mT管自作5球スーパーレストア記


はじめに・・・ 半世紀前のラジオ少年に会う

私が高校一年(昭和31年、1956年)のときに取り組んだ本格的な5球スーパーが大事に保存してありましたので、このレストアに挑むことにしました。
 本機は、長い間スイッッチを入れていませんが、物置に保管してあったものを、十数年前にインテリアとして室内のたんすの上に移して飾っておいたので、全体にそれ程傷んでいないとは思います。ただ、キャビネット上板側板には擦り傷がたくさんあり、大昔の使用頻度が激しかったのでしょう。(このラジオは聴くと言うより、実験材料だったと思う?)

 当時、真空管の主流は大きなサイズのST管ではなく、小さめのmT管に移っており、世の中は小ぶりで軽量なトランスレス5球スーパーラジオが花盛りでした。一方で、HiFi (Hi Fidelity、ハイファイ)、高忠実度再生というキャッチフレーズでさかんに宣伝され、レコードプレーヤーと組み合わせて音響を重視する大型のラジオ (PU端子から取るものと、プレーヤーと合体した電蓄があった) が出てきて、二極分化した時代でもあります。

 パーツのほうも、DX(通常受信),HiFi(広帯域受信)の 2段、3段と切り替えることができる可変帯域IFTとか、高音域と低音域を忠実に一つのスピーカーから出せるメカニカル2ウエイ方式といったスピーカーが登場し、箱もバスレフ型、密閉型というようなHiFi専用のものが出始めたころでした。ただし、モノラルでした。
 いずれにしても半世紀ぶりの対面は、なつかしいやら、恥ずかしいやら・・・ とても複雑な心境ですね。

レストア後のmT管5球スーパー レストア後のmT管5球スーパーの裏側
さわやかな朝日を浴びるレストア後のmT管自作5球スーパー。・・・50年ぶりの自分(ラジオ少年)に会うような気持ちです。 レストア後のキャビネット裏側。 右側が独立した密閉型のSP BOX。下部に固定してあるのがOPT。


ラジオの仕様

私の作品もこうした時代背景を映しているかのように、つぎのようなまるでモザイクでも見るような構成でした。
 自作品だけにパーツは各有名メーカーのオンパレードで、とてもバラエティーに富んでいます。括弧内の価格は当時購入した時のものです。

使用真空管 6BE6(周波数変換、マツダ282円)、6BD6(中間周波増幅、ロダン190円)、6AV6(検波・増幅、ロダン155円)、 6AR5(電力増幅、ロダン165円) 、5M-K9(整流、NEC125円)、 6Z-E1(マジック・アイ、同調指示、ロダン255円) メーカーのロダン(RODIN)は当時岡谷無線工業(長野県)で作っており、価格も一番安かったので大変お世話になったものです。
アンテナ(ANT)コイル トリオ(春日無線工業) ハイインピダンス型 S-A (95円)
中間周波トランス(IFT) トリオ DX,HiFiの二段可変帯域切り替え、T-18 455kc HiFiの場合実用帯域幅−3dbの幅±12KC (495円)
バリコン ナショナル 2HC-43 CAP12-430PF トリマー変化容量25pF以上 (240円)
電源トランス STRONG RADIO INC.CO.LTD ストロングT-60 0-90-100VAC 270V,70 mA DC 6.3V,2.5A 5V,0.7A (470円)
スピーカー(SP) パイオニア(FUKUIN ELECTRIC) PIM-6メカニカル2ウェイ 6.5インチ 3W,16Ω 再生周波数帯域50〜16,000cps (1,300円)
アウトプットトランス(OPT) 山水電気 Hi-Fidelity HS-7 7KΩ,0-4-8-16Ω (1,020円)
キャビネット SATOH INDUSTRIES CORP.クライスラー RJ-500 (2,800円) SP部分とシャーシー部分とは板で仕切られており、SPは密閉されたボックスに取り付けるようになっている。しかもこの部分の裏ぶた(内側)にはフェルトが貼ってある。(キャビネット全体の外寸は横幅49cm×高さ35cm×奥行16.5cm) シャーシーのほうにダイヤル指針が付いている。ダイヤル指針にはパイロットランプ(PL)がついていて、チューニングの際はPLと一体になって動く。鉄シャーシーは薄くて、全体にペラペラとした感じです。当時のキャビネットセットはみんなこうだったのでしょうか。穴あけなど工作は楽だったかもしれませんが。

  
レストア前のクライスラーの箱とシャーシー レストア前のシャーシー内部
レストア前のクライスラーキャビネットとシャーシー。木箱の擦り傷がだいぶ気になる。
ダイヤル目盛り板に放送局の目印を示すテープが貼ってある。中央手前につまみが見える。左の2個がオリジナル。
レストア前のシャーシー内部(右端に見える真空管がマジック・アイ6Z-E1)
ダイヤル指針が上部に見えるが、パイロットランプは指針からはずれている。
配線は未熟で全体にゴチャゴチャしている。


外観とシャーシー内部の点検


・キャビネット

木箱の側板、上板は擦り傷だらけです。ちょっと見苦しいので後で塗装し直すことにします。サランネットの日焼けは年月相応でまぁまぁ、ほつれたり破れていませんのでそのまま使用することにします。
 板の厚さが密閉型スピーカー(SP)ボックスというにはちょっと薄手ですが、破損はありません。

 金属製のダイヤルの目盛板は多少はげているところはありますが、使用上はとくに支障がありません。ダイヤル指針が見えるアクリル板も若干傷はありますが、軽くアルコールで拭いてすませました。
 オリジナルのつまみ3個のうち、1個が紛失して別のものがつけてあります。この辺の事情は昔のことで、すっかり忘れました。


・シャーシー外側

ダイヤル指針はシャーシー側についていますので、つまみ3個(ネジ止め)をはずし、裏面のシャーシーの止めネジ4個をはずしますと簡単に引き出すことができます。

 一見したところ真空管をはじめバリコン、コイル、IFT、トランス等はすべてついています。ただ、バリコンを支える前の二つのゴムが経年変化と熱射?で半分溶けて、バリコン全体が斜めにかしがっていますが、シャーシーには接触していないようです。
 シャーシーが立型ですので、下側になったバリコンの前足のゴムにムリな力が加わったのでしょう。ゴムの一部はシャーシーに流れ出して硬く固まっていますので、きれいに削り取ることは困難のようです。バリコンが傾いているぶん、ダイヤル糸がたるんでいますから、つまみを廻してもダイヤル指針とバリコンは動きません。

 背面にあるスナップSWはアンテナコイルへのダンピング抵抗(50Ω)の入・切とIFTの広域(HiFi)・狭域(DX)を切り替えるものです。低周波増幅段のところに真空管の穴がひとつ余計に空いているのですが、トーンコントロール用としてもう一段増幅するためのものなのかは、今となってはわかりません。
 それにしては高音低音両方の調整用ボリュームをつけるスペースはない? マジック・アイがシャーシー正面の穴から突き出て覗いているところが面白いですね。


・シャーシー内部

当時の配線、抵抗(R)コンデンサー(C)等の取り付け、半田の技術は本当に未熟で、我ながらあきれます。あちこちにブラブラ空中配線が見られます。当時はとにかく受信ができて、音が出ればいいと思って取り組んだか、いろいろな回路を試してみたのでしょう。

 例によって糸をかけ直したり、切れたときに備えて、ダイヤル糸のかけ方をメモしておきます。回路図が残っていませんので、面倒ですが実体配線図の作成をしました。こんな配線状態ですから、当時の回路を書き写すのは一仕事でした。
 もっとも当時はコイル、IFTなどを買いますと、説明書には必ず推奨の回路図が載っていましたので、基本的にはたぶんそれらを参考にして製作したものだと思います。(回路ごとに都合よくアチコチから拝借したような気がします)

mT管5球スーパーラジオ回路図
トリオのIFT T-18に添付してあった1954.7.10発行のトリオテクニカルデーターシートNo.38から引用。レストアする本機の回路図はこれを参考とさせていただいた。
使用する球はマジック・アイの6Z-E1のほかは、6BE6(周波数変換),6BD6(中間周波増幅),6AV6(検波・低周波増幅),6AR5(電力増幅),5M-K9(半波整流)の各mT管。回路、部品定数等の修正部分は、本文をご覧ください。(検波回路の太線部分がトリオのR,Cの指定値)
  →拡大回路図例


修理・復活作業

・清掃作業

キャビネット、シャーシーはまず簡単に掃除機でごみを吸い取った後、キャビネットの内外を水を含ませた布切れ で拭きます。シャーシー表面、取付けパーツ類は、筆でこまかいところを拭き取り、やはり軽く水を含ませた布切れ で拭きます。これでかなりピカピカ?になります。

 汚れの取れないところはアルコール、ベンジンを使います。内側は 主に筆と綿棒を使って、真空管のソケットなどをこわさないよう丁寧にチリと汚れを取り払います。鉄シャーシーのところどころに黒ずんで見える錆部分は、あまりきれいになりませんでした。


・キャビネットの塗装

前面のサランネット、ダイヤル指針が見えるアクリル部分、ダイヤル目盛りのある金属製のパネル部分をテープ等でマスキングして、木の部分だけ市販のスプレーで塗装をし直すことにしました。

 私の場合は手抜きもいいとこで、いきなり市販のスプレーをかけてしまいました。本当はサンドペーパーをかけて、とのこを塗って平らにした後にスプレーをかけたほうがきれいに仕上がると思います。
 塗装の仕方については、とても器用な方がおられてウェブサイトでも詳しく説明されていますので、それらを参考に進めることをおすすめします。


・部 品 類

古い抵抗(R)とコンデンサー類(C)、ビニール配線材は故障のもとになりますので、これらはほとんど全部を取り替えることにします。350V 10μF+10μFのブロックコンデンザーは配線をはずし使用しませんが、外観(美観?)上本体はそのままつけておくことにしました。(ここはチューブラケミコンに替える)

 電源トランス、OPT、コイル、IFTなどは断線がありませんので、そのまま使用することにします。トランス、IFT、ソケットなど部品取り付けのネジが結構緩んでいるものがありましたので、締め直しました。空中配線を避けるため、中継ラグ板は追加することとします。


・回 路 図

半世紀も経っているラジオを、HiFi(高忠実再生)にこだわってもあまり意味がないとは思いますが、前掲のトリオのIFT T-18添付の回路図を参考にさせていただきました。
 回路はなるべく簡略なものとするため、1st IFTの帯域幅の二段切り替え回路部分は「広帯域」に固定し((DX(遠距離受信)を聞く場合は「狭域」のほうがよいです。ここを固定することにより切替用のスナップSWは不要となる)、PU回路もプレーヤーなど使用するつもりはないので、省略することにしました。

 真空管は、図ではGT管、ST管となっていますが、本機はマジック・アイの6Z-E1のほかはすべてmT管仕様とします。
 IFTのトリオT-18は、検波管から発生するクリッピング歪を無歪変調度90%に押さえるよう設計されているので検波回路は指定値にしろとあるので (図の太線部分) 、一応指示どおりとしておきます。

 B電源は半波整流で、平滑用チョーク(1.5KFC)の部分は2kΩ5Wの抵抗に替え、平滑用のチューブラケミコンは450V20μFと47μFを使用し、OPTの一次側から6AR5のプレートへ向かう部分)だけは、この抵抗の手前から配線することにします。
 また、電力増幅段のプレートから前段のプレートへの負帰還抵抗(2MΩ)はカットしました。電力増幅管6AR5のカソード抵抗は、510オーム2W。

 自作のラジオを修復するというのは誠に気楽なもので、いろいろと試してみたかった当時の未熟なオリジナルにこだわるよりも、できるだけシンプルでオーソドックスなものにしたくなりますね。(円熟というか、悟りの心境?とでもいうのでしょうか)

  R,Cの値は、手持ちの関係で若干違うところもありますが、実用上は支障ないでしょう。
 6Z-E1は6E5に代えることができますが、このどちらも品薄のようです。最近はロシア製の6E5Cが出回っており、幸い入手できましたので、また試してみたいと思っています。6E5CのベースソケットはGT管仕様でピン足も違っていますので、注意する必要があります。


レストア後のmT管5球スーパーのシャーシー裏面
レストア後のシャーシー内部。配線はすべてし直し、R,Cのほとんどを換えた。
一番左端が6Z-E1、左上部のパデイングコンの右が6BE6、その右隣りがIFT一段、その下が6BD6、そしてIFT二段目、その右が6AV6、その上が空いていて、一番上(中央上部)が6AR5、その右隣りが5M-K9。
下部のパイロットランプ(ダイヤル指針)の右側から音量調整VR、チューニング、SW&音質調整(ハイカット)VR。
右上部外側に見えるのが、管ヒューズを覆うカバー(スライド式)。


・不良部品の交換

SW部分のボリュームが接点不良でSWが入りません。VRの抵抗値もかなり高めとなっていましたので、これを取り外し音量調整用としてついていたボリューム(ナショナル製3点SW付き500kΩ 10563昭和31年製、これは大丈夫)と交換し、音量調整用に新たに500kΩVR(A型)を追加しました。(これは秋葉原で入手しました。軸長のVRは今や希少部品のようです)
 電源コード、SPへのコード、パイロットランプ(PL)へのコードはビニール被服が少し固くなっていましたので交換しました。

 バリコンを支えるゴム(前足2個)は、半分溶けていますが辛うじてシャーシーに接触しないで固まっていますので、このまま使うことにします。(このクッションゴムは今は手に入らない)  たるんでいたダイヤル糸は切れていませんので、プーリーについている片方のバネをはずしここに結び直して元通りになりました。
 バリコンの傾きはいかにも格好が悪いですが・・・性能上は問題ないでしょう。
 キャビネットのゴム足4個と外部ANT線、PL配線用のシャーシーのゴムプッシュを各1個、ヒューズ管は新しい1Aのものにそれぞれ換えました。


シャーシー背面 シャーシーの後ろに見えるのがSPとOPT
バリコンの前足のクッションゴムが半分溶け出していて、だいぶかしがっている。背面の四角の穴(青色の配線が見える)はIFTの帯域切替用のスナップSWがあったところ。(固定としたため取り外した) mT管5球スーパーのシャーシー前面。後ろに見えるのがパイオニアのメカニカル2Wayスピーカーと山水のOPT
シャーシー上部 SP、OPTを密閉型BOXに収めたところ
mT管は、下段左から6BE6,6AR5,5M-K9、二つの IFTの谷間に頭だけ見えるのが6BD6、 その斜め右上が6AV6。電源トランスの左側上にあるのがブロックケミコン。(使用しない) SP、OPTをキャビネットのSP BOX(密閉型)に収めたところ。


レストア・・・ いよいよ完成

電源を入れる前に、配線間違いがないか、半田の不具合などがないかなど点検します。
 mT管ソケットのピンの間隔がせまいので、若いときと違って半田付け作業はなかなか大変です。AC回路等に短絡がないかなどもテスターで当っておきます。

 間違いがないことを確認したら、まず真空管は挿さないで電源を入れてみます。PLランプが点灯しました。シャーシーが薄いせいか、トランスの振動が音(鉄心のうなり)こそ出しませんが、手を触れると伝わってきて、シャーシー全体にも伝わっているようです。手短かにテスターでトランスの各電圧を当たっておきます。

 異常がなければ整流管の5M-K9を除いた各真空管を全部挿して、もう一度SWを入れます。真空管のヒーターが点きました。ここでも異常がなければ、いったんSWを切って整流管を挿して再度電源を入れます。煙が出たり変な臭いなど異常は見られません。
 テスターで各真空管のプレート、グリッド部分の電圧を当たり、いずれも規定の範囲以内に収まっています。少しブーンという真空管ラジオ特有のハム音が出ていますが、苦になるほどのレベルではないのでこれでよしとしましょう。

 ボリュームを上げてバリコンの羽根を抜いていくとNHK第一(819kHz)のアナウンサーの声が入ってきました。ちょうど新潟県中越地震の24時間チャリティー特番をやっていました。被災地からの生々しい実況中継をやっています。被災地の惨状がメカニカル2WAYのスピーカーから手を取るように伝わってきます。昔の音はどうだったかなぁ、と思いめぐらせながら・・・。
 余談となりますが、このラジオで昔はFEN(駐留米軍向けの英語の放送でした)から流れるジャズ音楽をさかんに聴いたものです。

 緑色のマジック・アイは上下両方が扇型に閉じたり開いたりしていますが、蛍光面がかなり暗くて見にくい状態です。残念ながら寿命が来ているようです。この6Z-E1は品薄のようですから、後ほど手持ちの球(6E5C)に換えることにしよう。
 そう言えば古いラジオの「つまみ」も希少部品だそうで、秋葉原でもなかなか見つけることができません。オリジナルのものは1個なくなっていましたので、ちょっと大きめですが手持ちの昔のものに付け換えてみました。


コーヒーブレーク

R,C、配線材の追加、軸長VRの買い足しで、しめて5千円ほどかかりました。このほか、予備の球は整流管の5M-K9だけがありませんでしたので、秋葉原で買い求めましたらなんと新品箱入りで一本5千円弱ですと! ほんとうに超希少の球なんですね。すっかり腰を抜かしてしまいました。

ワイヤーストリッパーと熱収縮チューブ

昔と比べると便利な道具や材料がありますね。配線をやっていてとても重宝なもののひとつに、「ワイヤーストリッパー」(写真右側)があります。なんとこれが100円ショップにありました。力もいらず、芯線もいためずきれいにビニール被服を剥がしてくれますので、とても作業がはかどります。つけ根のカッターで切断することもできます。

 それともうひとつは「熱収縮ビニール」(写真左側)です。透明、色つきと種類は豊富です。太さもいろいろなものが出ています。部品のリード部の絶縁から始まって保護材、補強材としても使えて便利です。高熱部分にはガラス繊維の耐熱チューブなんていうものもあります。

スーパーヘテロダインは、トラッキング調整がとても重要ですが、今や SSGやテストオッシレターなどを持っている方が少ないと思います。どうしてもテスター等を使った簡易な(アバウトな)方法でしかできません。ムリに調整したために半世紀も前の大切な部品をオシャカにしては、元も子もありません。
 本機は放送を受信しながらマジック・アイを見て、バリコンについた同調側のトリマー、2個のIFTの上下についたネジを少し廻してみて一番閉じる位置にしました。(トリオT-18は、二段目は下部のみの調整となっている)

 周波数の低いほうはパディングコン、高いほうはバリコンについた発振側のトリマーを廻してほぼダイヤル目盛りが合うようにしますが、周波数がよほどずれて目盛りが合わない場合以外は、無理をしないほうがよいと思います。
なつかしのアナログレコード・プレーヤー

放送局から比較的近いロケーションにあることから、本機のIFTは広帯域として固定してあります。感度、選択度も実用上問題なく、高音の伸びは結構良く、やはり有名ブランド?の各パーツは経年変化もなんのその、いまだ健在のようでホッといたしました。
なつかしのLPレコード
 それにしても、真空管の音は本当にやわらかく、ぬくもりが直に伝わってきますよね。5、60年代のハードバップジャズを久しぶりに聴きたくなりました。ソニーロリンズの「サキソフォンコロッサス」にしようか、いやここはビルエヴァンス・トリオの「グローリアステップ」右写真 なつかしのレコードジャケット)がいいかな。もちろんLPレコードを真空管アンプで・・・。


本機は半世紀も前のラジオですので、いつトランス等から火が噴くか心配です。聴かないときは、電源プラグをコンセントから必ず はずしておくようにしましょう。
 (2004.11.16記 Copyright (C) 2004-2013 TOKU All Rights Reserved.)
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昭和27年製の国産ラジオ ST管5球スーパーの初レストア挑戦記もどうぞご覧ください。

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