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タダの本・100円の本

  読書家のあなたは、大きな本屋さんのレジカウンターにある
出版社の小冊子を、もらってきたことがあるでしょう。
これは、ほとんどがタダでくれますし、
定期購読しても1冊100円程度です。
そのわりには、有名作家のエッセィから小論文、連載小説と
盛り沢山です。ぜひ一度手にとってみてください。

朝日新聞社「一冊の本」 岩波書店「図書」
角川書店「本の旅人」 講談社「本」
新潮社「波」 筑摩書房「ちくま」
小学館「本の窓」 小学館「きらら」
集英社「青春と読書」 文藝春秋「本の話」
みすず書房「みすず」 春秋社「春秋」
未来社「未来」 有斐閣「書斎の窓」
ポプラ社「asta」 ダイヤモンド社「経(Kei)」
毎日新聞社「本の時間」
             
ここに紹介した本のすべてを定期購読しても、1ヶ月 2000円以下です。
このほかに、Webで読めるPR誌がたくさんあります。

(注) 以前紹介していた以下の本は休刊になっています
    ・マガジンハウス「うふ.」 -2008.5 休刊
    ・光文社「本が好き」 − 2009.12 休刊
    ・平凡社「月刊百科」 − 2011.6 休刊


 朝日新聞社 「一冊の本」

 少しハードな一押しの一冊。執筆陣は超一流。 新刊紹介っぽくないところが良い。特に、巻頭随筆と特集が読みごたえあり。 夢枕獏や梁石日、橋本治など有名作家の連載も多く、いずれは単行本となりそう。
 月刊で1日発行、A5版、100ページ前後、カウンターに置いてある書店は少ない。 購読料は1年12冊分で1000円、3年36冊分で2700円(税・送料込み)  電子メールでも申し込める。
     http://publications.asahi.com/ecs/22.shtml
 

 岩波書店 「図 書」
 
 1958年4月発刊の老舗。 一度は、本屋さんのレジカウンターに置いてある本書を読まれたことがあるはず。
 格調の高さには定評があるが、最近は岩波発行書籍のみにとらわれることなく、広く読書界、出版界に関係するエッセイを掲載している。
 大手の本屋さんには置いてあることが多いが、注意して見ないと他の図書目録に埋もれていることがある。
A5判 数十ページ  年間購読料1,000円(送料共)
     
http://www.iwanami.co.jp/tosho/top.html 

 角川書店 「本の旅人」

 公称発行部数 10万部の隠れたベストセラー。 2001年にボリュームアップし、200ページ近くになったが、また150ページ弱に戻ってしまった。
 それでも特集対談、連載エッセイ、連載小説と内容も濃い。 コミックが3作にノンフィクションもある。 連載小説は、時代小説からハードボイルドまで、そうそうたる執筆陣。
 多くの本屋さんに置いてあるが、早くなくなるので毎月必ず手に入れたい場合は、本屋さんに予約購読を申し込むこともできる。 なじみの本屋さんでは無料でとっておいてくれるかも。  角川直接購読の場合は、1ヶ年分1,000円(税、送料込み)
    
http://www.kadokawa.co.jp/mag/tabibito/index.html 

 講談社 「本」
 
 ノンフィクション、学術のジャンルから文芸、科学、哲学・思想まで知的好奇心を縦横にかきたてる読み物が毎号満載。自社発行図書の案内だけではなく、本を読むという楽しみを愛書家に知ってもらうためものというだけあってカルチャー最前線のエッセンスがぎっしり詰まっています。
 
購読料は1年間(12冊)900円、2年間(24冊)1800円、置いてある本屋さんは少ない。定期購読は下記のブックサービスで可能。 
     http://www.bookclub.kodansha.co.jp/magazines/hon/ 

 新潮社 「波」
 
  「波」は昭和42年1月、わずか24頁、定価10円の季刊誌として誕生し、昭和47年3月からは、月刊誌となり通巻500号を迎えている。
  読書情報誌としての重要な役割の情報発信はもちろんのことですが、「波」連載からは数々のベストセラーが誕生している。小川国夫『青銅時代』、三浦哲郎『木馬の騎手』、山口瞳『居酒屋兆治』、藤沢周平『本所しぐれ町物語』、井上ひさし『私家版 日本語文法』、遠藤周作『イエスの生涯』(「聖書物語」を改題)、小林信彦『ちはやふる奥の細道』『おかしな男 渥美清』、阿川弘之『食味風々録』、櫻井よしこ『何があっても大丈夫』などなど。(以上、新潮社ホームページ「波とは」より抜粋)
  表紙作者はその号の特集にあわせて毎号変わる。写真になるときもあるので書店で探すときは要注意。 新刊書に関連して、著者インタビューや対談のほか、エッセイ、連載小説などを掲載しているが、宣伝っぽくないのが良い。 
A4版」、128ページ。 大手本屋さんにたまに置いてある程度。
定期購読料は、1年分1000円、3年分2500円
   
http://www.shinchosha.co.jp/nami/

 筑摩書房 「ちくま」

 あまり本屋さんのカウンターには置いていないが、一番のおすすめ本。 特になだいなだ氏の連載巻頭言、「人間、とりあえず主義」は、2ページながら、時事問題をチクリとひねっていて考えさせられる。(単行本を、2002年11月のおすすめ本で紹介しています)
 ほか特集や連載ものも、時代小説から、心理学、建築学や生物学のサイエンスありで読みごたえ充分。
 2002年1月の「ないものあります」や、団鬼六氏の「天華の島」、吉村昭氏の「東京の戦争」など連載終了したものの中にも毎号楽しみにしていたものが多い。
定期購読料は1年分1000円。下記のURLで一部の立ち読みもできる
       http://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/

 小学館 「本の窓」
 
この本もあまり書店には置いていないが、本好きの人にとって、読んでためになる一冊。 毎号出版物にちなんだ特集と、エッセイ、書評、小説で構成。 特にコラムは、ことば、書籍、出版にちなんだ四方山話をシリーズで連載している。
A5版、100ページ余で広告は比較的少ない。 年間定期購読1000円、  下記のサイトでは、他の小学館発行の雑誌と同様、最近のバックナンバー(1冊100円)も購入できる。
        
http://adpocket.shogakukan.co.jp/12/index.html

 小学館 「きらら」
 
 「本の窓」とは違い、こちらは連載小説満載のPR誌。
 新刊本の紹介より、新進作家のアンテナショップのような役割を持っているのかな。ほとんどがその後、単行本や文庫本になっている。
 ともかく10人前後の作家が、130ページ以上にわたって競作しているので、全部読み切れないボリュームたっぷり。
 一般雑誌扱いで、結構本屋さんには置いてある。
 年間定期購読 2000円、  下記のサイトは、「WEBきらら」になっており、定期購読の申し込みはもちろん、一部の小説の立ち読みもできる。
   
http://www.quilala.jp/ 

 集英社 「青春と読書」
 
 この本も、ほとんど書店に置いていないが、本好きの人にとっては、定期購読する値打ちのある一冊。 特に対談はそうそうたるメンバーで、コラム「本を読む」も充実している。
 連載読物も良いが、本書は珍しく読切小説があり、ちょっとカバンに忍ばせて通勤途上で読むのに最適。
 1冊90円、定期購読する場合の年間購読料は 900円。いずれもいちばん安い。
    
http://seidoku.shueisha.co.jp/seishun.html 

文藝春秋 「本の話」

 この本の特集はすごい。対談、著者インタビュー、評論と様々な角度から一つのテーマを取り上げており、PR本の域を脱している。
 新刊書の紹介、連載ものも充実している。
 下記のサイトでは、最近のバックナンバーを含めて本書のほとんどの部分を読むことができる。定期購読する前に、ぜひご覧あれ。インデックス付きで「自著を語る」や「私はこう読んだ」を設けており、フォローもしっかりされている。定期購読料は1年12冊で、1,000千円。
   http://www.bunshun.co.jp/mag/hanashi/ 

 みすず書房 「みすず」
 
 哲学、思想などお堅いことで有名な「みすず書房」のPR誌です。
  小沢信男氏の「賛々語々」や、外岡秀俊氏の「傍観者からの手紙」、「池内紀の〈いきもの〉図鑑」など、この出版社ならではの蒼々たる先生方のエッセイが売り物です。
  ほとんどが連載ものですが、各号毎に完結していて、どこからでも違和感なく読めます。あえて欠点をあげれば、字がぎっしり詰まっていて、すべて読み通すのはムリ、どうしても拾い読みになってしまうところでしょうか。
  価格は一冊315円(税込)、年間購読料3780円(税・送料込)とPR誌にしては高めです。
 
   
http://www.msz.co.jp/book/magazine/subscription.html

 春秋社 「春 秋」

 春秋社は、宗教書(特に仏教)を中心に哲学、思想や心理、音楽分野の専門出版社です。
  創刊は昭和34年6月、「広い歴史的視野をもち、正しい批評精神につらぬかれた諸家の御論考と、かたわら春陽の暖かさ、秋気の爽涼を感じさせる好随筆を得て、『春秋』の名にふさわしい雑誌を発展させたいとねがっています」という意図の下に創刊したそうです。単なるPR誌にとどまらず、文化誌として一つの主張をもって45年の歩みをつづけ、現在500号を越えています。
  何か学者先生のサロン的雰囲気の小冊子といったところ、価格も1年分800円、2年分1,600円(送料含)と手頃です。
          http://www.shunjusha.co.jp/

未来社 「未来」

 比較的「硬め」で取っつきにくいが、非常に読みごたえのある本。
 特に、映画、演劇関係に鋭く切り込んでおり、市販本ではできない冒険を試みているのが実感できて、好感が持てる。
 反面、書店や書店員を意識した連載やエッセイがあり、一般読者にとっては少し専門的、業界的。
 年間購読料は、1200円。以下のサイトでバックナンバーも購入できる。
    http://www.miraisha.co.jp/np/mirai.html

 有斐閣  「書斎の窓」
 
  有斐閣は、ご存知のとおり法学専門の出版社です。
  従って本誌も法学の先生方の随想が中心ですが、他に経済や社会学、心理学といった社会科学、人文科学の分野の小論文やエッセイ、連載やコラムなどがたくさん載っています。
  定期購読は800
円(税・送料込)。見本誌(無料)を申し込むと、振込用紙で購読申込みできる。
 
  http://www.yuhikaku.co.jp/shosai/subscribe

 ポプラ社 「asta」

  ポプラ社のサイトを見ていたら偶然見つけたPR誌です。サイトにはastaが置いてあるお店ということで全国のかなりの書店が案内されていますが、私はまだ本屋さんで見たことがありません。
 だれか定期購読している方がおられたたら、コメントをお願いします。サイトで見る限り、総ページ152Pあり小説満載といった感じです。
年間定期購読料:2000円
申し込みは、WEBでできます。 

   http://www.poplarbeech.com/asta/index.html

 ダイヤモンド社 「経(kei)」

 50ページ弱と他誌に比べてかなり薄い冊子だが、経済、ビジネスに特化した内容は、非常に濃い。
 著名な経済学者が毎月、刺激的な論文を執筆し、日本経済をめぐって論戦を繰り広げている。
 また、科学者や作家、歴史学者など、経済学者、政治学者以外のさまざまな分野の著名人が、エッセイや旅行記まで執筆している。
 なお本書は、主要書店での無料頒布が基本となっている。下記のサイトでも示されているが、品切れで入手できないことが多いので、定期購読できるようにして欲しい。
  バックナンバーは電子書籍で1部200円で入手できる。

        http://www.diamond.co.jp/magazine/kei/

毎日新聞社 「本の時間」

 毎日新聞のサイトで見つけました。書店で配布しているとのこと。まだ見たことがありません。
  サイトには、
「年間予約購読をすれば毎号確実にお手元に届きます。
ご購読に関するお問い合わせは
毎日新聞社出版局出版営業部郵送課(03-3212-3259)までお願いします。」
記されています。年間購読料は1000円。
           http://mainichi.jp/enta/book/honnojikan/