ブック・トーク
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         本、読んでますか。面白いものがあったら教えてください。

書名
アメリカ下流社会の現実ニッケル・アンド・ダイムド
アメリカの下流社会は、今やわが国で主流なす若年層の姿ではないか!
著者
バーバラ・エーレンライク
出版社
東葉経済新報社

書名
がばいばあちゃんの
笑顔で生きんしゃい!
佐賀のがばいばあちゃんシリーズ3作目。
やはり1作目の「佐賀のがばいばあちゃん」が一番面白かった。この本を紹介してくれた佐藤議員に感謝するぐらい面白かった。すぐに家族で読みまわし、その後他家に回って、一作目は行方知れず。
著者
島田洋七
出版社
徳間文庫

書名
アメリカ弱者革命
徴兵制まがいの米軍のリクルートに反対し立ち上がった
アメリカの高校生たち!
著者
堤 未果
出版社
海鳴社

書名
ドボン&ウズ・メメス
この漫画のよさがわかるのは大人の女性です。
著者
葛西映子
出版社
新日本出版社

旭爪あかね著作の本 心が傷ついてとじこもっていた女性が、一人の農業者との出会いで変わっていく。
稲の旋律
新日本出版
風車の見える丘
新日本出版

書名
一瞬の風になれ 1〜3
あさのあつこ推薦の書評に惹かれて読み始めるとおもしろい!一気に3巻読みました。
高校陸上部。短距離選手の主人公とチームメイトの姿をえがく。
著者
佐藤多佳子
出版社
講談社

書名
心脳コントロール社会
快と不快の二者択一に馴らし思考停止にさせる!心脳マーケティング、イエスかノーか、小泉劇場、戦争プロパガンダ・・・・。流されないために疑うこと。
著者
小森陽一
出版社
ちくま新書

書名
村上春樹論
世界中で読まれている村上春樹の「海辺のカフカ」を小森教授が読むと・・・。私には違和感だった「カフカ」はこんな意味を持っているのかと。ちょっと厳しかったです。
著者
小森陽一
出版社
平凡社新書

書名
海辺のカフカ 上・下
少年の旅ものがたり。女性の私には違和感。評判の”村上春樹を”と読んでみたが、人と人の本物のコミュニケーションとは違うかも。
著者
村上春樹
出版社
新潮社

書名
夜のピクニック
著者
恩田陸
出版社
新潮社


書名
バッテリーT〜Y
  
著者
あさのあつこ
出版社
既刊Xまで角川文庫

書名
NO.6 #1〜5
著者
あさのあつこ
出版社
講談社

書名
THE MANZAI 1〜3
  
著者
あさのあつこ
出版社
ジャイブ(株)
    ピュアフル文庫   

書名
風車の見える丘
「稲の旋律」の続編。
著者
旭爪あかね
出版社
新日本出版

書名
安心のファシズム
イラク人質バッシング、携帯電話の普及、心のノート、監視カメラ、新自由主義と保守主義、思想統制・・・独占資本のパワーがかつてなく強まり自由を制約するエネルギーも従来の比でない。人々の不安も無力感も大きくなり、思考停止がつくられいく。今を読み解く。
著者
斎藤貴男
出版社
岩波新書

書名
ルポ改憲潮流
立憲主義の危機、財界の意思、新憲法、アメリカの世界戦略・・・。憲法改悪を進める底流に何があるのか。「安心のファシズム」の第2部。
著者
斎藤貴男
出版社
岩波新書

書名
戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言
日本興亜損保の元会長で相談役、経済同友会副代表幹事の著者が平和主義日本の財界がめざすべき方向を示す。本物のリーダーの言葉だと思う。
著者
品川正治
出版社
新日本出版社

書名
靖国問題
靖国神社への首相はじめ公人の参拝は「A級戦犯」が合祀されているから問題なのではない。靖国神社が侵略戦争に国民を参加させるための施設だからだということがよくわかる。鎮魂のための神社と違う戦没者を顕彰し祭る、死の悲哀を名誉に変え新たな戦争に動員していく戦の神社なのだ。
著者
高橋哲哉
出版社
ちくま新書

書名
父の肖像 上・下
西武王国の総帥、政治家の堤康次郎の生涯を氏の息子であり実業家の堤清二でもある辻井喬氏が描いた。戦争に突き進む時代の国民の姿に慄然とする。
著者
辻井喬
出版社
新潮文庫

書名
よろずや平四郎活人剣
旗本の子でありながら出奔して裏店でよろずやをはじめた平四郎の活躍。
著者
藤沢周平
出版社
文集文庫

書名
用心棒日月抄
シリーズ 孤剣、刺客、凶刃
脱藩し用心棒家業を続けながら藩の危機を助ける青江又八郎の活躍ぶり!舞台は江戸の藤沢作品。
著者
藤沢周平
出版社

書名
隠し剣 弧影抄
隠し剣 秋風抄
”秘剣”を伝えられた者たちの姿を描く隠し剣シリーズ。山田洋二監督の映画にもなった。
気分が高ぶって眠れないときに読む一篇。
著者
藤沢周平
出版社

書名
玄鳥
橋ものがたり
蝉しぐれ
霜の朝
藤沢作品にはまって次々に読んでいったもの。
消えた女 静かな 木本所しぐれ町物語他にもたくさんあります。
著者
藤沢周平
出版社
文春文庫 新潮文庫

書名
朝日新聞に連載されたエッセー集。
著者
出版社

書名
未来の日本へ、
    未来の福祉へ
著者
出版社

書名
日本の高齢者は
    本当にゆたかか
著者
出版社

書名
反「構造改革」
いち早くワーキングプア問題を取り上げた著書。
著者
後藤道夫
出版社

書名
赤い月 上・下
著者
出版社

書名
池袋ウエストゲートパーク
赤・黒
著者
石田衣良
出版社

書名
うつくしい子ども
波の上の魔術師
著者
石田衣良
出版社







誰か
宮部みゆき著 実業之日本社
新刊が出ると読むまでオサマリガ悪くて、結局買ってしまう。
読みたい方貸し出します。
ファストフードが世界を食いつくす
エリック・シュローサー著 草思社
マクドナルドの産業構造が詳細に明かされる。フランチャイズによってつぶされる企業家、専属契約で牛肉、鶏肉、ジャガイモ生産者も農地も牧場も荒廃していく。さらに使い捨てにされる労働者。安全性は棚上げ、食中毒で命を落とす子どもたち。自由主義経済を悪用し超え太るファストフード界。国家の動向まで左右するアメリカの巨大産業の暗部が描かれる。小泉構造改革や財界が狙う改革の行き着く先を彷彿させる。
精神科医の「結婚・家族・子育て」考
男オロオロ、女イライラの時代
中沢正夫著 萌文社
精神科医の中沢先生の講演記録など。女がストレスに強いわけ。昼間は仕事で夜は主婦として母として隣近所に向けてとさまざまな価値観をつかって動く。仕事がうまくいかなくても嘆き悲しんでるまもなく子どもはおなかをすかせ食事の用意に風呂を沸かし洗濯・・・。立ち止まるまもなくストレスに対処している。強いのでなく、処理の仕方が柔軟で打たれづよいのだ、そうだ。
私でも面白いほどわかる 決算書
別冊宝島編集部編 宝島社文庫
ハウツー本。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローの大まかな見方がつかめる。
トヨタ自動車がどれほど巨大企業なのか、東葉高速鉄道がどれほど問題企業か決算書からみてみた。
きのうの空
志水辰夫著 新潮文庫
短編小説(10編)
幼なじみ、ガールフレンド、兄姉弟妹、息子、娘、父、母。一つ一つにドラマがある。読み応えがあった。
夜中の薔薇 
向田邦子著 講談社文庫
エッセイ集
期待を裏切らない著者の本。
心の所作がなんともイイ。

眠り人形
向田邦子著 文春文庫
短編集(三編)
一晩に一話にしようと思ったのに、2話目も読んでしまって3話目も読んでしまいそうになったけれどもったいないから明日にとっときました。
空夜 空山
 帚木蓬生著 講談社文庫
恋愛小説の空夜の続編空山は巨大ゴミ処理施設の問題に取り組む主人公たち。おもしろかった。
もうひとつの日本は可能だ
内橋克人著 光文社
規制緩和一辺倒、市場競争原理至上主義、新自由主義グローバリゼイションに警鐘を鳴らし、「経済成長」から人間の生存の基盤を強靭なものにする真の成長へ。「会社は潰れても、人間は潰れない社会」、「もうひとつの日本は可能だ」。
日本がおかしいと感じる人必見の書!
匠の時代 第6巻
内橋克人著 講談社文庫
日本の経済を土台で担ってきた世界一級の高い技術力と労働者集団をえがく。目先の利益のための不安定雇用のひろがりで、技術力が再生されないまま失われていくことは日本社会の損失だと思う。
豊かさの条件
暉峻淑子著 岩波新書
「豊かさとは何か」の著者の新著。教育も経済も「競争」が絶対視されている競争社会から支えあいの社会へ。人間社会は共同することで発展してきた。
日本とドイツの社会経済、教育をNGOの活動をとおして市場万能社会に代わる新しい発想の転換を伝える。
「平和や社会保障を望む活動を肩身が狭いなんて考えちゃだめよ」と叱咤激励する暉峻先生の本。
戦争中毒 アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由
ジョエル・アンドレアス著 きくちゆみ監訳 合同出版

やっぱりそうかと思う話がいっぱいです。
 ドクターカー緊急出動 箕輪良行著  小学館
 
 船橋医療センターの救命救急センターと船橋消防署のドクターカーの活躍を伝える。命をささえる最前線の活動やドクターカーの重要性がよくわかる。それから市の消防局が機会あるたび市民に心肺蘇生法の指導をしているが、重要性の認識を強める。
 モデルは家族がお世話になった先生達なんだろうか思いながら一気に読む。それにしてもドクターは多才だ。
 長崎ぶらぶら節  なかにし礼著  文春文庫

  長崎の丸山の芸者、心根のまっすぐな、芸がうりものの名妓の愛八姐さん。愛 八姐さんが好きになった長崎学の研究者古賀十二郎と長崎の古い歌を探し歩く。四十代後半の愛八さんの一途な姿が好きです。
 運命の足音  五木寛之著   幻冬舎

 敗戦を平壌でむかえた著者の思いが語られた一冊。
戦争に対する戦争体験者の言葉には、共通する重さがある。その言葉を受け流しては同じ歴史の過ちを繰り返す。
松崎菊也の世間風刺読本  松崎菊也著
時々、ん?というのもあるけど、ホントよねと肯く。それにしても同世代だと思うけどスゴイ人だ。物事をよく見ている。
敗北を抱きしめて上下 ジョン・ダワー著 岩波書店
断片的だった敗戦後の日本がどのような状況だったのか教えてくれる。当時の日本人の混乱した姿に失業、倒産、社会保障削減で追いつめられてきた今の国民が似ていないかとふと思った。占領軍のアメリカがやったこと、天皇のやったこと、「そういうことだったのか」と読みながら一人言。歴史を学ばなければならない。
素顔のアメリカNPO 須田木綿子著 青木書店
地域の学童の100%が栄養失調。「お婆さん」の平均年齢は38歳。アメリカの貧困と向き合った8年間の記録。
人口の2割を占めると言われるアメリカの貧困層の実態がリアルに語られる。お薦めの一冊。

定本 尾瀬 その美しき自然  白籏史朗著 新日本出版社

 写真集ではない。1958年に初めて尾瀬に入り、以来44年間通い続けてきた著者が尾瀬の自然と歴史、風土を語り尽くした。著者の写真集は何冊か持っているのだけれど、氏の造詣の深さに感動。また尾瀬に行きたい・・・。

早稲田発 ゴミが商店街まちを元気にした!  藤村望洋著 商業界

 ゴミのリサイクルに取り組み商店街を活性化させて有名な早稲田商店街に8月に訪ねたおり、商店街の事業部長の著者に話を聞いた。とにかく発想がおもしろい、あかるい、ちゃんと練ってある、儲けなきゃ始まらない商売人。商店街の役員さん読んでみませんか。
「小説 ザ・外貨」高杉 良 (光文社)
 アメリカの投資グループ、リップルウッド・ホールディングスが破たん処理に公的資金4兆5000億円をつぎ込んだ 旧日本長期信用銀行を数々の付随サービス付きで立ったの10億円で買収したやり口を彷彿させる。報道では気づ かなかったハイエナ(ハゲタカ)・ファンドの姿がよくわかる。
「凛冽の宙」幸田真音 (小学館)
「じゃあ、不良債権の処理なんて、どっちにころんでも国民にツケが回されるだけじゃないですか?」
 世界のトップを行く大規模金融グループ傘下の証券会社でしのぎを削るビジネスマンがつぶやく一言。
  不良債権処理の目的がリアルに語られている。
「芹沢_介 作品」 東北福祉大学芹沢_介美術工芸館
 ふらっと立ち寄ったギャラリィで偶然やっていた芹沢_介展。着物やのれん、風呂敷、団扇、カレンダーなどつい目が留まってしまっていた図柄の作者だった。いつまでもみとれてしまう。
「猛スピードで母は」長嶋 有 (文芸春秋)
わはは・・・。
「世界がもし100人の村だったら」池田香代子 再話 (マガジンハウス)
「模倣犯」上下 宮部みゆき (小学館)