2001年第2回定例会一般質問                          戻る          

岩井友子議員 質問を始めます。

 私も、2期目を担当されるに当たっての市長の所信を伺いたいと思います。

 特に今回は、市長選挙でどの候補者も三番瀬の保全、福祉、教育の充実を掲げ、争点が見えないと言われるほどでした。市民参加という点でも同様だったと思います。三番瀬の保全や福祉、教育の充実を願う市民の意識の強さが反映されていたというふうにも思います。これを選挙のときだけの言葉とするのか、それぞれの立場でこれから真価が問われてきます。日本共産党も新たに伊藤議員を迎えました。新たな気持ちで市民への責任を果たしていきたいと思います。

 最初に、開かれた市政という重点公約がまちづくりでどう実行されるのか、地域経済を元気にという点で貫かれていくのか、特に南口再開発事業でどうなっているのかという点を伺います。

 南口再開発事業について、市民は駅前がきれいになるということと財政負担が大きいという2つの評価をしています。国や県から105億円、船橋市が137億円の負担金、さらに保留床の赤字分として百数十億円と税金だけで約350億円も投入する事業が、財政負担が大きいという評価はともかく、駅前がきれいになるという狭い範囲の都市機能の評価しか受けていないということは、よく言われる費用対効果という点でも重大な問題があると思います。

 まず、財政負担のことでは、私たちが繰り返し指摘してきた5法人への地価下落による赤字分の応分の負担について、権利床の平均7%を現在法人側が提供するというふうに聞いておりますが、船橋市の負担に比べれば大変低過ぎます。権利の持ち分に応じた船橋市と対等の負担を求めることについて、市の対応はどうなっているのか、まず最初に伺います。

 さらに、この事業は産業、文化、情報等の都市機能が多様に集積する魅力的な交流拠点として整備する計画となっていますが、抽象的で具体的には何のイメージもわきません。どんな個性の町にしようとしているのか、市民には少しも見えません。事業の主な目的が先ほど言った狭い範囲の都市機能を向上させることでは済みません。本町通りや駅前商店街では再開発ビルがどういうビルになるのかわからないという声を聞いています。一番身近な商店街ですらこういう状況です。

 さらに、市民はごく限られた公益床の使い方の要望を聞かれましたが、聞かれっ放し。出したその扱いはどうなったのでしょうか。先番議員からコミュニティー活動の拠点をと要望が出されていましたが、こういう意見がどう扱われていくのか、行政内の密室協議に委ねられているとしか感じられません。保留床については県にパスポートセンターを要請中とのことですが、どこの判断でそういう要請が出されたのでしょうか。市民要望の中では、このパスポートセンターは高かったとは言えなかったと思います。

 それから、地権者の保有するテナントもどんなものが入ってくるのかわかりません。駅前に進出できそうなテナントを考えると、サラ金、居酒屋、100円ショップ、携帯のショップ、それからパチンコ店、まるで雑居ビルになりかねないと思います。350億円から税金をつぎ込んだ市民の財産でもあるこの再開発ビルを雑居ビルにしてしまうのでしょうか。地権者の協定をつくるなど、そぐわないテナントは入れないなど、市がきちんと誘導する、指導をすることも必要だと思います。同時に、魅力のあるビルにするためにも、繰り返しますが、市民の声を聞くことが大事だと思います。

 質問します。

 まず、南口地域のまちづくりの方針、どういうイメージを持っているのか。事業全体について、市民の声をどう生かすシステム、仕組みをどうつくっていくのか。それから、テナントの選定について、市の指導はどうしようとしているのか。周辺商店街の活性化に具体的にどうつなげていくのか、伺っておきます。

 次に、重点公約のもう1つである福祉、教育の充実という点、特に福祉関係について伺います。

 福祉の充実は、現在、高齢者の介護問題抜きにはあり得ないと私は思います。戦後最悪の不況の中で所得の落ち込みは女性の就労を一層進めています。家族の介護力は急速に今落ちています。公的介護の要請が増しています。年金制度が不備な上に、不況で仕事もなく、その上欠陥だらけの介護保険の導入で、これまで余り表面化してこなかった低所得者層の問題が吹き出してきていることを実感します。私は本気になって自治体が介護問題に取り組まないと、悲劇的な事件が繰り返されるのではと心配でなりません。

 ところが、市長の公約では、子供から高齢者までみんなが輝くまちづくりと掲げていらっしゃいますが、介護保険のことについては一言も触れられていません。あちこち見てみたのですが、どこにも出ていませんでした。先日の佐藤議員の質問に市長は、福祉先進は高齢者ばかりじゃない、最終的にこういう答弁までされていました。その後の高橋議員の特養ホームの整備や低所得者対策の質問にも、真剣に取り組む姿勢は示されませんでした。福祉の充実と言って当選をされた市長、市民は福祉の充実の中では介護問題を一番願っている。この介護の問題から市長は逃げてしまうんでしょうか。これまでの議論を聞いた私の実感です。最初に、介護問題についての市長の認識を伺います。

 次に、低所得者の利用料問題です。

 利用料が払えずにサービスが使えない、こうした事態、繰り返し指摘してきました。3月議会では担当の部長さんが、実態調査を行って進めたい、こう答えられました。私は思うんですけれど、これ以上何を調べようというんでしょうか。これ以上どういう実態をつかまないと、低所得者の利用料助成ができないのか、とても理解できません。今まで船橋市は低所得者の実態をつかんでこなかったんでしょうか。

 この4月から柏市と松戸市が在宅サービスの利用料助成を始めました。担当者のお話を伺っていましたら、保険料の減免については船橋市の制度を倣ったんですよ、こういう話をしていました。減免の問題では預貯金のことなど問題はありますけれども、船橋市がこの周辺地域の先進の役割を果たしたと私は評価できると思います。市民のところにも積極的に介護保険の説明に出向いたり、担当の職員の皆さん、本当に頑張ってきておいでです。

 しかし、市民の実態の深刻化のスピードは大変速いものがあります。そして、自治体は各自治体とも大変速いスピードで対応もされています。のんびりしていられないという状況ではないでしょうか。取り残されるようなことがあれば、不幸なのは市民です。松戸市では、今年度の予算約4300万円だそうです。柏市では約2000万円の予算だそうです。利用料の低所得者に対する助成制度、補正を組んででも年度内の実施を強く求めますが、ご答弁ください。

 次に、3点目として特別養護老人ホームの問題です。先日の高橋議員の質問に、待機者のアンケート結果を見て、緊急性のある人は200数十人で、来年6月、船橋市が100床を市立がオープンして、そのほかにも民間で計画がありますという答弁でした。これでどうやって600人からの待機者を解消するんでしょうか。アンケートをやった時点では500人台だったそうですけれども、先ほど担当課に確認をしましたら、6月1日現在で641人の待機者がいるそうです。こうやってどんどんふえているんですね。今、市民が申請をすると、2年、3年待ってくださいと言われ、入るのは無理だろう、そう思わされてしまっています。保険だけを市民に掛けさせながら、サービスはありません──市長はこの問題、ほおかむりされてしまうんでしょうか。

 市が待機者に対してアンケートをやった同時期に、私たち日本共産党も市政に対するアンケートをとりました。このアンケートの回答の中でこういう回答があったんで、ちょっと紹介したいと思います。高齢者特別老人ホームに申し込んでいるが、3年先だという。100人から200人と申し込んでいるので、ほとんど希望が持てない。遅まきながら船橋市の介護保険課で施設の統一アンケートを始めた。民間でばらばらの申し込みではいつになっても解決しないから、統一で申し込み者の希望と内容を知って、順位を申し込み者に通知すると思う。船橋市が待機者の実態をつかもうというアンケートが、市民の間ではこういうふうに受けとめられて、船橋市に対してこういうふうに期待をしているんです。

 介護保険の実施の前、措置入所だったころ、入所判定委員会が毎月開かれておりまして、毎月20から30の新しい新規の判定者が出ておりました。当時は船橋市も必死になってベッドの確保に、船橋市内だけでなく、地方にも出かけていってベッドを買う努力をされていたんですね。

 ところが、現在、介護保険になって個人の契約だということで、こういうアンケートはされているかもしれないけれども、必死さがちっとも感じられないんです。市民の間での大変さ、先ほども申し上げたとおりです。このまま船橋市は必要な施設を確保するということから逃げてしまうのか、2〜3年待つという状況を解消する意思があるのかどうか、そこをまず伺います。

 あわせて、少なくとも市の責任で手のつけられる三山園と豊寿園の計画です。四市の方では既にもう計画が進んでいるということですけれども、四市は市長が管理者です。市長はこの問題、どう対応されようとしているのか。

 それから、豊寿園については、豊寿園から西船に計画を変更したということなんですけれども、豊寿園は特別養護老人ホーム、ケアハウス、両方併設の新しい改築の計画が進んでおりました。進入路の買収なども進めて、もう計画着手の段階にまで来ていたんです。市がやる気になれば、ここの部分でも特養の増設、ふやすこと、ベッドの確保、できるはずです。この問題についてもご答弁を求めます。

 さらに、介護保険の在宅サービスの限度額が低くて、在宅での生活が維持できないという問題が起こっているのは市長もご存じだと思います。保険料負担にはね返らないようにするためにも、必要なサービスは船橋市の独自の制度で足りないサービスを確保できるようにすることを求めますが、これについてもご答弁ください。

 最後に、介護保険の問題で最後になりますが、措置でなくなってから船橋市は市民の実態がつかめなくなっているんではないでしょうか。先ほどの先番議員のご答弁でも、ケアプランの利用率は低いけれども、アンケートで9割の人がほぼ満足している、そういう答弁なんです。何で、低い利用であって、サービスを使わないで、どうして満足できるのかというのを船橋市はつかんでいるんでしょうか。市民の厳しい実態と市の認識との間に余りにも大きなギャップを生じていると思います。どうやって市民の実態を把握しようとするのか、これについても伺っておきます。

 それから次に、子供の問題について1点、放課後ルームについてです。

 ことしの入所申請で32人の子供たちが入所不許可になりました。定員を超えての申請された方々で、特にこの4月に4年生になった子供たちが入所不許可になっています。放課後ルームの入所というのは費用もかかることですから、必要がなければ申請はしません。入所の申請は、保護者が自分の子供に保護が必要だと判断したから申請をしているもので、保護を必要とする子供たちが不許可になったということです。

 さらに、伺いますと、習志野台第一小学校の放課後ルームなど3年生まででも定員が大幅に超えてしまっているところも出ていて、すし詰め状態。今後、3年生であっても入所できない事態も起きかねないという話でした。施設の整備をまず55カ所設置するということで進められ、それについては評価はしていますが、必要な子供が受け入れられるだけの施設を整備する、こういうことも必要ではないかと思いますので、ご答弁を求めます。

 最後に、障害のある方々の問題です。

 障害のある娘さんのいるお母さんが、市の福祉にはいろいろ言いたいことはある、でも、そんなに気に入らないならやめてくれと言われたらと思うと言えなくなる、こういうふうに言っていました。みんなが輝くまちづくりという市長の公約の最後に、障害のある人たちの問題、伺います。

 光風みどり園の運営についてです。ことしの冬の雪が降った日に、通所者に連絡をしないまま通園バスの運行を中止してしまうということがありました。バス停に付き添っていた保護者がバスが来ないので園に電話をしたら、きょうは通園バスは休みにしたと言われ、中止になったことを知ったというのです。保護者のつかないバス停もあるということですから、寒い中、相当待ちぼうけを食わされた園生がいたんではないでしょうか。知的障害者授産施設の運営としてはあってはならないことです。私は、この問題は個々の職員の問題ではないと思います。1人も対応する職員がいなかったという園全体の障害者施設を運営する姿勢に問題があると思います。

 保護者の方からは、光風みどり園には障害者のことを全く知らない職員が突然配置されてくる、なれてくると異動してしまうと訴えられたこともあります。知的障害は1人1人障害が違い、職員も障害についての理解がなければ務まらない施設です。こういうところに問題があるんではないでしょうか。この事態をどう認識して改善に取り組まれるのか伺って、第1問とします。

[都市整備部長登壇]

都市整備部長(阿部幸雄) 市長公約にかかわりました開かれた清潔な市政の一層の推進に関連しまして、南口に関します質問が幾つか出ておりますので、それにお答え申し上げます。

 まず最初に、5法人についての協力要請をもう1度やるべきではないかということでございますけれども、これにつきましては、昨年来私どもが何度かこの議場でお答え申し上げているところでございますけれども、いわゆる保留床の事業原価での取得などの要請は既に行ってきたところでございますけれども、事業原価での取得については、時価との乖離が著しく困難であるため、社内、社外的な問題、また円滑な事業推進等を踏まえまして、社内で十分検討した上で、既に決定されている権利床の一部を圧縮するということで協力を得たものでございます。したがいまして、現在の厳しい社会情勢を考えますと、さらなる協力を求めることは困難であると思料されます。

 次に、南口周辺のまちづくりにとってどのような役割を果たすビルにしようとしているのかということでございますけれども、当地区の再開発ビルの計画に当たりましては、既存店舗の充実や新たな機能の導入により、市民を初めとします周辺都市の方々の来街の動機を高め、再開発ビルはもとより、周辺地区への波及効果を及ぼす船橋市の新しい顔としての役割を持ったビルであると考えておるところでございます。

 この再開発ビルの具体的な内容は、単に買い物だけではなく、商業、娯楽、銀行、公共公益施設、オフィス等で構成される、多目的な来街動機を取り込める相乗効果の高い複合ビルとして計画しておるところでございまして、公共公益施設の導入を含めた船橋市の顔としての役割を持ったビルであると考えております。

 今後の中心市街地の再開発等を考えますと、この再開発ビルのよしあしが今後の開発に大きな影響を与えることは必至でございますので、市民を初めとした来街者のだれもが支持していただけるような施設とすることが不可欠であると考えておるところでございます。

 次に、再開発ビルにふさわしくないテナント導入の歯どめ策についてでございますけれども、いわゆるこの再開発ビルは多くの権利者が所有いたします区分所有ビルでございますので、再開発ビルが雑居ビル化しないためにも、また一体的な運営を図り、将来にわたりまして繁栄し続けるビルとしていくためにも、再開発ビルにふさわしくない用途、業種業態等のテナントの導入についての歯どめは必要不可欠であると考えておるところでございます。具体的な内容につきましては、区分所有法に基づく管理規約、あるいは出店規約等の中で定めるべく、現在、権利者の方々と検討を行ってまいっているところでございます。

 次に、いわゆるこの周辺の商店街にも経済的な波及効果を与える内容になっているのかということでございますけれども、この事業によりまして、駅前地区の安全で快適な歩行者空間と交通環境の改善がなされ、来街性や周辺地区を含めました回遊動線の強化が図られるものと考えておるところでございます。このビルは単に買い物だけでなく──ちょっと先ほどのお答えと重複するかもしれませんけれども、その辺はご容赦願いたいと思いますけれども、多目的な来街動機を取り込める相乗効果の高い複合ビルとして計画したものでございまして、市内だけでなく、周辺都市の方々からも利用される来街性の高い、船橋駅南口周辺地区への波及効果をも及ぼす市の顔としての役割を持ったビルであると考えておるところでございます。

 いわゆる市民から寄せられた要望について、どういったふうにということでございますけれども、いわゆる市民から寄せられました業種等についての意見、要望等は、再開発ビルを含めました周辺商店街を利用していただく来街者の方々が何を求めているかという観点からは、重要なことと考えております。これらのことにつきましては、商工会議所の金融部会、それから同サービス部会、地域振興委員会、青年部、また駅前通り商店会、南口周辺8商店街の有志等で構成いたします船橋駅南口まちづくり協議会、ロータリークラブ等との意見交換等を行ってきたところでございます。

 以上でございます。

[市長登壇]

市長(藤代孝七) 岩井議員のご質問にお答えをいたします。

 介護保険は、ご承知のとおり昨年の4月に全国一斉にスタートいたしたわけでありますが、制度の運営については順調に推移をしてきております。しかしながら、全国的傾向でございますが、特別養護老人ホームの待機者が急増するなどの問題が生じており、これへの対応が課題となっていると認識をいたしております。全国市長会におきましては、去る6月7日、基盤整備の推進等につきまして、国に対する決議・要望をいたしたところでもございます。特に都市部において施設不足が生じているのは、土地の確保に対する公的支援がないことも一因と考えられますので、この支援の拡充についても国等に対して働きかけてまいりたい、このようにも考えております。

 それから、私ども介護認定されている方が大体6,000人から6,200人、こう言われております。そして、月々200人ほどケアマネジャーから認定を受けているわけであります。ですので、認定患者といいますか、どんどんふえてくるわけなんですけれども、その6,200人前後でとどまっているということなんです。ですから、それがとどまっているということは、病院に入るか、あるいはまた亡くなっているかというようなこともとらえられます。ですから、この待機者を先般、アンケート調査でお話しさせてもらいましたけれども、ケアマネジャーが一番よく知っているのではないのかな──。ですから、そのケアマネジャーにいろいろお話を聞いて、実際この方が本当に待機しているのかという、そういうところまでやらなきゃならないのかな、このようにも思っております。

 それから、先ほど減免のことでございましたけれども、柏と松戸でございますか、船橋を例にとりましてということでございました。確かに私どもはヘルパーだけの分が減免ということでございますけれども、それらを柏、松戸でこれだけのことはやっているということになりますと、私どももそれは考えていかなきゃならないのかな、これは検討させていただきたいと思っております。

 残余につきましては、担当部からご答弁申し上げます。

[保健福祉部長登壇]

保健福祉部長(川村良一) まず、利用料の減免の関係でありますけれども、低所得者対策として介護保険料について昨年の9月議会におきまして承認をいただき、本市独自の減額制度で実施しているところでございます。また、利用料の負担軽減策としてホームヘルプサービスの利用について、国が介護保険施行前からホームヘルプサービスを利用している者に対し、本人負担10%のうち7%を補助し、本人負担を3%にする施策を実施することにあわせて、施行後新たにホームヘルプサービスを利用する者についても3%負担で実施しているところであります。

 また、高額介護サービス費も低所得者に対して1カ月の利用料支払い額が通常3万7200円のところ、保険料第1段階の者は1万5000円、保険料第2段階の者は2万4600円と上限額を低く抑え、負担にならないように考慮しております。

 なお、在宅サービスの利用率が低いことは承知しております。必ずしも経済的負担感だけで利用が抑制されているわけではなく、現行のサービスで満足している者も多数おります。したがいまして、現時点で低所得者対策についての考え方は、先ほど市長からお示ししましたとおり、そのように考えてまいりたいと思います。

 それから次に、特別養護老人ホームの待機者の対応につきましてお答えいたします。

 まず、入所待機者の実情でありますが、昨年の9月15日現在が257であった待機者が、本年の1月1日には421、そして4月1日には571、先ほどご紹介がありましたけれども、6月1日には641名と急増しておるわけであります。これは全国的に施設志向が進んでいる傾向でありますが、この9カ月間、先ほどご紹介いただいた数値で見ますと、9カ月間に約380名もの増加をしている状況に大変苦慮しているところであります。

 また、市長の答弁にございましたように、支援の拡充の働きかけを行うとともに、来年度に既設施設の増床の協議を開始したい意向の社会福祉法人もございますが、それ以外の法人についても、比較的短期間で増床の場合は整備が可能でございますので、増床計画の有無等を調査いたしまして、必要な対応をとってまいりたいと考えておるところでございます。

 それから、三山園の関係でございますが、100床を計画し、現時点では13年度に着工することになっておるところでございます。

 それから、豊寿園につきましては、養護老人ホームの機能を持っているわけでありますけれども、低所得者に対するサービス確保のため、これはぜひとも必要という考えでおります。

 それから、実態をどのようにつかんでおるのかということでありますけれども、私も特養の方の相談者にお聞きしたりしていますところによると、順番が回ってきてどうぞというお電話をしても、今まだ元気だから入らないとか、そういう方が大半を占めているというお話なんですね。(岩井友子議員「どうして大半だってわかるんですか」と呼ぶ)その施設のお話でありますけれども、それをご紹介したまででありますけれども、そういうお話です。高齢者の生活実態調査ということを、これから予算計上させていただきましたので、実施に入ってまいりますので、この調査結果なども踏まえまして考えてまいりたいというふうに思っています。

 以上でございます。

[福祉サービス部長登壇]

福祉サービス部長(飯島和男) 放課後ルームの入所の件につきまして、お答えいたします。

 今年度4月1日からの入所につきましては、1,696人の児童の入所申請があり、そのうち1,661人の児童の入所を許可いたしました。放課後ルーム事業につきましては、もう既にご存じと思われますけれども、保護者が労働等のために、昼間、家庭において適切な監護を行うことができない小学生──小学校1年生から3年生までの児童を対象としております。しかしながら、4年生以上の取り扱いについては、定員に空きがある場合に限って入所することができるということで対応してまいりました。4月当初の入所をお断りした児童は、先ほどもご紹介がありましたけれども、32人おりますが、全員4年生以上であり、9つのルームで定員以上の申請があったためのものでありますので、ご理解願いたいと思います。

 次に、光風みどり園の職員の職務上の対応についてお答えいたします。

 バスの運休につきましては、利用者及び保護者の方にご迷惑をおかけし、まことに申しわけなく思っております。園といたしましても、翌日開かれた保護者会の席上、状況を説明し、おわび申し上げました。今後このようなことが起きないよう連絡体制等を充実して、速やかな対応が図れるようにしてまいりたいと考えております。

 園の職員については、重度障害の方も利用されていることなどから、国基準を上回る職員を配置していただいているところでございます。また、専門性につきましても、社会福祉主事等の有資格者、保育士、言語体育指導員、看護婦など配置され、一般事務職員とともに利用者の生活指導、作業指導に当たっております。今後の職員の資質向上につきましては、定期的に行っている指導員会議、具体的な問題解決のためのケース会議などを通して、職員1人1人が障害者福祉のあり方、授産施設の役割と使命を自覚するよう研さんを重ねる努力をしてまいりたいと思います。今後とも温かいご指導をよろしくお願いいたします。

 以上でございます。

[岩井友子議員登壇]

議長(千葉満) 質問者、回答の時間も考慮に入れて……。

岩井友子議員 はい。絞って聞きます。

 南口については、買い物だけでなく、娯楽、オフィス、公益床、銀行が入って多目的の来街動機を持つ市の顔にする。これと私が申し上げた雑居ビルとどこが違うんでしょうか。違わないというのが全然見えてきません。この前、三軒茶屋の駅前再開発キャロットタワーに行ってきたんですけれども、専門的なパブリックシアター、情報交流、創作、集会、学習のための生活工房というのが入っていまして、区民だけでなく、区外から、若い人たちから、本当にたくさんの人たちが来ていました。これを設置するために、本当に市民ぐるみでたくさん議論をされているんです。ぜひこれ、見に行って勉強していただきたいと思います。これは要望にしておきます。

 それから、福祉の関係、これはもう1回質問したいんですが、利用料については市長の答弁の方を伺っておきます。もう1回、市長、確認をしたいんですけれども、これは年度内に実施してほしいんです。10月から保険料が倍額になります。私たちはこれは(予定時間終了5分前の合図)倍額の実施はするべきじゃないというふうに思っていますけれども、少なくともこの時点までに利用料の低所得者に対する助成制度を実施していただきたいんです。それについて、市長、もう1回答弁してください。

 とりあえずそれだけ聞きます。

[市長登壇]

市長(藤代孝七) 岩井議員の再質問に、お答えをいたします。

 先ほど船橋分ではヘルパーでございますか、それだけだということでございますけれども、松戸、柏をお聞きいたしますと、訪問看護、そしてまた訪問入浴でございますか、そちらの方もやっているというようなことを聞いております。ですから、私はまだちょっとそこまで勉強をいたしておりませんから、ここで即答ということはございませんけれども、検討させていただきまして、前向きにしていきたいと思っております。(「全部やっている市もあるからね」と呼ぶ者あり)

[岩井友子議員登壇]

岩井友子議員 ありがとうございます。ぜひ、在宅での生活が本当に守られるような、在宅サービスが安心して受けられるような制度を実施してください。

 それから、特別養護老人ホームについても、これは大変深刻な事態だと受けとめております。つい先日も痴呆症のおじいちゃんを抱えた奥さんから相談を受けまして、昼夜逆転で、6畳・4畳半の借家住まい。夜起きて大声でしゃべり回って、隣近所にも迷惑をかけている。たまたま肺炎で入院をして、その後、家に引き取れないものだから、今、精神病院に入っていて、日中も夜も拘束されているんです。この方も特養に申し込んだら、2〜3年待つ。もう88だからうちはだめだよ、だけど、岩井さん、精神病院からも今退院しろと言われているんだ、どうしたらいいだろうというんです。こういう事態ですよ。

 市長選を市長も戦われましたから、多分市民の皆さんからいろいろな声は聞いていると思うんです。私も坪内さんと一緒に回りまして、2〜3年待つという声があっちでもこっちでも聞かれています。このサービス基盤の整備の最終責任を船橋市としてとられるんですよね。介護保険法で船橋市が事業計画をつくる義務を持っていますし、それでは円滑な運営をということが出ています。それについて真摯に受けとめているのかどうか、これも伺っておきます。

 豊寿園についてもお答えください。

[福祉局長登壇]

福祉局長(山越伸子) まず、特別養護老人ホームの問題についてお答えいたします。

 おっしゃるとおり、非常に深刻な状況だという問題意識は共通のものだと思っております。市といたしましても、介護保険の保険者として住民ニーズに合ったサービスを提供する役割を持っているということを思っておりますので、先ほど市長からありましたとおり、新たな支援の拡充を国などに働きかけるのとあわせまして、急速な対応、なるべく迅速な対応ができるように、その増床計画などを含めて、どんなことができるかということは至急調整をしながら進めてまいりたいと思っております。

 豊寿園に関しましては、基本的に養護老人ホームの機能というふうに感じておりますので、養護老人ホームの機能といたしましては(予定時間終了の合図)低所得者、特別の状況にある方の対応でございますので、それは特別養護老人ホームとは切り離して考えさせていただきたいと思っております。

 以上でございます。