わたくし流モダンジャズ道へ


長野のジャズの草分け、犀川幸男さんとの思い出


 この長野におけるジャズの、まさに草分けとも言うべき犀川幸男さん(ピアノ奏者、本姓鈴木さん)が、当時、NHK-FM(長野)で毎週末夕方5時から1時間、カーティスフラーの軽快なトロンボーンのテーマ曲で始まる定例のジャズ番組を担当されておられ、5〜60年代のメインストリームジャズを中心に、ジャズの歴史とか、アーティストたちの紹介、そして名曲の数々を聞かせてくれたのです。

 わたくしを含めて地方でのジャズ好きな人たちにとって、毎週末が待ち遠しい人気ローカル番組だったんですね。

 たまたま、わたくしの実家が犀川さんのお宅のごく近くにあり、学生の頃からジャズの話などを伺っていたのがご縁で、社会人となって長野に戻ったあと、ゲストとして何度かスタジオに呼んでいただきました。

 ちょうどその頃はマイルスデイビスの「E.S.P.」とか、ジョンコルトレーンの「至上の愛」あたりが話題になっていたんですね。そんなレコードや、ソニーロリンズ、ビルエヴァンスなどのレコードなどを持って行って、好きなアーティストの魅力とか、これからジャズはどう展開していくかなどのお話をしながら、かけていただいたように記憶しています。

 犀川さんは、長年ご自分のバンドで長野市内を中心に精力的に演奏活動をされるかたわら、後進の指導育成にも大変に熱心な方でしたが、残念なことに数年前に亡くなられた。

 (2005.3.15記 Copyright (C) 2005-2013 TOKU All Rights Reserved.)
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