番外編5

Mazda ATENZA SEDAN 20F/LA-GGEP

2003.12.27〜2004.02.08

11月29日(土)に不幸にも追突されてしまいました(号泣)
※詳しくは日記帳をご覧下さい。

修理中の代車パート2です。
直前に乗っていたBMW318ツーリングが1997年製造のスタッドレスタイヤを履いていたため、車両交換になりました。
それでお借りしたのが、Zoom-Zoom-ZoomなCMでお馴染みのマツダ・アテンザです。

実は日本車が取り上げられるのは、INTEGRAに続いて2台目だったりします。
※日本車を意図的に避けているのではなくて、日本車を代車で出してくることがないのです。

マツダ車に乗るのはこのアテンザが初めてです。興味津々で借りてきました。マツダ・アテンザはご存じの通り、海外ではMazda6として販売されています。
RJCカー・オブ・ザ・イヤー2003や全世界で60の賞を受賞したそうです。

マツダの受け売りついでに、アテンザはAudiA4、VWパサート、BMW3シリーズを目標に作られた車です。今回の代車はA4と何らかの因縁がある車ばかりが供与されています(苦笑)

さて、ディーラーからアテンザを受領して帰ってきましたが、ハンドルを握ってみると、AudiともBMWともトヨタとも違います。どちらかといえばホンダに近いかな?

318ツーリングから乗り換えて、一番始めに感じたのは「早い!」と感じたこと。「速い!」ではなくて「早い!」。
アクセル踏んで、五感に感じる「グワッ!」と来るあの感覚が「早い!」と感じさせてしまいます。
しかし、スピードメーターを見ても、それほどスピードは出ていません。
アテンザで40km/hで走ると、A4や318ツーリングでは55〜65km/h位のプレッシャーを感じさせます。

足周りはこのクラスのセダンと思えない程、堅めの設定です。ただ、現行A4のノーマルサスや、BMW318ツーリングのサスの堅さとも違います。
堅めの中にしなやかさが無いというか、そんな感じを受けました。もうちょっと懐深い堅さでもいいかもしれません。

ハンドルはよく切れます。
全幅はA4より15mm長い1780mmで、回転半径も20cm多い5.4mですが駐車場のバックは楽です。

アテンザの特筆すべきは直進安定性です。エンジン横置き前輪駆動で重量配分が61:39と、仮想敵機のA4やパサートの重量配分とほぼ一緒です。
実はディーラーからの帰り道、吹雪に遭遇しまして横殴りの強風下の中を走って帰ってきました。
運転している人間からすると「外は吹雪だね〜」という感じでリラックスして運転できました。これは良いことだと思います。

内ノ倉ダムまで走ってみましたが、途中の山道も普通にこなしてくれます。

粉雪が舞うR290も走りましたが、フットワークは軽快です。高いスピード域でコーナーに突入できますが、アテンザはドライバーへ「そろそろやばいですよ」というシグナルを伝えるのが苦手なような気がします。
後、やはり3桁国道を走るのであればもう少し安定感というか落ち着きが欲しいところです。

A4 1.8Tq vs 318i vs アテンザと、自動車雑誌の対決みたいに乗りましたが、コストパフォーマンスではアテンザ圧勝です。

ちなみにこのアテンザはニッポンレンタカーの車両です。仕事でレンタカーをよく使いますが、近所にニッポンレンタカーがあればアテンザ借りるのになぁ。

運転する機会がある人は是非運転してみましょう。

1月18日、第1回目の給油を行いました。
504km(短距離通勤半分+遠出)の組み合わせで、9.4km/Lでした。レギュラーガソリンなのでお財布に優しいです(笑)