかった。
両チーム応援団:だいたい40人

そういえば、今日の相手を大会誌で調べなきゃ。
これを作ってる人がいます。
チームで登録メンバーを書く人:2人
それを編集する人:10人?
広告をもらう人:5人?

「○○日は第1球場の2試合目」
試合のはるか前に抽選会に行ってくれた人がいます。
抽選会にいった人:2人
抽選会を準備する人:たぶん10人以上

ここまでで、すでに延べ100人以上!
さらに、グラウンド整備や設営、裏方で支えてくれる連盟の方々や練習でお世話になっているコーチやOB。
それに私がカウントしわすれた方々を入れたら大変なことになりそうです。

選手たちがグラウンドに立つときに、少しでもそんなことを思い出して
思い切りプレーしてくれたら、これほど嬉しいことはありませんね。

しまった!
早起きしてお弁当作ってくれるお母さんたち忘れてた!


9月25日 野球をやると、こうなる(息子の場合)

息子が野球を始めたこ
とで、変わったこといろいろ。

・早起きができるようになった。
  練習、試合、合宿と野球行事は午後から始まることは
  まずありません。自然に早寝早起が身に付きます。

・天気予報を気にするようになった。
  どんなに試合をしたくても天気には勝てない。
  天気図や衛星写真への質問が多くなりました。

・TVゲームの時間が減った。
  土日ゲーム少年だった彼は、そんな暇がなくなりました。
  もちろんTVゲームより楽しいことに出会えたからですが。

・感情が表に出るようになった。
  捕れなきゃ痛いし、くやしいし。リセットボタンのないリアルな現実。
  でもそれを同じように知っているチームメイトがいつも元気づけてくれます。

・よく食べるようになった、
  食が細くて、やいのやいの言わないと食べなかったのですが
  練習後は気持ち良いほどがつがつ食べるようになりました。

・プロ野球の選手をやじったり。同情したりするようになった。
  選手同士気持ちがわかるようです。ただしイージミスには
  「おれでもとれるよ」と、きびしいお言葉。

・寝言が野球になった
  夜中に「こい!」とか「おーけー」とか野球系の寝言が多い。
  昨晩は0時頃にがばっと起きて、玄関まで行くので
  「どこ行くの?」と聞いたら「やきゅ〜○△□」
  すっかり脳ミソ全部が野球みたいです。


9月18日 夏の終わり

朝の練習に行っても、空気がさわやかになりました。あの暑い夏はどこにいったのでしょうか。
選手たちはどんな夏休みを過ごしたのでしょう。

「ただでさえ暑いのに、昼食は作らなきゃいけないしゴロゴロされるとじゃまだよ!」
とは、私が小学生の頃、夏休み中によく聞かされた母の口癖でした。
(^_^;)

夏休みは共働きの家庭では昼間の子供の行動が少々心配な季節です。

土日、息子が野球に行っている時は、チームメイトやコーチと一緒だし安心していられるのですが
ふだんの日は、どこで何をしているかがよくわからないし
ましてや息子の場合は「何してたの?」と聞いても「遊んでた」とか「なんだっけ」とか
こんな調子で全部聞き出すのにかなりの辛抱がいります。
娘は夏休みの昼間は学童保育でお世話になっていて、聞かなくてもいろいろ話してくれるので少しは安心です。

一番助かるのは、近くにおばあちゃんがいて,忙しいときは何かとアシストしてもらっていることです。

夏休み中に安心して子供を預けられるのが、ボランティア運営の野球部と廃止されそうな学童保育と身内の年寄りとは
日本の福祉は本当に情けないです。
新聞で少子化対策の記事を見るたびに、その「ピンぼけ」な内容に首をひねってしまいます。


9月10日 あきらめちゃいけない

今年の秋季大会の予選リーグではこのことを実感しました。

予選リーグは5チームの総当りで行われて、上位2チームが決勝トーナメントへ進出します。
先に2連敗してしまった我がチームは、最終日のダブルヘッダーを残し、すでに決勝トーナメントへの進出が難しくなっていました。

しかし彼らはやってくれました。
残りの試合を2勝して、3チーム2勝2敗の三つ巴に持もちこんだのです。

さらに2位決定の3チームでの満塁ミニゲーム総当りも各チーム1勝1敗の同率。

最後には選手による抽選になりました。
選手が袋からクジを引いて監督に手渡していきます。
ホームベースに集合してる選手と監督の動きに応援団は息を飲んで注目しています。

そして、急に監督が3塁側ベンチに振り向いたと思うと笑顔でガッツポーズをしました。
長い長い1日が終わり、決勝トーナメントへ進出を決めた瞬間でした。

サンダースの持ち前の「崖っぷちの強運」にも驚きましたが、選手たちが最後まで集中した試合ができたのが嬉しかったです。
全4試合の試合内容はずべてが壮絶で全部書きたいのですが、極めつけはチームの流れを変えたキャプテンの特大ホームランだと思います。
これは凄かった。

試合の合間に選手たちを集めて、「あきらめるなよ。必ず勝たせてやるから」と繰り返していた監督の言葉が印象的でした。
決勝トーナメントも粘り強く戦って欲しいと思います。


8月28日 親の目とコーチの目

「今週はグラウンド整備もあったし、試合も負けちゃったし疲れたなー」なんて思いながら私が家に帰ると、一足先に帰宅した嫁さんが息子を捕まえてなにやら 怒っています。

嫁さん→「あの時のプレーはなによ!気持ちが入っていないのよ!勝つ気持ちあるの?」
おいおい。今日はいつもより荒れてるぞ。大差で負けたからなー。気持ちはわかるけど。ちなみに嫁さんは体育会系、私は理系。
息子→「あれは捕れないよ。」(彼もこんなことはいつものことなので、適当にあしらっています)
嫁さん→「じゃあ、なんであの場面で打てないのよ!」(そりゃー無理だよ。イチローだって3割だよ)
息子→「簡単にヒットが出たら苦労しないよ」(確かに)

これは泥沼状態。双方なだめつつも、ちょっと家の雰囲気が悪い。
じゃあ私はコーチ会議に行ってくるよ、と逃げてきました。

…で、コーチ会議にて
「今日は負けたけど、いいプレーが出てたよね。」「抜けそうな打球を止めてたもんね。」「打たれて負けたからしかたないよ。」
ん?コーチの感想は嫁さんとだいぶ違うぞ。

これがコーチの目と親の目の違いなんですね。

親は表面的結果でプレーを見てしまいがちですが、コーチの目では点差やカウント、そのときのサイン、ランナーの位置、打球のコース、守備位置や、それまで の過程が「ひとまとまり」で、その次の「ワンプレー」があるのです。
でも子供には10割バッターでいて欲しい、それが親心でしょうか。

次の日、職場に嫁さんからメールが届きました。
タイトルが「やっと冷静になりました」(^_^;)
「試合のビデオをを見なおしたら、よく追いついていたよ。」だって。
この次は、部の「冷却スプレー」を貸してください。


8月20日 合宿にいってきました

富士山麓山中湖へ合宿に行ってきました。天候にも恵まれて、充実した3日間を過ごせました。

私としては、家と仕事の「しがらみ」からしばし離れて、100%野球モードでいられるのがなんといってもうれしいかったです。
(^^)
気候は標高が高いので、日陰は涼しいのですが、直射日光は肌に刺さるように強い。
朝晩は涼しすぎるくらいで空気はさらっとしています。川崎とは大違い。

「山びこ荘」のみなさんは本当に親切で、食事もとてもおいしかったし、2面らくらく取れる広いグラウンドでのびのびと練習ができたのは最高でした。

練習メニューはキャッチボール、ノック、バッティング、ランニング、地元チームと練習試合、ミーティングと、まさにフルコース。中学生と高校生のOBのみ なさんにもお手伝いいただき選手たちも大満足の内容でした。

夜はバーベキューに花火大会、最終日は道志川で川遊びと、お楽しみもいっぱい。
うーん、子供たちがうらやましいです。こんなに楽しい夏休みの思い出ができるなんて。作文100枚くらい書けるんじゃないかな。

合宿にご協力をいただいた皆様、本当にお疲れ様でした。


7月31日 スコアラーの悩み

試合中の話。「さっきのヒットですか?」ベンチに帰ってきた選手がスコアを書いている私に聞く時があります。
だいたいが微妙なプレーで出塁して戻ってきた時のことです。子供たちだって打率を気にしているのですね。

プロ野球では公式記録員や審判員がいてヒットかエラーか判定をするみたいですが、少年野球では通常各チームのスコアラーにお任せです。
例えば、高いバウンドの内野ゴロ出塁はエラーかヒットか、とか、バント処理がらみのプレーやパスボールかワイルドピッチか盗塁か?微妙なプレーは結構あり ます。

私独自のわがままな判断基準では、エラーにするのは明らかにエラーの時だけで、ヒットっぽいのは全部ヒットです。
選手たちも自分のマス目に赤い斜線(ヒットの印)を見つけると「やったー!」と嬉しそうです。そんな顔を見るとどうしても甘くなってしまいます。

「スコアつけ」は面白いので、応援団の皆様にもおすすめです。
ただ見てるだけでなく、記録をとりながら試合を見るのもまた楽しいと思います。
リンクのページに「
草野球のためのスコアーのつけ方」HPのリンクがありますので参考にしてください。


7月21日 グラウンドはどこだ!

関団連読売旗杯神奈川県支部予選にいってきました。
この大会は県内のいろいろなチームといろいろな場所で試合ができます。
今週の試合は藤沢市の「富士台グラウンド」、と関団連のHPに書いてあったので「ネットで調べれば簡単にわかるな」と勝手に思い込んでいたのが間違いでし た。

これがいくら検索しても出てこない。市のHPにもないし、住所もわからない。大会担当の方はなかなかつかまらない。
地図を見てもそれらしいところはないし、藤沢に住んでいる私の叔父に聞いてもわからない。
やっと大会担当の方に電話がつながったら「会議中です!(--#)」と怒られたものの、何とか断片的情報をもらって、これで何とか行けるねと監督と確認し たのが試合の前日の夜。
当日の朝、やっぱり地図がほしいということで知り合いのチームの役員さんが地図を持ってきてくれました。これで一安心。

ところが、先発で行ったスタッフから「もらった地図と場所がちがうよ!見つからない!」と連絡が入り大パニック!
試合に遅れたら「負け」は常識。どうしよう。
やきもきしていると、しばらくして「何とかたどり着けた」との一報。
「よかった〜」

私はその後出発しまして、先発隊の誘導を受けて現地入りしましたがそれでも道に迷いました。
結局場所は
ココだったのですが、行ってみて納得のわかりにくさ。近所の人や消防のひとも知らないくらいだから。
前の試合のチームも道に迷っていたそうです。うちだけじゃなくてよかった。

直前になって、じたばたした私たちも悪いのですが、HPに書いてあるグラウンド名だけで初めての場所にたどり着くのはちょっと無理です。
せっかく立派なHPをお持ちですので、大いにご活用いただけるよう、ご一考願えればと思います。

「でも、いい思い出ができたからいいじゃん」とは監督の弁。確かに。さすが大物。
え?試合の結果ですか?あえて書きませんが、どうしても見たい方は、
こちらをごらんください。
(+_+)


7月15日 ドームに行ってきました!

関団連の総合開会式に出るために東京ドームに行ってきました。
電車で移動するということで、どうなることかと思いましたが
移動中、選手たちは「思っていたより」おとなしくて
慣れない外の世界に緊張しているようでした。
でも、それはドームに着くまでのことで、グラウンドに降り立った選手たちは
記念写真を撮るや否や、それこそクモの子を散らすように
ドームの中を走り出してスライディングしたり、転がったり人工芝の感触を確かめたり。
ひとりひとり、憧れの聖地の雰囲気とその大きさを感じ取っているようでした。
選手が大人になったら、コーチの名前なんて忘れてしまうだろうけど
東京ドームで行進できたことは、きっと覚えていてくれるでしょう。


6月24日 見てますよ

日曜日に練習試合があったのですが、終わった後に相手チームのお母様から
「ホームページ見てますよ」と言われました。
(T_T) うっ、うれしい!
管理人にはこれ以上の励ましはないのです。
カウンターは2200を超えたし、こんなに皆さんに見てもらえるとは思いませんでした。
これからもかんばって更新しますのでよろしくお願いします。


6月12日 やっぱり野球が好き

サッカーのワールドカップが始まって、世間はこの話題一色です。
もちろん、日本には勝って欲しいのですが。。。
「この試合見なきゃ、日本人じゃないよ!」なんて会社で言われて
一応普通の日本人を装ってはいますが、やっぱり私は野球が好きです。

なんでかな。
ルール複雑で、道具がいろいろあって
ひとりひとりにバッターチャンスがあって、礼儀とかやたらにうるさいし
足が遅くても打てればいいし、打てなくても守れればいいし
ボールはちっちゃくて、当たると痛いけど、手で思いきり投げると気持ちいいし
グローブは磨かないといけないけど、磨くとやわらかくなって捕りやすいし
バットにはなかなか当たらないけど、あたった時はすごくうれしくて
ボールが捕れないとそれだけでくやしい。

そんなところが、野球の素敵なところだと思います。
私とおなじ意見の人いないかな?


5月30日 普通の小学生

運動会を見てきました。
うちのチームは3つの学校にまたがっていますが、みんなの活躍を見たかったので
短い時間でしたが3校とも見てきました。
学校同士はそんなに離れていないのに、内容・運営・グランド・色分けどれも特徴が出ていました。

チームの子供たちに「来たの?」と声をかけてもらうのは本当に嬉しいです。
でも「おそろい」の体操着になると遠くから見ると誰が誰だか全然わからない。
野球のユニフォームだって「おそろい」だけど、広いグランドでも誰なのか不思議と見分けがつきます。おもしろものです。
学校にいるときは普通のかわいい小学生だし、野球に来ている時は引き締まった野球選手の顔になっているからでしょうね。


月16日 ボーズフェチ

野球部はやっぱり「坊主頭」だぜ!ってわけで、息子もこのところ家庭用バリカンの
お世話になっています。
ただの丸刈りだから簡単そうですが、これが結構むずかしい。
頭の形が私に似てジャガイモのためなんですが。。。
出来上がりはチクチクしていて痛いかなと触ってみると、意外にこれが気持ちいい。
嫁さんはこれが癖になったみたいで
「電車に乗ってる高校野球部員の頭を触りたくなったよ」と言っていました。
おいおい、息子だけでがまんしてくれー!


4月30日 仕事してるの?

ある日、練習の合間の休憩時間に、Aくんがツカツカと私のところへやってきて突然
「コーチ、仕事してるの?
(・o・)
「し、してるよー」
「そうなの」←疑いのまなざし

選手から見れば、練習があるたびに出てくるスタッフは仕事もしないで野球をしていると思えたのでしょう。
わかる気がします。
私はサラリーマンだし、うちの子供たちも親が働いている姿をあまり見たことがないでしょう。
ただ親から働いているんだ、と聞かされているだけで本当かどうかは確かめたことがない。
さらにお金は銀行の機械から自動的に出てくるし。
こりゃー野球道具の大切さでも教えないと将来の日本が心配だー

でも、子供たちの率直な疑問質問はなんかホンワカしてて、とてもいい感じです。


4月25日 月曜日の朝

楽しかったハイテンションな週末が終わって1週間の始まりの月曜日。
次の週末は、はるか遠くに思えるし仕事は待っているし、かなり憂鬱です。
通勤の途中で鶴見川を渡る橋があって、ちょっとした河川敷があります。
「だれかキャッチボールしていたら仲間に入れてもらって会社さぼっちゃおうかな」
などと、けしからんことを考えながら歩いていますが、そんな人がいるはずもありませんね。
「しょうがないな、次の休みまでがんばろー」と思いつつ会社に向う私でした。


月9日 部員募集

入学式の日に、部員募集のビラまきをしました。
もらった人の反応はいろいろです。
「いらない」の手振りでまったく受けとらない方もいれば、お父様の方から「いただけますか」と来てもらったり。
以外に多かったのが「うちは女の子ですから」とおっしゃるご両親でした。
「野球は男のスポーツ」が定着しているのかな?去年のうちのエースは女の子だったんですよ。
「ぼく野球やりたいよ」と言ってくれた頼もしい1年生もいましたので
きっと楽しい仲間が来てくれると確信しています。


3月30日 お花見

今年の桜は、早咲きでしたねー
今日はヤングさん、フレンズさんのお花見に参加させていただきました。
モジモジしていた私に、話しかけていただいて、本当にうれしかったです。
一番驚いたのは、試合の時のひとつひとつのプレーを皆さんが克明に覚えていらっしゃることです。
「あの時の、あのプレーは良かったよね」と対戦したチームの皆さんが、まるでビデオを見ながら話しているようです。
子供たちのがんばりに情熱を傾けている仲間同士で語りあえばチームの壁なんてまったく感じませんでした。


3月28日 野球の影響

野球の練習に行くときは、必ず帽子をかぶります。部長や監督、コーチの皆さんに挨拶するときは
帽子をとって「ちわー」とやるわけですが、会社でもこのクセが出ちゃうから恥ずかしい。。。
「おはようございます」まではいいのですが、帽子もないのに、手は帽子のツバのところへ。
う〜ん上げたみ右手をどうしよう。
こんなことないですか?

ADSLが開通しました。速い!速い!とても快適です。数値的にはもっとスピードが出るはず
なんですが、とりあえず感動です。
回線が速いから、ホームページの更新が速くなるかというと。。。?


3月22日 優勝!

優勝おめでとうございます。こんなすばらしい結果が残せるなんて
選手たちはほんとに「かっこいい」です。(←本間さん風)
重いカップや優勝旗を掲げて、胸を張って行進する姿にジンときました。
あまりにも嬉しいので、トップページにでかい写真を貼っちゃいました。
当分の間は、これで行きましょう。(^^♪

でも「勝ってカブトの緒を締めよ」といいますから。いつまでも美酒に酔いしれていてはいけません。
練習にも一段と熱が入るでしょう。
この結果がチームと選手の「これから」をどう変えて行くのでしょう。

あと、「日本ハムのカレー」はどんな味か興味津々。(^o^)


月18日 勝利の感動

まだ感動しています。逆転で2試合勝ちました。これで春季大会決勝進出です。選手たちの力は大人の想像を超えた底知れないものがあります。確実に成長して 野球もうまくなっているんですね。
さて、いよいよ今週は決勝戦。どんな感動が待っているのでしょう。


3月11日 試合前の雰囲気

春の大会が始まりました。初戦はどうかと心配していましたがAチームは勝利を収め、Bチームもなかなかの内容だったようです。
ベンチにいると選手の緊張が伝わってきます。移動の車ではあんなに騒いでいた連中がガチガチに固くなっています。
監督やコーチは選手に話しかけ緊張を解いていきます。冗談をいって笑わせようとしたり、気合をいれたり。
いやいや、実は緊張しているのは私の方で、試合が始まると子供たちは、のびのびプレーしていたりします。
そのうちに逆に「楽に楽に」って言われたりして。


3月7日 XPにしました。

WINDOWS XPが出てしばらくたちますが、土日は野球の練習でセットアップがのびのびになっていました。
今週は念願かなってパソコンをMe→XPに設定を変更したんですが、不具合がいろいろと出て参りました。(>_<)
パソコンが使えないと、ホームページの更新できなし、メールできなし、サンダースの書類が書けないし本当に不便です。
何とか使えるまでになったので、たまっている仕事(?)を一気に片付けようと思います。
25日にはADSLが開通予定なので、楽しみです。