天狗マイ設定

 ちょいと紛らわしくなってきたので。私の覚書ですので読まなくていいですから〜。

 

共通設定

・外見年齢15前後。身長は平均的、体格はやや細身。体重はやけに軽い(←腐女子のこだわり。だって飛んでるんだもん)

・顔は中の上から上の中、特に悪いところは無く整っているけれど、擦れ違って振り返られるような顔ではない。因みに京太くんは中の中から中の上。

・笛吹き。特に飛鳥は神童。魂の送り手。ただし自覚薄いです。羽鳥もそこそこ巧いし、迎え手の役を担ってはいるものの、そんなのはただの飾り。

 天狗と言ったら風神で横笛、そして骨笛で死者の恨みを浄化させるのさ!!という思い込みはおそらく漫画『HOUNTEじゃんくしょん』から来ているものかと。

 最初は送り手を羽鳥にしようかとも思ってたんですよね。時々歌ってるのはその名残です。

・ちょっとした風使い。時によっては他の天候関係も操るかも。雷とか。ところで一話で飛鳥の放った攻撃は何ですか。カマイタチ?電撃?

・そんなわけで、翼で飛んでいるのではなく術で飛んでいる。羽は術の触媒かな。出さなくても飛べるけど傷付いたり、物理的に出せない状況なら飛べません。

・でもその中で更に風水五行(木火土金水)で属性付けをしてみると、飛鳥は火性ですね。時々背景が燃えてるし。羽鳥は本質を変えずに相手に合わせて形を変えられる水かな。そうなると水克火で飛鳥は絶対に羽鳥に勝てないと。相克です相性最悪です。相克は互いの運気を損ない合うわけで、最終決戦に互いに足止めしあって見せ場の無かった彼らを見るに納得してもらえるかと。

 あれだけちょーこの事愛してるのにあまり報われず、成長の妨げになってるとまで言われる飛鳥とちょーこも多分相克。飛鳥がちょーこの妨げとすると火克金でちょーこは金性。この人ならちょーこを任せられると目された京太くんは、金と相生でかつ影響を与える側という事なので土性。あぁだからウチの羽鳥は京太くんに弱いのか(ひとり納得)。←これが導き出したかっただけだろ私

 これは考察ではなく直感ですが、我がサイトでは鴉さんも土性。住職は木性。

 ちょーこは山では鴉さんと羽鳥とは相性良く、住職と飛鳥を振り回す存在だったと。羽鳥から見れば、ちょーこは見てて面白いし住職はゴマすりが効くし飛鳥には勝てる自信あるけど鴉さんは流されてくれないんだよなー、ちょっとやり難いとか思ってます。飛鳥から見れば住職と鴉はそれなりに尊敬、ちょーこに対しては空回って、それで熱くなってると掴み所の無い羽鳥に中途半端に冷まされて不完全燃焼、という感じ。

・食事はあまり必要なし。水は必須ですが食物は全て嗜好品のようなもの。ちょーこと住んでた時は、躾やら情操面の理由で一緒に食べてました。居なくなってからも、つまらないので一緒に摂ってます。うん、家族との触れ合いの場は持った方がいいね。

 

※一応、風水陰陽五行説を知らない人に。私も全然詳しくないんですけど簡単に基本だけ。

相生というのは良い影響を与える関係で、木→火→土→金→水→木 で循環する事によって更に運気を高めます。

木は火の燃料になり、火は土(灰)を生み、土は長い時をかけて金を生み、金属の表面に水が結露し、水が木を育む、だったかな。

相克は悪い影響を与え合う関係で、強い順に 木→土→水→火→金→木 で運気を損ないます。

木は土の養分を吸い取り痩せさせ、土は水を堰き止め濁らせ、水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を枯らす(とか伐採するとか)って感じです。

 

 

パターンA(『浅野作品30のお題』にて使用)

 新装版4巻後書き読んで再再構築しました。よって充分に練れてはいません。後々変更するかも。

・樹の化身。父親は鴉さん。

・羽鳥の髪や目の色が薄いのは、樹の時代に日当たりが悪かったのかと(笑)水性は北ですしね(まだ言うか風水)

・実年齢というか、ちょーこに選ばれてこの世に生まれてから2〜3年ってところ。あ、本編開始時ですよ。

・ただし、魂の記憶が受け継がれているため、生まれた初日から生活するのになんら不便なし。天狗の魂は狭い範囲で循環してます。

 そうだなー、情報記憶は残ってるけどエピソード記憶がまっさらな記憶喪失者みたいなノリかな。

・天狗達はそれぞれに役割を持って生み出されており、羽鳥飛鳥の場合ちょーこの為に用意された存在なので、ちょーこが生を終える時に役目を失い天狗としての生を終えます。その後は多分樹に戻る。

・よって置いて行かれる悲しみを味わった事もなく、ちょーこに置いて行かれる事を恐れる事もない、ある意味一番気楽で幸せな設定。

 

 

パターンB(主に『羽鳥と飛鳥で24のお題』や企画もの・他の短編小説にて使用)

 サイトやるに当たって、この10年温めていた自分設定の中で、人目に晒せそうな辺りを抜粋して更に新しい要素をくっつけて再構築したもの。

・羽鳥の原型は雀。飛鳥は・・・燕かそこらかと思われますが未定。

・天狗の巡る魂魄の内の魄と、生まれなかった鳥の魂とを、若木(水晶のつもりでしたが、Aを意識して樹に変更)を触媒に掛け合わせた存在。

・拾った冷たくなった卵から、飛鳥の儀式を行ったところ、触媒に使った樹に死に掛けの(もしくは死にたての)雀が引っ掛かってたらしく、世にも珍しい双子の天狗が誕生。

・普通に生まれた時は赤子で、10歳くらいまで人間と同じくらいかそれ以上のペースで成長、それ以降はだんだん成長速度は遅くなり、13歳位から極端に遅くなります。本編開始時に実年齢20過ぎくらいかな。これでも他の天狗より早い方です。

・双子という前例が無く、色々規格外なので本家(京都の鞍馬山にあったりする)から疎まれ気味。といっても若い天狗が貴重なので排除されたりはしない。

・羽鳥はその辺の事情を何となく察していて、儀式の時に自分が居たからだよなーとちょっと考えることもありますけど、まぁ不可抗力だし、飛鳥にそれなりに愛されてる自覚あるのであまり気にしてない。飛鳥は全く気にしてない。

・親(儀式を行った存在。性別未定。とりあえず鴉さんではない)ともども子鞠山(天狗内の変わり者の住む地という認識)に行き、それなりに精神獣使いの人達とも仲良くなる。

・精神獣使いが流行病でバタバタお亡くなりになる。その時点でかなり仲良しができていた親が奔走するも、住職に生誕の祝福を受けるため寺に滞在していた蝶子を除いて全滅。意外と精神的に繊細だった親が哀しみのため衰弱、やがて死亡。兎は寂しいと死んじゃうのよ、なノリですな。

・このような経緯から、このパターンの双子は置いて行かれる・・・・・・置いて逝かれる恐怖をいつも持ってます。

 

 

パターンC(予定している『幼馴染みに11の御題』や、その内短編で使用するかもしれない)

 ここまでがサイトに公開できるギリギリのラインですねー。一番馴染みはあるのだけど、その分操りにくく話にならないので使いづらいったらもう。

・普通に両親とか居るような、普通に生き物な生まれ方してます。

・実年齢ははっきり決めてませんが、戦前生まれなのは間違いなし。

・パターンBと違い、考え方が老成してますね。諸行無常。その上でちょっとはしゃいでるだけ。

・悟ってるから中々小説にならないの何のって。

 

 

その他(パターンDGくらいまでありますが今のところ使用予定なし)

 人目に晒さないからこその自分設定満載世界。恥ずかしすぎて公開できません。一番私の中では長いんですけどね・・・・・・

お約束満載!

 

・例えば、どっちかが精神獣だったりします。ビースト&ビーストみたくもう片割れのだったり、例の箱の彼女のだったり。

 前者だった場合、何らかの事故で突然片方が死に掛けて、信じたくなかった残された側が無意識に力を発揮。その力で魂を繋ぎとめてもいい(体は死んでる)し、新しく精神獣の意識が生まれていてその苦悩と葛藤を描いてみたりするのも良し。

 それで最後、箱に力吸われてるちょーこを前にして、兄弟の仮面捨てて主人にそれだけ安定力のある力を持ってるなら、自分にかまけてないで箱に使うなり何なりしろと一喝、「過去にしがみつくなとは言わないけど、それで今大事な人を失うなら馬鹿だ」とかいう意味合いの台詞を吐いてもらう。

後者(箱の娘)の話。絶対に伏線だと思ったんだけどなぁ・・・・・・。つーかこうじゃなくても何かしらの伏線だったんじゃないかと思うけど。立ち消えたんじゃないかなー。浅野先生が飽きたとか。

 精神が壊れた娘を、同じくらいの力を持った者が現れたら押さえ込んで正気に戻るかもしれないと一旦天狗が凍結(封印)させて、その封印を解く鍵が箱の中の簪だったとか何かあると信じていたのに。

 この場合精神獣になり得るのは羽鳥の方ですね。誰か他に主が居るなら飛鳥のようにああもちょーこラヴで居れまい。何か物質(例えば簪)を媒介に精神エネルギーが蓄えられていて、それがもうすぐ尽きるのでその前に強引な方法ででも箱を開けさせなくてはいけない。その場合、最終局面間近になって羽鳥が裏切ってたという展開になったりするわけで。更にベタに、戦いの最中流れ弾(術)がちょーこに当たりそうになって、近くに居た彼が思わず身を挺して庇ったりするわけだ。今は敵のくせに、普段はあんまりちょーこを大事にしている風じゃないくせに。で、どうして・・・と言われて「何だ、僕ちゃんとちょーこの事も愛してたんだぁ・・・」とか言いながらエネルギーを使い果たして散る、と。って殺すなよ私。

 とか。

 

・『双子』を掘り下げてみる。まぁ新装版4巻末のあの設定なら兄も弟もない(先に目を開けたとかしか無いよなぁ・・・)と思うのでそれは置いといて。

 時代や地方によっては先に生まれた方が弟で後に生まれた方が兄だよなーとか。

 人間の基準で考えなくていいのだから、厳密に双子じゃなくてもいいんだよなーと。父親が同じで、同じ日に生まれたので占星術的双子なので双子として育ててるとか。うん、占星術とかそれ系は重要だと思うんですよね。この場合、片方の親は人間(状況的に精神獣使いでしょう)だと萌え〜とか。ああ、上で言ってるどっちかがどっちかの精神獣ってのはコレのバリエーションですね。

 

・占星術的双子であるなら、父か母が違うというのもアリですよね。父が違ってて双子は無い?いやでもCLAMPの『聖伝』の阿修羅とか、漫画なら・・・というか人でないなら有りでしょう。

 

 その場合、片方は人とのハーフな可能性も高そうな気がします。だって子鞠山だし。人、の中でも精神獣使い。東山一族を見るに精神獣使いクォーターでも壇くん以外は使えるようなので(彼だけ出せないからこそあの劣等感でしょうから)、ハーフなら何かしら出せる可能性が高いですよね。

 その場合、髪の色から判断して混血は羽鳥でしょうか。ちょーこの髪が茶色いから。天狗側も住職は白髪化してるので基準が鴉さんくらいしかありませんが。

 飛鳥も羽鳥も、『自分と近い』よりも、『自分の片割れと親戚』な方が可愛がるような気がしますしね。というか私の好みですけど、飛鳥ちゃんがちょーこを猫っ可愛がりする理由が「人の方面で自分と血縁だから」というのは嫌・・・・というか哀しい。うん哀しい。

 んー・・・・・・でもこれ以上は好みな話作れませんね。寿命違う系萌えなのでシーンとしては浮かぶけど。成人するまでは成長速度人間並み、それ以降は外見年齢差がついてくる、と。でもそれくらいか。

 では・・・・・・同じく片方ハーフ設定引継ぎで、精神獣使い以外で考えてみましょう。

 そうすると・・・・・・うーん、一巻のあの様子だと地元の人は登らないようですし、京太くんみたく余所者が迷い込んだ方が妥当かな。でも、下の方ならともかく、住居地近くは人避け対策(結界)くらいしてるんじゃないかと思うんですよね。興味本位でそんな根性見せて山登る人もいるかどうか。

 

 じゃあ天狗に用があってそれなりに術の構造も理解してた人という事で。用・・・・・・天狗を願いを叶えてくれるような存在と見る人もそういないでしょうから、退治屋とかどうでしょう。愛憎溢れそうでよろしいかと。ベタに行きましょうね、思い切りベタに。

 現代まで裏で代々続く陰陽師の家系だとか。勝負に来たけど負ける。殺されるかと思えばそうでもない。教えられた知識とは違い、結構良い奴ら。その内油断を突いて殺そうと住み着いてみるが、話を交わす内に段々と警戒も薄れ、そして芽生える愛(←笑) そして発生する愛の結晶(←大笑い)

 しかしそれに気付かずに、そろそろ実家に帰らなければならない。

 父が天狗だった場合は、母はそのまま実家で出産。ちなみにその頃山でももう一人正妻の子が生まれてます。(浮気と言う勿れ)

 母が天狗だった場合は10ヶ月後に手紙付き名指しで家の前に赤子が置かれている。曰く、「この子は人の血が強いから」と、いかにももう一人天狗の血の方が強い子が居そうな文面で。

 そんな訳で陰陽師の家で育てられる子。無論、妖怪との混血という事で忌まれています。でも跡継ぎ。その事は本人には知らせずに厳しく育てられますが・・・・・という感じで妄想スタート。あ、開始時点で親は亡くなってると思ってください。だからこそ跡継ぎが本当に他に居ない。

 ・・・・・・・・・うーん、どっちが羽鳥でどっちが飛鳥に当てはめても、羽鳥の方が真実を知って飛鳥に会いに行くパターンになるなぁ?

 飛鳥ちゃんは、『鈍い』とは違って『気付かないで欲しいと思ってる事は気付かないでいてくれる』子じゃないかなーと思うので。ああ、人に害が無いならですよ。自分の問題なら引き下がってくれると思うんです。羽鳥はおかしいと思ったら家庭崩壊しようが何だろうがこっそり調べ上げそうな気がしたので。

 

 じゃあまずは飛鳥ちゃんが人間側として妄想一例。多分父が人間だったパターンかと。

 幼少期に愛情注がれなかったので、感情表現乏し気味。愛想も社交性も無く、かつ家がでかいのでクラスからは浮いている。家が力あるので堂々とイジメられる事はないし、たまにあっても腕っ節強いので返り討ち。ますます孤立。ただ、目の前であからさまに困ってる人が居たら迷わず助けるような優しさは持ち合わせていて、その恩恵に与った一部の女子から本命チョコが届いたりはする。けど無自覚。

 飛鳥のドッペルゲンガーを見たという噂が流れ始める。そのドッペルくんは愛想良いらしい。目撃情報は着々と増えるが、飛鳥の前に姿を現す事はない。

 ある日、下校途中に歩道橋の上でボーっと空を眺めて「ドッペルゲンガーに本人が会ったら死ぬとか言われたけど、楽に死ねるならいいかな」などと物思いに浸っていたら足を滑らせる。危うく落ちるところで後ろから誰かに支えられる。無論ドッペルくんこと羽鳥(キャップ着用で髪の色はわからない)で、自殺未遂と思われたらしく、誤解を解こうにも口を挟む隙がなく「生きてれば良い事あるよ!」と必死で説得される。その説得と、誤解と伝えた時の笑顔を見て「なんだ、違うのか」と呟く。何がと聞かれて「もう一人の自分かと思った」と言うと羽鳥複雑そうな顔をする。名前を聞いても答えずに別れる。

 それ以降、下校途中に時折顔を合わせるようになり、口数の多い羽鳥に押される形で親しくなってくる。

 そんなある日、背中が痛み出す。そして天狗覚醒。戻り方はすぐ分かったものの、それを知った祖父から「ここまで育ててやったのに」と殴る蹴るの暴行を受ける。

 プリントを届けにクラスメイトが見舞いに来る。何故かその後ろには便乗してコッソリ羽鳥(キャップを目深に被って顔もわからない位)も居て、怪我を見て驚く。厄介事に関わりたくないクラスメイト、プリントを渡すと即座に帰宅。

 羽鳥に聞かれ、誇張もしないが庇う義理も無いと正直に祖父にやられたと言うと、祖父の部屋を聞いて止める間もなく走って行ってしまう。

 「接触する事は禁じた筈だ」とか「大事に育てるって言うから預けてたんだ」等と言い争う声。やがて帽子を外している羽鳥が走り戻ってきて、

 「とんでもなく不便な、田舎にも程があるようなど田舎だけどっ・・・・・・・・それでも良かったら一緒に暮らそう?」

 そう言って伸ばされた手を、飛鳥は・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ま、こんなものか。

 次、羽鳥が人間側としての一例。でも飛鳥ちゃん視点。こちらは母が人間だったパターンでよろしく。誰も羽鳥の存在を知らないの。

 飛鳥、両親を亡くす。親戚内を盥回しにされ、人間(天狗)不信。失くすのがつらいから、もう誰にも心を許すかと決意。子鞠山に引き取られる。

 結界に穴が開く気配がしたと言われ、その場所まで飛んでくる。

 ゆっくり降りてくると、その場面を見られたらしく、人の驚いた声がする。

 振り向くと同じ顔。驚きの顔が笑みに変わり「凄い!」と飛び付かれる。

 驚いて、無理にでも引き離そうとするけれど「友達になって!」と言われて力が抜ける。

 仕方なく、寺にお持ち帰り。名前を聞かれて流されて名乗る。聞き返すと、少し間を空けてから羽鳥と告げられ、似過ぎている為今適当に作った偽名だと判断。

 「友達になって」「名も名乗らない奴が何を言う」「本名だってば!」「嘘つけ!」と毎日の攻防。

 その内「冬休み終わるから帰る」と言い出した羽鳥を、怪しいので後を付けると、何やら大きな和風の家に。それを見て一緒に来た鴉は渋い顔。

 数ヵ月後、「春休みになったんだ」とまた来る。結界は直しておいた筈なのにと訝しがる住職。鴉さんに「彼には気を許さぬよう」と言われる。

 しばらくすると、次はGWに来ると言う。もう来るなと言っても聞く耳持たず。

 そして本当に来る。でも最初の日には来ないのでやきもき。顔を見た瞬間、待ってた事に気づいて愕然。

 GWは短いのですぐに帰ってしまう。次は7月から来るから、と言われて今までは二度と来るなと言っていたのに、今回は頷いてしまう。嬉しそうに笑う羽鳥。

 ところが、8月になってもまだ来ない。ちょっと見てこようとする飛鳥を止める鴉。曰く、彼は陰陽師の跡取りだと。同じ姿の妖は最高の式神になると教えられて愕然。でも結界を易々と破るのも納得がいって、本当に何を信じたらいいかわからない。

 やっと来て、遅れてごめんと謝る羽鳥に帰れと冷たく告げる。本気を感じ取った羽鳥、理由を聞くが取り付く島なし。

 無理にでも追い出そうとする飛鳥にしがみつくと、「陰陽師なのか」と言われる。

 否定しない羽鳥に怒って、次にその顔見たら殺すと最後の警告。威嚇の術も忘れずに。

 羽鳥、「僕にも翼が欲しかった」と告げる。「だから俺の翼を狙ったのか?」「違うよ、僕の翼が欲しかったんだ。母さんの愛した綺麗な翼にずっと憧れてたんだ」

 何だか思っていたのとニュアンスが違い、式にする気は無かったようだと感じ取るが、今更訂正もできない。

 初めて「またね」ではなく「さよなら」と言われて、思わずその背を追いそうになるが、堪えて立ち尽くす。

 しばらく抜け殻のようになっている飛鳥。思い出すのは両親と、羽鳥の笑顔。そして「さよなら」が頭を回る。

 前は、愛していたから、信じていたから、失くしてつらかった。今度は、信じてやれなくて失くした。

 数日後、結界に大きな衝撃。皆で見に行くと、老人と足蹴にされたボロボロの羽鳥。

 驚いて近寄ろうとした飛鳥に、羽鳥が来るなと叫ぶ。その背には確かに翼がある。

 老人が言う。娘を汚した天狗を出せと。さもなくば、その子をこの場で殺すと。

 住職と鴉は心当たりがあったのかハッとする。だとすると腹違いの兄弟だと教えられて愕然。

 父は死んだと主張。すると老人「ならばこやつの覚醒を促した者を差し出せ」という。「折角人間として育ててやっていたというのに」と。

 殺されかける羽鳥を見て、飛鳥は思わず結界から飛び出し・・・・・・・・・

 

 この先どうしよう。

 それにしても、頭の中で回ってる分にはともかく、文にするとかなりアホですね。帰ってこーい私、自分で怖いぞー

 

 

・他には・・・・・・・・・って、もうやめましょう。これ以上の恥さらしはね。

 

 

 

オリキャラとか

私自身がオリキャラが出張る話が好きじゃないので、出る事はないんじゃないかと思われますが一応ね。

まだ出る可能性が高い順に。

 

・10年後ちょーこ

 これはオリキャラじゃないですね。でもそれに近いようなもんですよねぇ。あ、その内確実に出ます。

 口調は、まぁなるだけ変えない方向で。さすがに漢字は使わせますが(笑) あまり女らしい語尾は使わない。

 問題は、そうなると羽鳥の口調と被ること。大問題です。

 

・本家のタヌキジジィどもv(BY羽鳥)

 本家は京都です。天狗の名所の鞍馬山です。

 頭が固くて人との交わりを嫌い、子鞠山の面々は異端視されています。

 しかし今年はNK大河ドラマの影響で観光客を捌くのに苦労してそうだ。人除けの結界貼ってあるけど破って入ってくる人もいそうだし。

 

この下の人達は多分日の目を見ることは無いでしょう。強いて言うなら龍ちゃんくらいは可能性あるかもだけど。

 

・龍ちゃん

 本名は長ったらしく仰々しいのがあるんですけど、誰も覚えてくれない。羽鳥が龍ちゃんと呼ぶのでそうなってしまった。

 どこぞの地方一帯を治める竜神様。神を冠するだけあって強い。

 縄張りに入ってきたちょーこを、霊力が高いので久々の生贄かと思って連れて行こうとしたのが運のツキ。羽鳥の話術に丸め込まれ、詐欺くさい勝負で負けて羽鳥の式神にされてしまう。

 人型形態は長髪美形。でも羽鳥に「小さくなって」と言われて普段は龍形態・蜥蜴サイズ。羽鳥の肩に乗せられている事多し。よく馬鹿なことに付き合わされる。

 龍族としての誇りズタズタ。でも最近楽しくなってきた。しかしそんな事認めない!と思っているのが傍から分かりやすく、微笑ましく思われている。

 ちなみに勝利の秘訣を羽鳥に聞くと「飛鳥ちゃん系だったから」とのこと。皆この一言で納得(飛鳥以外)。

 同属嫌悪か飛鳥と微妙に仲が悪い。

 

・桜ちゃん&雪ちゃん

 本名は五花と六花。本家に住んでる天狗の姉妹。年の離れた兄たちが4人いる。羽鳥飛鳥の次に若い。とはいえ実年齢は聞いてはいけない。

 姉の五花は勝気で派手な顔立ちの美人、最近飛鳥が気になるらしいが素直じゃないので良く衝突する。羽鳥とは素で険悪。昔はそうでもなかったのだけど、ちょーこばっか構う飛鳥に嫉妬して飛鳥とちょーこ二人の嫌味を言ったところ、羽鳥からキッツイ毒舌をもらってしまい、それ以来冷戦状態。

 妹の六花は控えめで上品な顔立ち。しかし恋愛面では押しが強く、初対面で惚れた(一目惚れではなく、いくらか言葉を交わして)羽鳥にその場で告白済み。ちなみに今でこそ外見(17歳くらい)にそう差はないが、当時は羽鳥がちまかったので周りからショタ疑惑を持たれていたとか何とか。

 上の呼び方は、羽鳥が飛鳥に紹介する際にイメージだけ伝えて、それが定着した。それぞれ桜と雪の別名ですもんね。

 もしドリーム小説でもやるなら使いたい気もするけど、あのブラコン&ちょーこ命な奴ら相手なのでまるで靡かないんですよね。

 

・若

 これまた本名が長いので滅多に呼ばれない。本家に殆ど拘束されているような立場で住んでいる次期天狗族長最有力候補。よって通称若もしくは若君。桜雪姉妹の次に若い。ここまでが若者。

 (余談だが第二候補は羽鳥、第三候補は飛鳥。しかし誰も継ぐとは思っていまい。本家には嫌われてるし)

 周りがジジババだらけなので、たまに何かの行事でやってくる羽&飛や桜&雪達に会うのだけが楽しみ。目の保養。

 見目の良いこの4人に節操無く口説いてくるが、多分話し友達が欲しいだけだろう。ああでもOKされたらめっけもの位は思ってるかも。

 その辺の事情察している羽鳥に便利に扱われていたりする。例・「精神獣使い方面で『箱』って言葉が関係ある資料調べてきて」「ええ?でもあの資料室って膨大だしそもそも簡単に入っちゃいけないって・・・・・」「調べてきて?」「・・・・・・はい」 って感じで。

 

・ティンク

 名前不明、性別すら不詳の水晶花の精。上のは羽鳥が勝手に呼んでるだけ。ピーターパンでも読んだと思われる。

 飛鳥を気に入って自分から式神になる。

 弱弱ですぐ涙目になるような子だけど、原型の龍ちゃんと争ってる飛鳥を前にして、龍ちゃんに特攻・100メートル吹っ飛ばすという経験があり、実は最強だろうと言われている。

 特攻かけられない程度に、羽鳥に良くからかわれている。反応が面白いらしい。

 

 ・・・・・・しまった、強い事にも理由があった筈なのに、遠い昔すぎて忘れました。

 

 

 

 

夜設定

所謂穢れた大人向け設定(←イタイ大人だ・・・) 意味分からなくても聞かないでください。

 

・パターンABのような生まれ方では、生殖能力が備わっているとは思えないんですよね。性別があるかどうかすら怪しいものです。

 しかし人型の妖怪といったら、人間を誑かしてなんぼだと思ってます。(偏見)

 という事情から、基本的に性欲は無いけどその気になればヤることはヤれる。しかも一族的にテクニシャンということに。そしてバイ。

 人間を溺れさせる事くらい容易い。自分もそれなりに楽しめるけど、どっか冷めてて、いつでも寝首かくこと可能。

 

・上の方で言ってますけど、食事とかはあまり必要ないと思ってます。という事は、使う場所は排泄器官ではなくあくまで性器、そして生殖も必要ないんだから、『人間誑かし器官』ということに!

 もう体液とかは樹液の味でいいです。甘くていいです。イタイ大人ですみません、放っておいてください。

 

 でもって、

翼が性感帯なのは腐女子の夢ですよね。

 長年嵌ってたけれども小説書けるとは思ってなかったこのジャンルでも、いや書けるかもと思ったのは、新装版2巻書き下ろしイラストの天狗バージョン羽鳥の羽の付け根に悶えたからですもの。譲れません。・・・・・・我ながら大したフェチズムだなぁ。髪フェチではあったけど。末端(髪・指・足先など)フェチかもとも思ってたけど!まさか羽(しかも付け根に絞って)・・・・・・

 

 あ、書き忘れてたので追記。

 人を誑かすということは人型が基本、なのに翼が一番の性感帯と言うことは、翼を出すときは余程近しい・・・おそらく同族内での戯れと言う事ですよね。

 だったら警戒する事もないわけで、翼を性的に触れば意識は蕩けます。

 

 

 

 この設定見せたら相方の思音さんにすら逃亡されました

 やばい、誰か私を止めて!